イマージョン教育はどんな教育法?プログラム内容のメリット・デメリットを徹底解説!

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「イマージョン教育ってどんな教育法?」

「子供にイマージョン教育を受けさせた方がいい?」

このようにお思いの親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、イマージョン教育とはどのような教育法なのか詳しくお伝えします。

イマージョン教育のメリット・デメリット、現在イマージョン教育を実施している小学校などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

イマージョン教育についてざっくり説明すると

  • イマージョン教育とは、外国語を使って教科教育をする教育法
  • イマージョン教育はカナダが発祥のプログラム
  • 日本では、英語のイマージョン教育を行う小学校がある

イマージョン教育の概要

子供たちと地球儀

イマ―ジョン教育とは、未習言語を学ぶ際の学習法の一つです。「イマージョンプログラム」とも呼ばれています。

イマージョン教育とは、外国語を1つの教科として取り扱うのではなく、外国語を使って他の教科の学習を進めていく方法です。

日本でのイマージョン教育の場合、学習する外国語は英語であることが一般的です。

「イマ―ジョン」とは英語の「immersion(浸す)」という言葉に由来します。イマージョン教育は日本の教育と比べると実践志向の強い教育法で、とにかく外国語を使い、失敗しながら学習を進めていくことが特徴です。

また、普段の学びはもちろん、遊ぶときや歌など日常のあらゆるところから外国語が入ってくるため、子供たちは苦しいという感覚がありません。自然に言語をマスターできるプログラムです。

また、従来の日本の英語教育のように文法や単語を隅から隅まで暗記するという姿勢の教育ではない点も、非常に魅力的です。

イマージョン教育の目標

イマージョン教育の目標としては、

  • ネイティブレベルでの英語コミュニケーションができること
  • 母国語である日本語力の維持・向上
  • 年齢にふさわしい学力習得
  • 異文化への理解

が挙げられます。

イマージョン教育とはバイリンガル教育の一種であり、英語の学習はもちろん母語の学習もしっかり行うことを目標としているプログラムです。

具体的には、国語の授業は日本語で行い、それ以外の科目は全て英語で行っています。

イマージョン教育の根幹を支える理論

イマージョン教育の理論としては、カミンズの提唱する「二言語相互依存説」が挙げられます。

これは、異なる言語であっても根幹の部分は同じであるため、二つの言語を同時に学ぶと、お互いによい影響を与えながら習得していくことができるという説です。

イマージョン教育はこの二言語相互依存説に基づいた教育法なのです。

カナダ発祥のプログラム

イマージョン教育は、1965年にカナダの幼稚園で初めて導入されたことが始まりです。

背景には、カナダのケベック州のみフランス語が話されていたことがあります。

イギリス系カナダ人の保護者が、「自分の子供には実生活で使えるフランス語を習得してほしい」と要望したことから始まりました。そして、カナダでは現在全ての州でイマージョン教育が導入されています。

また、アメリカで1968年にバイリンガル教育法が制定されたことから、1970年代からアメリカでもイマージョン教育は広まっていきました。

日本では、1992年に静岡県の加藤学園が初めてイマージョン教育を導入しました。

現在では、国内10カ所以上でイマージョン教育を受けることができます。

イマージョン教育の種類は豊富

イマージョン教育にはさまざまな種類があります。

導入時期で3種類に分けられる

イマージョン教育は、開始される時期によって3種類に分けられます。

種類 開始時期
早期イマージョン 幼稚園or小学1年生
中期イマージョン 小学4年生or5年生
後期イマージョン 中学1年生

英語の使用割合

英語のイマージョン教育における使用割合は、完全イマージョン部分イマージョンに分けられます。

完全イマージョンは、まず全ての授業を英語で始め、少しずつ日本語の授業を増やすというものです。

一方、部分イマージョンは、英語での授業と日本語での授業を半分ずつ行います。

教科ごとに英語か日本語かが決められるのが特徴で、同じ教科内で英語と日本語両方が使われることはありません。

また、英語での授業は、体育や算数といった、言葉ではなく感覚的に内容を理解する教科で行われることが多いです。

そのほかのイマージョン教育も存在

イマージョン教育には二重イマージョン双方向イマージョンもあります。

二重イマージョンとは、第二言語と第三言語で授業を行い授業中に母語は使わない教育法です。例えば、母語が日本語の児童たちが英語と中国語で授業を受けるケースのことです。

一方、双方イマージョンとは、授業中に使われる言語が母語である生徒と第二言語である生徒をクラスで半分の割合にすることです。

日本で例えると、日本人児童半分、アメリカ人児童半分の構成からなるクラスを作ります。

そして、日本語、英語での授業を行うことによって、日本人児童、アメリカ人児童両方が自分の母語と第二言語を駆使できるようにするというものです。

イマージョン教育のメリット

笑顔の女の子

イマージョン教育にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

英語の力が大きく向上

英語力向上はイマージョン教育での一番のメリットです。

具体的には、小学校高学年の時期には英語に触れている時間が圧倒的に多くなることから、読み書きがネイティブレベルになります。

また、イマージョン教育ではネイティブスピーカーが発音を教え、授業も行うため、生徒の英語力向上は必至です。

例えば『ハリー・ポッター』を原書で読めるようになるなどの実例があります。イマージョン教育では、かなり高い英語力が身に付けられると言えます。

高い認知力を身につけられる

イマージョン教育の根拠となる「二言語相互依存説」を提唱したカミンズは「しきい理論」も提唱しています。

「しきい理論」とは、二言語を同時に習得した場合習熟度が3段階に分かれますが、そのうちの2段階目のしきいを超えると認知力が向上するというものです。

つまり、二言語で一定以上の語学力を身に付けられれば、高い認知力が得られると言えます。

また、言葉に対する意識も強くなり、文化の違いについても敏感に感じ取れます。

国内の学校でも効果を実際に発揮

ここからは、イマージョン教育を行っている加藤学園暁秀中学校・高等学校の例をご紹介します。

この学校では、中学時には数学など考える力が必要なものは日本語で教え、知識の定着を図ります。しかし、高校生になると英語の授業の割合が急激に増えていきます。

英語の授業はネイティブスピーカーで資格保有者の外国人講師が行います。授業では、分析的思考、創造性、自己表現力の獲得に重きを置いて行われているのが特徴です。

これらの工夫されたイマージョン教育により、加藤学園暁秀高等学校では、ハーバード大学、イエール大学、マサチューセッツ工科大学など名だたるアメリカの大学に合格者を輩出しています。

また、東京大学など日本の難関大学にも一定数の合格者を輩出しています。加藤学園暁秀中学校・高等学校は、イマージョン教育の根幹である英語の教科と母語の実力維持・向上が果たされた好例であると言えます。

イマージョン教育のデメリット

黒板とクエスチョンマーク

一方、イマージョン教育にはデメリットも存在します。

学校の学費の高さが大きなネック

2020年現在、日本でイマージョン教育を実施している学校は、岡山市の市立小学校1校をのぞき、ほとんどが私立学校です。

これは、英語のネイティブスピーカーで、かつ英語以外の教科も同時に指導できる教師が希少であることから、採用コストがかさむことや教材を独自開発する必要があることが影響しています。

このことから、子供にイマージョン教育を受けさせようとすると学費は高くならざるを得ず、保護者の負担が大きくなってしまいます。

きちんと取り組まないと逆効果の可能性も

中途半端な状態でイマージョン教育に手を出してしまうと、むしろ逆効果になってしまうこともあります。

具体的には、「しきい理論」にある「二言語とも低い語学力」に陥ってしまう可能性があります。

この場合、認知力にも負の影響を与えてしまいます。具体的には、日本語の読み書きが中途半端になるなどの影響が懸念されます。

イマージョン教育でよくある不安

本を読む男の子

ここからは、子供にイマージョン教育を受けさせようとしたとき、保護者がよく抱く不安について解説します。

英語ができなくても大丈夫?

英語ができない子供でもイマージョン教育を受けることは可能です。各学校では、英語が未経験の児童・生徒に対してフォロー制度が整えられています。

具体的な制度としては、神奈川県相模原市にあるLCA国際小学校では「エンリッチメントタイム」を設けています。

これは児童が授業の内容で理解できなかったことを、教師が個別に指導するものです。

また、静岡県浜松市の聖隷クリストファー小学校では、日本人教員も授業に加わって児童個人の学習状況を把握しています。そのことにより、教育が有効に機能しているのかチェックしているのです。

このように、学校側は英語ができない児童・生徒を想定しているため、その点は安心してよいと言えます。

国語に悪影響を与えないか心配

イマージョン教育では、一般的な科目の勉強も英語でこなしていきます。この点に関して不安を抱く人も多いのではないでしょうか。

ただ、イマージョン教育は母語の上達も教育目標に含めていますので、問題はありません。

国語教育の場合、例えばLCA国際小学校では古典や伝統文化に触れる授業もあります。

また、LCA国際小学校では作文指導なども行っており、国語教育に力を入れています。その結果、国語の偏差値が70以上になった児童もいるとのことです。

イマージョン教育を受けても国語に悪影響はないと言えます。

家庭ではどのようなサポートが必要?

イマージョン教育を行う場合、家庭でもサポートを行う必要があります。学校の方針にもよりますが、LCA国際小学校の場合、放課後は「人間形成」を行う時間だと考えられています。

そのため、保護者は、子供を塾や習い事には行かせず、家族で一緒に過ごす時間を作ることが必要です。

日本でイマージョン教育を受けられる小学校一覧

勉強している女の子

ここからは、日本でイマージョン教育が受けられる小学校を紹介します。このリストを参考に、自分の地域にある学校を選ぶのがおすすめです。

ホライゾン学園 仙台校

ホライゾン学校仙台校では、幼稚部と小学校があります。学校は緑豊かな立地にあり、子供がのびのび過ごせる環境が構築されています。

教育方針としては、

  • 英語イマージョン教育の実践
  • 国際理解教育の推進
  • 情報活動の充実
  • 言語活動の充実

の4点を掲げています。

ホライゾン学校仙台校は宮城県仙台市にあります。

LCA国際小学校

LCA国際小学校では、低学年と高学年でそれぞれ目標を設けています。

低学年では、国語以外の授業は英語で行われ、英語に慣れること、生活習慣を身に付けることが目標です。

また、高学年では日本語での授業も取り入れ、思考力を高めていく教育を行います。

LCA国際小学校は神奈川県相模原市にあります。

西部学園文理小学校

西部学園文理小学校では、英語の授業があることはもちろん、音楽、体育、図工も英語で教えています。日本人教員と外国人講師がペアで授業を行っていることが特徴です。

休み時間や給食の時間など、授業以外でも外国人講師と英語を使って接する機会が多く、英語でのコミュニケーション能力が育ちやすい環境が整っています。

西部学園文理小学校は、埼玉県狭山市にあります。

暁星国際流山小学校

暁星国際流山小学校では、英語のイマージョンプログラムの他、毎日1時間フランス語の授業があります。

また、1年生から英語検定などの各種検定に挑戦し、自信や学習意欲を養っていく教育方針であることも特徴です。

英語検定は5級〜1級、フランス語検定は5級、4級を目指します。その他、漢字検定、数学検定にも挑戦し、学力の向上を図ります。

暁星国際流山小学校は千葉県流山市にあります。

暁星国際小学校 インターナショナルコース

暁星国際小学校のインターナショナルコースでは、主要教科の授業を英語で実施しています。

アメリカの教科書を使って学び、語学力や物事を考える力などを養っていきます。

また、インターナショナルコースでは、日本の地理・文化・歴史、世界の地理・文化をオリジナル教材で学ぶことも特徴です。

暁星国際小学校 インターナショナルコースは千葉県木更津市にあります。

ぐんま国際アカデミー 初等部

ぐんま国際アカデミー初等部は、日本人教師と英語のネイティブ教師が2人で担任を務めています。

算数と理科では検定教科書を英訳したものを使用したり、コンピュータの授業も英語と日本語で行ったりするなど、英語での学習機会が充実しています。

ぐんま国際アカデミー初等部は、群馬県太田市にあります。

開智望小学校

開智望小学校では、通常クラスと英語クラスがあり、通常クラスは週5時間、英語クラスは週10時間の英語活動があります。

英語活動は日本人教師と英語のネイティブスピーカー講師が担当し、英語の授業の他、音楽と図工の授業が日本語と英語で行われているのが特徴です。

開智望小学校では英語活動が重視されており、年間200時間、6年間で1200時間の英語活動が行われています。

開智望小学校は茨城県つくばみらい市にあります。

加藤学園暁星初等学校

加藤学園暁星初等学校は1992年に日本で初めてイマージョン教育を導入しました。

加藤学園暁星初等学校では、算数、生活科、理科などの教科を英語で教えており、英語50〜60%、日本語40〜50%ほどの割合で授業を行っています。

同じ科目で英語と日本語を両方使うのではなく、英語で教える科目と日本語で教える科目に分かれており、日本語での教育や日本文化理解にも力を入れていることが特徴です。

加藤学園暁星初等学校は、静岡県沼津市にあります。

聖隷クリストファー小学校

聖隷クリストファー小学校では、1年生から英語の授業があり、算数・理科・図工・音楽などの教科も英語で行われています。

聖隷クリストファー小学校では外国人教員、日本人教員がイマージョン教育が効果的に作用しているかチェックしていく独自のプログラムを開発していることが特徴です。

また、日本語や日本の文化・伝統も学ぶ教育方針であることから、児童は日本人としての教養を身に付け、国際人として成長することができます。

聖隷クリストファー小学校は、静岡県浜松市にあります。

英数学館小学校

英数学館は2016年に西日本で初めて国際バカロレアの資格を取得し、小学校・中学校・高等学校の12年間にかけてイマージョンプログラムを実施している学校です。

小学校では、英語の授業の他、算数、理科、社会、図工などの授業も英語で行います。

外国人教員と日本人教員が2人で学級担任を務めるため、授業以外の休み時間、清掃の時間などでも日本語・英語両方でコミュニケーションができ、両方の言語を伸ばしていくことができます。

英数学館小学校は、広島県福山市にあります。

岡山市立石井小学校

岡山市立石井小学校は、岡山市の「イマージョン教育推進モデル校」に認定され、イマージョン教育を実施している公立小学校です。

令和2年度は1年生から4年生までが図工のイマージョン教育を受けています。

その他、全学年で英語活動、イングリッシュタイムなどの英語教育の時間が設けられており、6年間で英語でのコミュニケーション能力を伸ばしていくことが可能です。

岡山市立石井小学校は、岡山県岡山市にあります。

リンデンホールスクール小学部

リンデンホールスクール小学部では、国語と道徳以外の授業は全て英語で行われています。

また、どの授業も日本人教師とネイティブスピーカー講師の二人一組で行われており、補講を日本語で行ったり、英語が苦手な児童をサポートしたりするなどバックアップ体制も充実しています。

小中高一貫校としては日本唯一、国際ディプロマ・プログラムを英語で行っている学校でもあります。その他にも、文部科学省教育課程特例校に指定されているなど、高いレベルの教育が受けられることも特徴です。

リンデンホールスクール小学部は、福岡県太宰府市にあります。

沖縄アミークスインターナショナルスクール小学校

沖縄アミークスインターナショナルスクール小学校では、ほぼ全ての教科の授業が英語で行われています。また、ホームルームなど、授業以外の時間も英語でコミュニケーションを取ることによって、英語習得をすることができます。

また、沖縄アミークスはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、韓国、ケニアなどさまざまな国籍の教員が在籍していることも特徴です。

幼い頃からさまざまな国の人と接し、異文化に触れることにより地球市民として成長することができます。

沖縄アミークスインターナショナルスクール小学校は沖縄県うるま市にあります。

英語を身につける方法は他にも存在

タブレットを見ている男の子

英語を含めた外国語を身に付ける方法は、イマージョン教育以外でも存在します。以下でご紹介する方法も考慮に入れながら教育法を選んでいくとよいでしょう。

英会話教室や専門塾に通うのが一般的

学校と両立しながら英語を身に付けられる方法として一般的なのは、英会話教室や塾に通うことです。

英会話教室や塾では、日本の入試に必要な英語力を身に付けることができます。

子供には、会話力の向上だけではなく、「英検を取得してほしい」「高校・大学受験で英語を得意科目にしてほしい」と考えている親御さんにおすすめの手段です。

特に英検の点数アップに関しては、イマージョン教育よりも塾の方が専門的です。

塾は英検用のコースが設定されているケースが多く、このようなコースで対策した方が、英検の点数アップには効果的でおすすめできます。

簡単にやめられる点も安心

先ほど、二言語とも習得度が低いと認知力の発達に悪影響があるとご紹介しました。

イマージョン教育の学校に入学してからこれらの悪影響が出ても、簡単にやめられないためズルズル引きずってしまうことも考えられます。

この点、英会話教室や塾は月謝制で簡単にやめることができるため、切り替えがスピーディーに進みます。

お子さんの状況に応じて学習内容を切り替えたい方には、英会話教室や塾がおすすめです。

インターナショナルスクールもあり

英語力の習得のみが目的なら、インターナショナルスクールを選択するのも方法の一つです。

ただ、インターナショナルスクールは一条校ではありません。一条校とは、学校教育法第一条にある学校のことです。

法律上、一条校でないと日本の卒業資格が得られない点には注意が必要になります。

イマージョン教育を実施している学校は一条校であるため、英語力を身に付けながら卒業資格も得られることがメリットです。

また、インターナショナルスクールは英語のネイティブスピーカーのための学校であり、日本語での教育は受けられない点も注意が必要です。

通信教育の活用もおすすめ

通信教育で英会話などの英語力を身に付けることも可能です。

特に、こどもちゃれんじEnglishは1歳から受講することができ、英語の早期教育を行うことが可能です。

年齢によって細かく教材も異なるので、その年のお子様が心から楽しめるような学習内容となっているでしょう。

教材の他にも、「しまじろうコンサート」などのサポート体制も十分に整っています

「こどもちゃれんじEnglish」の評判についてさらに詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

そのほかにも、幼児から英語を学べる通信教育としては「ポピーKids English」がおすすめです。

3つのレベルに分かれており、なんと言っても月額1,680円(税込)で受講できるというお手軽感がおすすめポイントと言えるでしょう。

さらに詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

イマージョン教育についてまとめ

イマージョン教育についてまとめ

  • イマージョン教育はネイティブレベルの英語力が身に付くプログラム
  • イマージョン教育で母語と第二言語両方の語学力を習得できれば、高い認知力が身に付けられる
  • 日本でイマージョン教育を行っている小学校では、英語での授業に付いていけるようフォロー体制を整えている

イマージョン教育では、英語でのコミュニケーション能力を身に付けることができるだけではなく、幼いころから異文化に接し、日本の文化も積極的に学んでいくことによって国際感覚も身に付けることができます。

このようなメリットもある一方、イマージョン教育を受ける中で日本語・英語両方で語学力が低くなってしまうと、認知力に問題が起こりかねないデメリットもあります。

メリット・デメリット両方をよく考えた上で、お子さんに合った教育法を選ぶようにしてください。