高校受験が不安なときはどうすれば良い?自信の付け方やメンタルを安定させる方法を解説
更新
「高校受験が不安なんだけど、どうすればいいの?」
「入試対策で自信をつけるためにはどうすればいいの?」
筆者もそうでしたが、中学まで公立だった場合「高校受験が人生で初めての本格的な受験」となります。
高校受験が近付いてくると心配事が増えてストレスを感じてしまい、メンタルが不安定なってしまうこともあります。
こちらの記事では、高校受験が不安なときの対策法やメンタルを安定させる方法について、詳しく解説していきます!
高校受験の不安解消法についてざっくり説明すると
- 不安を感じることは当たり前なので、恥じる必要は無い
- 受験生の全員が不安を抱えている
- 少しでも不安な気持ちを和らげることができる方法を見つけておこう
このページにはプロモーションが含まれています
高校受験の前に不安になる人へ
高校受験の時期が近づいてくると、ほとんどの中学生は不安を覚えます。
とはいえ、不安に思ったり緊張することは人として当然のことなので、過度に心配しなくても大丈夫です。
こちらのトピックでは、高校受験を控えて不安を感じている人意識しておくと楽になるポイントについて紹介していきます。
不安なのは高校受験と向き合えている証拠
そもそも高校受験を軽く考えていたら不安にはならないため、不安を感じるということは高校受験と真剣に向き合っている証拠です。
不安を感じるということは「入試に合格したい」「志望校に落ちたくない」という思いが強い証拠なので、まずは不安を感じている自分に自信を持ちましょう。
中学まで公立だった人であれば、高校受験が初めての本格的な受験ということになります。
当然、初めての受験であれば緊張してしまうのは当然なので、不安を感じることは全く恥ずかしいことではありません。
心配なのはあなた一人ではない
一人で考えていると自分だけが高校受験について心配しているように錯覚してしまいがちですが、実際は受験生の全員が不安を感じています。
つまり、不安なのは自分だけではないため、過度に心配しないようにしましょう。
学校で他の人の話を聞いてみたり模試や入試当日に周りを見渡してみれば、不安そうな人が必ず見つかります。
中には受験の寸前まで自信があるように見える人もいますが、自信がある人が必ずしも合格するわけではありません。
不安を抱えていても、確実に得点できる問題に正解して点数が取れた人が合格するため、周囲のことはあまり気にせずに自分のことに集中すると良いでしょう。
不安は完全になくすことはできない
不安は未来のことに対して起きる感情であるため、実際に未来が来るまでは不安は完全に消えるわけではありません。
不安なことを考えすぎてしまうと、頭が不安の感情に支配されてしまい勉強のパフォーマンスが下がってしまいます。
そのため、不安なことを考えすぎずに適度に感じておき、気持ちを切り替える方にエネルギーを向けると良いでしょう。
また、不安をゼロにすることは不可能なので、不安を抱えていることを心配する必要はありません。
入試前の不安を小さくする方法
不安を完全に消すことはできないとはいえ、プレッシャーを感じすぎてしまうと本来の実力を発揮できません。
こちらのトピックでは、入試前の不安を小さくする方法を紹介していきます。
不安や悩みは積極的に口に出す
不安を抱えたままにすると良くないので、積極的に口に出して吐き出すことをおすすめします。
受験を一緒に頑張っている友達や学校の先生、塾の講師などに受験の不安や悩みについて話してみると気分がすっきりして、気分転換にも繋がります。
また、相談相手を選ぶときにはネガティブな言葉を言わない人を選び、少しでもプラス思考に慣れるように工夫するべきです。
不安は心に抱えているだけだといつまでたっても和らぐことは無いので、外に吐き出してリフレッシュしてみてください。
実際に誰かと話したり相談することで、自分一人だけで孤独に頑張っているのではないということが実感できるでしょう。
スケジュールを立てる
勉強を進めるにあたって、スケジュールを立てておくことは非常に重要です。
スケジュールを考える際には、合格から逆算して必要なことをリストアップし、地道にこなしていくことがおすすめです。
必要なことを書き出せば自分のやるべきことがはっきりして、合格が現実的に見えてきます。
スケジュールに落とし込むことで合格までに何をしなければいけないのかがはっきりするため、ぜひ綿密な勉強スケジュールを作っておきましょう。
合格後の自分をイメージする
不安を薄めて勉強のモチベーションを高めるためにも、合格後の自分の姿をイメージすることをおすすめです。
イメージした後に「自分は高校受験に合格する。大丈夫。」と口に出して唱えることで、不安な気持ちが和らいでいきます。
このイメージトレーニングを毎日行うことで少しずつ前向きな気持ちに変化していくため、ぜひ実践してみてください。
このようなシンプルな方法でも気持ちが落ち着き前向きな気分になれるので、不安に押しつぶされそうになった時は成功しているイメージトレーニングをしてみてください。
自分に自信をつける方法
不安は何もしないと大きくなっていきますが、逆に自信は自分から意欲的に身に着けようとしないと大きくなりません。
自信とは極端にいえば思い込みであり、自信過剰は良くありませんが適度に自分に対して自信を持つことは精神的にも良いことです。
思い込みの信頼度を上げるように行動をしていくことが大切であり、そのためには毎日の勉強をコツコツと頑張って少しずつ学力を鍛えるしかありません。
不安なら現在の自分を変えよう
全ての不安はまだ起きていないことに対して起こる感情であり、多くの場合は自分の中で勝手に不安を増幅させてしまっています。
過去と未来は変えることができませんが、「今」の積み重ねが未来につながっていきます。
つまり、未来に繋がる現在の自分は変えることができるため、不安もあって勉強に身が入っていない場合は今一度気合を入れ直しましょう。
現在の自分が一生懸命努力しているという事実が未来の自分にとって自信になるため、手を抜かずに「今自分ができること」を全力で取り組みましょう。
自分との約束を作ってそれを守る
自信を付けるためには自分との約束を守ることも良い方法です。
例えば、勉強のスケジュールを立てたら何がなんでもそれを実行することを意識し、自分を裏切らないようにするのです。
ポイントは、ただスケジュールを立てるのではなく「これは自分との約束である」と強く意識することです。
多くの人が毎日の課題などを継続できないのは、意志が弱く「自分と約束した」という認識が無いからです。
自分との約束は破ったとしても他の人は誰も見ていないため対外的な評価には影響がありませんが、「自分を裏切ってしまった」という罪悪感を感じるでしょう。
そのため、勉強の動機付けをするためにも「自分と約束している」という意識を持つことは非常に重要なのです。
とにかく受験勉強する
前述したように、不安は考えているとどんどん増幅してしまいます。
また、「不安だから」といって勉強に取り組まないには単なる甘えであり、それで受験に失敗しても誰も助けてはくれません。
つまり、とにかく現在の自分が受験勉強を頑張ることでしか合格する方法は無いため、シンプルに「勉強する」ということを意識しましょう。
不安な気持ちになったらとにかく机に向かって手を動かして勉強し、不安なことを考える暇を与えないようにするのも有意義です。
入試直前〜当日までのメンタル安定法!
こちらのトピックでは、入試直前や当日にできる不安を和らげたりメンタルを安定させる方法を紹介していきます。
受験直前に一度試験会場に行っておく
受験日当日は当然かなり緊張しています。
また、入試当日は緊張の影響もありアクシデントが起こりがちなので、受験日前に試験会場への生き方は調べておきましょう。
できれば実際に足を運んで、所要時間もチェックしておきましょう。
当日に想定外のアクシデントが起きてしまうとメンタルの乱れを引き起こし、受験中の不安を大きくしてしまうため、できるだけアクシデントが起きるリスクを減らしておくべきです。
このように綿密な準備をしておくことで、当日は「この前と一緒だ」という落ち着いた気持ちで臨みやすくなるメリットがあります。
前日に意識するポイントを書き出しておく
受験当日よりも余裕のある前日のうちに、絶対に意識しておくべきポイントを書き出して整理しておくと良いでしょう。
試験日当日は頭が真っ白になってしまい、簡単な問題が分からないこともあり得ます。
そのような事態を防ぐためにも、書き出したものを当日試験直前に見て、最終チェックをするべきです。
このような準備をしておくことで当日パニックになったりしてもそのポイントだけは押さえることができるため、安心して試験に臨めるでしょう。
前日の夜は早めに寝る
受験前日の夜は緊張してなかなか寝付けません。
しかし、寝付きが悪いと当日に眠くなってしまい、パフォーマンスが低下してしまいます。
また、寝付けないと睡眠時間が取れないことに対して焦りや不安を感じてしまうため、前日の夜は早めに布団に入り寝付けなくても不安が小さくなるようにしましょう。
また、当日持っていくものなどを準備したり合格したイメージを持って入眠することで、当日朝も落ち着いて過ごすことができます。
今までの自分の努力を確認
不安を消すためには、自分に自信を持つことが大切です。
自信を持つためにはこれまでに積み重ねてきた自分の努力を振り返り、自分が解いてきた問題集や見直した模試・まとめノートなどを確認すると良いでしょう。
今まで自分がどれだけ頑張ってきたかを改めて確認してみれば、結果よりもまず自分に自信が持てるはずです。
「これだけやってきたんだから落ちるはずがない」と自分に言い聞かせて、少しでも不安を和らげていきましょう。
前向きな気持ちで周りを見てみる
受験会場では、どうしても周りの人が自分よりも頭がよさそうに見えがちですが、実際にそんなことはありません。
気後れしたり周りに勝とうと意識して空回りしてしまうので、自分自身のことに集中しましょう。
周りを意識しすぎて冷静さを欠いてしまうと思わぬミスをしてしまうため、周囲の人たちは無視するくらいが丁度いいです。
不安や緊張が高まってきたら一度深呼吸をして、前向きで落ち着いた気持ちを持って周りを見渡すと冷静になれます。
高校受験前日の理想的な過ごし方について詳しく解説した記事は、以下を参考にしてください。
時には開き直りも重要
「開き直り」という言葉もありますが、不安を抱えている人は開き直ってポジティブに物事を考えることも大切です。
例えば「受験に落ちても死ぬわけじゃないし」「どっか1つでも合格できればいいや」など、少しでも気持ちが楽になるように物事を考えると良いでしょう。
また「なるようになる」という言葉があるように、これまで努力をしてきたのですから、あとは当日にベストを尽くして結果を待つしかありません。
「なるようになるだろう」と考えれば自然と気持ちが落ち着き、緊張がほぐれていきます。
イヌイットの有名な言葉に「確かなことは一つだけ。なるようになる、ってことだよ」というものがあります。
もし不安で押しつぶされそうになったら、この言葉を思い出して少しでも気持ちを楽にしてください。
高校受験の不安解消法まとめ
高校受験の不安解消法まとめ
- 不安な気持ちを完全になくすことはできないので、不安な気持ちとうまく付き合っていこう
- 誰かと相談したり、合格後のイメージをするのも有効な手段
- 押しつぶされそうになったら開き直り、ポジティブになろう
高校受験で緊張しない中学生はいないため、素直に緊張や不安を受け止めることも大切です。
「不安を感じるのは当たり前」と自覚したうえで、すこしでも不安を和らげることができる方法を見つけていきましょう。
こちらの記事を参考にして、高校受験で失敗しないように頑張ってください!