【最新版】モンテッソーリ教育におすすめの教具22選!使い方の注意点も併せて紹介!
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「モンテッソーリ教育にはどんな教具を使うべき?」
「使い方の注意点は?いつから始められる?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
モンテッソーリ教育は、子供の自己教育力を最大限活かし、学びを中心として、子供の主体的・自立的な姿勢を育むことを目指す教育法のことです。
この教育法では、その自己教育力を発現させるための工夫として、教具を用いた学び(お仕事)を行います。
今回はモンテッソーリ教育におすすめの教具を22点紹介します。教具の使い方やいつから始めるべきなのかについても解説するので参考にしてください。
モンテッソーリ教育におすすめの教具をざっくり説明すると
- 6つの敏感期を意識して選ぶべき
- 前期と後期の活動内容に応じて選ぶ
- まずは親が見本を見せてあげることが大切
モンテッソーリ教具の選び方
モンテッソーリ教育は20世期初頭にマリア・モンテッソーリが考案した感覚教育の仕方のことを指します。
子供が本来有する自己教育力の存在を認め、それを最大限発揮させる工夫によって、子供が自ずから成長していくということがこの教育法の理想像です。
具体的な方法ですが、6つの発達段階(敏感期)に応じた「お仕事」を行うことで、子供の学びに対する主体性や自立性を培うことを目指します。
教具はそんなモンテッソーリ教育を構成する重大な要素(正確には3要素のうちの一つ)です。
なお、教具はそれぞれで役割や伸ばせる能力が決まっているため、子供の年齢にふさわしいものを選ばなければなりません。
よって適切な教具を選ぶためにも、まずは6つの発達段階とお仕事の内容を把握し、モンテッソーリ教育についての理解を深めるのが良いでしょう。
モンテッソーリ教育には6つの発達段階が存在
モンテッソーリ教育の理論では、幼児には6つの発達段階(敏感期)があるとされています。
敏感期は、子供が特定の物事を大人に頼らず自分自身でやってみたくなる時期です。以下では、6つの敏感期それぞれの詳細を紹介します。
敏感期 | 内容 | 時期 |
---|---|---|
言語 | 音声的な「話しことば」とテキスト的な「文字ことば」に関する二つの敏感期がある 前者の方が先に来る |
話しことば:7ヶ月〜3歳前後 文字ことば:3歳半〜5歳半 |
秩序 | 物の配置や物事の順序についての強いこだわりが見られる イヤイヤ期との相関がある |
6ヶ月〜3歳前後 |
感覚 | 感覚的な印象を溜め込む時期とそれを整理して秩序化しようとする二つの時期がある | 感覚的印象の溜め込み:0〜3歳 感覚的印象の秩序化:3〜6歳 |
運動 | 歩く・持つなどの基本的な大きな動きを獲得する時期と貼る・縫うなどのより細かく洗練された動きを獲得する時期の二つがある | 大きな動き:0〜3歳 洗練された動き:3〜6歳 |
数 | 数を盛んに数えたり年齢にこだわりを見せたりと「数」に対して敏感になる時期 | 4〜5歳 |
文化 | 言語や数以外に興味・関心を抱くようになる | メディアからの刺激によって幼児期から出現(本来は6〜9歳) |
よって、教具を選ぶ際には、これらの時期を踏まえながら教具を決めていく必要があります。
年齢に合わせたお仕事の内容を押さえよう
モンテッソーリ教育における様々な活動は「お仕事」と呼ばれますが、以下のように前期(0〜3歳)・後期(3〜6歳)のそれぞれでやるべきお仕事が決まっています。
よってモンテッソーリ教育を実践する際は、お子さんの興味に従って活動を決めるのではなく、以下の内容と先ほどの敏感期を考慮してお仕事を選ぶのがベストです。
前期(0~3歳)
0〜3歳は「吸収する精神(無意識)」の時期であり、人生において最大の吸収力を有する時期です。
よって後々では何年かけても達成できないようなことを軽々とクリアすることができ、そうした大きな成功・成長を通して人間社会に適用していくようになると言われています。
そんな前期にふさわしいとされる活動・教育環境は以下の通りです。
活動 | 内容 |
---|---|
粗大運動 | ずい這い・歩行・階段の昇降などの全身を使った大きな運動 |
微細運動 | 握る・たたくなどの手指を使った微細な運動 |
日常生活 | 共同体の日常活動に参加して着衣枠や植物の世話などを行う |
言語教育 | 周りで話されている母語を獲得(「話しことばの敏感期」に対応) |
感覚教育 | 強大な吸収力で溜め込んだ色々な感覚的印象を教具を用いて整理する |
音楽 | 音楽を聴く・楽器を鳴らす・歌って踊るなどの行為を通して表現に興じる |
美術 | 絵筆やクレヨンでの絵画・粘土遊びなど目と手を協応させる行為を通して自由な表現に興じる |
後期(3~6歳)
無意識の前期に対して、後期は「意識の芽生え」と呼ばれる時期になります。
無意識のうちに吸収した豊富な事柄を、意識的に秩序化・体系化していく段階です。
以下ではそんな後期にふさわしいとされる5つの活動・教育分野を紹介します。
活動 | 内容 |
---|---|
日常生活の練習 | 歩く・水を注ぐ・掃き掃除をするなど行為を通して運動を完成させる |
感覚教育 | 色々な情報を鋭敏に収集できるようになるために感覚器官を研ぎ澄ます訓練を行う |
言語教育 | 段階的に語彙力を高めて最終的には文法も獲得する・文字を書くことも身に付ける |
算数教育 | 教具を使った「半抽象的」な学習によって無理なく抽象的な暗算という手法を獲得する |
文化教育 | 小学校の理科・社会に相当するような学習を行う |
モンテッソーリ教育はいつから始めるべき?
敏感期や前期の年齢を見ても分かる通り、モンテッソーリ教育は0歳から始めることができます。
そもそもモンテッソーリ教育は、子供の自立(=他人の介助なしに何かをなし得ること)を支援するための教育法です。
モンテッソーリ教育では、その自立のスタートラインを自分で歩けるようになった段階、つまりは1歳中頃と位置付けています。
しかし、それ以前の段階から将来的な自立を促すためにできることはたくさんあるので、最も早く始めるなら生後6ヶ月ごろをスタートの目安とすれば良いでしょう。
0~3歳までの前期におすすめ教具9選
ここからは「吸収する精神(無意識)」の時期である前期におすすめの教具を9個紹介します。
粗大運動の活動におすすめ教具
まず粗大運動におすすめなのは以下の2つです。
ベビーウォーカー
6ヶ月〜3歳を対象にしたウォーキングを学ぶための教具です。ピラミッド型の力学構造になっており、効率的・効果的かつ安全に歩行を獲得することができます。
つかまり立ちを助けたり、乳幼児の歩こうという意志を触発するのに有用です。
ハンマーペグ
2歳児を対象にしたハンマーと4本のペグのセットです。ペグをハンマーで叩いて打ち込んでいき、全部打ち込んだらひっくり返してまた叩くという風に遊びます。
天然ゴムの廃材と毒性がない水溶性塗料でできているため、安全性も申し分ありません。
微細運動の活動におすすめ教具
続いては微細運動におすすめの教具を3つ紹介します。
積み木
2歳以上を対象にした玩具で、複雑な型に積み木を当てはめていくことによって指先を鍛えることができます。それと同時に発想力や創造性を培うことも可能です。
なお、この積み木も天然の木材と無害なコーティング材で作られているので、安全・安心の教具だと言えます。
型はめパズル
1〜3歳を対象にした知育パズルで、6種類の動物に慣れ親しみながら、こちらも手指を鍛えることができます。
またこの型はめパズルでは、認識能力や論理的思考力、創造性を育むことも可能です。また遊びを通して親子の絆を深めたり、色々な動物を知ってもらう上でも良いでしょう。
コンストラクションセット
3歳以上を対象にした教具で、おもちゃのハンマー・ペンチ・スパナと様々な部品を使い、色々な物を自由に作ることができます。
製作を通して目と手を連動させて使うことを学ぶことができ、それによってより細微で洗練された動作の獲得が可能です。
日常生活の練習におすすめ教具
日常生活の練習には以下2つの教具がおすすめです。
ままごと
プラスチック製のおもちゃ39点(食材や調理器具など)に収納バックが付いたおままごとセットです。
後片付けの習慣をつけるのに便利で、遊びを通して発想力や創造性を培うこともできます。
軽量のおもちゃなので持ち運びもしやすく、外出先などに携帯することも可能です。
ビーハイブ
3歳以上を対象にした玩具で、蜂の巣に入っているハチを指やピンセットで引き出して遊びます。
友達や家族と遊びことができるので、コミュニケーション能力を高めるのに有用です。
また非常に繊細な行為を伴うため、微細運動の教具としても利用できます。
感覚教育におすすめ教具
感覚教育におすすめの教具は以下の2点です。
おさるのバランスゲーム
3歳以上を対象にした教具で、シーソーのようになった木のおもちゃの両端に猿のおもちゃをぶら下げることによって、バランス感覚を養うことができます。
また釣り合いが取れるように猿の数や量を考えることによって、数学的感性を培うことも可能です。
布のおもちゃ
1〜3歳を対象にしたカラフルな布絵本で、視覚や触覚に様々な刺激を与えることができます。
またかくれんぼ・歯磨き・洗濯・着替えなどを題材としているため、生活習慣の練習にも便利です。
3~6歳までの後期におすすめ教具13選
続いては「意識の芽生え」が起こる後期(3〜6歳)におすすめの教具を13点紹介します。
日常生活の練習におすすめの教具
後期の日常生活の練習におすすめの教具は以下の3点です。
靴ひもむすびフレーム
3歳以上を対象にした靴ひもの結び方を学ぶための教具です。
イタリアの老舗メーカーによるシリーズのうちの一つであり、同シリーズには他にもボタンの留め外しや着衣の練習に関する教具があります。
よって気になる方はそれらも合わせて使ってみると良いでしょう。
ペイントボール
1歳以上を対象にした教具で、ペイントボール(ビー玉のようなもの)をお箸で挟んで移動させる遊びを行います。
そのため、お箸の持ち方・使い方を学ばせるのに最適でしょう。
また手と目を連動させ、指先を使った繊細な運動を行うため、細微運動の教材として使うのもおすすめです。
コーヒーミル
こちらは玩具ではなく、本当に豆を挽くことができるミルですが、モンテッソーリ教具として使うことも可能です。
ガリガリと豆を潰す感覚やコーヒーの良い香りなどで子供の感性を大いに刺激することができます。
感覚教育におすすめの教具
続いては感覚教育におすすめの教具を3点紹介します。
ピンクタワー
ピンク色に塗られたそれぞれ大きさが違う木製の立方体10個を組み合わせてタワーを作る玩具です。
教具を見たり、触れたりすることで、3次元的な大きさの変化に対する感覚を養うことができます。
数値を学ぶ前に、体験的に「大きい・小さい」という感覚を理解しておくことで、十進法(数値)のより良い理解に繋がります。
算数おもちゃ:三項式
縦・横・高さのそれぞれが立体3つ分で構成された立方体を27個のブロックで構築したり分解したりすることで、三項式の成り立ちを学習させることができます。
コンセプトは難しいように思われますが、子供は4色の立体を組み合わせて立体パズルのように遊ぶだけなので、3〜6歳の子供なら無理なく使うことができるでしょう。
かぎ箱
箱にそれぞれ異なる鍵で開錠しなければならない9種類の扉が付いた教具です。鍵を開けるという動作を通して、形や方向、色を識別する力を鍛えることができます。
箱の中にお子さんが喜ぶような物を隠しておけば、より楽しく「お仕事」に取り組むことができるでしょう。
言語教育におすすめの教具
以下では言語教育におすすめの教具を2点紹介します。
木の立体パズル
1歳以上を対象にした玩具で、アルファベットや数字、その他立体を型に当てはめて遊びます。
アルファベットを組み合わせて英単語を学んだり、数字を覚えて算数学習の基礎を作る上で便利です。
また豊富な立体の形状に見たり、触れたりすることで、観察能力を鍛えることもできます。
メタルインセッツ
様々な図形とそれを当てはめる枠がセットになった幾何学パズルです。これで遊ぶことによって、初等幾何の基礎を作ることができます。
また図形や枠をなぞり書きすれば、書きことばの能力を培うことも可能です。よって3歳ごろから使い始めるのが良いでしょう。
算数教育におすすめの教具
以下では算数教育におすすめの教具を3点紹介します。
数字おもちゃ
1〜100までの数字が書かれた木製のチップとボードを使って遊ぶ玩具です。様々なゲームを通して、100までの数字を覚えることができます。
なお、素材は天然の木材で、ペイント・コーティングには刺激臭がなく環境にも優しい水性塗料が使用されているため、安心して使わせることが可能です。
数字計算板
木製の駒とボードを使い、ゲーム感覚で掛け算と割り算が学べる玩具です。簡単なルールに従って楽しく遊べるので、無理なく算数の先取り学習ができます。
なお、こちらも安全性には十分に配慮がなされた商品であるため、お子さん一人で遊んでもらうのにも安心です。
てんびんおもちゃ
天秤に猫のおもちゃと数字の立体を乗せて、バランスを取る遊びを通じて数字や計算公式を学ぶことができる玩具です。
数字の立体と猫のおもちゃの数が釣り合うようになっており、例えば3の立体を片方に乗せた時は、もう片方に猫を3匹乗せることによって平衡が保たれます。
文化教育におすすめの教具
文化教育におすすめの教具2点は以下の通りです。
時計パズル
時計の数字が取り外せるようになった立体パズルです。これで遊ぶことによって、時間の概念や時計の見方を学ぶことができます。
また時間と生活習慣(起床やおやつなど)を組み合わせて考えることによって、想像力や思考力を養うことも可能です。
色付き地球儀
地球儀もモンテッソーリ教育に活用することができます。感覚的・体験的に地理の本質を捉えることができるので、文化教育にはぴったりの教具です。
また「地球の中の日本」や「日本の中の自分が住んでいる市」など、全体と部分の関係を理解するのにも役立ちます。
おすすめ教具まとめ表
ここまで紹介してきた教具を以下のまとめ表でおさらいしてみましょう。
0~3歳児におすすめの教具まとめ
0〜3歳児におすすめの教具は以下の通りです。
対象教育 | おもちゃの名称 | 特徴 |
---|---|---|
粗大運動 | ベビーウォーカー | 赤ちゃんの歩くきっかけになるおもちゃ |
ハンマーペグ | 見て狙ったものをたたく練習になる | |
微細運動 | 積み木 | 指先を鍛えるとともに発想力や創造性を培える |
型はめパズル | 認識能力や論理的思考力も鍛えられる知育パズル | |
コンストラクションセット | 目と手を連動させて洗練された動作を獲得できる | |
日常生活の練習 | ままごと | 後片付けの習慣をつけることができる |
ビーハイブ | 複数人で遊ぶことでコミュニケーション能力を培える | |
感覚教育 | おさるのバランスゲーム | バランス感覚や数学的感性を鍛えられる |
布のおもちゃ | 視覚や触覚に様々な刺激を与えることができる |
前期の教具としては、微細運動に関する教具のバリエーションが豊富です。
一方で言語能力を発達させるための専門の教具はありません。よって0〜3歳の言語教育を考えるなら、モンテッソーリ教育以外のメソッドも取り入れるのが良いでしょう。
3~6歳児におすすめの教具まとめ
続いては3〜6歳児におすすめの教具一覧を紹介します。
対象教育 | おもちゃの名称 | 特徴 |
---|---|---|
日常生活の練習 | 靴ひもむすびフレーム | 靴紐の結び方を学ぶことができる |
ペイントボール | お箸の持ち方・使い方が学べる | |
コーヒーミル | ガリガリ豆を潰す感覚などが子供に人気 | |
感覚教育 | ピンクタワー | 「大きい・小さい」という感覚を身に付けることができる |
算数おもちゃ:三項式 | 三項式を感覚的に理解することができる | |
かぎ箱 | 形・方向・色などを識別する感性を養う | |
言語教育 | 木の立体パズル | アルファベットや英単語を覚えられる |
メタルインセッツ | 図形のなぞり書きで書きことばに関する能力を培う | |
算数教育 | 数字おもちゃ | 100までの数字を覚える |
数字計算板 | 掛け算と割り算を学ぶことができる | |
てんびんおもちゃ | 感覚的に数字や計算公式を学べる | |
文化教育 | 時計パズル | 時間の概念や時計の見方を学ぶ |
色付き地球儀 | 地理の本質や全体と部分の関係などを理解できる |
上記の通り、後期の教具では日常生活の練習・感覚教育・算数教育に関するバリエーションが豊富です。
一方で言語教育に関しては、日本語の能力が直接的に鍛えられる教具はないため、本格的な日本語教育には他の教材が必要になるでしょう。
家庭における教具の使い方の注意点
以下では家庭でモンテッソーリ教具を使う際に注意すべきことをいくつか紹介します。
始める前に子供に手本を見せてあげる
初めて教具を使う場合は、いきなりお子さんに丸投げするのではなく、まずは親御さんがお手本を見せてあげるのが良いでしょう。
見本を見せてあげないと、使い方が分からずパーツを誤飲してしまったり、誤った仕方で怪我をしてしまうなどの恐れもあるので注意すべきです。
よってお子さんに手渡す前に使い方を詳しく説明し、その際に注意点なども合わせて解説してあげましょう。
言葉をかけずに自由に遊ばせる
危険がある場合などは例外ですが、基本的に教具を使っている時は、言葉をかけずに自由に遊ばせることが大切です。
そもそもモンテッソーリ教育は、子供に自己教育能力があることを認め、子供の自発的・積極的成長を促す方法なので、教具の効果を最大限引き出すためには、黙って見守ることが必要になります。
よって不必要な声かけをすることはもちろん、親が考えた遊び方を強制させようなことはしない方がいいでしょう。
限界を迎えたら助け舟を出す
お子さんの自主性に委ねることが第一ですが、遊び方のコツが分からず、教具を持て余している時などには助け舟を出してあげて構いません。
ただし、その助け舟はお子さんが自主的に遊べるようになるためのものなので、遊び方を手取り足取り教えてしまうのはNGです。
それでは受動的な遊び・学ぶとなってしまい、親がいなくては自分では何もできないというような状態にもなりかねないので、部分的にヒントを出す程度にとどめましょう。
モンテッソーリ教育におすすめの教具まとめ
モンテッソーリ教育におすすめの教具まとめ
- 年齢に合わせたお仕事内容に応じて選ぶべき
- 見本を見せた後は自由に遊ばせるべき
- 子供が困っているようならヒントを出してやる
モンテッソーリ教育におすすめの教具を22点紹介しました。
モンテッソーリ教具は、6つの発達段階(敏感期)と各年齢にふさわしいお仕事内容を踏まえて、お子さんに合うものを選ぶべきです。
なお、教具を使う際はまずは親御さんが見本を示し、その後は言葉をかけず、自由に使わせるのが良いでしょう。
モンテッソーリ教育は自主性を育むための教育法なので、親がやり方を押し付けるようなことはNGです。
ただし、遊び方に困っている様子なら、より良い学びのきっかけとなるようなヒントを与えてあげましょう。
以上を参考に、お子さんにぴったりの教具を探してみてください。