駿台予備校の授業料は高い?年間費用や他予備校との料金比較まで一覧で紹介!

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「駿台予備校の授業料や入学金の値段は高いの?」

「駿台予備校の年間費用や値段について詳しく知りたい!」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

駿台予備校は大手の大学受験対策予備校として知られており、高校生で知らない方はいないでしょう。

本気で大学受験対策を考えている方にとって、駿台の学費や料金などの値段や費用に関する情報は気になりますよね。

こちらの記事では、駿台予備校の授業料や学費、入塾にあたっての入学金などといった料金全般の情報について詳しく解説していきます!

駿台予備校の授業料や料金についてざっくり説明すると

  • 授業料はやや高めだが、様々な割引制度がある
  • 指導の質は高いため、コストパフォーマンスは良い
  • 豊富なコースが用意されているため、ニーズに合わせて受講できる

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そもそも駿台ってどんな予備校?

駿台予備校は「三大予備校」と呼ばれている非常に有名な予備校であり、河合塾・代ゼミと並んで日本でも有数の大学受験予備校です。

聞いたことがない高校生はいないレベルの知名度を誇っているため、指導の質に関しても非常に評判が高いです。

駿台予備学校は東大合格者数No.1という実績を誇っているだけでなく、旧帝大や国公立医学部などの難関大に毎年多くの合格者を輩出しているため、利用者からの評判も優れています。

なお、全国に28校の校舎があり、都市部を中心に全国に展開している点が特徴です。

(校舎数に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

駿台予備校の授業料は高い?学費を徹底調査

それでは、駿台予備校の授業料や月謝などの学費面について見ていきます。

一般的に駿台予備校の授業料や月謝は高いと言われていますが、詳細を確認してみましょう。

入学金

まず、入学金の値段について見てみましょう。

料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。

対象 入学金(税込)
高校1・2・3年生(現役生) 30,000円
高卒生(浪人生) 100,000円

駿台の入学金は現役生と浪人生で異なっており、浪人生になると入学金の値段が大きく上がります。

なお、入学金に関しては多くの割引制度が用意されているため、お得に受講するためにも予めチェックしておくと良いでしょう。

具体的には、入学説明会や体験入学に参加した方は入学金が半額になったりするので、ホームページは要チェックです。

現役生の授業料・費用

それでは、現役生の授業料などの料金について、一部の定番コースを抜粋して紹介していきます。

料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。

コース 年間授業料(税込)
スーパー数学IAⅡB 182,000円
スーパー現代文 159,600円
スーパー物理 182,000円
スーパー早慶大日本史 182,000円

現役生の場合は科目と内容別の「コース」を必要な分だけ選択し、受講するシステムになっています。

例えば、慶應文系志望の学生であれば国語・英語・地歴公民のコースを選択する必要があります。

なお、年度や入塾のタイミング、志望大学によって授業料は変動するため、気になる方は事前に調べたり相談するのがおすすめです。

高卒生(浪人生)の授業料・費用

続いて、浪人生向けの授業料について紹介していきますが、駿台のコースは多数あるため一部の定番コースを抜粋して紹介します。

料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。

コース 年間授業料(税込)
スーパー国公立理系コース 860,000円
スーパー国公立文系コース 860,000円
スーパー早慶大理系 790,000円
スーパー早慶大文系 790,000円

なお、以上の他にも講習費用が発生します。

浪人生の場合は現役生と少し違い、様々なコースから自分にとって最適なものを選択して受講するシステムとなっています。

なお、コースには志望大学ごとの年間カリキュラムが用意されているため、自分にとってぴったりのコースを下調べしておきましょう。

浪人生コースは現役生と比べ料金がかなり高く見えますが、一年間を通して受験に関わる全ての科目を勉強できる強みがあります。

つまり、面倒なコース選択の手間を省くことができるため、プラスに捉えるべきでしょう。

割引制度はある?

こちらのトピックでは、駿台の割引制度について解説していきます。

説明会を受けて入学金の値段を半額に

駿台予備校の入学説明会に参加すると、入学金が半額になる魅力的な制度があります。

説明会に参加することで駿台の特徴や指導方針などを知ることができるため、日程が合えば参加することをおすすめします。

また、既に現役生時代に駿台に通っていた方の場合は、入学金が全額免除になる特典があります。

これは過去に通っていた方でも適用されるため、過去に利用した経験がある方はぜひ活用しましょう。

兄弟姉妹割引制度で入塾

兄弟姉妹が駿台予備校に通っている場合は入学金が半額になるか、15,000円割引される特典があります。

なお、これらの割引制度は併用できるため、フル活用すれば最大で100,000円の入学金免除が受けられます。

実際に、兄や姉が駿台を利用した家庭では弟や妹も利用するケースが多いため、こちらの特典は利用するべきです。

割引金額に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。

駿台の夏期講習・模試を受けたことがあればOK

過去に駿台予備校の模試や講習に参加したことがある方も、入学金の半額免除を受けることができます。

この制度は講習会受講者・模試受講者の割引制度と併用できるため、上手に活用すれば入学金がすべて無料にすることも可能です。

駿台利用者は出費が増えがちなので、利用できる特典はフル活用するべきです。

特待生・スカラシップを狙う

駿台では高卒生・現役生共に特待生制度を実施しており、模試の成績が一定以上で、かつ偏差値が20以上アップなどの結果を残すことでこの制度の対象となります。

現役生の場合は授業料が一部免除となり、浪人生の場合は授業料の約1/2又は1/4相当額が免除され、また入学金の1/2相当額が「奨学金」として授与されます。

なお、この制度は年によって多少変更があるため、最新情報については予備校へ直接問い合わせて確認しましょう。

駿台予備校の特待生制度などについて詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

他予備校との値段比較

駿台の受講費用は、他社の予備校と比較するとやや高めの水準です。

しかし、優れた講師が分かりやすい授業を提供しているため、トータルで見ると満足度の高いです。

河合塾と料金を比較

それでは、河合塾と駿台の受講費用について比較してみましょう。

  • 高卒生
駿台 河合塾
難関国公立理系 860,000円(税込み)
難関国公立文系 860,000円(税込み)
スーパー早慶大文系 790,000円(税込み)
スーパー早慶大理系 790,000円(税込み)
ハイレベル国公立理系コース 775,000円(税込み)
ハイレベル国公立文系コース 775,000円(税込み)
早・慶・上智大文系コース 750,000円(税込み)
早・慶・上智大理系コース 785,000円(税込み)
入学金 100,000円(税込み) 100,000円(税込み)
  • 現役生
駿台 河合塾
スーパー数学IAIIB 182,000円(税込み)
スーパー現代文 159,600円(税込み)
ハイレベル国公立大英語 121,200円(税込み)
ハイレベル理系数学Ⅲ 121,200円(税込み)
早慶大英語 154,800円(税込み)
早慶大理工数学 148,350円 (税込み)
入学金 30,000円(税込み) 33,000円(税込み)

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

以上のように、基本的なコースの受講費用は駿台の方がやや高めです。

しかし、駿台は理系に強く河合塾は私立文系に強く、予備校ごとに強みや特色に差があります。

そのため、自分の進路にマッチしていて相性が良さそうな方を選びましょう。

東進と料金を比較

続いて、東進と駿台の受講費用について比較してみましょう。

  • 現役生
駿台 東進
難関国公立理系 860,000円(税込み)
難関国公立文系 860,000円(税込み)
大学入学共通テスト対策 77,000円(税込み)
国公立二次対策① 104,500円(税込み)
国公立二次対策② 58,300円(税込み)
入学金 100,000円(税込み) 33,000円(税込み)
  • 高卒生
駿台 東進
難関国公立理系 860,000円(税込み)
難関国公立文系 860,000円(税込み)
私大対策① (添削) 92,400円(税込み)
私大対策① 84,700円(税込み)
私大対策② 38,500円(税込み)
入学金 30,000円(税込み) 33,000円(税込み)

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

以上のように、基本的なコースは駿台の方がやや高いことが分かります。

駿台はハイレベルな理系履修者が多い一方で、東進はその中でも特に優秀な現役生が集まる傾向にあります。

どちらを受講するべきか悩んだ場合は、実際に校舎を見学して違いな雰囲気を体感してから判断すると良いでしょう。

代ゼミと料金を比較

続いて、代ゼミと駿台の受講費用について比較してみましょう。

  • 現役生
駿台 代ゼミ
難関国公立理系 860,000円(税込み)
難関国公立文系 860,000円(税込み)
オリジナルカリキュラム[国公立理系] 905,000円(税込み)
エグゼクティブ東大理科 1,045,000円(税込み)
オリジナルカリキュラム[私立理系] 875,000(税込み)
入学金 100,000円(税込み) 100,000円(税込み)
  • 高卒生
駿台 代ゼミ
難関国公立理系 860,000円(税込み)
難関国公立文系 860,000円(税込み)
オリジナルカリキュラム[国公立文系] 905,000円(税込み)
エグゼクティブ東大文科 1,045,000円(税込み)
オリジナルカリキュラム[私立文系] 875,000円(税込み)
早慶文系 825,000(税込み)
GMARCH文系 825,000(税込み)
入学金 30,000円(税込み) 100,000円(税込み)

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

以上のように、コースの値段を比較すると駿台の方がやや高めとなっています。

代ゼミと駿台予備校でも、校舎の立地や合格実績など両者で大きく差があります。

そのため、単に費用面だけをチェックするだけでなく、過去の合格実績を見たり実際に校舎を足を運ぶなどして、違いを把握することが大切です。

駿台は高いがコスパは良い

駿台の受講料金は、他の予備校と比べるとやや高めであることは否めません。

しかし、優れた講師陣を揃えている上に教材や受講生サポートも充実しているため、コストに見合ったリターンは期待できます。

さらに、圧倒的な合格実績を残していることを考えると、決して高すぎるということはありません。

全国有数の合格実績

駿台予備校は大学受験対策を展開している予備校の中でもトップレベルの知名度と規模を誇ります。

「第一志望は譲れない」をモットーにしており、駿台予備校は東大合格者数No.1を誇る超名門予備校です。

また、国公立以外の私立大学でも優れた実績を残しており、2020年度は早稲田大学の合格者4028名、慶応義塾大学の合格者3019名を輩出しています。

このように、全国でも有数の合格実績を残していることから、受講生からの評判も高いです。

レベルの高い理系の生徒が集結

駿台は知名度が高くレベルも高いため、難関大学を志望している優秀な学生が集まっています。

具体的には、東大や京大などの国公立大学や医学部志望の生徒が多く、これらの優秀な学生から刺激を受けながら勉強に取り組むことができます。

実際に大手予備校の河合塾と比較してみると駿台の方が国公立医学系の合格者が2割程度多いことから、特に理系でレベルの高い学生が多い点が特徴です。

教材と授業のハイクオリティと評判

駿台の講師は非常にクオリティが高く、シス単をはじめとした有名な参考書を出している講師が多く在籍しています。

また、駿台のテキストは最新研究と出題傾向をベースにしてオリジナルで作成されたもので、非常に分かりやすいと評判です。

中でも、駿台の物理のテキストの評判が高く「駿台に入ってから物理が得意になった」という声が多くあるほど優れた教材です。

さらに、駿台全国模試はレベルが高いことで有名で、東大・京大・早稲田大学・慶應大学などの難関大学受験を考えている学生にとって、実力を試す絶好の機会となっています。

大学別のコースが充実

駿台では受験生の志望校に応じて細かくクラスが分かれているため、自分にとってぴったりな勉強を行うことができます。

例えば、トップ層の受験生向けである「スーパー理系コース」「スーパー文系コース」というコースも東大・京大と分かれており、細かくコースが分かれています。

また、私立大薬農獣医系・私立大医療保険看護系・医大向けコース・スーパー早慶大コースなどのようにコースが充実しているため、自分の目指している進路に合わせて柔軟にコースを選択可能です。

このようにコースが細分化していることでミスマッチを防ぐことができるため、受講生にとってありがたいシステムと言えるでしょう。

駿台予備校はどんな人におすすめ?

こちらのトピックでは、駿台予備校が向いている人と向いていない人の特徴について解説していきます。

駿台がおすすめな人

まずは、駿台がおすすめな人の特徴について見てみましょう。

  • 数学・物理・化学などの理系科目や、英語を重点的に伸ばしたい人

  • 偏差値の高い大学を志望している人

  • 絶対に合格したいと真剣に受験に向き合っている人

  • 校舎が近くにある人

駿台は基礎学力が既に身に着いていることを前提にした授業を行うため、難関大学を志望している方は無駄を省いて一気に学力を伸ばすことができます。

特に、理系大学に優れた合格実績を残しており、理系科目や英語の指導には定評があるので、理系科目を重点的に伸ばしたいと考えている学生にはぴったりです。

また、駿台は予習が求められるなど、他の予備校と比較すると厳しい面がある一方で、真剣に合格を目指している受験生に対しては親身にサポートしてくれます。

「必ず第一志望に合格する」という強い意志を持っている学生にとっては最適な環境が整っているため、ぜひ駿台を利用するべきです。

駿台以外を検討すべき人

続いて、駿台がおすすめできない人の特徴について解説していきます。

  • できるだけ学費を安く抑えたい人

  • 大幅な逆転合格を夢見る人

  • 予習と復習を継続的に行うのが苦手な人

駿台を含む大手予備校は基本的に学費が高く、家計を圧迫してしまう恐れがあります。

そのため、学費をできるだけ抑えながら受験対策をしたい方は、通信教育やオンライン教材を利用すると良いでしょう。

また、駿台は授業のレベルが高いため、基礎学力が十分に身に着いておらず偏差値が低い状態で駿台で勉強しても、十分な学習効果が得られない傾向にあります。

授業についていくので精一杯になってしまい、志望校対策まで手が回らなくなってしまう恐れがあるためです。

さらに、駿台では講義の度に予習復習が必要になるため、このような準備が苦手な人は苦労するでしょう。

とはいえ、大学受験で合格したい場合は予習復習をこなすのは当然なので、基本的な学習習慣が身に着いていない場合はどの予備校を使っても成績アップは望めません。

気持ちを入れ替えてしっかりと勉強に集中する、という強い意志を持てる方でなければ、駿台予備校はおすすめしません。

大学受験に独学で挑むのは危険か?

大学受験はその後の人生を大きく左右するイベントなので、失敗したくないですよね。

とはいえ、全ての家庭で大学受験対策の予備校費用を捻出できるとは限らないため、資金面で悩みを持つ方もいるでしょう。

大学受験は多くのライバルが存在するため、しっかりと勉強して差を付けることができないと志望校に合格することができません。

志望校に合格できずに浪人生になってしまうと、余計に費用がかかってしまうため要注意と言えるでしょう。

高いが駿台などの予備校は積極的に使おう

駿台のような有名な予備校は合格実績に優れているので、誰でも安心して利用できます。

優れた講師から分かりやすい授業を受けることができ、また疑問点や不明点があっても逐一質問できる点においては、独学よりも学習効率が高い場合が多いです。

また、予備校にはこれまでの長年の指導実績を生かした合格のノウハウが蓄積されており、出題傾向などの有益な情報を多く提供してくれます。

志望校へ合格できる確率を確実に高めてくれるので、一時的に出費が生じても予備校を使うことをおすすめします。

精神的にも安心できる

受験勉強は様々なプレッシャーがかかるので、受験生はストレスを感じやすいです。

「志望校に受からなかったらどうしよう」「自分は周りよりも劣ってる気がする」など、気付かない内に多くの不安やストレスを感じているのです。

このような不安やストレスを軽減するためには、信頼できる講師や知人に悩みや不安を吐露し、話すことが重要です。

駿台などの予備校ではこのような悩みの相談にも乗ってくれるサポートが整備されているため、非常に安心です。

また、長年大学受験に携わってきたプロの講師やスタッフから建設的なアドバイスをもらえることで、前向きな気持ちにもなれるでしょう。

独学だとストレスを抱え込んで勉強のパフォーマンスが落ちてしまう、という悪循環に陥ってしまうこともあるので、少しでも不安がある方は予備校を利用するべきです。

教育資金は早い段階から準備しよう

これまで述べてきたように、大学受験対策のための費用は多額になります。

そのため、できれば早い段階で教育資金は準備しておくべきです。

そこで、教育資金を貯める上でおすすめの制度について解説していきます。

  • 祖父母からの贈与

祖父母から孫に教育資金を贈与する場合、1500万円まで贈与税が非課税となります。

実際に多くの家庭で利用されている制度なので、祖父母からの協力が得られそうであればぜひ活用しましょう。

  • ジュニアNISA

子ども名義で保護者が運用する制度です。

2023年末で廃止されることが決定しましたが、2021年中に始めれば3年間はお得に運用することが可能です。

年間非課税枠は80万円を最大240万円までお得に運用できるため、投資余力がある家庭であれば使わない手は無いと言えるでしょう。

駿台予備校の授業料や料金まとめ

駿台予備校の授業料や料金まとめ

  • 授業料や月謝は多岐が、講座の質は非常に高い
  • 割引制度については細かくチェックしておこう
  • 早い段階から教育資金を積み立てておくのがおすすめ

駿台の授業料などの学費は他社よりもやや高めなので、事前に準備しておくことが欠かせません。

とはいえ、講義の質は非常に優れているので、本気で合格を目指している場合は駿台の利用が非常におすすめです。

駿台を利用して受験対策をするためには保護者の方の金銭的なサポートが欠かせないため、事前に費用面を把握しておき早い段階で準備しておきましょう!