高校受験当日の持ち物や服装は?入試のコツや受験前日の過ごし方・注意点も紹介!

「高校受験当日の持ち物や服装をチェックしたい!」

「入試前日の過ごし方や注意点、コツなどはある?」

このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

高校入試は多くの方にとって、人生で初めて経験する「受験」です。勉強だけでなく当日までの過ごし方や持ち物についても、不安がたくさんあることでしょう。

そこでこの記事では高校受験当日の持ち物や服装についての内容を中心に、入試のコツや注意点、受験前日の過ごし方なども詳しく解説いたします。

ぜひ勉強の合間に少しずつ確認して、高校受験当日に役立ててくださいね

高校受験当日の持ち物や服装についてざっくり説明すると

  • 高校受験当日の持ち物はしっかりチェックして、前日に用意しておこう
  • 当日の服装は制服がベストだが、私服の場合は英単語などがプリントされていないものを選ぶべし
  • 朝食は必ず食べよう
  • 前日は新しい知識を詰め込まず、復習メインにするのがおすすめ

高校受験の入試当日にすべきことは?

ドキドキする心

まずは、高校受験の当日にすべきことからご紹介していきます。

朝ごはんはどうする?

受験当日の朝は、緊張のあまり朝食を受け付けないという方も多いかもしれません。

しかし、受験当日はしっかり朝食を摂ることをおすすめします

朝食を摂らないと脳を働かせるためのエネルギーが足りなくなってしまうため、受験で本来の実力を出せない可能性が高いです。

また、頭がしっかり働くようになるのは起床から3時間程度経過したころだと言われています。朝食を食べるために少し早起きしたほうが、万全の体勢で受験に臨むことができるでしょう。

受験当日の朝食におすすめなのは?

受験には平常心で挑むのが最も良いですから、受験当日の朝食にもできるだけいつもの朝と同じ食事を摂りましょう

もし普段は朝食を摂らないという方は、色々な栄養素を一気に摂取できる「カレーライス」がおすすめです。また、鮭が入ったおにぎりも良いでしょう。鮭にはDHAが豊富に含まれているので、脳の働きを助けてくれます。

他にも、血糖値を徐々に上げてくれる「低GI食品」もおすすめです。低GI食品は「大豆」「そば」「きのこ類」などが該当しますので、こうした食材をおかずに選ぶと良いでしょう。

逆にあまりおすすめできないのは、菓子パンです。菓子パンは栄養バランスが偏っていることが多く、おやつなら良いですが朝食としては望ましくありません。

受験当日の朝食には、ぜひ栄養バランスの良いメニューを取り入れてください

会場に行くまでに必ずするべきこと

テストを受けるためには、入試会場に無事にたどり着かなくてはなりません。トラブルを避けるためにも、以下のようなことに注意してください。

会場に行く時の流れを確認

受験当日は、普段の通学路とは全く違う道を通ります。さらに受験会場へは電車で向かう場合がほとんどですから、普段電車に乗り慣れていない方にとっては、かなりイレギュラーな朝となります。

ぜひ、道順や乗り換えについては、前日までに念入りにチェックしておきましょう

ただ、どんなにチェックを重ねても、ある程度は迷うことがあります。少なくとも30分前には受験会場に到着するように設定しておくと、途中でトラブルが起きた時にも対処できるでしょう

トラブルを防ぐためには、服装や持ち物も重要です。事前に天気予報を確認の上、傘やレインコートなどが必要な場合は忘れずに持っていってください

交通機関の乱れやトラブルに注意!

電車などの公共交通機関は、大幅に遅延する可能性があります。

もし電車遅延などのトラブルに巻き込まれた際は、早めに試験会場に電話連絡をした上で、「遅延証明書」を駅員さんから受け取ってください

遅延証明書があれば不可抗力的な遅刻と認められ、別室での受験に対応してもらえることが多いです。落ち着いて対処しましょう。

どうしても電車が動かない時には、タクシーを使う可能性も考えられます。もしもに備えて多めにお金を持っておくことも大切です。

また、試験会場に向かうルートに複数の路線がある場合は、混みやすい、もしくは遅れやすい路線を避けることも重要です。トラブルはできるだけ事前に回避しましょう。

できるだけいつも通り過ごす

朝食についての項目でも触れましたが、受験当日はできる限り普段通り過ごしたほうが実力を発揮しやすいです。

受験当日は、私服の場合でも着慣れた服装をして、筆記用具も普段と同じものを使用することをおすすめします。普段から聞いている音楽を聞いたり、いつもと同じテレビ番組を見るのも良いでしょう。

いつも通りの朝を迎えて、可能な限り平常心を保ち、受験会場に向かってください

逆に言うと、普段から慌ただしい朝を迎えている方は、受験当日もバタバタしてしまう可能性があります。普段から、毎朝万全の準備を整えられるように生活しておくと、受験の日に慌てずに済むでしょう。

当日の持ち物・服装はどうする?

テストを受ける子ども

この段落では受験当日の持ち物や服装について解説します。忘れ物をしないようにしっかりチェックしてください。

持ち物チェックリスト

高校受験当日は、以下のようなものを忘れずに持参してください。

受験必須アイテム

こちらが、高校受験当日に必須の持ち物です。どれも非常に重要ですから、前日の夜までにしっかり鞄に入れておきましょう

  • 筆記用具
  • 腕時計
  • 受験票
  • 学生証
  • スマートフォン
  • ICカード
  • マスク
  • ティッシュ
  • 財布
  • 飲み物
  • 普段使っている参考書

「薬」については、持病などで投薬を受けている場合はもちろん、急な頭痛や腹痛に備えての常備薬も含みます。乗り物に弱い方は酔い止めも持っておくと安心でしょう

持っていると便利なアイテム

こちらは絶対に必要というわけではありませんが、いざという時のためにあると便利なアイテムです

  • チョコレート(気分を安定させる効果アリ。緊張や疲れに対処できる。)
  • ゼリー(血糖値を徐々に上げてくれる。休憩時間の栄養補給に便利。)
  • クリアファイル(入試の問題用紙をしまうのに使える。)
  • メガネ(視力が悪い方用。)
  • メガネ拭き(メガネが必要な方のみ。)
  • 目薬(目の疲れ対策。)
  • ひざ掛け(試験会場の気温が低いことがあるため。)
  • 折り畳み傘(急な雨に対応できる。)

あまり大荷物になるのも良くないですので、かさばらないものを選んで持参すると良いでしょう。

当日の服装は制服と私服どっち?

高校受験当日の服装は、中学の制服がベストです。着慣れていますし、他の受験生もほとんどが制服で来場しますので、浮く心配がありません。

制服の上にコートやジャンパーなどを着れば私服に見えますので、電車に乗っても恥ずかしくないでしょう。

制服がないなどの理由で私服で受験会場に向かう場合は、英語や格言など、言葉がプリントされた服は絶対にNGです。地図や数式なども避けてください。

こうした模様の服を着ていると解答のヒントになる可能性が高いため、試験官に注意を受け、その場で脱がされてしまいます。最悪の場合は試験が受けられなくなることもありますので、気を付けましょう

また、寒いからといってズボンを重ね履きするのは避けてください。脱ぐタイミングや場所が見つからず、暑くなってもそのまま試験を浮けることになる場合があります。

防寒対策をしっかりして万全で挑む

高校受験当日は、必ず天気予報を確認してください。その上で適切な防寒具を身に付けることをおすすめします。

試験会場の気温は予測がつきづらく、暖房がききすぎて暑い可能性、逆に寒い可能性、両方ともありえます。着脱が簡単な衣服を選ぶと便利でしょう。

着脱による温度調節は健康に関わることですから、周りを気にせず積極的に行ってください。

試験本番に気をつけるべきことは?

試験会場

無事に試験会場に着いたら、どのようなことに気をつけなくてはならないのでしょうか。詳しく解説します。

当日の態度も合格に関わる?

テストの問題を全て解き終わった場合、次の試験に備えて寝たいと考える方もいるでしょう。

しかし、テスト中の居眠りは厳禁です。試験中に寝ていたということで態度が問題視され、不合格になるケースが実際にあります。

また、当然ですが試験会場で騒いだり、試験の進行を妨げる生徒も不合格になりやすいです。受験当日は全ての行動を見られていまずから、気を緩めることなく過ごしてください

眠気を覚ますコツ

どうしても試験中に眠くなってしまった場合は、靴下や上着を脱ぐと体内の熱を放出できるため頭がスッキリします。体を動かすことで血流も良くなりますから、休み時間に試してみてください。

また、試験前に炭水化物を多く摂取してしまうと血糖値が急激に上がるため、眠気を引き起こしやすくなります。

朝食で炭水化物を多く摂りすぎないようにして、できるだけ眠気を抑えましょう。

休憩時間の答え合わせは良くない!

テストの休憩時間に答え合わせをしたくなる方は多いでしょう。しかし、ここで答え合わせをしてもメリットはほとんどありません

もし点数が悪かった場合は焦ってしまいますし、点数が良くても特に緊張がほぐれることはないでしょう。

周囲の生徒が答え合わせを始めてしまったら、トイレや散歩に行くと良いです。できるだけ他の人の答えを聞かないようにしてください。

外に出て新鮮な空気を吸うと、疲れが取れます。空や木などの自然物にもリラックス効果がありますので、気持ちをリセットして次のテストに臨むことができるでしょう。

時間に余裕をもって行動する

試験会場内では、ぜひ時間に余裕を持って行動してください。

例えば、トイレは試験前後には非常に混みます。できるだけギリギリの時間を避けて、確実に間に合うように済ませましょう。

試験開始の10分前には席に着き、精神統一をして気持ちを落ち着かせてください。慌てず、冷静に行動するように心掛けましょう。

トラブルには焦らず対応しよう

受験当日はイレギュラーな一日ですから、色々なトラブルが起きる可能性があります。

例えば転んで怪我をしてしまったり、急に熱が出るなど、予想外の出来事がおきることもあるでしょう。

ぜひ、事前に家族や友達と話し合い、予期できるトラブルについて確認しておいてください。

予測不可能な事態が発生した場合にも助けを求められるように、親御さんや学校の先生など、信頼できる人の電話番号をメモしておくと、リスクヘッジとして役立つでしょう

インフルエンザにかかってしまったら?

もしインフルエンザに感染した場合は、早めに学校に連絡して指示に従ってください

試験当日ではない場合は、まず体を休めることに専念することをおすすめします。勉強は回復してから再開しましょう。

受験当日にかかってしまった場合は、別室受験や別日の受験に対応してもらえる場合があります。これについても学校側から指示がありますので、落ち着いて相談しましょう。

受験終了後は速やかに帰宅しよう

テストが終わったら、寄り道などをせずにまっすぐ家に帰りましょう

会場の近くで騒いだりすると、近所の住民から苦情が出て、それが原因で不合格になることもあります。試験当日は全ての行動がチェックされていますから、気を引き締めて行動してください。

また、テスト中は気が付かなくても、試験当日はご自身が思っている以上に心身が疲れます。後日にも受験を控えている場合は、しっかり体を休める必要があるでしょう。

速やかに帰宅し、早めに就寝してください

緊張しても実力を発揮する方法とは?

希望に満ちた空

受験当日は、どうしても緊張するものです。このような時でもいつも通りの実力を発揮するには、どうすれば良いのでしょうか。

今までの努力を信じる

受験当日は、とにかく自分を信じてください

勉強に使ったノートや参考書を見ると、ご自身の成長や努力を感じられるため、自信につながるでしょう。

不安だからと言って試験直前に新しい知識を吸収しようとするのは避けたほうが良いです。テストでは現在の実力を最大限に引き出すことが重要ですから、新しい知識に触れるよりも「復習」をしたほうが効果があります。

復習することによって「この問題が出れば解ける」という安心感にもつながります。復習して知識を補填すれば点数もアップしますので、ぜひテスト直前は復習に時間を使いましょう。

失敗を恐れない

あまりにも良い結果ばかりに執着すると、反動で失敗した時のリスクに考えが及びやすくなります。

矛盾しているように感じるかもしれませんが、あまり成功にこだわらない気持ちも大切です。失敗を否定するのではなく、失敗を受け入れた上でもしもの時を想定したほうが、精神的にリラックスできる可能性が高いでしょう。

やるだけのことをやったなら、あとは天に任せましょう

模試を思い出す

試験当日の会場はピリピリしていますので、雰囲気に飲まれてしまうこともあるかもしれません。

その場合は、模試のことを思い出してください

入試は模試の延長ですから、模試の時に自分がどうしていたかを思い出せば、同じような実力を発揮できる可能性が高いです。

模試の際の行動や精神状態などを再現するつもりで、平常心に近付けていいきましょう。

入試本番でも模試の時と同じ筆記用具やカバン、服装、昼食などを持参すると、より普段と同じ状況を作り出すことができます。可能な限り実践してみてください。

必勝!当日のお弁当メニュー

勉強する女子とバナナ

高校受験当日は、お弁当持参をするケースも多いでしょう。

この段落ではより受験を優位に進めるために、お弁当メニューの選び方のコツをご紹介します

コンビニ弁当や冷凍食品は避けよう

コンビニのおにぎりやお弁当は手軽に購入できて便利ですが、添加物が入っているため、受験当日のお弁当にはあまり向いていません。冷凍食品も同様です。

添加物が入っていると消化吸収に時間がかかり、エネルギーを多く使います。そのため眠くなりやすく、受験当日のパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

また、コンビニ弁当は密封性が低いため、匂いがもれて集中できなくなったり、周囲に迷惑がかかることも考えられます。受験当日はゴミ箱が用意されていないことが多いため、その場で処分することもできません。

高校受験で持参するお弁当は、できるだけ手作りのものが望ましいでしょう

集中力を維持する食べ物

受験当日は頭を使いますので、集中力を高めやすいメニューをお弁当として持参すると良いでしょう

例えば、蕎麦やライ麦パン、玄米は、血糖値を緩やかに上げてくれるため眠くなりにくいです。肉類も同様です。

お弁当には白米の代わりに玄米やライ麦パンを詰めて、おかずは肉を主体にしたものがおすすめです。飲み物も忘れずに持っていきましょう。

高校受験の試験前日にすると良いことは?

机の筆記用具

高校受験の試験前日は、次の日に備えて緊張が高まることでしょう。

試験前日にはどのようなことをしておけば良いのでしょうか。

試験直前・前日の勉強方法は?

ギリギリまで実力を高めるために、試験前日もしっかり勉強をしておきたいものです。

ただ、この時期に過度な詰め込みはあまり意味がありません。最低限の時間で効率良く勉強するためには、以下のようなコツがあります。

過去問は使うべき?

試験前前日に過去問を使うのはあまりおすすめしません

過去問は実力を測るためのもので、点数を上げる効果はあまり期待できません。過去問よりは、普通の問題集を解いたほうが効果があります。

もしどうしても過去問を解いておきたい場合は、試験同様に静かな場所で、しっかり時間を測って解いてください。1~2時間程度で終わらせるようにしましょう。

勉強時間はどれくらい?

試験前日の勉強時間は、必要最低限で大丈夫です。あまりに頑張りすぎると寝不足や体調不良の原因になりますので、注意してください。

くれぐれも、新しいことを覚えようとせず、復習を中心にすることをおすすめします。5時間程度勉強すれば十分ですので、翌日に備えて早く就寝しましょう。

試験直前は苦手分野の復習を中心に

試験前日の復習は、苦手分野を中心に行いましょう。直前にもう一度学習しておけば、模試などで解けなかった問題でも入試当日には正解となる可能性が高まります。

苦手分野を少しでも克服しておけば自信になりますし、逆に何もしなければ不安や焦りにつながるでしょう。

悔いの残らないようにしっかり復習してください。

新しい知識には触れないほうが良い

ここまでにも触れてきましたが、試験直前に新しい知識に触れるのは望ましくありません。ぜひ復習を中心に学習をしてください。

「エビングハウスの忘却曲線」という理論があるのですが、これは試験前日に一度だけインプットした内容よりも、以前の学習内容を復習したほうが脳に刻まれやすいというものです。

こうした科学的根拠もありますので、前日は復習に尽力しましょう。

【保護者必見】消化にいい食べ物・食事

高校受験を成功させるには、食事も重要です。当日のお弁当だけでなく、前日から消化の良い食事を心がけましょう

おすすめの食材としては、以下のようなものがあります。

  • 白米
  • うどん
  • 鶏肉
  • じゃがいも
  • 白身魚
  • ヨーグルト
  • チーズ

なお、揚げ物のような脂っこい食べ物は消化が悪いため、あまりおすすめできません。卵も同様です。

栄養バランスの関係でどうしても卵を使いたい場合は、かき玉にするなどの工夫をしましょう

不安で寝れないときは?

試験前日、不安でどうしても眠れない時は、以下のことを試してみてください。

  • 不安な気持ちを紙に書く
  • 目を閉じて横になる
  • 自然音のBGMを流す

不安な気持ちを書き出すと、悪い感情を放出してスッキリする効果があります。自分を客観視することもできるので、良い意味で自分と向き合うことができるでしょう。

また、人間は目をつぶるだけでも脳が休まります。眠れない場合でも静かに横になれば休息になり、記憶を整理できますので、焦らずゆったり過ごしてください。

受験前日の睡眠時間は、8時間程度が望ましいですなかなか寝付けない場合も考慮して、なるべく早く就寝しましょう

ホテル泊の場合は?

遠方の学校を受験する場合、受験前日はホテルに宿泊するケースもあるでしょう。

ホテル泊になる際は、以下のことに注意してください。

宿予約の際はアクセスを確認

受験前日の宿はなるべく受験会場に近いところを予約し、ホテルから会場までのアクセスもしっかり確認しておいてください。

できれば一度会場まで行ってみると良いでしょう。それが難しい場合は、Googleのストリートビューもおすすめです。

ホテル周辺は土地勘のない場所ですから、ただでさえ不安感があるものです。このような場所で試験当日の朝に迷えば、パニックになってしまうでしょう。ぜひ、下調べは入念に行ってください

自宅の部屋並みにリラックスする

受験前日に泊まるホテルには、普段から使っている部屋着や枕などを持って行くことをおすすめします。自分の部屋と同じようにくつろげますので、リラックスできるでしょう。

気分が落ち着くアロマもおすすめです。最近は100均などでもアロマオイルが手に入りますから、お気に入りを見つけておくと役立ちます。

高校受験前日や当日のおすすめの過ごし方についてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

合格率がアップする面接対策法

提案する女性

高校受験では、ペーパーテストだけでなく面接も重要です。

この段落では高校受験における面接対策のコツをご紹介します。

身だしなみや面接中の行動に注意!

高校受験の面接では、身だしなみや行動もしっかり見られています

面接の際は清潔感のある髪型・服装を心がけ、面接官の目を見てしっかりと自分の考えを伝えましょう。

ただ、面接官の目をずっと見続けると緊張しすぎてしまう方も多いと思います。この場合は、相手の鼻や耳を見るようにすると、多少緊張が和らぎます。試してみてください。

好印象な志望動機の書き方

志望動機を書く際、「家が近い」「学力レベルに合っている」などの内容は、他の受験生にもありがちなので、あまり好ましくありません

それよりも、受験する高校の教育目標や、先生の具体名を入れると印象が良くなります。他の受験生とも差を付けられるでしょう。

自分の成長のためにその学校に入りたいのだということをアピールできるよう、事前にしっかりリサーチしておきましょう。

高校受験における面接の対策法についてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

実際にあった奇跡の受験エピソード

飛び跳ねる男女

最後に、高校受験で実際にあった、奇跡的なエピソードをご紹介します

ぜひ励みにしてください。

努力は運を味方にする?

とある中学で、受験の3ヵ月ほど前に「一週間に一冊以上本を読む」というキャンペーンが行われました。

Aさんは面倒に思いつつも適当な書籍を選び、朝の読書時間に読んでいました。

そして3ヵ月後、志望校の入試の国語の時間、問題文を読むとどこかで見た内容だということに気付きます。なんとその問題文は、読書キャンペーンの中で読んでいた小説だったのです

既に知っている内容のため、Aさんは問題文を読む時間を短縮することができ、その後の問題も時間に余裕を持って解くことができました。それどころか「この先が面白いのになあ」と問題文を楽しむ時間すらあったそうです。

もしAさんが、読書キャンペーンなど勉強に関係ないと思って参加せずにいたら、こうした奇跡は起きなかったでしょう。もちろん「運」もありますが、努力は決して裏切らないということを教えてくれるエピソードです。

神頼みならぬ先生頼み?

Bさんは中1から塾に通っており、受験当日は慣れ親しんだ担当の先生に今までの感謝の気持ちや不安な気持ち、思い出などをたくさん話しました。

塾の終業時間が近付いたため帰ろうとした時、ふと思いついたBさんは「先生の好きな数字」を聞いたそうです。先生は「2」と答えました。

Bさんは「先生の好きな数字なら」ということで、翌日の入試でわからない問題に出会った時「2」と回答しました。

すると、「2」と回答した問題の7割くらいが正解だったそうです。もちろん、志望校にも見事合格することができました

このように、自分の運命の数字は案外身近なところにいるものです。

もちろん「わからない問題」限定で使うべき運任せの手段ですが、このエピソードのように受験前日は先生に数字をひとつ聞いておいて、「先生頼み」をしてみると良いかもしれません。

高校受験当日の持ち物や服装まとめ

高校受験当日の持ち物や服装まとめ

  • 高校受験当日は時間に余裕を持って起床し、朝食を食べよう
  • 持ち物は前日までに万全の準備を
  • 服装はできるだけ制服が良いが、私服の場合は模様に気を付けるべし
  • 直前に新しい勉強はせず、復習中心にしよう

高校受験で注意すべき内容などを色々とご紹介してきましたが、どれも当日に万全の体勢を整えるためには必要なことです。

ぜひ、最初からもう一度読み返しながら、当日までにすべき準備をしっかりしていきましょう。

自分を信じて、受験当日を迎えてください