高校受験に失敗したらどうなるの?大学受験やその後の人生への影響まで徹底解説!
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「高校受験に失敗したらどうなるの?」
「高校受験で落ちたら、その後どうすれば良いのかな…」
このような疑問や不安をお持ちの方も多いかと思います。
高校受験に失敗した場合、自分の進路や生活は望んでいたものから大きく逸れることになります。一方で、志望校に落ちたからといってお先真っ暗になるわけではありません。
ここでは高校受験に失敗した場合にどのようなことが待ち受けているのかや、どのように対応していけばよいのかを丁寧に解説していきます。
高校受験の失敗についてざっくり説明すると
- 高校受験に落ちた人は、その後多くが滑り止めの高校に進学する
- 浪人してもう一度高校受験をすることも可能
- 一般入試をする場合は、大学受験には特に影響がない
- 子供が不合格になってしまったら、親は子供の気持ちに寄り添うことが大切
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高校受験に失敗するとその後はどうなる?
自分が入りたい高校に入ろうと目指して勉強し、それでも不合格を突きつけられたとき、子どもは絶望するかもしれません。
また、自分が送れるはずだった高校生活が受験不合格によって奪われたような感覚になる可能性があります。
しかし、例えば2020年度の東京都立高校入試の倍率は1.4倍であり、約3人に1人は落ちるため、第一志望に落ちることは全く珍しいことではありません。
高校受験に失敗してしまったらどうするべきか、大学受験や就職への影響があるかなどを解説していきます。
滑り止めの私立高校に進む
第一志望の高校に落ちた場合、ほぼ全員が滑り止め高校に進学します。
一番行きたかった高校ではないところに決まってしまうのは最初はイヤだなと思うかもしれませんが、私立高校に通うことは決して悪いことではありません。
むしろ、私立高校の方が一人一人に対して丁寧に対応し、レベルが高すぎず授業についていけるうえ、周囲から落ちこぼれたりしにくいとも言われています。
第一志望ではなかったとしても、逆に良かったと思える高校生活を送れる可能性は十分にあります。
私立高校の魅力
私立高校は公立高校よりも進学実績を重視するため、講習など大学進学のサポート体制が整っているところが多いです。
例えば進学校と呼ばれる勉強重視の学校では、夏休みにも学校独自に夏期講習を行ってくれたり、授業後にも分からないところがあれば自由に聞くことができる体制を整えているとことも存在します。
また、部活に力を入れている高校では施設が十分に整っていて、校庭が芝生であるところも最近は多くなっています。
大学と比較しても見劣りしないカフェテリアがあるところもありますし、校風が自由な高校が多い点を見ても、私立高校は大変魅力的だと言えます。
第1志望の高校が落ちたからと言って悲観的になるよりも、むしろ私立高校で良かったと思えるかもしれません。
高校浪人はアリ?
高校浪人は15歳、16歳にとって精神的に負担が大きいです。
その理由の一つとして、周囲で高校浪人する人がほとんどいないことが挙げられます。
中学校や学習塾の先生方が第一志望に向けての勉強を進めていく中、滑り止めの第2志望で合格できる高校を抑えるように指導していくため、第2志望までに高校が決まるようにしている生徒さんがほとんどです。
さらに、大学生の中で年齢が違うことはよくある話ですが、高校で年齢が違うと友人関係が大変難しくなります。
例えば、高校浪人をして念願の第1志望の高校に合格できたとしても、中学の部活のときの後輩と同じクラスになったとしたらどうでしょうか。
自分一人だけが年上で、自分以外のクラスメイトが皆年下である環境で勉強をしていけるか、という心配が出てくるのではないでしょうか。
このように、仮に高校浪人に成功したとしても、その後の高校生活に支障をきたす場合が多いのです。
浪人は金銭的・精神的負担が大きい
当然ですが、塾に行きながら浪人する場合は大変お金がかかります。その上で、来年必ず受かる保証はありません。
高校浪人をして1年間頑張ったにもかかかわらず第1志望の高校に落ちたとなれば、その先の人生を考えていくことが大変不安になります。
最初は絶対に次は合格してやると思っていても、次の受験に向けて取り組む1年は相当長い年月です。
受験までの1年間モチベーションを持続させながら勉強することは大変難しいのです。
大学受験や就職には影響する?
先に述べたとおりですが、滑り止め校でも大学受験で大きく不利になることは少ないです。
高校の進学実績を見ると第一志望の高校と比較したら劣るかもしれませんが、第二志望の高校であっても希望の大学に合格できている生徒も複数人いるのではないでしょうか。
大学受験や就職においては、高校受験でどこに進んだかは全くと言って良いほど判断基準になりません。
そのため、高校受験で第1志望が不合格になったとしても不安になることはありません。
これに対し、高校浪人した場合は就職する際の面接では理由を聞かれる可能性が高く、納得いく理由を答えられないと印象が悪くなりますので注意が必要です。
滑り止め校も含めて全部落ちた場合は?
滑り止め校に全落ちしてしまった場合や、そもそも滑り止め校を受けていなかった場合は、その後の進路を考え直す必要があります。
ここでは志望校の不合格後からできる対応を紹介していきます。
二次募集に出願する
滑り止め校含め全部の高校に落ちた場合、すぐに二次募集している高校に出願すべきです。
二次募集とは、定員よりも少ない応募しかなく定員割れしてしまった高校が追加で行う入試のことです。
二次募集で合格できれば、全日制の高校に通うことができます。
どうしても公立高校に進学したい場合は、二次募集を狙うのが一般的です。
近年は少子高齢化の影響でそれなりのレベルの高校でも二次募集を行うことがあるので、受験後に必ず確認することをオススメします。
ただし、二次募集が昨年行われていたからといって翌年も行われる保証はありません。
昨年定員割れをしていた高校が翌年定員いっぱいになることもあります。
あくまで定員割れをしたことによる二次募集であることを認識しましょう。
定時制高校を受験する
定時制高校とは、一般的な全日制高校とは違って、午前だけや夜だけなど決まった短い時間で授業を行う高校です。
全日制高校に落ちてからでも出願できるところがあります。
定時制高校は、昔は夕方から授業が行われていたケースが多く、授業時間も短いために4年かけて卒業するのが一般的でした。
また、働きながら通う人が多く、同じ年齢の人たちばかりではありませんし、高校生活を楽しむといった感覚ではありません。
しかし、働く時間帯がばらばらであったり、家庭の事情や不登校といった定時制高校に通う理由が多様化されたことから、朝やお昼から行われる学校も登場しています。
また、制度の変更に伴ってこれまで4年かけて卒業が主流だったところを、授業時間を長くすることで3年で卒業できる学校もあります。
通信制高校に入る
費用が安く、働きながら自分のペースで勉強できるのが通信制高校です。
入学時期が1年に何度かあるところもあります。
人付き合いがとても苦手な人や不登校を経験した人、持病があり登校が難しい人など様々な人が通い、どこもサポート体制が整っています。
しかし通信制高校は通学する機会が少ないため、自分で勉強を進められないと卒業できません。
自分のペースで学習ができる魅力がある反面、定時制高校と同じく卒業するのに時間がかかってしまう場合もあります。
高卒認定試験を受ける
大学に行きたい意思がある場合、高卒認定を目指す手もあります。
高卒認定試験の魅力は勉強とアルバイトなどを両立できることです。
ただし、高卒認定はあくまで高卒程度の学力を保証するものなので、高校を卒業したことにはならず、その後大学を中退した場合などは最終学歴が中卒となってしまいますので注意しましょう。
高認試験の出題範囲は幅広いですが、それほど高難度ではなく中学〜高校1年までの学習範囲から出題されます。
また、大学に合格するためには高認試験の範囲だけでなく、よりレベルの高い大学受験の勉強もする必要があります。
中卒で就職する
高校入試に失敗したことをきっかけに、中卒で就職する人もいます。
しかし、中卒の場合は働く際も信頼を得るまでが大変です。
中学校までの教育は生きていくために必要最低限の知識をつけることであり、仕事に活かしていくものではありません。
ですから中卒で就ける職業は体力勝負のもの、ハードなものが多いです。
また、世間からなぜ中卒なんだと厳しい目を向けられるかもしれません。
そのため、覚悟がないまま中卒で就職するのはオススメしません。
子供が高校受験で不合格だったときに親がすべきこと
子どもが高校受験で第1志望の高校に落ちたら、親にとっても大きなショックであることは間違いありません。
しかし、それ以上に子供がショックを受けています。
ここでは親がしてあげられること、取るべき態度を解説していきます。
子どもの気持ちに寄り添う
志望校の受験に落ちたとき一番ショックなのは、自分の人生が思い通りにいかなくなったと感じる子ども自身です。
友達と一緒に第一志望の高校に通い、3年間一緒に勉強して希望していた大学を目指す予定だった、と考えていたらどうでしょう。
第1志望の高校に落ちたことで、この先どうなるだろうと不安になっているかもしれません。
親は高校受験を経験しているからこそ、その大切さやその後の人生に大きく影響を及ぼすことを理解していますが、子どもは分かっていません。
ただ、高校受験という人生の節目で失敗した子どもは、今まで経験したことのない不安の中にいることは確かです。
親として、子どもの不安や辛いという気持ちを理解した上で接する必要があります。
絶対に怒ってはいけない
子どもの受験失敗は親としても辛く、今までの取り組み方がダメであったとか、つい子どもに厳しい言葉をかけてしまいがちです。
しかしそれは、ショックを受けている子どもの目に「親は何も分かってくれない」という風に映ります。
話し合って今後の方向性を決めるべきときに、親子の関係が崩れてしまうと、子どもの将来により大きな悪影響を与えてしまうかもしれません。
親としても不安な気持ちを子どもにぶつけてしまいがちですが、子どもの気持ちを最優先していきましょう。
子どもの努力を褒める
結果は褒められなくても努力は褒めるべきです。
高校受験という人生の分岐点となるイベントに、子どもは一生懸命努力して勉強してきたことに対してまず褒めてあげましょう。
何も分からないまま、高校受験に対する不安に立ち向かって頑張ってきたのですから健闘を称えることが大切です。
努力を褒められたことで、大学受験や働く際などその後の人生において、努力することができるようになっていきます。
また他者から認められることで、自己肯定感が育ち、自分の決断に自信が持てるようになり、次の行動に意欲が生まれるという効果が出る可能性があります。
いつでも頼れる親でいてあげる
親は高校受験の失敗はまだ取り返しがつくと感じられるかもしれませんが、まだ中学生の子にとって、高校受験は人生を決めるほど大きいものに感じていることかもしれません。
そのため子どもはとても不安な状態です。
高校受験は人生の全てではないと諭すことが大切です。
この先にも大学受験が控えていて、その時に第2志望の高校から合格することができれば良いとか、通うことになった高校のほうが仲良くなれる友だちがいるかもしれないなどを話してあげると良いです。
子どもが安心できる居場所でいてあげることで、子供は次の目標に集中して努力できます。
高校受験に失敗してしまう理由とは?
ここでは高校受験に失敗してしまう人の特徴や理由を解説していきます。
親が志望校について介入しすぎた
親が志望校について口出ししすぎると、心から納得しないまま勉強することになる可能性が高いです。
志望校に対して親の目線と子どもの目線では大いに違ってきます。
親としては進学率が高い、スポーツが盛んである、金銭的余裕をもてるなど、その後の人生につながる高校に進学してもらいたいと願いますが、子どもとしては今まで一緒にいた仲の良い友人がいるから、近いから、制服がかわいいから、といった想いがある場合も多いです。
本当に子どもの意見を尊重して学校選択できていれば、子どもの受験に対するモチベーションが持続され、志望校合格していたかもしれません。
その点からも、子ども自身の意思で心から行きたい志望校を選ぶべきです。
滑り止め校の選択ミス
高校受験は大学受験と違い浪人がほぼありません。そのため滑り止め校の選択は非常に重要となります。
志望校と同じレベルの滑り止め校しか受けず、滑り止めにならないまま失敗するパターンがあります。
学校や塾の先生とよく相談をしたうえで、第一志望に近い環境でありながらも子どもの偏差値に合った高校選択が望ましいです。
滑り止めといえどもよく考えて、できるだけ複数の滑り止め校を受けるべきです。
チャレンジしすぎた
周囲からの助言を無視し、自分の実力に見合っていない高校を志望してしまう人もいらっしゃいます。
行きたいという希望だけで自分の実力を鑑みないのは、受験を甘く見ているという証拠です。
高校受験には推薦入試と一般入試があり、自分の見合った受験形式を選択できていたか、また学力検査を受ける前に模擬試験である程度の予測をしたうえで学校選択ができていたのかが問われてきます。
本当に行きたい高校なら自分との実力を確認し、早めからの対策が必要です。
高校受験で失敗する確率を下げるためには?
余計な不安を抱えなくて済むように、高校受験では失敗したくないですよね。
高校受験で大きな失敗を避けるための最低限の心得を紹介します。
滑り止めの私立高校をたくさん受けておく
志望校の不合格が分かったとき、すでに滑り止め校の出願は終了している場合がほとんどです。
基本的には、確実に合格できるであろうレベルから、志望校と同じくらいのレベルまで、滑り止め校をいくつか受験するべきです。
一校でも滑り止め校に合格できていれば、志望校の入試もリラックスして自信を持って挑めます。
受験まで計画的に勉強する
受験はその時の試験の出来次第で合否が決まってしまう怖さがあります。
周囲の受験生も受験に向けて全力で準備してくることは間違いありません。
中学校の定期テストとは違い、受験の出題範囲は中学1年生から3年生までに学習した全範囲が基本です。
中学1年生で学習した内容でも忘れている単元があれば時間をかけて復習していく必要がありますよね。
中学3年生の勉強は3年生で学習する単元以外に1,2年生の復習をしていかなければなりません。
復習時間を入れると3年生の勉強時間は1,2年生のときの倍以上は必要になります。
受験勉強を始める時期が遅くなればなるほど1日に占める勉強時間が長くなりますので、早めからスケジュールを立てて計画的に勉強していきましょう。
正しい勉強法で勉強する
高校受験で重要なのは基礎力です。
基礎的な問題を落とさなければ不合格の確率は一気に小さくなりますし、応用問題にも手が届いて合格が近づきます。
間違えた問題について、その理由を理解することが受験勉強では大切です。
ただ問題を解くだけでなく、それ以上に復習を重視することで、着実に実力が伸びていきます。
また、中3の夏休みまでに中1・中2の総復習を行うと、その後の過去問演習を効率的に行うことができるでしょう。
通信教育で計画的な高校受験対策を
通信教育を活用すれば、計画的な高校受験対策を行うことができます。
各都道府県や志望校のレベルに合わせた受験対策もできますので、効率よく志望校合格を目指すことができると言えるでしょう。
高校受験にも対応している通信教育について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
高校受験の失敗についてまとめ
高校受験に落ちてしまったら
- 滑り止め校でも将来に悪影響が出るとは限らず、大学受験や就職にもほとんど不利にはならない
- 親は不合格になってしまった子どもを叱るのではなく、子どもの気持ちに寄り添う
- 高校受験を失敗しないために、早めからスケジュールを立てて、計画的に勉強していくことが何よりも大切
高校受験の失敗について、様々な観点から解説しました。
高校受験は人生における一大イベントの一つではありますが、失敗したからといってその後の人生が悪い方向に向かうとは限りません。
第2志望の学校だったとしても、気持ちを切り替えて次の目標に向かって取り組むことができますが、親が受験を失敗したからといって責めてしまったら、子どもはその先も不安になってしまいます。
子どもの気持ちに寄り添いながら、ともに次の進路に向かって取り組んでいくことが大切です。
とはいえ、当然ながら第一志望の高校に入学できれば不合格になった後のことを考える必要はなくなりますので、まずはしっかりと試験勉強に取り組むのが一番です。
通信教育なども活用しつつ、早い時期から受験対策に必要なスケジュールの組み方や勉強の仕方を身に付け、万全の体制で高校入試に臨むようにしましょう!