中学生向けおすすめ勉強アプリとは?選び方から科目別のおすすめ・注意点など紹介!
「勉強アプリはどう選べばいいの?」
「勉強アプリは本当に役に立つ?」
など、勉強アプリについて疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
とくに中学生の子供を持つ保護者の方は、 「ゲーム感覚でやってしまい、学習に効果的ではないのでは?」 と不安に思う方も少なくありません。
そこでこの記事では、勉強アプリを利用して学習することのメリットやアプリの選び方、おすすめの勉強アプリをご紹介します。
勉強アプリを活用することへの注意点についても触れていくので、ぜひ参考にしてください。
中学生向け勉強アプリについてざっくり説明すると
- 定期テストや高校受験対策としても活用可能
- 無料で利用できる勉強アプリも多い
- 活用の仕方で日々の学習の強い味方になる
中学生の勉強をアプリでやるのは効果的?
結論から言うと、中学生が勉強をアプリで行うことは「効果的である」と言えます。
勉強アプリには、ひとり学習を手助けしてくれるもの、自分の現状とこれからやるべき課題を示してくれるもの、テスト対策をしてくれるものなどさまざまです。
上手に活用することで、今の学力を向上させることもできます。
しかし、保護者の中には「勉強アプリはただのゲームでは?」と思われる方も少なくないでしょう。
そこで、勉強アプリを利用するメリットについて解説しましょう。
勉強アプリを利用するメリット
勉強アプリを利用するメリットとしては、主に4つあります。
それぞれについて解説していきます。
自分のレベルに合わせて勉強できる
学校での授業や塾などの集団授業では、その個人に合わせて学習を進めていくことが難しいことがあります。
そのため、少しでも理解できない部分があったりすると、授業についていけないということがよくあります。
一方、勉強アプリでは自分の好きなところや理解が浅い部分について、好きなだけ学習が可能というメリットを持っています。
苦手とする項目を集中的に学べるため、効率よく学力を身につけることが可能です。
また、アプリには間違えた問題をチェックする機能もついているため、繰り返し学習することもできます。
スマホなどで気軽に勉強できる
中学生の勉強というと、自室で机に向かって参考書と問題集を解くという方法をとっている方が多いのではないでしょうか。
そのような勉強方法では単調になりやすく、勉強が飽きてしまう・億劫になるといった子供も少なくありません。
勉強アプリは、スマートフォンやタブレットを利用して気軽に始めることができ、億劫になりがちな勉強へのハードルを一段下げることができます。
また、そもそも勉強をする習慣が身についていない子供には、ゲーム感覚でできる勉強アプリを使用した方が、抵抗なく始められるといったこともメリットとして挙げられます。
仲間と勉強できる
勉強アプリのなかには、SNS機能が付いたものがあります。勉強の進み具合を友人同士で共有しあうことで、お互いのモチベーションの向上にもつながります。
また、自分の勉強量が多いのか、それとも少ないのか、客観的に確認することもできるでしょう。
ひとりで勉強をするためには、モチベーションを維持することなど自分で自分を律する必要があります。
勉強アプリによって友人と情報を共有することで、切磋琢磨し学力向上を目指すこともできます。
英語アプリはリスニングもできる
英語のリスニング力は、机に向かって勉強するだけでは育ちにくいです。実際にネイティブな発音に慣れ、聞き分ける能力が必要とされます。
英語系のアプリであれば、音声で発音を聞くことができるため、リスニング力の向上にも役立ちます。
通学時間や、自宅にいながらでもすき間時間で気軽に英語を耳にすることが可能なため、「英語を勉強しなくてはいけない」といった変なプレッシャーを感じず学べます。
中学生向け勉強アプリの選び方
勉強アプリを利用することでさまざまなメリットがあります。
しかし、そのメリットを最大限に生かすためには、どんなアプリを選ぶのかが大切です。
そこで、中学生向け勉強アプリを選ぶ方法について解説しましょう。
目的・スキルに合ったアプリを選ぶ
中学生向けの勉強のアプリは豊富にあり、どれを選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
そういった場合は、利用したい目的や苦手とする分野を中心に選ぶのがおすすめです。
中1・中2は基礎的な内容がカバーされたアプリ
中学1~2年生の間は、定期テスト対策や通常授業の復習といった基礎的な部分をカバーしたアプリがおすすめです。
基礎を十分に学んだあとに、より高度な応用力も踏まえたアプリに転向することで、学校の試験対策や応用力の向上を目指せます。
中1の場合はまだまだ受験へ焦る時期ではないため、学力の向上を目指すよりも学習をする習慣をつけるために、ゲーム感覚で学べるアプリもおすすめです。
高校受験なら応用を重視したアプリ
中2の後半・中3になると、高校受験を視野に入れた勉強アプリを検討しましょう。
高校受験対策を兼ね備えたアプリでは、入試の過去問題を収録したものや、応用問題があるものなど実践的に使えるアプリを選ぶようにしてください。
しかし、基礎が不安定な状態では応用力を身に着けるのが難しいです。そういった場合は、しっかりとした基礎を学べる勉強アプリがおすすめです。
ゲーム感覚なら取り組みやすい
勉強アプリがゲーム感覚になってしまいがちという点に対し、いい印象を持っていない方もいるでしょう。しかし、「ゲーム感覚で学べる」ということは、勉強アプリにしか出せない魅力でもあるのです。
当然ながら、すべての子供が勉強に積極的というわけではありません。
子供によって、TVゲームのルールや操作方法、難しい攻略の仕方、出てくるキャラクターの種類などは簡単に覚えるのに、勉強になるとその力を発揮してくれないと嘆く親は多いのではないでしょうか。
その要因のひとつに、子供は好きなことへの吸収力が極めて強いというのがあります。
勉強は得意ではない、好きじゃない、苦痛といった感情が強ければ強いほど、勉強をしても身につきにくいため結果が伴わず苦手意識が強くなるといった悪循環が生まれやすくなるのです。
そこへ、ゲーム感覚の勉強アプリを始めることで、勉強が嫌だといった感覚に好きなゲームの要素が加わり、勉強に対しての抵抗感が軽減されます。
今では、RPG形式で進められるアプリや、クイズ形式のアプリなどさまざまなアプリがあります。勉強に抵抗を感じている子どもであるほど、アプリはおすすめです。
有料か無料かどうかも大切
勉強アプリは、無料のものが多いです。しかし、無料アプリでは機能が少ない、利用し続ける、オプション機能が必要となった場合は課金が必要といったこともよくあるため確認が必要です。
また、有料アプリの料金はさまざまであり、料金形態なども異なります。
いくつかのアプリの情報を確認しながら、利用するのがいいでしょう。
おすすめの総合勉強アプリ6選
ここからは、おすすめの総合勉強アプリについてご紹介していきましょう。
6つの勉強アプリをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スタディサプリ
定期テスト対策や、苦手分野の克服を目指す方におすすめなのが「スタディサプリ」です。
スタディサプリには、定期テスト対策から高校受験対策、そして英語検定など数多くの講座が提供されています。
毎月1,980円で受講することができ、中学校の主要5教科を網羅しているため、それぞれの参考書などを購入、塾に通うことを考えると低コストで学ぶことが可能です。
スタディサプリでは、14日間の無料体験を実施しているため、まずはお試しで気軽に始めることができるのも魅力です。
アオイゼミ
「アオイゼミ」は、中学・高校生向けの勉強アプリであり、ライブ授業を受けられるため質問もその場で可能です。
1科目15分と短時間集中型の授業を実施しているため、集中力を切らすことなく苦手分野の克服が目指せます。
また、ライブ授業が受けられない場合も、動画配信にも対応しているため、部活や生活に合わせて学習できるのも魅力です。
このほかに、タイムライン機能を使うことで、全国の学生とアプリ内でつながり、わからない問題について互いに教えあうこともできます。
料金プランは5種類あり、月額4,300円から選択可能です。
Try it(トライ イット)
中学・高校生向けの映像授業サービスを展開している「Try it」は、家庭教師で有名なトライグループが運営している映像授業サービスです。
クオリティの高い授業内容を1講座15分と短時間に授業内容を濃縮することで、子どもの集中力を保ちます。
Try itは無料アプリでありながら、一度見た映像授業でも何度でも無料で見返すことが可能です。
テキストや、問題集も無料でダウンロード可能であるため、コストをかけずに学習を始めることができます。
エターナル・スターダスト
「エターナル・スターダスト」は、ゲーム感覚が強い勉強アプリです。
アプリを利用し勉強をすることでストーリーが開放される仕組みになっているため、先が気になり結果的に勉強をするという子どもも少なくありません。
また、学園SF物語を題材にしているので、アニメを見ているような感覚で楽しみながら学習ができるアプリといえます。
勉強方法としてはクイズ形式であり、中学の主要5教科に対応しています。
ただのゲームではなく、学習管理機能が付帯されているため、子どもの学習状況を確認できるのが特徴です。
スタディチャンネル
無料で利用できる勉強アプリのひとつとして「スタディチャンネル」があります。
授業動画は1分半程度と短く、各分野のなかでも重要箇所にスポットを当てた学習が可能です。
動画で授業を受ける場合、講師の力量がとても重要になります。スタディチャンネルでは、気に入った講師をフォローし同じ講師から学べるため、講師による動画の質のムラを感じにくいのが特徴です。
主要5教科に対応しており、基本的に無料で利用することができます。
スナップアスク
オンラインで家庭教師から学べるアプリ「スナップアスク」は、入会金不要で利用できます。
分からない問題をアプリを利用して質問し、講師より回答を受けるシステムです。スナップアスクの審査に合格をした選りすぐりの講師が回答をするため、信頼して質問できます。
料金形態としては、質問回数、マンツーマンレッスン別、月額などさまざまな形態があるので自分に合ったものを選びましょう。
やる気がでるおすすめ勉強管理アプリ3選!
勉強アプリには、自分の学習を管理するアプリもあります。
勉強管理アプリでは、勉強時間や成績、タスクリストなど計画的に学習を進めるために便利な機能が利用できるため、自宅学習のサポートとして役立ちます。
数ある勉強管理アプリのなかでも、おすすめの3つをご紹介しましょう。
studyplus
2018年にはグットデザイン賞などを受賞した「studyplus」は、勉強時間を記録し自分の頑張りを見える化することで、モチベーションにつなげます。
勉強をした時間だけではなく、勉強内容や量、目標の設定などといった便利な機能がついているため、試験対策や、日々の勉強の記録として役立ちます。
また、同じstudyplusを利用している全国にいる仲間同士でお互いの勉強時間や使っている参考書などを見ることができるため、自分の勉強量などが全国的に見てどうなのか把握し、教材探しにも利用することが可能です。
Clearノート
「Clearノート」は、ほかの登録者が作ったノートを閲覧できる勉強管理アプリです。
教科書や授業内容をまとめたノートが多く、自分が作成したノートと比較できます。多くのの種類のノートが提供されているので、主要科目以外の勉強も可能です。
また、ノートの閲覧機能だけではなく、わからない箇所を質問する機能も付帯されています。
Trello
タスクリストを利用し、復習の手助けとなる勉強管理アプリとして「Trello」があります。
シンプルなつくりであるため操作しやすく無料であるため、社会人での仕事のタスク管理として利用する方もいます。
使い方としては、今日の学習としてリスト化したものを、進行中の学習、完了した学習へ学習の進み具合によって移動させて使うのが一般的です。
このほかにもリスト表などをカスタマイズできるため、英単語を覚えるリスト機能や、復習の管理機能などといった管理に利用できます。
また、ほかのユーザーとタスクを共有できるため、親や家庭教師の先生にタスクを管理してもらうことも可能です。
科目別おすすめ勉強アプリ
苦手な教科を重点的に学習したいという方におすすめなのが、科目別勉強アプリです。
その科目に特化したアプリになるため、総合的な勉強アプリよりもより深くまで学べる傾向にあります。
おすすめの科目別勉強アプリをご紹介しましょう。
英語のおすすめアプリ6選
英語に特化した勉強アプリは、学べる単語数が多いものや英会話を学べるものなどさまざまです。
そのなかでもおすすめの6つをご紹介します。
英単語アプリ mikan
20,000単語以上の英単語を収録したアプリ「mikan」は、英単語に特化した勉強アプリです。大学受験やTOEIC、TOEFLにも対応しているため、資格を取りたいという場合も利用できます。
30秒に10単語といったハイスピードで効率よく英単語の即暗記が可能です。
また、勉強していない日をアプリが管理し通知が送られてくるなど、子どものやる気を引き出してくれます。
中学生の英単語2000
「中学生の英単語2000」は、中学校で学習する英単語が収録されたアプリです。
中学校で学習する英単語が網羅されています。
中学生の英単語2000では、音声付きで正しい発音を学べるだけではなく、ジャンル別、レベル別に分類されているので、今の自分に合ったレベルから徐々にハイレベルの単語を学ぶことが可能です。
英語学習 iKnow!
「iKnow!」は英会話を学べるアプリで、リスニング力を鍛えることが可能です。脳科学に基づく学習プログラムを採用しているため、効率よく暗記できます。
またコースは、4000単語800フレーズを学べる基本英会話や、TOEIC、ビジネス英語が用意されているため、学ぶ目的に応じ選ぶことが可能です。
iKnowはDMM英会話と連携しているので、iKnowで単語を学習した後、DMM英会話で実際に会話を使って復習もできます。
Duolingo
英語は得意という子よりも、苦手とする子どもや中級者におすすめのアプリが「Duolingo」です。
Duolingoは、基礎的な英語を何度も復習することによって定着させる勉強アプリで、世界59言語に対応しています。
教科書と同様に単元が分かれており、アプリで実施される学習テストを受けステップアップしながら学習を進めていく形式になります。
英文選択や和訳、リスニング、英作文、スピーキングなど中学で学ぶべき内容が用意されているため、基礎から学びたいという子どもに最適です。
早打ち英文法
「早打ち英文法」は、英文法を問題形式で学ぶことができるアプリです。
中学・高校の英文法を網羅し、単語の並び替えや空欄補充、スペル入力など学校のテストや入試と同じパターンで出題されるため、定期テスト対策としても役立ちます。
制限時間が設けられ、風船を割りながら回答していくので、緊張感を持ちながら学習を進められます。
どんどん話すための瞬間英作文
英語で作文をしたいという方におすすめなのが「どんどん話すための瞬間英作文」です。
日本語の文章が画面に表示され、自分の頭の中で文章を組み立てた後、正解の英作文の確認をします。
日本語を瞬時に英語へ翻訳する能力が鍛えられるため、社会人でも利用している方が多いアプリです。
書く・話すといったことがないため、移動中や待ち合わせ時など気軽に始めることができます。
中学生向けの英語アプリに関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
数学のおすすめアプリ3選
数学の勉強アプリでは、わからない問題の写真を送るだけで解説を得られるアプリや、公式を検索できるアプリなどさまざまです。
そのなかでも、利用しやすいおすすめのアプリ3つをご紹介します。
photomath
「photomath」は、わからない問題をアプリのカメラ機能で写すと、自動的に計算をして解答を掲示してくれるアプリです。
ひとりで勉強をしていると、問題が解けずに困っていてもわかりやすく解説を受けることが難しいものです。
「photomach」は、一瞬で解法を提示してくれるため、解き方がどうしてもわからない問題がある場合に役立ちます。
数学トレーニング
数学計算アプリ練習アプリとして「数学トレーニング」があります。
アプリで問題を解くため、待ち時間や空いた時間など隙間時間を使って計算練習が可能です。
アプリ事態にメモ機能がついているため、計算式を書きながら問題を解くこともできます。また、学年ごとや単元ごとに問題が分けられているため、苦手な単元の克服にも役立つでしょう。
数学トレーニングは、1921問もの設問を無料で利用できるので、コストをかけずに学習したいという方におすすめです。
数学公式集
中学から高校までの数学の公式が網羅されているのが「数学公式集」です。
その名の通り、数学の公式を簡単に検索できるアプリで先取り学習をしている場合にも役立ちます。
もちろん、公式だけではなくその公式の使い方や覚え方、利用できる問題なども紹介されているため、どんな問題に活用できるのか理解しやすいのが特徴です。
おすすめの数学学習アプリや効率的な使い方に関して知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
国語のおすすめアプリ3選
国語には、古文漢文など文法や漢字などさまざまな分野を学べるアプリが多くあります。
3つのおすすめ勉強アプリをご紹介します。
古文漢文
「古文漢文」は、国語の古典単語や文法、漢文が学べるアプリです。
古文漢文で学べる古典単語は、基礎単語、標準単語、難単語と難易度別に分かれているため、覚えたい単語を効率よく学ぶことができます。
また、テスト直前用のまとめノート機能がついているので、テスト対策として短期の利用でも効果が出やすいアプリになります。
中学生の国語文法勉強アプリ
中学国語文法600問も用意されている「中学生の国語文法勉強アプリ」は、中学の国語文法をすべて網羅しているため、中学1年から3年まで幅広く利用できるアプリです。
すべての問題に詳しい解説がついているため、ひとりで学習していてもつまずく心配はいりません。
また、試験に出やすい問題や、自分が間違えたことがある問題を集中して学習できるため、試験対策としても活用可能です。
漢検トレーニング
「漢検トレーニング」は、漢字を覚えるためのアプリです。
書き取り、読み仮名、送り仮名ごとジャンルに分かれて学べるため、定期テストや漢字検定にも役立ちます。
スマートフォンなどの画面を利用し、なぞって漢字を覚えることができるため、美文字への練習にもなります。
漢字トレーニングは完全無料、問題は5000問以上あり、中学以外の範囲もあるため自分のレベルに合わせて漢字の能力を上げていくことができます。
社会のおすすめアプリ5選
中学の社会は、地理・歴史・公民と暗記ものが多く、穴埋め式問題や、一問一答形式の問題を提供しているアプリが多くあります。
そこで、暗記に役立つアプリを5つご紹介いたします。
中学社会 地理・歴史・公民
「中学社会 地理・歴史・公民」は、中学で学ぶ社会科全般を問題形式で学ぶアプリです。
地理・歴史・公民の3分野を網羅したアプリで、問題数は1545問と膨大になります。また、教科書の流れにそっているため、定期テスト対策としても利用しやすいでしょう。
間違えた問題のチェック機能がついているので、覚えなおしや復習としても使えるアプリになります。
日本史一問一答
中学で学ぶ日本史に特化したアプリが、「日本史一問一答」です。
日本史の問題が2826問もあり、中学で学ぶべき内容がすべて含まれています。また、教科書にそっているため、一問一答ではあるものの歴史の流れも把握可能です。
試験や定期テストによく出てくるテーマなどを絞って問題に挑戦できるため、テスト対策としても活用できます。
中学歴史完全記憶
中学の社会科の中でも歴史全般を効率よく覚えることができるのが、「中学歴史完全記憶」です。
使い方がシンプルかつ、自分が不安に感じる分野を重点的に出題されるため、テスト対策はもちろん日々の復習としても役立ちます。
また、暗記を目的としているアプリなので、学習後の脳が忘れやすいとされる時間が経過すると通知が届き、復習するよう促されるため記憶の定着をはかれます。
中学歴史用語辞典
「中学歴史用語辞典」は、歴史書とは異なり中学で習う範囲の歴史用語が収録されているアプリです。
歴史書などに記載された用語の意味が分からない場合など、簡単に意味を探すことができます。
検索方法は、キーワード検索や50音順、時代別から検索可能であるため、必要な用語を検索しやすいのが特徴です。
用語確認テスト機能が付帯されているため、復習としても使うこともできます。
高校入試対策公民
「高校入試対策公民」はその名のとおり、高校受験対策として活用できる勉強アプリです。
問題の形式は、一問一答、選択式、穴埋め式から選べるため、さまざまな出題パターンに対応できるようになります。
また、問題はすべて実際の公立入試問題を参考にしているため、実践に近い形で問題を解くことが可能です。
間違えた問題は一覧表示されるため、自分の現状を把握し復習に役立てることができます。
理科のおすすめアプリ3選
理科も社会と同じように、暗記しなくてはならない学習内容が多い教科です。
理科の勉強アプリとしても、暗記をしながらテスト対策がとれるものが多いのが特徴になります。
そのなかでも、基礎を学ぶことができるアプリなどおすすめを3つご紹介しましょう。
中学理科用語辞典
「中学理科用語辞典」は、中学でなら理科の用語について解説してくれるアプリです。
収容されている項目数は800以上、検索方法はキーワード、50音順、単元別といった3つがあり、必要な用語を調べやすいアプリになります。
また、用語の意味を検索するだけではなく、用語自体を覚えているかどうか確認するテストも付属されているため、復習や暗記に役立ちます。
高校入試対策理科
「高校入試対策理科」は、過去の高校入試の理科の問題を収録したアプリです。
選択や書き込み、穴埋め問題などさまざまな出題形式に対応できるよう、問題の出し方が工夫されているためより実践に近い形で取り組むことができます。
また、500問前後にもなる問題数をランダムに出題する機能や、間違えた問題を一括で解く機能が備わっているため、復習にも役立ちます。
中学1~3年理科
中学で学ぶ理科の内容を、基礎からしっかり学習したいという方におすすめなのが「中学1~3年理科」です。
中学で学ぶべき理科の基礎的な内容がすべて網羅され、4択の選択肢方式の出題されるため気軽に取り組めるのが特徴です。
また、単元ごとに問題が分かれているので、苦手な分野だけを集中的に学習していくことも可能です。
副教科のおすすめ勉強アプリ
高校受験では、主要科目だけではなく副教科も含めたすべての成績が関係します。
そのため、副教科の定期テスト対策も必要です。
ここでは、副教科に注目しおすすめの勉強アプリをご紹介します。
中学生の実技4科
「中学生の実技4科」は、保健、体育、技術、家庭、美術、音楽を学ぶことができるアプリです。
ひとつのアプリで副教科とされる教科すべてが網羅されているだけではなく、問題数も多いため定期テスト対策として活用できるでしょう。
「中学生の実技4科」は、無料で利用できるためコストをかけずに学習できるのも注目してほしい点です。
中学生が学習アプリを利用する際の注意点
ここまで、30ものアプリをご紹介しましたが、どれも魅力的なアプリが多いことが分かっていただけたのではないでしょうか。
しかし、学習アプリは無料で利用できる、テスト対策に役立つなど、メリットが大きいですが注意してほしい点がいくつかあります。
ここからは、中学生が学習アプリを利用することで考えられる注意点について解説します。
勉強アプリはいれすぎないように
勉強アプリは、総合的な学習や、的を絞ったものなど内容がさまざまであり、同時にメリットや特徴が多様化されています。
すばらしい勉強アプリが多いため、複数のアプリを同時に活用するケースが多いですが、勉強アプリはできるだけ的を絞って利用するのがおすすめです。
その理由として、複数のアプリを抱えることで以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
- やることが多すぎてかえってやる気がなくなる
- すべてのアプリが中途半端に利用してしまう
あれもこれもとなってしまうと、どうしてもひとつの問題に集中することが難しくなってしまいます。
勉強アプリは、あくまで補助として利用していくようにしましょう。
スマホだけに頼らないように
勉強アプリは、スマートフォンやタブレットでおこないます。
そのため、勉強アプリをするのと同時に、SNSやネットサーフィンといった誘惑が生まれてしまうというデメリットがあります。
また、画面を見続けることで目が疲れてしまうなどといった体調に変化が生じる場合もあります。
英語や国語の長文はかえってスマートフォンやタブレットより、紙ベースで学習した方が分かりやすいということはよくあります。
子供の体調や状況に応じてアプリを活用するようにしましょう。
信頼できるアプリを選ぼう
勉強アプリは、ここで紹介したもの以外にも無数にあります。
なかには、危険なものや個人が作ったもの、誤字・脱字が多く信頼性に欠けるものがあるため、選ぶ際には注意が必要です。
そういった粗悪なアプリで学習した場合、時間を無駄にしただけではなく、最悪は定期テストや高校入試に響く可能性があります。
そのため、学習アプリを利用する場合は、信頼できるものを選びましょう。
その方法としては、以下の4つがあります。
- レビューの評価を確認する
- 教科書などと照らし合わせ、内容が正しいか確認をする
- 勉強アプリを利用している人に紹介してもらう
- CMで見たことがあるなど有名なアプリを利用する
レビューの評価は特にチェックするようにしましょう。
いい評価も大切ですが、悪い評価も必ずチェックするようにしてください。
信頼度抜群のスタディサプリがおすすめ
勉強アプリでの学習の際には、信頼性が重要であると話してきましたがスタディサプリは、難関校実績も多数ある信頼できるアプリであると言えます。
開成・日比谷・筑波大附属をはじめとした難関校合格実績があり、公式サイトでは合格者インタビューもありますのでどのようにアプリを活用して合格できたのかも確認して見ることをおすすめします。
さらに、14日間の無料体験もありますので気軽に始めてみるのも良いでしょう。
中学生向け勉強アプリについてまとめ
おすすめ勉強アプリについてまとめ
- 総合的に学べるアプリと、教科別に学べるアプリがある
- アプリによって特徴が異なるため、学力や利用目的に応じて選ぶようにする
- アプリはあくまで補助的教材として利用するのがおすすめ
勉強アプリは、自分のレベルに合わせて学習を進められるアイテムです。スマートフォンやタブレットなどで気軽に始められることも、メリットとして大きいでしょう。
しかし、気軽に始められる分、粗悪なアプリもあるため注意が必要です。
勉強アプリをどのように活用したいのか、利用目的や求めるレベルを考慮して信頼性のあるアプリを選びましょう。