自宅勉強で集中するコツは?現役東大生が家で集中する秘訣15選を紹介!
「自宅で勉強するときに集中するコツはあるの?」
「家だとどうしても勉強に集中できません!」
このようなお悩みや疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
勉強をする上で、自宅は主な場所となるため自宅で勉強がはかどらないと学習効率も落ちてしまいます。
毎日カフェや図書館などに行くのも億劫と感じている方にとって、自宅で集中して勉強するコツがあれば、ぜひ知りたいですよね。
こちらの記事では、自宅勉強で集中するコツを現役東大生が紹介していきます!
自宅勉強で集中するコツについてざっくり説明すると
- スマホやテレビなどと距離を置く
- 机周りは整理して、勉強に集中する環境を作る
- 時間を測って勉強したりして、メリハリをつけよう
- 気分転換も大切
現役東大生が自宅勉強で集中する方法を紹介
自宅で勉強しようとしても、しっかりと集中できる人となかなか集中できない人がいます。
今回の記事では、自宅で勉強する際に集中する方法について紹介していきます。
家で勉強できる人とできない人の違い
受験生のみならず、多くの高校生が「自宅だと集中して勉強できない」「家にいると集中力が切れやすくついついスマホをいじってしまう」という悩みを抱えています。
今般発生したコロナ禍でも明らかになったように、自宅で集中して勉強できる人とできない人では勉強量と質に大きな差がついてしまうため、受験生にとっては大きな問題と言えます。
自宅で勉強できる人は、テレビやスマホなどの周囲の誘惑をうまくシャットアウトして自分の世界に入り込んでいます。
このように、周囲の環境に惑わされることなく集中できる能力を身に着けることができれば、自宅でも集中して勉強することが可能です。
この能力は訓練によって身に着けることができるため、粘り強く訓練を続けていきましょう。
自宅勉強で集中できない原因
自宅で集中して勉強することができない原因として、以下のものが挙げられます。
- スマホや漫画などの誘惑が多い
- ベッドがあるためすぐに寝れてしまう
- リラックスしてしまい勉強モードに入りにくい
家は元々リラックスしてくつろぐ場所であるため、勉強を阻害する誘惑が多くあることやベッドが置いてあるのは当然です。
そのため、自宅で勉強しようとした際にすぐに眠くなってしまったり、緊張感を持って取り組むことができないのはむしろ当たり前なのです。
大事なことは、家庭の環境を無理に変えるのではなく、そのような誘惑が多い状況の中でも自宅で集中力を保つにはどうするべきかを考えることです。
つまり、自宅で勉強がはかどらないからといって「自分は勉強に向いていない」と卑下する必要は全くなく、少しずつ努力を重ねていこうとする姿勢が重要なのです。
家で勉強できることのメリット
家で勉強できる人になると、単純に質の高い勉強量が増えるのでライバルに対して圧倒的な差をつけることができます。
また、わざわざ図書館やカフェなどに行く必要もなくなるので、余計な時間やお金を使うこともなくなります。
土曜や日曜・祝日などは図書館が閉館していたり、カフェが混んでいることもあるため、わざわざそのような都合を考える必要もなくなるのが大きなメリットです。
つまり、時間を有効活用してより勉強することができるようになるため、自宅で集中して勉強するメリットは非常に大きいのです。
自宅で集中して勉強できるようになるためのコツ10選
自宅で勉強する際に集中できるようになるためには、どのようなコツがあるのでしょうか?
こちらのトピックでは、自宅で勉強に集中するためのコツをお伝えしていきます。
服を着替える
人間は、心理学的に着ている服によって振る舞いを規定されやすい性質があります。
そのため、自宅で過ごすときに快適なパジャマやスウェットなどを着ていると、心や脳が「リラックスしていいんだ」と勘違いしてしまいます。
つまり、着心地は良くても勉強していく途中でダレてしまう可能性があるため、注意が必要です。
よって、勉強に取り組む際には、制服やカジュアルな私服などを着ていた方がパフォーマンスは上昇するでしょう。
机周りの環境を整える
デスク周りが汚いと、勉強に集中できないだけでなく勉強するモチベーションも削がれてしまうため、非常に問題です。
そのため、机周りは整理整頓して勉強に関係ないものや無駄なものはしまい、視界に入ってこないようにしましょう。
また、机を壁にくっつけると圧迫感を感じてしまうので、窓などにくっつけると集中しやすいです。
このように、試行錯誤を重ねつつ自分が最も集中しやすい環境を作っていきましょう。
姿勢をただす
何事も、集中する上で姿勢は非常に重要です。
無理のない姿勢で机に向かうことが長時間勉強し続けるコツであり、姿勢が良いと自然と勉強に集中できるようになります。
また、姿勢が悪いと血流が悪くなり脳の働きも鈍くなってしまうため、注意が必要です。
日本人におすすめな角度は100~110度くらいなので、ぜひ実践してみてください。
なお、足を組んでしまうと骨盤がゆがむだけでなく腰などに負担がかかってしまうため、極力避けると良いでしょう。
冷房の設定温度は低めで
夏場は冷房を付けて快適な環境で勉強することが重要です。
しかし、冷房の設定温度が高すぎると眠くなってしまうので、少しひんやりするくらいが集中しやすいでしょう。
ただし、眠気が発生するのを防ぐために低すぎる温度設定にしてしまうと風邪をひいてしまうので注意が必要です。
このように、温度設定にも集中して勉強するコツが隠されているので、いろいろと試してみてください。
to doリストを作っておく
勉強を始める前に
「今日やること」を箇条書きにしたメモ(to do リスト)を作っておくことで、じぶんのやるべきことがハッキリします。
to do リストは前日までの勉強の進捗を見ながら決めるとよく、目標も分かりやすくなるため勉強のモチベーション維持にも役立ちます。
このリストを予め作っておくことで「次は何を勉強しようかな」と悩むことも無くなり、集中力も持続するようになります。
毎日自分で決めた課題をクリアすることで達成感を得ることもできるため、非常におすすめです。
時間を測って勉強する
自宅で勉強する際には、時間を測りながら勉強して適度に休憩を取ることも大切です。
人間は永久に集中力を持続させることはできないため、質の高い勉強を行うためにもこのようなインターバルを挟むのは効果的なのです。
つまり、時間を図って休憩をうまく取り入れることで集中力を高く保ち続けることができるようになります。
なお、時間を測定する際には時計を見ながらでも構わないですが、時間を気にしすぎると集中力も失ってしまうため、勉強時間管理アプリなどを効果的に活用すると良いでしょう。
スマホや漫画などを遠ざける
勉強の集中を阻害する一番の原因はスマホやゲーム、漫画ではないでしょうか?
スマホや漫画など、誘惑となり得るものは途中で勉強を妨害する要素になるため、勉強する空間には置かずに遠ざけるべきです。
その他にも、PCなど個人的に誘惑の原因となるものは遠ざけて、勉強に集中できる環境を作っていきましょう。
簡単な問題でウォーミングアップ
勉強に着手する際には、まず簡単な問題でウォーミングアップをすると良いでしょう。
簡単な計算問題で手を動かすことで脳の側坐核が刺激されて作業興奮状態が生まれ、より勉強に集中できるようになります。
つまり、勉強の序盤は前日の復習や簡単な問題を数題解いて脳を勉強モードに切り替えるのが効果的な勉強法です。
眠くなったら仮眠を
勉強をし続けていると、眠くなってしまうこともあるでしょう。
そこで、眠くなった時は眠気を我慢して勉強をし続けるよりも、思い切って気分を切り替えるためにも仮眠をとってリフレッシュしましょう。
上手にリフレッシュを取り入れることが集中して勉強することにもつながるので、無理をしないことも意識するべきです。
おすすめの仮眠方法は机の上に突っ伏した状態で仮眠を取る方法です。
この姿勢で仮眠を取ることで、そのまま何時間も寝続けずに済むため、1時間も2時間も昼寝してしまうことを防ぐことができます。
ZOOMやLINEを活用しよう
スマホは勉強を阻害する要因にもなり得ますが、上手に活用することで勉強の助けにもなります。
集中が切れないように、ZOOMやLINE電話を仲間と繋いでおくことで「仲間が頑張っている」「自分も頑張ろう」という競争意識を高めることができます。
また、疑問点や不明点が出てきたとときに質問することもできるため、スマホをうまく勉強のアイテムとして使えそうであれば積極的に取り入れてみましょう。
勉強と睡眠時間の関係性について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
現役東大生が教える!自宅勉強を続かせる気分転換法
長時間勉強していると、やがて集中が切れて気分転換したくなるタイミングが来ます。
そんな時は、無理に勉強し続けるのではなく気分転換をしましょう。
こちらのトピックでは、短時間ですっきりと気分転換できるコツを東大生が伝授していきます。
家の中で場所を変えて勉強する
同じ自宅の中で勉強する際でも、自分の勉強部屋だけでなくリビングやキッチンなどで勉強することで気分転換を図ることができます。
筆者の経験上、特に中高生の場合はリビングで勉強していれば親や兄弟に質問できるというメリットもあります。
テレビなど点いていると集中できませんが、家族にも協力してもらいリビングで勉強できるようになると勉強効率を高めることが可能です。
適度な運動をする
ずっと椅子に座っていると首から腰に掛けて過度な負担がかかってしまいます。
そこで、ぜひ小休憩する際には適度な運動を取り入れてみてください。
運動することにより全身に血が回るようになるので、脳の働きも活性化します。
具体的には、腹筋や背筋・ストレッチなどの軽い運動は気分転換にピッタリなので、ぜひ実践してみることをおすすめします。
なお、筆者は勉強しながら家中を歩き回ったり、体幹を鍛える運動を取り入れて勉強する集中力を高めていました。
買い物や散歩に行く
長時間勉強して疲れてきたら、リフレッシュがてら買い物や近所を散歩することも有効です。
例えば、コンビニやスーパーにおやつを買いに行ったり、食事を買いに行ったりすることで適度な運動にもなります。
このように、買い物や散歩に行ったりすることは気分転換として非常に有効であるため、勉強に疲れてきたらぜひ実践してみてください。
シャワーを浴びる
シャワーを浴びたりお風呂に入ったりするだけで、全身がすっきりするため気分転換につながります。
体を温めることでリフレッシュ効果も期待できるため、30分程度の小休憩を取り入れる際にはぜひ実践してみてください。
筆者の場合は、気分転換が高じてお風呂で勉強したこともあった程なので、こちらも併せて実践してみると良いでしょう。
音楽を聞いたり歌ったりする
歌が好きな方の場合は、自分で歌ったり音楽を聞いたりするだけで気分転換になります。
ただし、音楽を聴きっぱなしの状態で勉強するのは、集中力が途切れてしまう原因となるのでやめましょう。
しかし、気分転換で自分の好きな歌や好きなアーティストの曲を歌ったり聴いたりするのは、リフレッシュになるだけでなく軽い運動にもなるため非常におすすめです。
なお、勉強しながら音楽を聴きたい場合は作業用BGMなどを聴くことで集中力を高めることができます。
本番直前の切迫感を利用するのが一番
ここまで様々な自宅で勉強に集中する方法を紹介してきましたが、自宅での勉強はどうしても集中力が途切れてしまうものです。
そのため、「ある程度はしょうがない」という割り切りも必要です。
こちらの記事で紹介してきたコツを実践してみてもどうしても集中できない場合は、テスト本番直前の時期のみ自宅学習してみると良いでしょう。
人間はテストや締め切りの日などが近づくにつれて集中力も上昇する傾向にあるため、高い緊張感をもって勉強することは非常に効果的です。
本番前だと集中も持続しやすいため、直前期になると普段は集中しづらい自宅での勉強であっても、高い集中力を維持して取り組める可能性が高いです。
このように、本番直前の切迫感を上手に利用して、自宅で勉強するクセや習慣を身に着けるのも一つの方法です。
試験前日の科目ごとの勉強の仕方や過ごし方について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
他のおすすめの方法
コーヒーを飲みながら勉強する
「自宅だと勉強できないけどカフェだと勉強できる」という方も多いのではないでしょうか?
その秘密はコーヒーにあります。
コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用があるため、勉強のパフォーマンスを高める効果を期待できるのです。
つまり、自宅で勉強する際にもコーヒーを導入することで、集中力を高める効果を期待できるでしょう。
インスタントコーヒーなら自宅でも気軽に作ることができるため、ぜひコーヒーを飲みながら勉強してみてください。
勉強の習慣を少しずつ身に着ける
これまで自宅で勉強する習慣が無かった人は、少しずつ家で勉強する時間を増やしていきましょう。
最初は「1日30分」からのスタートでもいいので、毎日続けられるペースで自宅勉強を開始してみてください。
この習慣を身に着けて集中するコツさえ掴むことができればしめたものです。
少しずつ自宅で勉強する時間を増やして、こちらの記事で紹介したような気分転換の方法を取り入れながら努力を重ねていきましょう。
自宅勉強で集中するコツのまとめ
自宅勉強で集中するコツのまとめ
- 家で勉強できるようになるメリットは非常に大きい
- 適度な運動をしたりリフレッシュを取り入れて、集中力を持続させよう
- 本番前の緊張感を持って勉強すると効果的
- コーヒーを飲みながら勉強するなど、様々な工夫を重ねていこう
現役東大生による、自宅勉強で集中するコツや方法についてお伝えしてきました。
家で勉強できるようになると無駄な移動時間や浪費を減らすことができるため、勉強量の確保にもつながります。
うまくリフレッシュを取り入れたり気分転換をすることでパフォーマンスを向上させることができるため、ぜひこちらの記事で紹介した方法を実践してみてください。