一夜漬けの暗記のコツは?現役東大生がテスト前日の効果的な勉強方法を伝授

「一夜漬けでもテストの点数を高められる方法ってあるの?」

「一夜漬けに最適な科目って何?」

テストまでに時間がなくて困っている高校生のうちこのような疑問・悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

クラブや付き合いなどで忙しくなってくる高校生にとって一夜漬けでテストの効果を高められる方法は、のどから手が出るほど欲しい情報だと思います。

実は、テストの前日でも1日あればテストの点数をグッと高められる方法は存在するのです。そこでこの記事では東大生が使った一夜漬けの効果を最大限高めるコツを紹介していきます。

学校のテストはもちろん、受験でも使える方法ですので、ぜひ実践してみてください。

一夜漬けの暗記のコツについてざっくり説明すると

  • 一夜漬けには効果を高めるコツが存在する
  • 一夜漬けに適した科目・適さない科目がある
  • 一夜漬けをするには把握すべき注意点がある

東大生が一夜漬けのコツと暗記の方法を直伝

女性が自信ありげに指を立てた画像

「試験の前に一夜漬けしても効果が出ない!どうしたらいいの?」

一夜漬けをしても今一つ効果が出ない人は多いのではないでしょうか?

高校生は定期試験の前になるとたくさんの科目の内容を暗記しなければならなくなります。そのため、一夜漬けはテストを乗り切る大きな武器です。

ここでは現役東大生である筆者が定期試験前に実際に繰り返し行っていた、「効果を高める一夜漬けのコツ」を伝授いたします。

簡単に点数をアップさせられるので、ぜひ試してみてください。

【コツ1】満点を目指さない

一夜漬けの効果を高めるコツは満点を目指さないことです。「それでテストを乗り切れるの?」と思うかもしれません。しかし、これが最も効果的なのです。

その理由は、一夜漬けは赤点を回避する最終手段という位置づけだからです。

ベテランの先生は一夜漬けで挑んでくる生徒がいることを熟知しているので、それでは解けないような総合的な問題を作ってくる場合があります。

もし、100点を狙いに行ったのでは記憶が曖昧になってしまい全く歯が立たなくなります。それよりも確実に取れる問題をしっかりと取るという気持ちでいった方が結局有効なのです。

【コツ2】範囲を絞って何度も暗記する

一夜漬けは時間が限られています。そのため暗記する範囲をできる限り絞ってしまうのがコツです。

では、どのような場所に絞っていくのかというと以下のものが有効です。

  • 基礎的で理解が容易にできる
  • テストに出そうなところ

ポイントはコストパフォーマンスが高いことです。一夜漬けの暗記が点数に直結しそうなポイントに絞ることで点数を稼いでいきます。

そのポイントがどこかわからない場合は、友達や先生に聞いておきましょう。効果を大きく左右するので試験の前日までにはしっかりと選定を済ませておくことが大切です。

そして、選定を済ませれば後は集中的に何度も繰り返し暗記をすることで、自然に効果を実感できるようになります。

【コツ3】できる問題はスルー

取れる問題を確実に取りたいと、できる問題も暗記する人は多いのではないでしょうか?しかし、一夜漬けではできる問題はスルーするようにしてください。

テキストを読んだり練習問題を解いたりしてできると感じた問題はある程度理解が進んでいる可能性があります。

一夜漬けでは時間に限りがあるので、できる問題に時間を費やしてはいられません。それよりも「できない問題」を「できそう・できる問題」に変えることが重要です。

効率的に判断をしていくために「できる問題」「やるべき問題」「手をつけない問題」などを印や付箋をつけてしっかりと区別しましょう。

問題をスルーするのは勇気が必要です。しかし、一夜漬けの効果を高めるために必要とあればドンドン問題を飛ばしてください。

【コツ4】音読することで眠気を撃退

一夜漬けで効果を高めるには音読の癖をつけるのが有効です。 その理由は以下の2つがあります。

  • 眠気防止

一夜漬けをしていると深夜から朝方にかけて強烈な眠気に襲われた経験多くの方が経験されているでしょう。

音読は文章を言葉に出すのでただ単に黙読するよりも刺激があります。そのため眠気を起こしにくくできるのです。

もし勉強中に眠ってしまうと試験に遅刻するということも考えられます。これを防ぐためにも音読の癖をつけましょう。

  • 記憶力アップ

音読は頭に入ってくる情報量が増えるので、記憶力がアップするのです。

例えば、黙読は目からしか情報が入ってきません。しかし、音読をすれば目と耳から情報が入ってくるのでより記憶が定着しやすくなります。

つまり、音読は眠気防止と記憶力アップの2つの効果が期待できるので、一夜漬けに限らず普段の勉強にもおすすめといえるでしょう。

【コツ5】とにかく手を動かして脳に刻み込む

音読と合わせてすべきなのが、とにかく手を動かして脳に知識を刻み込むことです。

一夜漬けをしている時はテストが迫っているので、かなり集中力が高まっている状態です。そのため、手を動かして脳を活性化させることでより一夜漬けの効果を高められます。

もちろん、手を動かすことで脳が活性化するので眠気を吹き飛ばすこともできます。

ただ単に文字を読んで覚えるだけでは、すぐに眠気が来て集中力も低下してしまうでしょう。それでは一夜漬けで効果を出すことはできません。

いらない紙を何枚も用意して単語や問題を数多く解くようにしましょう。

【コツ6】音楽と語呂合わせで暗記

一夜漬けの効果を高める暗記術に「音楽と語呂合わせをする」というものがあります。

歴史の年表や数字羅列などを暗記する時に「語呂合わせ」を作って覚えた人は多いでしょう。ものを暗記するのに高い効果が期待できます。

しかし、語呂合わせだけでは飽きてしまって逆効果になる場合もあります。そんな時は何かテンポがいい曲と一緒に語呂合わせしてしまうことです。

普段はあまり聞かないような曲でも構いません。音楽と合わせて語呂合わせすることで記憶がしやすくなり、緊張が高まる試験中でもスッと音楽とともに語呂が出てきやすくなります。

【コツ7】動き回ったら眠気も吹き飛ぶ

一夜漬けで勉強をする時は動き回ることも有効な方法です。 その理由は2つあります。

  • 眠気を吹き飛ばせる

ドラゴン桜でも取り上げられていた方法ですが、ダンスと一緒に英単語などを覚えると眠気を効果的に抑えながら勉強ができるのです。

ダンスなどで動き回ることで血行が促進されます。脳にもしっかりと血液が回るようになるので活性化されて眠気を抑えられるのです。

眠気を感じた時はダンスや腹筋、背伸びなどをしてみてください。

  • 記憶力が高まる

米国のイリノイ大学の研究によると、10分間散歩をしてからものを覚えた人としなかった人とを比べると、散歩をした人は25%も記憶力がアップしたと報告しています。

その報告書では「歩いた後は覚醒しているので記憶力が向上したのではないか」と結論付けています。

いずれにしても、一夜漬けには有効な結果といえるでしょう。

【コツ8】インターネットを最大限活用する

高校レベルの範囲までであれば、公式や古文の現代語訳などはインターネットで検索することで答えが見つけられます。

そのため、欠席したりノートをとり忘れたりした場合はインターネットを最大限活用するようにしましょう。キーワードで検索するだけですぐに答えに辿りつけることがほとんどです。

わざわざテキストを出してきて1ページ1ページ確認していくよりも効率的に知りたい情報にたどり着けるでしょう。一夜漬けは時間があまりないので無駄な時間を発生させてしまわないようにしてください。

ちなみに、インターネットで調べれば答えだけでなく、語呂合わせなど覚えやすいヒントも載っていることがあるのでおすすめです。

テスト前日の暗記に向く科目・向かない科目

グラフが記された画像

「どんな科目でも一夜漬けで効果が出るの?」

すべての科目を一夜漬けで済ませてしまおうと思っている人は気になるポイントだと思います。

実は、一夜漬けに向いている科目と向いていない科目が存在します。向いていない科目を一夜漬けしてしまっては、時間のロスがかなり大きいです。

ここでは、一夜漬けが有効な科目について紹介していきます。

国語は古文や漢文がベスト

国語に関しては古文や漢文など暗記が必要となるものが一夜漬けによる効果が期待できます。

例えば古典は現代語訳するために品詞などをしっかりと覚えておかなければなりません。一夜漬けでもこれらを網羅的に覚えることでテストの点数を上げられるのです。

一方で現代文には不向きです。現代文は授業の話を聞いているか、自身の国語力が高いかどうかが点数に直結します。

そのため、国語で一夜漬けするなら古文や漢文など暗記が必要なものに限るようにしましょう。

数学は基本問題のみできるように

数学は一夜漬けで基本問題をしっかりやり込むことで効果を期待できます。

数学の場合は「公式を当てはめれば解ける」「式変形が簡単」など狙い目が必ず出てきます。それらを確実に得点できるように指定の問題集やワークで基本問題を徹底的に解いてください。

効率的な方法は1回答えを見ながら解き、その後にもう1回自力で解く順番です。こうすることで、基本問題の要点をしっかりと頭に入れた状態で試験に挑めるようになります。

社会は太字と流れを抑える

社会科は暗記が基本なので一夜漬けによる効果が表れやすい科目の1つです。 しかし、コツを掴むとさらに効果を高められますので、効果的な方法を紹介します。

  1. 範囲が広くても、まずは範囲を3~4単元に絞って斜め読みして流れを把握する

  2. 太字になっているところを重点的に覚えていく

  3. 余裕があれば出来事や特徴的な年号なども覚える

全体を把握する方が部分部分を覚えるよりもはるかに知識が定着しやすくなりますし、並び替え問題でも得点できるようになります。

まずは細かい部分にこだわらず、流れを把握することに努めましょう。そうすれば、社会は一夜漬けでも高い効果を期待できます。

理科は公式や語句問題で得点しよう

理科は科目によって勉強の方法が変わりますので、それぞれ説明していきます。

  • 一般的に計算が多い科目

物理や化学が当てはまります。これらは数学で説明したような方法が有効です。

例えば、公式を暗記して解いてみたり、基本的な問題を解いてみたりするのいいでしょう。

  • 暗記主体の科目

生物や地学が当てはまります。これらは社会の方法で暗記するのが効果的です。

例えば、赤字や太字になっているような単語を集中的に暗記していくのです。こうすることで化学もしっかりと得点を重ねられるようになります。

英語は教科書丸暗記で勝負

英語は文法を理解しているかどうかが要求されるので、一夜漬けではあまり期待通りの効果は見込めません。

しかし、英語も一夜漬けに頼るのなら、教科書の丸暗記が有効です。

その理由は、教科書の穴埋め問題が出たり英文の日本語訳が出たりするからです。これらは教科書をどれだけ覚えているかが大きいので、暗記することで得点が期待できます。

他にも、代名詞が示すものを確認したり試験範囲の単語を覚えたりしておくことも有効な勉強法です。

実技科目は1日で最大限の効果を発揮

実技科目も一夜漬けによる効果を期待でいる科目です。

実技の科目は授業中に書いたノートや教科書を見返すことが有効な勉強法です。授業で触れられた部分を中心に太字や語呂合わせをして単語などを覚えていきましょう。

そのため、できるだけ授業中はしっかりとノートを取るようにしてください。ノートのできが効果に大きく左右してきます。

テスト前日に一夜漬けする時の注意点

マーカーでノートにチェックを入れている画像

一夜漬けは高校の定期試験で点数を高めるのに有効な方法ですが、注意点もいくつかあります。

ここでは一夜漬けで失敗しないための注意点を紹介していきます。

一夜漬けするなら最終日に

一夜漬けをするならテストの最終日のみがおすすめです。

その理由は、一夜漬けはかなりの体力を消耗するので、翌日にも試験があれば眠気などの影響が出て点数を下げてしまう要因になります。

一夜漬けの悪影響を出さないために、テスト最終日の科目のみを実施するようにしましょう。それなら試験が終わった後に寝てしまっても問題ありません。

途中で眠ると起きられない可能性も

一夜漬けをしていると途中で眠気を覚えてしまうことは多々あります。そんな時に途中で寝てしまうと、そこからテストの時間まで起きられない事態も容易に想定できます。

この場合、寝坊してしまい、肝心のテストに出られないなんて事態に陥ってしまう確率が高まってしまうため、一夜漬けをする場合はできるだけ途中で眠らないようにする工夫が必要となります。

どうしても眠たいと感じた場合は、コーヒーやエナジードリンクで目を覚ますようにしてください。

事前に睡眠を取っておくのがベスト

一夜漬けで勉強をする予定があるなら、事前に睡眠を取っておくのが理想的です。

一夜漬けはかなりの負担があるので、夕食の後8~10時くらいなどに2~3時間睡眠を取っておけば負担を最小限に抑えられます。

試験にベストな状態に持っていけるように、無理をせずに睡眠をとれるのであれば1時間でも取っておくことをおすすめです。

そうすれば、睡魔に襲われる危険性がある試験中も問題なく受けられるようになります。

一夜漬けしないのがベスト

一夜漬けの暗記のコツを紹介してきましたが、実は知識を定着させたいのであれば一夜漬けしないのがベストです。

その理由は、人間の記憶は寝ている間に整理されて定着するからです。つまり、長期的な記憶はほとんど期待できません。

あくまで一夜漬けは「定期試験の点数を取る」ことが目的の勉強法です。大学受験などに対しては効果的ではなく、効率的でもありません。

また、身体への負担も大きいので可能であれば、普段から計画を持って勉強に取り組むようにしましょう。

テスト当日の集中力低下は避けられない

一夜漬けは身体への負担が大きいことは何度も触れていますが、そのためにテスト中の集中力が低下するリスクがあるのです。

例えば、名前を書き忘れたり意図していない番号を書いてしまったりケアレスミスが多発する傾向にあります。

ケアレスミスをなくすためにも、一夜漬けで挑んだ試験では見直しにもしっかりと注力するようにしてください。

テストが終わったら復習しよう

一夜漬けは目前の定期試験を乗り切るための方法です。 知識を定着させるためにもテストが終わった後にしっかりと復習する習慣をつけてください。

一夜漬けで覚えたことは所詮は1日で忘れてしまうことがほとんどです。受験に必要な科目の場合は、それでは意味がなくなってしまいます。

努力したことがしっかりと長期記憶として身につくように、一夜漬けで覚えた内容をしっかりと見直すようにしましょう。

勉強と睡眠の関係性について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

一夜漬けの暗記のコツについてのまとめ

一夜漬けの暗記のコツについてのまとめ

  • 一夜漬けは範囲を絞って満点を取りにいかないのがポイント
  • 身体を動かしたりカフェインを摂取したり眠気を予防するのが大切
  • 一夜漬けに有効な科目があるので、それに絞って行う
  • 一夜漬けはあくまで定期試験をクリアするための最終手段

一夜漬けで暗記効率を高めるには勉強の範囲を絞って決して満点を狙わないことが肝心です。 その理由は時間に限りがあるので、すべてを網羅することができないからです。

また、身体や頭にかなりの負担をかけるので、睡魔のせいで思っているほど勉強できない可能性もあります。

それを防ぐために身体を動かしたりカフェインを摂取したりするなどして対策をとるようにしましょう。

ちなみに、一夜漬けは主に暗記を中心とする科目に向いています。計算を中心とする科目は公式を覚えるなど、工夫することが求められます。

なお、一夜漬けはあくまで赤点を防ぐための最終手段です。長期的な記憶の定着は期待できないので、普段の勉強ではしっかりと腰を据えて取り込むようにしましょう。

そうすれば試験を前にして焦らずに済むので、より自分の力を発揮しやすくなりますよ。