【2024最新】理系におすすめの大学受験予備校・塾8社を徹底比較!

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「理系学部の受験対策を予備校・塾でしたいけど、どれを選ぶべきかわからない・・・。」

「選び方のポイントや各社の評判・口コミを知りたい!」

などとお考えの方もいるでしょう。

理数系の大学受験対策は、予備校や塾を活用して行うのが王道の方法です。

しかし、地域に根ざした小規模の塾から大手予備校まで、予備校・塾にはかなりの種類があり、どれを選ぼうか迷う受験生も少なくありません。

そこで今回は数ある予備校・塾を比較検討し、理数系の受験生に特におすすめできる8社を紹介します。

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理系におすすめの塾・予備校の選び方とは

理系の受験生が、自分に適した大学受験対策の予備校や塾を選ぶ際には、以下のようなポイントに着目するのがおすすめです。

理系の合格実績があるか

理系学部の合格実績が充実しているかは、第一にチェックすべきポイントです。

理系学部にも医学部、薬学部、理学部、工学部、獣医学部など様々な種類がありますが、特に自分が志望する学部の合格実績が高いかを確認しましょう。

また国公立と私立のどちらに強いかも確かめ、自分との相性を判断するのがおすすめです。

合格者数が多くても、全て私立文系の実績なら、国公立志望の理系の受験生には関係ありません。

実際、私立文系に特化した塾も数多く存在数するので注意しましょう。

カリキュラムが志望校とマッチしているか

用意されているカリキュラムが、志望校合格にとって適切かも重要なポイントです。

一般的な理系の受験生にとっては、理数系科目を中心に対策し、それを得点源にできるようなカリキュラムが望ましいと言えます。

具体的には、数学や理科の授業が充実しており、早い段階から受験を意識した勉強ができる予備校・塾がおすすめです。

「物理にアレルギーがある」など、特定の科目に苦手意識がある場合は、その科目に対してわかりやすい授業がなされるかを、口コミや評判などから調べておきましょう。

また国公立志望の場合は、国語と社会の共通テスト対策ができるかどうかも確認しておくべきです。

文系科目も網羅できるか

理系学部の入試であっても、英語は試験科目に含まれることが多いですし、国公立志望なら国語や地歴の共通テスト対策も必要です。

そのため、理系科目だけでなく、文系科目の対策も十分に行えるかも確認しましょう。

理系の受験生は英語や国語に苦手意識を持つことも多いですが、その場合は、それらのわかりやすい授業が行われる予備校・塾がおすすめです。

数学と理科しか対策できない理系専門塾を選ぶ場合、文系科目の対策方法を考えておきましょう。

なお、数学と理科しか要らない私大を志望するなら、理系専門塾でも構いません。

苦手分野の対策ができるか

理系科目は、各分野が連関しているので、苦手分野があるとそこから発展した関連分野がわからなくなってしまう場合があります。

特に物理や数IIIではこの傾向が顕著なので、受験勉強の際は早急に苦手を解消することが大切です。

よって予備校や塾を選ぶ際には、苦手分野の対策を行えるかにも注目するのが良いでしょう。

集団授業を展開する塾では、生徒一人ひとりに合わせた指導は難しいため、苦手が多い場合は個別指導塾のほうがおすすめです。

またチューターが理系であるか文系であるかによって、質問対応のクオリティに差が出ることもあります。

そのため、できればチューターの在籍学部・出身学部も確かめておきましょう。

学習・進路サポートが整っているか

講師やテキストのクオリティはもちろんですが、サポート体制の充実度も受験勉強の捗りに大きく影響します。

よって添削指導付きの演習があるかや、自分に合ったカリキュラムを考えてくれるかを確認しておきましょう。

また大学受験の情報やノウハウを豊富に蓄積しているか、最新の動向に対して柔軟に対応してくれるかも重要です。

さらに教室が綺麗かどうか、自習室の環境は整っているかなどにも注目してみてください。

悩みを相談しやすい環境であるか

大学受験で成功するには、精神面のコントロールも重要なので、こまめなメンタルケアをしてくれるかもチェックすべきです。

特に本番の直前期や浪人の期間には、精神的に不安定になりがちなので、この点をしっかり確認しておきましょう。

これまでに多くの受験生を指導してきた経験豊富なベテランのスタッフ・メンターがいる予備校・塾なら、安心して利用できます。

また質問や相談に丁寧に対応してくれるかも確かめておいてください。

さらに1年近く通うことになるわけなので、雰囲気が自分に合うかという点も大切です。

体験授業・説明会に足を運ぶ

無料で体験授業や説明会を開催している予備校・塾は多いです。それらは予備校・塾を詳しく調べるチャンスなので、積極的に参加してみましょう。

特に講師の指導を実際に受けられる体験授業は、自分との相性や適性を確かめる良い材料になります。

教室の設備やクラスメイトの雰囲気など、広告や口コミではわからない内情も確認できるため、ぜひ体験してみてください。

おすすめの理系予備校・塾8選!

ここからは理系の大学受験生におすすめの予備校・塾を、紹介していきます。

駿台予備校

駿台のロゴ

項目 駿台
特徴 理系志望者・浪人生が多い
合格実績 医学部合格者が多い
対応難易度 中堅~最難関
校舎数 34校
費用 約90~120万
授業時間 50分
授業形態 対面授業+希望者は映像授業
講師や教材 本質をとらえるハイレベル授業
サポート TA制度(担当講師からの無料の個別指導)
クラスメイト 生徒の学力が高い
デメリット 授業料がやや高い

駿台予備校は、東大合格者数No.1の実績を持つ名門の予備校です。

「理系の駿台」と言われることもあり、ハイレベルな理系の受験生が集まることで知られています。

駿台予備校の評価項目

「理系の駿台、文系の河合塾」という言葉があるくらい、駿台は学力の高い理系の学生から人気です。

2018〜2020年の3年連続東大合格者数No.1の合格実績を誇り、最難関大学の志望者にとっては王道の予備校とも言えるでしょう。

また医学部医学科の合格実績も高く、2021年の入試では、国公立医学部医学科に1,905名の合格者を輩出しています。

駿台予備校には、全国的に見てもトップクラスの講師が結集しています。

受験業界で「神」と称される山本義隆氏や霜栄氏などの授業を、対面で受けられることが駿台の大きな強みです。

1年間で基礎から応用までを網羅的に学習できるカリキュラムになっており、盤石の実力を備えた上で入試本番に臨めます。

駿台では入学テストの実施されることから、一定以上の基礎学力を持った生徒しか通えません

そのため、レベルの高い環境の中で学びたい受験生にとっては、うってつけの予備校だと言えます。

特に駿台に通う理系の学生はかなりレベルが高いので、難関大学を志望する理系の受験生には最高の環境です。

駿台の理系科目の指導に関しては、良い評判・口コミが多いですが、とりわけ物理の講義とテキストは「本質的な力が身につく」と好評です。

レベルはかなり高いですが、みだりに高校の範囲を逸脱することはないので、無駄なく効率的に実力を高められます。

大学に入ってからも自分の専攻に活かせるような勉強ができるので、大学受験以降を見据える方にもおすすめです。

河合塾、代々木ゼミとともに三大予備校に数えられる駿台の魅力は、東大合格者数No.1に代表される圧倒的な合格実績です。

また高卒生・浪人生に対するサポートが充実しているという強みもあります。

さらに何十年も指導に携わる老舗なので、幅広い大学について豊富なノウハウを持っており、あらゆる志望校に対応できることも長所です。

駿台予備校の口コミ・評判(一部抜粋)

夏・秋の東大実戦はともにC判定でとても落ち込みました。しかし、自分の周りのハイレベルな戦友たちの努力する姿を見て、刺激を受け受験まで走り抜けることができました。クラスメートには感謝しかありません。ありがとう。また、予備校生活を支えてくれたクラス担任の藤井さんや、家族抜きにはこの合格は勝ち取れなかったでしょう。

駿台 合格者喜びの声 東大 文一

私は化学を高3から本格的に勉強し始めたのですが、理論分野が苦手で春の模試では思うように点数が取れませんでした。しかし、夏期講習の山下先生の化学特講Ⅰを受けてから苦手という概念が消え、試験本番でも健闘することができました。通期の授業では岡先生が面白く授業をしてくれて化学を楽しめました。数学では米村先生、小山先生に助けられました。

駿台 合格者喜びの声 京大 理

受験勉強において、共に勉強する仲間がいるということは非常におすすめなことです。

実際に駿台に通っていた方の口コミでも「周りの仲間や担任の存在が支えになった」との声は多くみられます。

また、講師の質の高さも口コミで評判でした。

駿台の評判・口コミについてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

東進

東進のロゴ

項目 東進
特徴 在籍生のほとんどが現役生
合格実績 現役難関合格生が多数
対応難易度 ~最難関
校舎数 1000校以上(東進衛星予備校を含む)
費用 約80~120万
授業時間 90分
授業形態 映像授業
講師や教材 質の高い映像授業を提供
サポート 過去問講座が人気
クラスメイト 文武両道の生徒が多い
デメリット 校舎のレベルが地域差大

東進は現役生の指導に力を入れている予備校です。

47都道府県に多数の校舎があり、全国の高校生から高い人気を得ています。

東進の評価項目

現役合格に強い東進は、東大現役合格者の38%以上が東進生という驚くべき合格実績を持っています。

また現役生の理系学部への進学実績も十分です。例えば、2021年には国公立医学部医学科に920名の現役合格者を輩出しています。

そのため、現役合格を目指す理数系の高校1〜3年生におすすめです。

東進は映像授業で学習する予備校ですが、その授業の質が非常に高いことで知られています。

現代文の林修先生や英語の安河内哲也先生など、有名なカリスマ講師の授業を、全国各地から受けられます。

対面授業と違って、先生と直接コミュニケーションを取らないため、ミスマッチが起こることが少ないのも魅力です。

東進ハイスクールと東進衛星予備校を合わせると、東進の校舎は全国に1,000以上あります

都市圏はもちろん、地方にも多数の校舎が展開されているので、居住地域に関わらず、質の高い講義が受けられます

そのため、自己管理が得意な地方進学校の生徒が難関校を目指す場合などに最適です。

また近くに対面授業が受けられる塾がない田舎に住む生徒が、都内の有名大学進学を狙う場合にも向いています。

東進は他の大手予備校とは違い、対面授業でなく映像授業で学ぶので、自分のペースで勉強を進められます

また夜10時ごろまで開いている校舎が多いため、夜間の学習も充実させられます。

よって、部活や習い事が忙しい高校生であっても、受験勉強を充実させることが可能です。

このことも全国の高校生から高く支持されている要因だと言えます。

東進では魅力的な講座が数多く開講されていますが、とりわけ便利なのが「過去問演習講座」です。

この講座では、難関大学の過去問の解説動画を見たり、自分が解答した過去問の採点・添削をしてもらったりできることから、高い人気があります。

東進は2004年から受講生の学習履歴のデータを蓄積しており、また10万問以上の演習問題のデータベースも持っています。

この講座では、そうした情報を活かして、AIが各生徒に最適な問題をリコメンドしてくれるので、自分に合った効率的な過去問演習が可能です。

東進の口コミ・評判(一部抜粋)

person1
矢野雄己

現役生の頃に東進を受講していました。

東進は映像授業なのが強みです。田舎の自宅からでも、有名講師の授業を受講することができたのが非常に良かったです。

オンラインなので自宅から好きな時間に受講できたのも良かったと感じています。

person1
Kiyoshi

東大在学中のKiyoshiです。実際に高2から高3まで東進に通っていました

東進にはユニークで面白い先生が多く、「この先生のお陰で実力がついた」と思える方にも出会えました。ここでは私が授業を受けたことのある先生方について、適宜コメントしていきます。

実際の口コミを見ると、東進はやはり映像授業が魅力的であるとの声が多くみられました。

自宅の近くに予備校がないという人でも、自宅で非常にハイレベルで質の高い講義を受講することができるのは最大の魅力であると言えるでしょう。

ただ、料金に関しては高いとの口コミが多く東進利用者の中でも料金の高さは共通認識であると言えるかもしれません。

東進の評判・口コミについてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

\カリスマ講師が多数在籍!/

四谷学院

四谷学院のロゴ

項目 四谷学院
特徴 対面と個別のダブル指導
合格実績 最難関大学の理系学部に多くの合格者を輩出
対応難易度 基礎~難関
校舎数 30校
費用 約100万円~
授業時間 80分
授業形態 対面授業+個別指導
講師や教材 中一の基礎からしっかり指導
サポート 徹底した学習管理
クラスメイト 能力別でクラス編成される
デメリット 全ての講義受講で200万円近くかかる

四谷学院では、個別指導と集団授業を組み合わせた学習によって、東大や京大など、難関大学の理系学部を目指すことができます。

個別指導では中1レベルの基礎から教えてもらえるため、基礎学力に自信がない方にもぴったりです。

四谷学院の評価項目

四谷学院では、「55段階個別指導」と「科目別能力別授業」を組み合わせた学習で志望校合格を目指します。

個別指導と集団授業の両方を受けられるので、自分の得意・不得意も踏まえながら、基礎力と実戦力を効率よく強化することが可能です。

四谷学院の55段階教育では、大学受験に必要な知識やテクニックを、学びやすいスモールステップで学べます

この段階的な学習は、志望校レベルを問わず、中学1年生のレベルから始まるため、基礎から着実に身につけていくことが可能です。

四谷学院の個別指導の形式は、まず生徒が問題を解き、それを講師がチェックした上で、わからない箇所をマンツーマンで教えてくれるというものです。

苦手分野を効果的に解決できると評判なので、勉強があまり得意でない生徒にも向いています。

また個別指導だけでなく、集団授業も実施されるため、周りの生徒に刺激を受けながら学ぶこともできます。

四谷学院のテキストに対しては、解説が簡潔すぎてわかりにくいとの口コミが散見されます。

予習・復習を充実させ、順調に学力を高めていくには、テキストの解説が詳しいほうが良いので、この点は大きな懸念材料だと言えるでしょう。

特に物理や化学などの理系科目は、基礎をしっかり理解することが重要であるため、基礎固めが完了していない理数系の受験生は、利用を慎重に検討すべきです

四谷学院の公式サイトには、難関大学の合格実績が、合格者の顔写真付きで数多く掲載されています。

その中には、東京大学理科一類や京都大学理学部なども含まれているので、ハイレベルな理系学部を目指す受験生にもおすすめです。

四谷学院の口コミ・評判(一部抜粋)

四谷学院の最大の武器、55段階コース。易⇒難へ、一つ一つ階段を登り、弱点をつぶしながら確実に実力が身に付く。

塾ナビ河合塾利用者の声

55段階個別指導や、教科別レベル別クラス授業のおかげで、今まで自分一人では気づかなかった自分の欠点を見つけることができ、基礎からちゃんと学び直せました。

塾ナビ河合塾利用者の声

55段階個別指導で先生方が一対一で教えてくださりとてもためになります。質問がしやすく、授業でわからなかった部分をすぐに解決できます。

評判ひろばより

四谷学院の実際の利用者の声を見ても、やはり独自の55段階教育により、確実に成績を伸ばすことができたという口コミが多く見られました。

河合塾

河合塾のロゴ

項目 河合塾
特徴 文系の生徒が多い
合格実績 私立文系合格者が多数
対応難易度 ~最難関
校舎数 31校
費用 約80~110万円
授業時間 90分
授業形態 対面授業
講師や教材 スタンダードな分かりやすい授業とテキスト
サポート フェローシステム(学習アドバイザーによる1回20分の質問制度)
クラスメイト 生徒の学力の幅が広い
デメリット 校舎での治安の差が大きい

河合塾は、基礎学力が不十分な生徒から、最難関の理系学部を志望する生徒まで、幅広い人におすすめできる大手の予備校です。

オーソドックスでわかりやすい授業が行われ、自習室も充実していることから、多くの受験生に支持されています。

河合塾の評価項目

河合塾は駿台よりも門戸が広く、勉強がそれほど得意でない生徒から、東大志望のハイレベルな生徒まで、幅広い人が通っています。

「文系の河合塾」と言われることもありますが、理系の受講生も多いです。

授業の種類も豊富であるため、様々な受験生におすすめできます。

幅広い学力レベルの生徒が通うこともあり、河合塾の授業は大半がオーソドックスでわかりやすいと評判です。

クセの少ないベーシックな仕方で教えてもらえるため、講師との相性の悪さを感じることも少ないでしょう。

河合塾は私立文系の合格実績に優れていることから、文系の受験生から高い支持を集めています。特に早慶志望の学生に人気です。

また難関大学の理系学部や医学部医学科へも、多数の合格者を輩出しています。

そのため、理系の学生の中でも、とりわけ国語や英語、地歴の対策にも力を入れたい人に向いていると言えるでしょう。

「机の河合」という異名もあるほど、河合塾の学習環境は非常に整っています。

個別ブースや開放型など、複数の自習室が用意されており、授業外の勉強を自分に合った仕方で行うことが可能です。

そのため、自習室での自学を充実させたいと考えている方に適しています

河合塾は、駿台や代ゼミとともに三大予備校に数えられる老舗です。

長年の指導経験から、豊富な情報やノウハウを有しており、信頼度は申し分ありません。

また名門の予備校でありながら、門戸が広いので、中堅レベルの理系学部を志望する人や、基礎固めがまだできていない人にもおすすめです。

河合塾の口コミ・評判(一部抜粋)

他の予備校と比較すると、生徒の実力や能力に応じたきめ細かい授業を受けることが出来る、多様なコースが選択出来るところ。

塾ナビ河合塾利用者の声

主要大学の合格実績も高く、 それなりの期待が出来る学校と理解している。

塾ナビ河合塾利用者の声

自習教室があり、とても勉強に集中できる環境だったと息子から聞いています。実際息子は授業が終わった後も塾が閉まるまで毎日自習教室で勉強してから帰宅していました。なのでとても良かったんだと思います。

塾ナビ河合塾利用者の声

河合塾の利用者の口コミを見ると、「自習室の評判」や「きめ細やかな学習サポート」に対して好印象を抱く方が多いようです。

SAE

SAEのロゴ

項目 SAE
特徴 理系に特化した個別指導塾
合格実績 医学部・理工学部の合格者多数
対応難易度 ~医学部・東大
校舎数 1校(高田馬場駅)
費用 月8万円~
授業時間 1回120分
授業形態 完全個別指導
講師や教材 選りすぐりのプロ講師
サポート オンライン指導可
クラスメイト 理系難関校志望者のみ
デメリット 校舎が少なく費用が高額

SAE(エスエーイー)は、医学部医学科をはじめとする難関の理系入試に特化した個別指導塾です。

自分専用のカリキュラムに沿ってマンツーマン指導が受けられ、効率よく学力を伸ばせます。

SAEの評価項目

SAEは、一流講師からの完全マンツーマン指導を受けられるハイレベルな理系専門塾です。

集団授業が苦手な方や、医学部医学科への逆転合格を目指す方などにおすすめです。

またそれぞれに状況に合わせた個別指導がなされるため、克服できない苦手科目がある方にもぴったりです。

SAEでは、生徒の性格や理解度などを踏まえて、個々の生徒専用の授業が実施されます。

自分に合った仕方で効率よく勉強できるので、一気に実力を伸ばしたい方におすすめです。

実際、SAEのマンツーマン指導で、偏差値40台から逆転合格を果たしたり、2〜4浪の受験生が志望校に合格したりといったケースもあります。高校中退から大学に進学した人もいます。

SAEで指導を担当するのは、大手予備校の講師をはじめとする指導経験豊富なプロばかりです。

全員が教える技術や成績を伸ばすコツを熟知しており、尚且つ指導に対する熱意も持ち合わせているので、充実した受験勉強ができます。

SAEの料金は、週1回120分〜の授業で月額80,000円〜と、比較的高額です。

しかし、医学部医学科をはじめとする難関の理系学部合格にフォーカスした個別指導を展開する塾なので、集団授業を行う他塾より高いのは仕方ないと言えるでしょう。

SAEの口コミ・評判(一部抜粋)

実際の利用者の口コミはネット上にはまだないようです。

代々木ゼミナール

代々木ゼミナール

代々木ゼミナールは、理解しやすい授業を行う優秀な講師陣や、入試の傾向が正確に反映されたオリジナルテキストなどが評判の予備校です。

年間2,000以上という多種類の講座が開講されているため、自分のレベルや目的に適した学習ができる魅力があります。

昨今は経営規模が縮小されており、校舎数が少ないことが難点です。以下の校舎に通えない人は、対面授業は受けられません。

  • 本部校 代ゼミタワー(東京・新宿)
  • 札幌校
  • 新潟校
  • 名古屋校
  • 大阪南校
  • 福岡校

新卒生向けのオンラインコースがある

代々木ゼミナールの弱点は校舎数が極端に少ないことですが、高卒生には「代ゼミオンラインコース」が用意されています。

これは代ゼミ大学受験科で開講されている講座を、映像授業で受講できるコースです。

このコースであれば、校舎に通学できない浪人生・高卒生でも、代ゼミで合格を目指せます。

ちなみに以下6つのコースがあるので、自分に合った内容・レベルの学習が可能です。

  • トップレベル国公立大コース
  • ハイレベル国公立大コース
  • スタンダード国公立大コース
  • トップレベル私立大コース
  • ハイレベル私立大コース
  • スタンダード私立大コース

武田塾

武田塾のロゴ

武田塾は、授業を行わない画期的な塾です。個別指導で各生徒に合った学習法を提案し、自学自習の充実による学力アップが目指されます。

数学や理科を基礎から勉強することができるので、基礎学力を高めることから始めたい理系の生徒におすすめです。

また授業がなされない塾ではありますが、合格実績は高いため、十分な学習効果が期待できます。

2021年度入試でも、早稲田大学基幹理工学部や東京理科大学理工学部をはじめ、数々の難関理系学部に合格者を輩出していることから、ハイレベルな大学を志望する学生にもぴったりです。

全国に多数の校舎を展開

武田塾は以下のエリアに多数の校舎を展開しています。

  • 北海道地方(7校)
  • 東北地方(14校)
  • 北関東エリア(17校)
  • 東京エリア(70校)
  • 南関東エリア(85校)
  • 甲信越エリア(10校)
  • 北陸エリア(6校)
  • 東海エリア(45校)
  • 近畿エリア(76校)
  • 中国エリア(18校)
  • 四国エリア(6校)
  • 九州・沖縄エリア(35校)

上記に加えて、自宅受講ができるサイバー校もあるので、武田塾を候補に入れるべき方は多いです。

ヘウレーカ

ヘウレーカのロゴ

ヘウレーカは、東大や医学部医学科などの難関入試の対策に特化した少人数制の理系専門塾です。

この塾では、学校と塾で学習内容が大きく違う状況を避けるため、学校のカリキュラムを踏まえた学習プランが立てられます。

そのため、学校の勉強を疎かにすることなく、それも受験勉強に活かしながら効率的に対策を進めることが可能です。

さらに一人の講師につき生徒が最大四人までという体制で、個別設計授業がなされるので、手厚いサポートが受けやすいという魅力もあります。

自分に合った方法で勉強し、十分な学習サポートも受けながら、難関の理系学部合格を狙いたい方におすすめです。

伸び悩んでいる受験生にもおすすめな塾

ヘウレーカは、大手予備校や名門塾で伸び悩んでいる受験生の指導を得意としています。

鉄緑会やSEGをはじめとする有名な予備校・塾でうまくいかなかった生徒を、数々逆転合格に導いてきているので、学習環境を変えたいと考えている方にもおすすめです。

大学受験におすすめの理系予備校5社比較一覧表

予備校名 特徴 費用 講師・教材 サポート体制 デメリット
駿台 ハイレベルな理系の生徒が集まる 90~120万 物理を始め理系講師の授業が人気 質問制度や担任制 費用がやや高め
東進 現役生の合格実績に非常に高い 80~120万 一流講師による質の高い映像授業 採点・添削もある過去問講座が人気 サービスのレベルに地域差がある
四谷学院 対面&個別のダブル教育 100万円~ 中1レベルの基礎から教えてもらえる 徹底的な学習管理がなされる 全講義を受講すれば200万円近い出費になる
河合塾 文系の学生に人気 80~110万円 ベーシックでわかりやすいと評判 学習アドバイザーによる質問対応が充実 治安があまり良くない場所にある校舎も存在
SAE 医学部や理工学部に強い個別指導塾 月8万円~ 精鋭のプロ講師による完全個別指導 オンライン指導に対応している 校舎が少ない・費用が高額

おすすめの理系予備校合格実績比較表

<2020年度合格実績>

予備校名 国公立医学部 私立医学部 東大 京大 東工大 早稲田 慶應 旧帝大
駿台 1,905名 2,824名 1,373名 1,473名 385名 4,028名 3,019名 3,201名
東進(現役生のみ) 920名 671名 816名 461名 174名 3,201名 1,992名 3,501名
河合塾 1,493名 2,155名 1,313名 1,329名 227名 5,919名 3,235名 3,644名

今回、登場する予備校の中で、とりわけ合格者数が多いのは上記の3社です。

全体的に最も合格者数が多いのは駿台で、河合塾がそれに続きます。

東進は現役合格を果たした受講生の数が圧倒的に多いです。

なお、四谷学院は合格者数を公表していませんが、公式サイトには合格体験記が顔写真付きで多数掲載されています。

またSAEに関しては規模の小さい個別指導塾なので、合格者数はそれほど多くありません。

しかし、それでも2020年度入試では医学部医学科に7名、難関私立の理系学部に5名を合格させており、こちらも十分に信用できます。

予備校・塾通いのメリット・デメリットとは?

自分に合った予備校・塾選びの前に、そもそも予備校・塾を利用するかで迷っている方もいるでしょう。

以下ではそのような方に向けて、予備校・塾で勉強するメリット・デメリットを詳しく解説します。

予備校・塾を利用するメリット

予備校・塾を利用して勉強することには、以下のようなメリットがあります。

質の高い学習環境で勉強できる

予備校や塾に通えば、自分で学習の順番や学習内容を考える必要がなく、各社・各校のノウハウが詰まった充実のカリキュラムに沿って勉強できます。

また大抵の予備校・塾には、自習用の教室やスペースが用意されており、授業外の勉強にも集中して取り組むことが可能です。

さらに最新の赤本や過去の合格体験記などが閲覧できるところも多く、出題傾向の研究やモチベーションの向上にも役立ちます。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨

集団授業が実施される予備校・塾では、同じような目標を持つ他の受験生と切磋琢磨しながら勉強することができます。

バテてしまいがちな夏や秋でも、頑張る仲間の姿に刺激を受けて、モチベーションを高められます。

模試の成績などで順位付けやクラス分けがなされる予備校・塾も多いため、緊張感を持って学習することが可能です。

また適度に人とコミュニケーションが取れるのでストレス解消になり、メンタル面にも好影響があるでしょう。

プロからの丁寧な指導

プロ講師による良質な授業を受けられることも、予備校・塾を利用する大きなメリットです。

指導経験が豊富な講師は、受験生の指導に精通しており、的確でわかりやすい教え方をしてくれます

また添削指導がある予備校・塾では、独学では発見しにくい考え方やテクニックなどを習得できるため、入試本番での大きなアドバンテージになります。

最新の入試情報をゲット

予備校・塾を利用すれば、独学の場合よりも、入試に関する情報収集がしやすくなります。

例えば、赤本が置いてある予備校・塾は、志望校の過去問を研究し、入試対策や本番での戦略を考える上で便利です。

また最近大学受験を乗り越えたばかりのチューターや、受験勉強を熟知したプロ講師から、有益な情報を得ることもできます。

さらに推薦入試やAO入試の出題傾向、面接や小論文で問われることが多いテーマなど、高校では入手するのが困難なデータを集められる予備校・塾も多いです。

予備校・塾を利用するデメリット

上記の通り、予備校・塾を利用するメリットは豊富に存在しますが、以下のようにデメリットもあるので注意しましょう。

金銭的負担が大きい

大学受験向けの予備校・塾の授業料は、年間で100万円を超えることもしばしばです。

たとえ小規模の塾であっても、個別指導や夏期講習などのオプションが付けば、それに準ずる金額になります。

そのため、受験勉強にかかる出費をできるだけ少なくしたいと考える方には、予備校・塾の利用は向いていません

独学や通信教育を活用した勉強スタイルのほうが、よっぽど金額は抑えられます。

通塾が肉体的・時間的負担になる

自宅の付近に良い予備校・塾がなく、毎日1時間以上かけて通学する受験生もいます。そのような場合、通学するだけでもかなり大変です。

参考書を大量に持ち歩く生徒の場合、リュックの重さが10キロ近くになることもあります。

そのため、通学に大きな労力を使ってしまい、疲れて勉強に集中できなくなる可能性もあるので注意しましょう。

また通学に時間をかけすぎると、その分勉強する時間が削れてしまうことから、満足な学習時間を確保できない場合もあるでしょう。

よって通学に1時間もかかる予備校や塾はおすすめしません。

大手なら校舎近くに寮を構えていることもあるので、浪人生の場合は入寮も検討してみてください。

自宅で充実した学習ができる、通信教育やオンライン家庭教師を活用するのもおすすめです。

自分の学習ペースが乱れることも

授業のレベルが高い大手予備校の場合、基礎学力が不十分な生徒だと、予習・復習をして授業について行くだけで精一杯で、自習まで手が回らず、有効な受験対策ができない可能性があります。

中小規模の塾や個別指導塾の場合は、アルバイト講師が授業を担当するところもあり、レベルの低い指導がなされたり、自分に合っていない仕方・内容の指導をされたりすることもあるでしょう。

また予備校・塾での友達付き合いが過剰になると、それがサボりの温床になってしまうケースも考えられます。

大学受験対策の勉強法を徹底比較!

大学受験対策の勉強法としては、予備校・塾以外に、独学や通信教育、オンライン家庭教師などがあります。

以下では各勉強法の特徴やそれぞれに向いている人の傾向などを紹介するので、自分に合った方法を見つける上での参考にしてください。

独学

項目 内容
特徴 自由に学べて費用を抑えられる
授業料 約数万円
講師・教材 自分で1から検討し選ぶ
メリット 最大限時間を有効活用できる
デメリット 試行錯誤で学ぶため効率は悪い

独学は、最も自由度が高く、一番お金もかからない勉強法です。

好きなペース、好きなタイミングで勉強でき、出費も年間数千円〜数万円に抑えられます。

しかし、自分に合った勉強方法や勉強内容を見つけるまでに、色々と試行錯誤していかなければならないので、特に勉強が苦手な人の場合、効率性は良くありません

独学がおすすめの人

  • モチベーション維持やスケジュール管理が上手い人
  • 自分に合った勉強の仕方を知っており、自らで有効な苦手対策ができる人
  • できるだけ出費を抑えて大学受験対策がしたい人

独学のメリットは、自分のペースで勉強できることで、自らに合った勉強法を知っており、学習意欲が高いのであれば、十分な学習効果が期待できます。

中でもスケジュール管理やモチベーション管理が得意な人であれば、周りに合わせなくてよい分、予備校・塾よりも充実した勉強ができる可能性もあります。

またいくつかある勉強法の中で最もお金を節約しやすい方法なので、極力出費を抑えて大学受験対策がしたい方にもおすすめです。

通信教育

項目 内容
特徴 コスパよく指導を受けられる
授業料 年間約50万前後
講師・教材 紙やタブレットなど各社異なる
メリット 時間や場所を気にせず学習できる
デメリット すぐにさぼれてしまう

通信教育は、テキストやデジタル教材、映像授業などで学ぶ、昨今人気の勉強方法です。

教材さえあれば、いつでもどこでも勉強できるので、効率的な受験対策ができます。スキマ時間を有効利用することも可能です。

また予備校・塾やオンライン家庭教師と比較して、受講料がリーズナブルであるという魅力もあります。

ただし、独学同様に学習の自由度が高い分、自己管理の難易度は高いです。

サボろうと思えば簡単にさぼれてしまうため、学習意欲が低かったり、モチベーション管理が下手だったりすると、途中で挫折してしまう恐れもあります。

通信教育がおすすめの人

  • 出費を抑えつつ質の高い受験対策がしたい人
  • スケジュール管理・モチベーション管理に自信がある人
  • 限られた時間の中で効率的に勉強していきたい人

通信教育を活用すれば、比較的リーズナブルな費用で、レベルの高い大学受験対策が可能です。

そのため、コスパの良さを重視する方におすすめできます。

また独学と同様、通信教育を利用する場合も基本は独りで勉強するわけなので、スケジュール管理やモチベーション管理が上手い人のほうが向いています。

さらに通信教育なら、時間や場所の制約を受けず、いつでもどこでも勉強できることから、時間のない人にもぴったりです。

特にスキマ時間を有効活用したい人や、部活と受験勉強を両立させたい人などに適しています。

予備校・塾

項目 内容
特徴 手厚い受験サポートを受けられる
授業料 年間約100万円前後
講師・教材 予備校独自のテキストと質の高いプロ講師
メリット 仲間と切磋琢磨できる
デメリット 金銭面での負担が大きい

予備校・塾では、良質な学習カリキュラムや手厚い学習サポートが用意されているので、受験勉強を充実させやすいです。

また定期的に授業が受けられることから、学習のペースを掴みやすいという特徴もあります。

さらに同じような目標を持った他のクラスメイトの姿から、良い刺激を受けられることも魅力です。

しかし、他の学習スタイルに比べるとかなりお金がかかるので、ある程度経済的に余裕がないと利用するのは厳しいと言えます。

予備校がおすすめの人

  • 志を同じくする勉強仲間と切磋琢磨したい人
  • モチベーションの維持に自信がない人
  • 安心感を持って勉強を進めたい人
  • 快適な学習環境を求める人

予備校や塾には、同じような目標を持つ他の生徒がいるので、勉強仲間がほしい方には予備校・塾がおすすめです。

また勉強仲間の姿に刺激を受けたり、講師からアドバイスをもらえたり、モチベーションを高めやすい環境なので、やる気をキープする自信がない方にも向いています

また効率的なカリキュラムに沿って学ぶことができ、手厚い学習サポートも受けられるため、安心して受験勉強を進めたい方にもぴったりです。

さらに自習室を使うことができ、入試の情報収集もしやすいことから、学習環境の充実を求める場合にも適しています

オンライン家庭教師

項目 内容
特徴 個別指導を全国各地から受けられる
授業料 月約3万円~
講師・教材 自分で用意する場合が多い
メリット 全国どこにいても質の高い指導を受けられる
デメリット 講師の当たりはずれが大きい

オンライン家庭教師は、Web会議システムなどを介して、講師と対面せずにマンツーマン指導が受けられるサービスです。

コロナ禍の影響もあって、急速に普及してきており、医学部医学科や最難関大学の理系学部に対応しているところもあります。

この学習方法であれば、どこからでも授業が受けられるので、居住地域によって指導の質に差が生まれることはありません

近くに大手予備校がない郊外や田舎であっても、都市圏と同等の授業が受けられます。

デメリットは、講師によって指導力に差があることや、対面授業に比べると緊張感に欠けることなどです。

オンライン家庭教師がおすすめの人

  • 近くに良い予備校・塾がない人
  • 集団授業や対面授業が苦手な人
  • 苦手分野が多い人
  • 積極的に質問しながら勉強していきたい人

オンライン家庭教師では、全国どこからでもマンツーマン指導が受けられるので、自宅近くに予備校や塾がない受験生に向いています

また講師と直接対面することなく、比較的気楽に個別の授業をしてもらえるため、集団授業や対面での個別指導が苦手な方にもおすすめです。

さらに自分専用のカリキュラムで効率よく弱点を克服していけることから、苦手分野が多い生徒にも適しています。

質問がしやすい勉強スタイルであり、講師と積極的にコミュニケーションを取りながら学習したい場合にもぴったりです。

理系向け大学受験予備校・塾まとめ

理系向け大学受験予備校・塾まとめ

  • 駿台予備校
  • 東進
  • 四谷学院
  • 河合塾
  • SAE

理系の大学受験生におすすめの予備校・塾を紹介しました。

理系学部の入試対策を行う予備校・塾を選ぶ際は、第一に理系の合格実績が充実しているかに注目しましょう。

また志望校合格に向けて有効な対策ができそうなカリキュラムがあるか、文系科目や苦手分野の対策ができるか、サポート体制が整っているかなども確認すべきです。

体験授業や説明会が実施される場合は、積極的に参加してみることをおすすめします。

以上を参考に、ご自身にぴったりの予備校・塾を探してみてください。