Z会中高一貫コースの評判・口コミは？難易度や学習効果を利用者の声を元に解説！

画像出典：Z会公式サイト

Z会の通信教育中高一貫コースは、中学1年生～3年生向けのコースです。はじめにZ会中高一貫コースの特徴主に以下のようなものが挙げられます。

• 人とAIによる効率的な学習
• 一貫校の進度・レベルにピッタリ
• 忙しいお子さんも自分のペースで無理なく勉強
• 自然と身につく大学受験の基礎固め
• より実践的な英語力をつけるコースもある
• 添削指導はプロの先生が行うので安心
• 入会金0円の入会申込みもある

2021年3月よりリニューアル

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Z会の通信教育 中高一貫コースは従来からありましたが、2021年3月にリニューアルされました。

従来は、受講の際のツールをテキストかiPadのどちらかを選べました。しかし、リニューアル後はAIを使用したタブレット学習に一本化されています。それに伴うさまざまな変更点もあります。

今回ご紹介するのは、リニューアル後の新しいZ会中高一貫コースです。

ここでは、Z会中高一貫コースの料金を紹介します。なお、コース価格は記事執筆時点のものである点にご注意ください。

1講座から受講可能でさまざまなニーズに対応

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まずZ会中高一貫コースの講座の概要・要点を見ていきましょう。Z会中高一貫コースはさまざまなニーズに対応しています。英語・数学・国語を1講座・1教科から受講することも、3科目まとめてセットで受講することも可能です。

英語は本科英語かAsteria英語の選択になっています。本科英語は入試で求められる英語力を磨きます。Aster英語は、英語4技能を実社会で必要なハイレベルまで鍛えることが可能です。

他にも論理的思考力・文章力が身につつく専科総合科目があります。また、中学生タブレットコースの理科・社会も受講可能です。

詳しい料金体系については、以下で解説いたします。

セット受講や一括払いで割引もある

Z会中高一貫コースの料金は、セット受講と一括払いでの割引があります。

セット割引は、本科3講座セットとAsteria英語3講座セットの割引があります。Asteria英語セットは、Asteria英語と本科の数学と国語の組合せです。

一括払い割引は、毎月払いよりも、年間一括で15%・半年一括で5%安くなるので、お得です。

注：上記は年間一括払いの場合の1か月当たりの料金、セット受講はセット割引適用後料金です。

また、上の表の講座ごとの料金に加え、専用タブレット料金19,800円が必要になります。

ここでは、Z会中高一貫コースの教材の内容を見ていきます。

わかりやすいと評判の映像授業

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基本はタブレットを使った映像授業です。

授業の流れとしては、以下の通りです。

• まず文字解説を読み進め、
• 次につまずきやすいところを映像解説を受講し理解を深めます。
• 最後に簡単な確認問題を解いて学んだことをすぐにチェックします。

この3つのステップで要点の学習・インプットの完了です。深い理解と思考力を養成できます。

以上のステップの中でも特に、Z会では、映像授業がわかりやすいと評判になっています。

AIによる効率的なアウトプット

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タブレットを使って問題を解くことで、正答率やミスの傾向、到達度もわかります。

ポイントは、苦手な部分だけでなく、なぜ苦手になってしまうのか、原因・きっかけとなる問題個所をAIが発見してくれることです。

苦手単元やその原因を自動的にAIが見つけてくれるので、自分に合った自分だけの苦手演習ができます。

AIにより無理なくスムーズに習得でき、効率的かつ確実なアウトプットが可能です。

添削指導によるフィードバック

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もちろんすべてをAI任せにするわけではありません。教科のプロによる個別の添削指導があります。

プロ講師が、AIだけではわからない生徒の考えかたのクセや、本人が気づけない弱点にも気づいて教えてくれるのです。

AIに加えて人による添削指導というフィードバックがあるのは心強いです。記述問題にも安心してしっかり対応できます。

ここでは、Z会中高一貫コースの学習サポートについて紹介します。

人間とAIをフル活用

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Z会中高一貫コースの学習サポートの1つ目は、人間とAIをフル活用することです。精鋭指導者による添削指導とAIの技術力を組み合わせてフル活用し、学力を効果的に高めます。

従来からある添削問題をそのまま使い、映像授業や問題演習をAIでチェックして、苦手解消に役立てるのです。添削問題はプロが指導するので、自分では気づけないクセや弱点にも気づけます。

効率よく深い理解が可能になる、まさにAIスマート深化学習です。

自分や学校のペースに合わせて受講可能

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Z会中高一貫コースの2つ目のポイントは、入会時から単元が学び放題なことです。オープンカリキュラムになっているので、自分や学校のペースに合わせて自由自在に単元を選択して受講できます。

これに対して、塾や他の通信教育は基本的には月毎に学ぶ内容が決められています。一方で、Z会中高一貫コースはそのような制約はありません。得意な単元は素早く短時間で済ませ、苦手な単元は納得できるまでじっくり学べます。

中高一貫校は学校によって独自のカリキュラムが多く、塾などではカバーできないかもしれませんが、Z会なら問題なく対応できます。

定期テスト対策や大学入試の基礎固めにも

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Z会中高一貫コースの3つ目のポイントは、定期テスト対策や大学入試の基礎固めも、自分に合った進め方が可能なことです。例えば、定期テストの1週間前からアプリで試験範囲を選択してテスト対策を開始できます。

AIが学習状況・単元ごとの到達度を算出し、優先的にやるべき課題を出題してくれるので、効率よく最大の効果を生み出せます。

しかも、Z会の問題は日々の学習で大学入試に必要な力を習得できるように作られています。例えば、大学入試で重視される複数情報からの読み取り問題などは、従来からZ会の標準的な問題です。基礎は自然と身につきます。

ここでZ会中高一貫コースの合格実績を見ておきましょう。

難関大学に多数の合格者を輩出

出典：Z会公式

2021年度のZ会員大学合格実績は、最難関の東京大学に1,316人・京都大学に979人の合格者を輩出しました。最難関の東京大学の合格者の実に4割近くがZ会員です。

さらに難関私大の早稲田大学2,495人・慶應義塾大学1,916人など、国公立・私立を問わず難関大学に多数の合格実績があります。医学部医学科合格者も1,799人を数える素晴らしい実績です。

3部門で顧客満足度1位を獲得

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また第三者機関であるイード・アワード2020「通信教育 中高一貫生」の3部門で顧客満足度1位を獲得しています。

この賞は通信教育を受講している受験生をお子さんにもつ保護者を対象にした調査結果に基づくものです。受賞したのは、8部門ある部門賞のうち、「効果のある」「教材がよい」「添削の質がよい」の3部門です。

ここまでz会の特徴や素晴らしい合格実績などを見てきましたが、Z会中高一貫コースのデメリットはないのか、注意すべき点を見ておきましょう。

レベル分けがされていない

これまでの中高一貫コースは標準コースと発展コースがありました。リニューアルされた中高一貫コースでは、タブレット移行に伴いそのレベル分けがなくなりました。

そのため、レベルが合わないのではと心配するかもしれませんが、心配は無用です。現在のコースはオープンカリキュラムですから、単元やレベルを自由に選択できます。

学校の進度や本人のレベルに合わせてやりたい単元を選べます。

タブレットのみの受講

リニューアルされたZ会中高一貫コースは、専科を除き授業や問題演習はすべてタブレットでの受講になりました。基本的に紙のテキストを使わないので、紙に慣れてきた人は最初のうちは馴染めないかもしれません。

ただ、添削問題はデジタルペンでタブレットに書き込んで提出するので、不慣れイメージも多少カバーされるでしょう。また、タブレット1台で済ませられることは手軽で、むしろすぐ慣れて前向きに取り組むようになることも期待できます。

ここではZ会中高一貫コースの開講講座を一覧にして紹介します。

英語

Z会中高一貫コースの英語は、基礎からハイレベルまで、自分の実力に合わせて力を伸ばせます。具体的には以下のような学習サイクルで実力を積み上げていきます。

• 普段の学習では、AIを利用して4技能の基礎力を鍛える
• 月1回、外国人講師とのオンラインレッスンで学んだ表現を使ってみる
• 年1回、自宅で4技能テストを受け自分の英語力の現在位置を把握、英検にチャレンジして気づいたことを普段の学習に活かす

このようにして最適の英語学習サイクルを重ね、社会で使える英語力を身につけていきます。

本科英語

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英語4技能をバランスよく鍛えることができます。個々人に合わせて進めることができるので、力がついたと実感することができるでしょう。

添削問題では文法だけでなく、個別に正しい表現かどうかもチェックしてもらえます。実践的な表現力が着実に身につきます。

Asteria英語

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将来的に国際系の大学・学部に進みたい人向けの英語の特別講座です。学校や入試対策というよりは、実践的な力を伸ばすことが主眼です。

ですから、中高一貫のカリキュラムとは異なり、定期テストや学習サポートはありません。その代わりに、社会で実際に使える生きた英語を身につけることができます。

数学

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単元ごとに達成すべき水準が設定されています。理解を着実に積み上げることにより、数学を応用して正確に表現する発展的な力まで身につけていくことが可能です。

具体的には以下のようなステップで学習を進めます。

1. わかりきるまで最適な課題を提示
2. AIが理解できたと判断すれば発展問題を出題
3. 理解が不足していれば基礎問題で弱点克服

添削問題は、考え方の道筋をチェックします。途中式や答案の組み立て方を見て、どこまで合っていて、どこでつまずいたかを見極め、アドバイスします。

国語

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共通テストやこれからの時代で必要な思考力・判断力・表現力の修得を目指します。そのため力を入れているのが、論理的に解答を導く高度な読解力と、自分の意見をわかりやすく伝える表現力の養成です。

後回しになりがちな漢字・語句の知識についても、頻出問題をカバーし、反復学習して完全習得を目指してくれます。

記述問題の添削指導では、解答に必要な要素や答案作成のコツも伝授します。

総合

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総合では教科の枠を超えてさまざまな情報を正確に読み取り、自分で主体的に考えて意見をまとめる力、そしてそれを他人に正確に伝える表現力を養います。

添削問題では、必要とされる視点や解答に至るまでの考え方を、客観的に評価して指導してもらえます。論理的な思考力・文章力が鍛えられ、さらに他の意見と見比べることにより、考えをより深めることも可能です。

理科・社会

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高校受験をする人向けの中学生タブレットコースと同じ問題になっています。理科も社会も基本は重要事項の反復学習による定着です。教材に沿って学習を進めるだけで、自然に反復学習ができ、知識が定着していきます。

また図表や地図を視覚的にとらえることも、定着を図るうえで重要な作業です。つまづきやすい箇所を映像で理解してから問題演習に入れば、基礎がしっかり身につきます。高校入試向けに作られており、実践的な応用問題にも対応しています。

ここでは、Z会中高一貫コースに向いている人・向いていない人を紹介します。

Z会中高一貫コースに向いていない人

Z会中高一貫コースに向いていない可能性があるのは、次のようなお子さんやそのご家族です。

• タブレット学習に抵抗がある
• Wi-Fi環境が整っていない
• 学校や部活などが忙しい
• 学校での学習で十分

タブレット学習は最近急速に普及していますが、どうしても不慣れで馴染めない、合わないというお子さんや保護者もいます。

また、Wi-Fi環境がないとタブレットそのものを長時間・安心して使用できません。

Z会中高一貫コースに向いている人

一方、Z会中高一貫コースに向いていると考えられるのは、次のような人です。

• タブレット学習に抵抗がない
• Wi-Fi環境が整っている
• 学校が忙しいが効率的に学習補助をしたい
• 勉強も部活も全力で頑張りたい
• 自分のペースで勉強したい
• 通塾に時間をかけたくない
• 大学受験準備を早いうちから始めておきたい

Z会中高一貫コースは自分のペースで進められるので、忙しいお子さんも部活や学校行事の合間を縫って勉強できます。またAI技術も使われているタブレット教材なので、隙間時間の勉強でも効率よく学べるでしょう。

リニューアルされたZ会の通信教育 中高一貫コースについて、教材やサポート体制などを紹介しました。

Z会中高一貫コースは、1講座から受講可能でさまざまなニーズに対応できます。Z会中高一貫コースの受講を検討している方は、お子さんにあったコースを見つけて受講されることをおすすめします。

Z会中高一貫コースの各講座の料金・特徴などさらに詳しい情報は、Z会の公式ホームページから資料請求できます。この記事とあわせてご検討ください。