駿台予備校の特待生は狙える?他予備校のスカラシップ制度や難易度まで徹底調査
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「駿台予備校の特待生ってどのようなメリットがあるの?」
「駿台の特待生になるための成績優秀者の条件を詳しく知りたい!」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
大手予備校には特待生制度という、授業料免除が行われたり学費が安くなったりする制度が設けられています。
駿台では「スカラシップ」と呼ばれる制度を導入しており、適用となる条件について詳しく知りたいと思っている方も多いでしょう。
こちらの記事では、駿台のスカラシップや他の予備校の特待生制度について比較しながら、制度の概要について詳しく解説していきます!
駿台の特待生制度をざっくり説明すると
- 成績優秀者には授業料免除や学費が安くなるメリットがある
- 選ばれるための要件は不明点が多いため、事前に確認しておこう
- 金銭的なメリットが非常に大きいため、自信がある生徒は目指そう
- 東進や河合塾にも駿台と同様の特待生制度が設けられている

この記事は、実際に駿台のスカラシップ生になったことがある、わたくし矢野が解説します!
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予備校の特待生・スカラシップ制度とは?
まずは、多くの予備校で実施されている特待生制度・スカラシップ制度について解説していきます。
駿台・河合塾・東進をはじめとして、大手予備校では特待生・スカラシップ制度を導入している予備校が多くあります。
まずは、特待生制度やスカラシップ制度の概要について見てみましょう。
生徒・予備校双方にメリットのある制度
予備校の特待生制度とは、厳しい選考をパスした生徒に対して入塾金や授業料の全額又は一部を免除し、経済的にサポートする制度です。
大学受験予備校を利用する際には年間70~100万円の学費が必要と言われており、特待生制度を活用できれば家計の負担を軽減することができます。
大学受験は教育費用の中でも大部分を占める支出なので、出費がかさみがちな時期に授業料免除や学費が安くなるメリットは絶大です。
つまり、受講生側にとっては経済的メリットがあるため、チャンスがあれば活用するべき制度と言えます。
なお、予備校側は成績が優秀な生徒に通学してもらうことで予備校の合格実績を上げることができ、その結果として対外的に自校の評価を高めることができます。
予備校としては合格実績を高めることで新規の受講生を募集しやすくなるメリットがあるので、成績優秀者の存在は貴重なのです。
つまり、特待生・スカラシップ制度は生徒と予備校双方にメリットのある制度なので、チャンスがあれば狙うべきと言えるでしょう。
(選考方法に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については校舎へ直接ご確認ください。)
選考方法は?
特待生選考は予備校によって内容や難易度も大きく異なるため、一概には言えません。
入学テストや模試の成績、高校の成績表の内申点など選考方法は様々なので、自身が通っている予備校の制度を確認しておきましょう。
また、現役生や浪人生で制度が異なったり、学費免除を実施している校舎も様々なので、予め資料請求や校舎へ質問をして情報を集めておくことが重要です。
予備校に通っているのに自校の特待生制度について知らないという学生も多いため、早い段階で調べておくことをおすすめします。

私は特待生制度の基準はクラスの担任の先生に質問しました!
予めスカラシップの基準を明確に知っていると、模試でやる気が湧くのでおすすめです。
駿台予備校の特待生制度の特徴は?
それでは、駿台予備校の特待生制度・スカラシップ制度にフォーカスして解説していきます。
概要を把握しておき、チャンスがあれば特待生を目指しましょう。
駿台の特待生制度(スカラシップ制度)
駿台予備校の特待生制度は「スカラシップ制度」と呼ばれています。
駿台のホームページを見てみると「特に成績優秀な方をスカラシップ生として認定し、学費の全額、または、学費の一部を免除いたします。」と掲載されています。
なお、基本的にスカラシップ制度の対象になるのは高卒生だけですが、現役生も対象のモニター生(特待生)に選ばれることで授業料免除を狙うことが可能です。
ハードルは高く険しい道であることは事実ですが、特待生を狙うことで勉強のモチベーションを高める効果も期待できます。
細かい条件についてはしっかり確認しておき、自身でも狙えそうかチェックしましょう。
選考方法
それでは、具体的な選考方法について見てみましょう。
駿台のスカラシップ制度では、駿台が主催する模試で一定基準をクリアした生徒を特待生として受け入れています。
また、模試の要件以外にも学業成績や生活態度の優れた生徒に対して授業料免除を行っており、駿台の特待生制度は他の予備校に比べるとハードルが高いです。
具体的には、模試で偏差値が20以上アップしたり駿台模試で50位以内にランクインするなど、かなり厳しい条件をクリアしなければなりません。
金銭的なメリットは非常に大きいので自信がある方はトライする価値はあるでしょう。
特待生制度の具体例を元駿台生が紹介
駿台お茶の水校3号館では毎年多くの東大生合格者を輩出していますが、こちらの校舎では模試成績で校舎内上位3~5名が特待生制度の対象となっています。

私は校舎内で5位だったので、ギリギリ表彰を受けることができました。
スカラシップはかなり狭き門だと思います。
特待生枠は狭く、校舎の中で最もレベルの高いクラスからしか対象者がいないため、相当な努力が必要になることが分かります。

私の場合、評価対象は
- 駿台記述模試(4月)
- 駿台全国判定模試(5月)
- 駿台全国模試(5月)
の3つの模試の合計点でした。
いずれも記述式で、800点満点です。
私は、ぞれぞれの模試で
- 駿台記述模試→715点
- 駿台全国判定模試→703点
- 駿台全国模試→555点
という成績でした。

高卒生の場合、駿台から以下のような賞状をいただくことができます。表彰式は8月下旬に駿台の校舎で行われます。表彰対象者のみが参加します。
なお、特待生制度は駿台が全面的に押し出している制度ではないので、特待制度を知らないまま駿台を卒業する人も多いです。興味がある方や詳しく知りたい方は問い合わせをして条件をチェックしておきましょう。
給付金額・授業料免除額
高卒生のスカラシップ制度のパンフレットに「前期・後期とも成績状況により授業料の約1/2相当額、授業料の1/4相当額、入学金の1/2相当額を授与します。」と記載されています。

賞状に記載されているように、国立理系スカラシップ生・コース別表彰生として奨学金、記念品の2点をいただきました。
私の場合、奨学金は前期の授業料の半額で、親の口座に振り込まれました。結構な金額が戻ってくるので、もしスカラシップを目指せる位置にいるなら頑張って目指すべきだと思います。
記念品は電子置き時計で、駿台のロゴが入った茶色の置き時計でした。
成績の順位に応じて、奨学金の額が変わります。電子置き時計は全員共通でした。
給付金額に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については校舎へ直接ご確認ください。
高校生の特待生制度は不明点が多い
高校生の特待生制度の内容はホームページ上では明記されておらず、明確な基準は不明です。
ネットの口コミによれば、成績優秀者は1講座分が無料になったり、一年を通じて授業料が無料になるメリットを受けることが可能となっています。
高校生の特待生モニターは1校舎に1人いるかいないか程度の非常に狭き門です。
他の口コミを見てみると、特待を受ける際には一切口外しないという旨の書類に署名捺印させられたり、人によって条件や学費免除額に差があるようです。
つまり、高校生の特待生制度に関するネット上の情報は非常に少なく、不確実だということがわかります。
もし詳細が気になる場合は直接校舎にお問い合わせをしてみるのが良いでしょう。
駿台の入学説明会でもそのようなお問い合わせをすることが可能です。
他予備校の特待生・スカラシップも調査
続いて、他の予備校の特待生制度・スカラシップ制度について解説していきます。
各予備校との違いについて把握し、特待生を狙えそうな予備校があるかどうかをチェックしてみてください。
(選考方法・給付金額に関しては執筆時の情報を参考にしております。最新情報については校舎へ直接ご確認ください。)
河合塾
まず、駿台と共に知名度が高い河合塾の特待生制度の特徴について比較してみましょう。
項目 | 駿台 | 河合塾 |
---|---|---|
対象 | 高卒生 | 高卒生 |
選考方法 | 駿台主催の模試で一定基準以上の成績 | 公表なし |
金額 | 授業料の1/4〜1/2 | 5万円~授業料の1/2 |
難易度 | 有名校舎で5位以内 | 東大A判定レベル |
駿台も河合塾も高卒生を対象としていますが、明確な選考基準が公表されていないため、特待生を狙うための目標を立てるのは難しいです。
また、両校とも簡単には到達できない超上位層の生徒を対象としているので、東大でA~B判定以上が出せないと授業料免除は受けられないでしょう。
とはいえ、半額の授業料免除が行われる点は非常に魅力的です。
ベストを尽くして勉強して「特待生になれればラッキー」程度の感覚でいるのが無難です。
東進
続いて、同じく知名度が高い東進の特待生制度の特徴について比較してみましょう。
項目 | 駿台 | 東進 |
---|---|---|
対象 | 高卒生 | 中2・中3、高校生 |
選考方法 | 駿台主催の模試で一定基準以上の成績 | 校舎により異なる |
金額 | 授業料の1/4〜1/2 | 3~6講座無料など |
難易度 | 有名校舎で5位以内 | 駿台・河合の模試で東大C判定以上 |
東進の特待生制度は中2以上の現役生のみを対象をしており、校舎により違いがあるものの駿台や河合塾よりも選考のハードルが低いです。
なお、東進の特待生制度には「数学特特制度」「東大特進制度」の2つがあり、「数学特特制度」では中学2~3年生を対象に数学3・数学Cまでの講座が無料となります。
一方で、東大特進制度は模試の判定や共通テスト模試の成績次第で講座がいくつか受講料免除になります。
東進は駿台よりも基準が緩いため、難関大学を狙っている方はチャンスが大きいと言えるでしょう。
代ゼミ
続いて、こちらも知名度の高い代ゼミの特待生制度の特徴について比較してみましょう。
項目 | 駿台 | 代ゼミ |
---|---|---|
対象 | 高卒生 | 公表なし |
選考方法 | 駿台主催の模試で一定基準以上の成績 | 東大・京大・医学部志望の成績上位者 |
金額 | 授業料の1/4〜1/2 | 講座料金の25%~50%免除 |
難易度 | 有名校舎で5位以内 | 公表なし |
代ゼミにも特待生制度は設けられていますが、東大・京大・医学部志望の成績上位者という点以外の基準は公表されていないため、不明点が多いです。
また、帰国子女で大学受験生向けの特待生制度があり、これはTOEFLなど英語試験で優秀な成績を残した生徒に対して10~20万円程度授業料が免除される制度です。
詳細は公表されていないため、詳しくは校舎に問い合わせて諸条件をチェックしてみてください。
難関大学を狙うレベルの方は特待生を目指すべき
難関大学の合格を目指している学生は基礎学力が高く、自然と予備校内での成績も上位になるでしょう。
つまり、難関大学を目指している学生であれば成績優秀者として特待生になれるチャンスがあるため、ぜひ積極的に目指すべきです。
前述したように、特待生になることで大きな経済的メリットを受けられるため、家計の面でも大きな助けになるはずです。
また、アルバイトをして予備校費用を捻出している学生にとって、特待生になることでアルバイトをする必要性が無くなるチャンスがあります。
そうすることで、これまでアルバイトに充てていた時間を勉強に回すことができるため、さらに成績を伸ばすことも可能になるでしょう
アルバイトをすることは非常に重要な社会経験ではありますが、所詮は時間の切り売りに過ぎず、大学受験の勉強よりも圧倒的に優先度は下がります。
時給1000円程度で自分の貴重な勉強時間を失うのはもったいないので、特待生に選ばれるメリットは計り知れません。
このように、特待生になることで好循環を生み出すことができるため、条件についてはしっかりと確認して貴重なチャンスを逃さないようにしましょう。
合格実績は予備校のマーケティングの生命線
合格実績をアピールして受講生を多く集めるのが予備校のビジネスモデルです。
つまり、成績が優秀で自校の合格実績アップに貢献してくれそうな生徒は、予備校にとって非常にありがたい存在なのです。
予備校によっては、成績が優秀であること以外にも「伸びしろがある」「爆発的に成績が伸びている」というケースでも特待生になれるチャンスはあります。
予備校からすると「ウチの実績アップに貢献してくれそう」な学生が特待生候補になるため、この点を常に意識すると良いでしょう。
意外なことに、この特待生制度を知らないまま予備校を利用している学生は多いため、早い段階で予備校側に条件について問い合わせておくことをおすすめします。
自ら質問することで「意欲的な学生」として評価してもらえる可能性もあるため、良いアピールとなるでしょう。
駿台予備校の特待生制度まとめ
駿台予備校の特待生制度まとめ
- 駿台の特待生制度は現役生・高卒生両方存在している
- 高卒生のスカラシップ制度の詳細はパンフレットに記載されているが、現役生の制度は公開されていない
- 金銭的なメリットは非常に大きいことを頭の片隅に置いておこう
- 難関大学を目指している生徒は積極的に特待生を目指そう

現役生で駿台予備校のスカラシップ制度の適用を受けるためには超上位層に入らなけらばならず、非常に狭き門と言えます。
高卒生で特待生になるのも難易度が高く、単なる成績優秀者に選ばれたとしても記念品のみで終わってしまう場合が多いため、授業料が免除される高卒生は非常に少ないです。
模試で地方旧帝大がA判定のレベルであっても授業料免除にはならないため、相当な勉強量が必要と言えるでしょう。
特待生になること得られる授業料免除などの経済的メリットは非常に大きいため、狙える自信がある生徒は頭の片隅に置いておきましょう。

私の駿台浪人体験記も公開しています。駿台高卒生の特待生・スカラシップ制度とクラス分けについての実情を詳しく記していますので、興味のある方はご覧ください。
難関大学を目指していて学力に自信がある生徒は、ぜひ特待生を目指しましょう!