幼児の先取りにおすすめな通信教育10社を徹底比較!デメリットや通信教育の選び方も解説

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「幼児期の先取り学習におすすめの通信教育はどれ?」

「先取り学習のデメリットは?通信教育はどうやって選べば良い?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

通信教育を用いた幼児期の先取り学習には、自己肯定感を高められる、勉強面の不安をなくして小学校入学を迎えられるなど、様々なメリットがあります。

しかし、幼児向けの通信教育はたくさんあるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう場合も多いはずです。

そこで今回は幼児の先取り学習におすすめの通信教育を、紹介します。

先取り学習のデメリットや通信教育の選び方などについても解説するので参考にしてください。

幼児の先取りにおすすめな通信教育をざっくり説明すると

  • 予算に合った通信教育を選ぶことが前提
  • 親の負担が増えることには注意
  • 口コミ・評判も参考にするべき
  • 気になる通信教育には資料請求を

先取りにおすすめな通信教育10社!

それでは早速、幼児の先取り学習におすすめの通信教育を、紹介していきます。

スマイルゼミ

スマイルゼミ幼児向けコースのロゴ

項目 スマイルゼミ
料金 2,980円(税込3,278円)/月〜
対象年齢 年中〜
無学年式 ×
対応科目 平仮名・言葉・数・時計・形・英語・知恵・生活・自然
難易度 やさしめ
学習方法 タブレット学習
運営会社 ジャストシステム

英語を含め幅広い科目をタブレット一台で学習することのできるスマイルゼミです。

スマイルゼミの評価項目

全学年共通の料金 オプション英語プレミアム
月々払い 3,960円 +790円
6ヶ月払い 3,520円 +730円
1年払い 3,278円 +680円
タブレット代 10,978円(初回のみ) -

上記の通り、スマイルゼミ幼児コースの料金(税込)は、年齢・学年によって変化しません

以下で紹介するその他の通信教育に比べると、若干高い価格設定だと言えます

スマイルゼミで用いる教材の難易度は易しめです。かなり簡単なポピーの教材よりも少々難しいくらいのレベルであり、無理なく先取り学習ができます。

年少から年中・年長の教材に取り組むことで、年長になる頃には、1、2年のアドバンテージを作ることが可能です。

スマイルゼミのタブレット

画像出典:スマイルゼミ公式サイト

スマイルゼミの専用タブレットには、自動採点機能と添削機能が備わっています。

タブレットが勝手に丸つけや直しをしてくれるので、親がつきっきりで勉強の面倒を見る必要がありません。

また紙に書くときのように、タブレット画面に手をつきながらタッチペンで記入できるため、書く練習も存分に行えます。

スマイルゼミの英語プレミアム

画像出典:スマイルゼミ公式サイト

スマイルゼミでは、幼児のうちから本格的な英語学習をすることが可能です。

英語プレミアムというオプションをつけると、小学生の英語も先取りできます

吸収力が高い幼児期の間にたくさん英語に触れさせておけば、将来英語が得意になる可能性が高いと言えるでしょう。

スマイルゼミ顧客満足度最優秀賞

画像出典:スマイルゼミ公式サイト

スマイルゼミは、イードアワード2019「子ども英語教材」の未就学児の部で、最優秀賞を受賞しました。

加えて、以下4つの部門賞にも選ばれています。

  • 子どもが好きな英語教材
  • 継続しやすい英語教材
  • 効果がある英語教材
  • コスパの良い英語教材

この実績を見れば、スマイルゼミが英語に力を入れており、その結果として顧客満足度も非常に高い水準にあることがわかります。

スマイルゼミの口コミ・評判

スマイルゼミは学習補助がしっかりしているので「子ども一人でも先取り学習しやすい」と口コミで評判でした。

また、幼児教室など他社の教材と併用しながら学習するといった活用法もあることがわかります。

このように、難しすぎないスマイルゼミは幅広い方に先取りをおすすめできると言えるでしょう。

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スマイルゼミの先取り学習について詳しくはこちら

ポピー

幼児ポピーのロゴ

項目 ポピー
料金 税込931円/月〜
対象年齢 2歳〜
無学年式 ×
対応科目 知恵・生活・人とかかわること・言葉・体を使うこと・お話・頭を使うこと・社会・文字・自然・数・英語
難易度 最も基本的
学習方法 紙のテキストでの学習
運営会社 全日本家庭教育研究会

教材の安さが魅力的な幼児ポピーです。

ポピーの評価項目

項目 毎月払い価格 年間払いの1ヶ月あたりの料金
2歳~年少 980円 931円
年中・年長 1,100円 1,045円
ポピーKids English 毎月払い価格 年間払いの1ヶ月あたりの料金
レベル1 1,680円 1,596円
レベル2 1,680円 1,596円
レベル3 1,680円 1,596円

上記の通り、幼児ポピーの料金は月額931円〜と非常にリーズナブルです。

またポピーKids Englishという英語教材もあり、こちらもコスパが優れています。

ポピーの教材画像

幼児ポピーの難易度は、幼児向けの通信教育の中で、最も基本的だと言えます。

そのため、そこそこ成長の早い子であれば、上の学年の教材でもすいすい進めることができるでしょう。

またかなり易しいレベルですが、年長向けの教材まで学習すれば、小学1年生の1学期までの内容は確実に身につけることが可能です。

お子さんに「できる!」という感覚から自信をつけさせ、勉強が好きになってもらいたいという場合にも適しています。

ポピーは、主に紙のテキストで学習する通信教育です。

知育玩具やタブレットではなく、紙の教材なので、机に向かって勉強する習慣をつけるのに向いています

なお、英語のオプション教材では、音声ペンなどを使う場面もあります。

実際のポピー教材

ポピーの紙教材は、子供が親しみやすいように、楽しくわかりやすく作られています。

明るい雰囲気が感じられる教材であり、ボリュームも少なめなので、最も継続しやすく、失敗しにくい通信教育であると言っても過言ではありません。

そのため、無理なく勉強できるような教材をお探しの方におすすめです。

元京都大学総長によって設立されたポピーは、50年近くの長きにわたって続いている老舗の通信教育です。

イードアワード2019「通信教育」の幼児の部では、「学費の満足度が高い通信教育」の部門賞を受賞しています。

このことから、コストパフォーマンスの良さに定評があることが伺えます。

ポピーの口コミ・評判

幼児ポピーを実際に先取りしている方の口コミを見ると「簡単で取り組みやすから」という声が多く見られました。

先取りをしても教材の費用は他の教材に比べてかなり安いので、お得に先取り学習をすることができるでしょう。

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Z会

Z会のロゴ

小学校以降のあと伸び力で有名なZ会です。

項目 Z会
料金 税込1,870円/月〜
対象年齢 年少〜
無学年式 ×
対応科目 ことば/数・形・論理/表現・身体活動/生活・自立/自然・環境
難易度 高め
学習方法 ワーク学習・体験学習
運営会社 株式会社Z会

Z会の評価項目

学年 毎月払い 年払いの1月あたりの料金
年少 2,200円 1,870円
年中 2,640円 2,244円
年長 2,860円 2,431円

Z会幼児コースは非常にハイレベルですが、料金としてはスマイルゼミよりもリーズナブルです。

Z会幼児コースの学習進度は遅めで、年少向けの教材に関しては難易度も低めです。

しかし、難易度は年中以降にグッと高くなるので、年少での先取り学習は難しいでしょう。

一方で2〜3歳児が年少向けの教材を使うのはおすすめです。良質な教材なので、充実した先取り学習が行えます。

Z会の体験型教材

Z会幼児コースでは、色々な体験をすることが重視されています。

料理を作ったり、家にあるもので遊んだりといった体験学習を盛んに行います。

そうした学習をするには親のサポートがかなり必要なので、余裕があるときに取り組むのがおすすめです。

もちろん、体験学習だけでなく、絵本やドリルを使った勉強もあります。

Z会が幼児期の体験学習を重視するのは、「あと伸び力」を養成するためです。

この力は、将来何かを考えたり、学んだりするのに必要な力であり、順調に成績を伸ばしていくためのポテンシャルでもあります。

そうした力をつけるために教材が設計されており、内容のレベルも高いので、以後の学習の頑強な基盤ができることは間違いありません。

Z会の受賞実績

画像出典:イードアワード公式サイト

Z会幼児コースは、イードアワード2020「通信教育」の幼児の部で、最優秀賞を受賞しています。

顧客満足度第1位の教材であり、先取り学習は難しくても、受講するだけの価値は大いにあります。

先取りをしなくても十分な学習効果が期待できますし、お子さんの様子を見ながら、先取りに挑戦させてみるのも有意義です。

Z会の口コミ・評判

Z会幼児コースを先取りしている方の口コミをみると、難関校受験を考えている方や、小学校受験を考えている方などハイレベルな教育をしたいと考えている方が多くいることがわかります。

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こどもちゃれんじ思考力特化コース

こどもちゃれんじのロゴ

大量のワークで思考力を徹底的に鍛えることのできるこどもちゃれんじです。

項目 こどもちゃれんじ思考力特化コース
料金 税込2,480円/月〜
対象年齢 年中〜
無学年式 ×
対応科目 論理・数量・図形・言語
難易度 かなり高い
学習方法 ワークでの学習
運営会社 株式会社ベネッセコーポレーション

こどもちゃれんじ思考力特化コースの評価項目

学年 毎月払い 年払いの1ヶ月あたり
年中 2,980円 2,480円
年長 2,980円 2,480円

こどもちゃれんじ思考力特化コースは、年中・年長向けのこどもちゃれんじで選択できるコースで、料金はこどもちゃれんじと同一です。

価格帯はZ会と似ており、難易度も同じくらいなので、どちらかで迷った場合は両方とも資料請求をしてみてお子様の性格に合う方を選ぶのが良いでしょう。

思考力特化コースは、こどもちゃれんじの通常教材よりもかなり難しいです。Z会よりも少し難易度が高いくらいだと考えてください

年中・年長のみのコースなので、先取り学習に使うなら、年少の時点で相当学習が進んでいる場合におすすめです。

こどもちゃれんじ思考力特化コースの教材

画像出典:こどもちゃれんじ公式サイト

通常のこどもちゃれんじでは、DVDや玩具も届きますが、思考力特化コースではワークのみです。

そのため、学習意欲の高いお子さんでないと継続するのは難しいと言えます。

よってお子さんとも相談しながら、慎重に受講の是非を判断してください。

なお、玩具が届かないことには、部屋が散らかる心配をしなくて良いというメリットもあります

思考力特化コースでは、比較・分類・規則性・原因と結果などを扱った教材で、論理的に物事を考える力を養います

また答えが複数ある問題が出題されるため、視点を変えて考える経験をすることもできます

このように単に知識を習得するだけでなく、思考力を鍛えられることが、このコースの魅力です。

こどもちゃれんじは、思考力特化コースと通常コースを併せて、幼児向けの通信教育では日本一の受講者数を誇ります

イードアワードでは、「子どもが好きな通信教育」の部門賞を9年連続で受賞しており、人気が非常に高いです。

こどもちゃれんじ思考力特化コースの口コミ・評判

こどもちゃれんじ思考力特化コースを受講している方の口コミを見ると、他の教材と比較して難易度の高さを実感する声が多く見られます。

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RISUきっず

RISUきっずのロゴ

画像出典:RISU算数公式サイト

項目 RISUきっず
料金 年間費用税込32,736円(月あたり2,768円)
対象年齢 年中〜
無学年式
対応科目 算数
難易度 標準的
学習方法 タブレット学習
運営会社 RISU Japan株式会社

RISUきっずの評価項目

RISUきっずでは、年間の料金32,736円を契約時に支払います。月あたりに換算すると2,768円です。

なお、小学生向けのRISU算数では、基本料金に加えて、学習ペースに応じて変動する利用料が加算されます。

RISUきっずの教材を全てクリアすると、自動的にRISU算数に切り替わりますが、そうなれば若干料金体系がややこしくなるので注意してください。

教材の難易度はZ会よりも低いですが、RISUは無学年式なので、先に進めていけばどんどん難しくなっていきます

学年を選択する必要はなく、それぞれのレベルにぴったりの先取り学習ができるので魅力的です。

算数に特化しているだけあって教材はわかりやすく、小学生向けのRISU算数にもつながっているため、無理なく小学校内容も先取りできます

幼児からRISUで学べば、将来的に算数や数学が得意教科になる可能性はかなり高いです。

RISUのタブレットには、多数の問題が収録されているので、十分に演習量を確保できます

またきちんと正解できるまで同じような問題が繰り返し出題されるため、着実に理解を深められます。

さらに専用タブレットで学習できることから、机に向かう必要がなく、気軽に始められることも魅力です。

RISUは年中から始めて、平均的なペースで勉強していけば、年長が終わる時点で小学4年生の内容まで進むことができます

そのため、先取り学習にこだわる方にぴったりです。

また扱う教科は算数だけですが、文章題が数多く出題されるので、論理的思考力とともに読解力も鍛えられます

国語を学ぶことはできないものの、国語の勉強にも好影響があります。

RISUの教材はわかりやすく、無学年制が採用されているため、すいすい先取り学習を行うことが可能です。

RISUの自社調べでは、生徒の平均先取りスピードNo.1のデータも出ています

算数をとことん鍛えられるので、一つ得意教科を作りたい場合にもおすすめです。

RISUきっずの口コミ・評判

RISUきっずに入会した方の口コミです。

公式で、先取りができるというコンセプトに対して魅力を感じているようです。

学習意欲の高いお子様・算数のみ先取りをしたいというお子様に非常におすすめの教材でしょう。

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RISU算数の先取りについて詳しくはこちら

がんばる舎

項目 がんばる舎
料金 税込880円/月
対象年齢 2歳〜
無学年式 ×
対応科目 言葉/数・量/図形/知識/作業
難易度 高め
学習方法 ワーク学習
運営会社 株式会社がんばる舎

がんばる舎は、2歳から受講できる無学年式の通信教育です。教材の難易度は高く、受験にも対応しています。

今回ランキングに入れなかった理由は、難易度が高いこともあって教材が非常に質素であり、意欲的な子供でなければ継続が難しいからです。

なお、料金は月額800円とかなり安いので、試しに受講してみるのも良いでしょう。

先取り学習には「まとめ出し」がおすすめ

がんばる舎には、年間の教材を一気に送ってもらえる「まとめ出しシステム」があります。

これを利用すれば、お子さんの学力や気分に合わせて、自由なペースで勉強できるので、先取り学習の際にもおすすめです。

お子さんが乗ってくれば、どんどんペースを上げて先取りできるため、めきめき学力を伸ばせます。

モコモコゼミ

項目 モコモコゼミ
料金 税込1,408円〜/月
対象年齢 1歳〜
無学年式 ×
対応科目 未測量・位置表象・数・図形・言語・生活・その他
難易度 最も高い
学習方法 ワーク学習
運営会社 不明

2020年に始まった最新の通信教育です。中学受験に強いSAPIXと提携していることもあり、幼児向けの通信教育では最高の難易度を誇ります

一般には難しすぎると言えるので、先取り学習には向きませんが、非常に優秀な子がさらに学力を磨くのに適しています

料金は月額1,408円〜で、1歳から受講可能です。

こぐま会が教材を提供

モコモコゼミは、小学校受験対策で有名な幼児教室「こぐま会」から教材の提供を受けています

そのため、教材の信頼度の高さは申し分ありません。

またお受験に向けた勉強や小学校入学準備にも適しています。

こどもちゃれんじ通常コース

項目 こどもちゃれんじ通常コース
料金 税込1,980円〜/月
対象年齢 1歳〜
無学年式 ×
対応科目 言葉・読み書き/数・形/知的好奇心/社会性/生活・学習習慣/表現
難易度 標準的
学習方法 ワーク・知育玩具・DVDなどでの学習
運営会社 株式会社ベネッセコーポレーション

幼児向けの通信教育で一番人気のこどもちゃれんじは1歳から受講できます。

難易度はスマイルゼミよりは難しく、Z会は易しいといったところです。

ただし、思考力特化コースとは異なり、通常のコースではおもちゃやDVDなどで生活習慣を身につけることが目的とされています。

そのため、先取り学習には向いていません。年齢に応じた教材を申し込みましょう。

なお、料金は思考力特化コースと同じく、月額1,980円〜です。

子供一人でも勉強しやすい

こどもちゃれんじでは、音声ナビという教材や映像教材も提供され、音や動画で勉強の仕方をわかりやすく教えてもらえます

そのため、慣れてくれば子供一人でも楽しく勉強することが可能です。

よってつきっきりで面倒を見てあげるのが難しい場合にも適しています。

天神

項目 天神
料金 要問い合わせ
対象年齢 0歳〜
無学年式
対応科目 知識・数量・言葉・記憶・思考
難易度 比較的高い
学習方法 タブレット学習
運営会社 株式会社タオ

幼児版の天神は、タブレット学習を行う通信教育です。0〜6歳までの内容が学び放題であり、先取り学習に適しています

また教材はオフライン環境でも利用できるため、タブレットさえあれば車内やお出かけ先でも学習可能です。

しかし、タブレット教材のクオリティとしては、スマイルゼミなどに劣るため、ランキングには入れませんでした。

なお、天神は歴史の長い通信教育であり、信頼度の点では申し分ありません。

発達や興味に合わせて自由に勉強できる

幼児版の天神では、0〜6歳までの内容の全てを、自由に利用することができます。1ヶ月ごとや年齢ごとの制限はありません

5系統59ジャンル約10,000問の中から、それぞれの発達状況や興味関心に合った学習が可能です。

意欲的なお子さんや学力の高いお子さんであれば、充実した先取り学習が行えます。

楽天ABCマウス

項目 楽天ABCマウス
料金 税込約1,233円〜/月
対象年齢 3歳〜
無学年式 ×
対応科目 英語
難易度 標準的
学習方法 タブレット・スマホ・PCでの学習
運営会社 楽天株式会社

ディズニーコンテンツも多数登場するアメリカで一番人気のオンライン英語教材です。タブレットやスマホ、PCで楽しく英語を学べます。

英語だけの教材なので、RISUなどの英語がない通信教育と組み合わせて使うのもおすすめです。

料金は月額約1,233円〜で、楽天ポイントも貯まります。対象年齢は3〜11歳です。

4技能+フォニックスが学べる

楽天ABCマウスでは、読む、聞く、話す、書くの4技能と、フォニックスを勉強できます。

総合的に英語力を鍛えられるので、英語が得意教科とすることが可能です。

また幼い頃からネイティブの英語に数多く触れられることから、お子さんに英語を話せるようにもらいたい場合にもおすすめできます。

先取りにおすすめな通信教育5社比較表

先取りの参考におすすめグラフ

講座名 料金 難易度 対象学年 対応科目 特徴
スマイルゼミ 3,278円/月~ 簡単 年中~ 平仮名・言葉・数・時計・形・英語・知恵・生活・自然 英語が人気のタブレット教材
ポピー 931円/月〜 最も基本的 2歳〜 知恵・生活・人とかかわること・言葉・体を使うこと・お話・頭を使うこと・社会・文字・自然・数・英語 コスパの良い明るい雰囲気の紙教材
Z会 1,870円/月〜 高め 年少〜 ことば/数・形・論理/表現・身体活動/生活・自立/自然・環境 体験学習で今後の学習の基盤を作れる
こどもちゃれんじ思考力特化コース 2,480円/月〜 かなり高い 年中〜 論理・数量・図形・言語 レベルの高いワーク学習で論理的思考力を鍛えられる
RISUきっず 年間費用32,736円(月あたり2,768円) 標準的 年中〜 算数 算数に特化した無学年式のタブレット教材

先取りをする通信教育を選ぶ際のポイント

先取りのポイント

ここからは先取り学習をする通信教育を選ぶ際に着目すべきポイントを紹介していきます。

予算を決めて料金と比較する

幼児期は学習費以外にも様々なお金がかかりますが、小学生以降ではさらにたくさんのお金が必要です。

そのため、将来的なことも考えて予算を決め、受講できる通信教育を絞り込むことをおすすめします。

ちなみに幼児向け通信教育の料金は、月額2,500〜3,000円程度が相場です。予算を決める際の参考にしてください。

なお、通信教育によっては、月額料金以外にも入会金や管理費、教材費などが請求される場合もあるので注意しましょう。

子供にあった難易度に設定

教材がお子さんにとって、簡単すぎても難しすぎてもやる気をなくしてしまう恐れがあります。

また難易度が高すぎるとできないことで自信を失い、勉強に対して嫌悪感を抱いてしまうこともあるので気をつけてください。

最初は比較的易しい教材からスタートして、自信をつけてもらうのがおすすめです。

難易度を上げるのは、勉強が得意になってきた様子を確認してからでも遅くはありません。

教材の種類

幼児向けの通信教材は、紙教材やタブレット教材だけでなく、知育玩具やDVD、絵本などたくさんのバリエーションがあります

そのため、お子さんに合った性質の教材を選ぶことも重要です。

例えば、机に向かって学習する習慣のないお子さんに、いきなり紙教材で勉強させようとしてもうまくいかない場合があります。

そんなときは、知育玩具など遊びながら楽しく勉強できる教材が便利です。

このように適切な教材を選択することで、お子さんに無理なく勉強してもらうことができます。

教材の内容や雰囲気

通信教育によって、教材の内容や雰囲気も様々です。

多数の科目を楽しく学べる教材もあれば、特定科目だけを勉強する比較的淡白な教材も存在します。

また勉強の動機付けができるような工夫が色々施されているものもあれば、そうでないものもあります。

基本的には、明るい雰囲気であり、やる気を引き出すような工夫がなされている教材のほうが、継続しやすいです。

しかし、淡々と勉強らしい勉強をしていく教材のほうが面白く取り組める子もいます。

なお、お子さんにどの教材が合うかは、実際に試してみないとわからない部分もあります。

よって複数を資料請求してみて、お子さんに体験してもらい、感触がよかったものを受講するのがおすすめです。

会社の信頼性・口コミ

会社が世間からどのような評価を受けているのかを調べることも重要です。

第三者の立場にある会社が、様々な通信教育を格付けしてるイードアワードなどを参考にしてみましょう。

また経験から得たノウハウを反映して教材が改良されていくことから、会社の歴史の長さに注目するのも有意義です。

さらに利用者からの評判・口コミは、悪い側面を含めて公式サイトには載っていないような実態を把握するのに役立ちます

通信教育を先取りすることのデメリット

通信教育で先取り学習をすることには、以下のようなデメリットもあるので注意してください。

親の負担が増える

幼児一人で勉強をするのは難しいので、十分な学習効果を得るには、多かれ少なかれ親のサポートが必要になります。

しかし、家事や仕事が忙しい中で、勉強の面倒まで見るのはなかなか大変です。

また共働きの家庭では、そもそも勉強を見てあげることができない場合もあるでしょう。

ただし、スマイルゼミのように、ほとんど親に負担がかからない通信教育もあります

スマイルゼミなら専用タブレットが採点や添削をしてくれるので、基本はお子さん一人で学習することが可能です。

自信をなくしてしまう可能性がある

お子さんのレベルに対して、難しすぎる教材を選択してしまうと、できないことで勉強への自信を失ってしまう恐れがあります。

また勉強嫌いになるだけでなく、自己肯定感が損なわれ、学習以外の面にも悪影響を及ぼしかねないので注意しましょう。

なお、幼児期には学力だけでなく、自己肯定感を含めた非認知能力(学力以外のスキル)を伸ばすことのほうが大切です。

そのため、お子さんが無理なく受講できるような通信教育を選択しましょう。

「できる!」という感覚を得て、自己肯定感を高められるような教材であるなら、先取り学習にこだわる必要もありません。

先取りによって学ぶべき時期が変わる

本来の学年より上の教材を使用すると、生活やイベントに関する内容が時期外れになってしまう恐れがあります。

例えば、年中の子が年長の教材を使う場合、小学校入学に関する勉強にはあまり現実味がありません

こうしたミスマッチを避けるならば、無学年式の教材や、イベント・生活に関連した内容が登場しない教材を選ぶのがおすすめです。

しかし、そうした教材にはいわゆる「勉強感」の強いものが多いため、使いこなすにはある程度の学習習慣や学習意欲が必要です。

そのため、先取りは勉強に慣れてきてからにするのが良いでしょう。

通信教育を先取りすることのメリット

通信教育の先取りメリット

通信教育で先取り学習をすることにはデメリットもありますが、以下のようにメリットも豊富に存在します。

他の同学年の子より勉強がすすむ

先取り学習を行えば、一般的な同学年の子よりも先に先に勉強できるので、学業の面で有利に立てます

単純な知識だけでなく、表現力や思考力なども鍛えられるため、周りよりも大人っぽく見られる場合も多いです。

他の子よりも一歩リードしている部分ができることで、自信につながったり、精神的なゆとりができたりする場合もあるでしょう。

難しいことに挑戦することに慣れる

上の学年で扱うレベルの高い内容に挑戦することで、チャレンジ精神を身に付けられるという点もメリットです。

個人差はありますが、勉強以外の場面でも、臆することなく挑戦できる子に育つ可能性が高いと言えます。

また難しいことをクリアすれば、自己肯定感も高まるので、小学校入学にも自信を持って臨めるでしょう。

年長の1年間が自由に使える1年になる

1年先の内容を先取りすれば、年中の時点で年長の内容を学び終えるので、年長の1年間が自由に使えます

そのまま小学校の内容を先取りしても良いですし、それまでのおさらいに使うにも有意義です。

またお受験をする場合は、たっぷりと受験対策が行えます

小学校準備にも余裕を持って取り組めるため、不安が少ない状態で入学を迎えられるでしょう。

先取り通信教育はどんな人がおすすめ?

以下では通信教育での先取り学習に向いている人の特徴と、具体的にどの通信教育がおすすめかを紹介します。

難易度高めに挑戦したい人

普段から勉強をしているお子さんで、すでに学習習慣がある程度ついている場合は、先取り学習に向いています。

中でも難易度の高い教材に挑戦したいという方には、Z会やモコモコゼミがおすすめです。

Z会は単に難易度が高いだけでなく、将来につながる「あと伸び力」も鍛えられるので、小学校以降を見据えて学力の基盤を作りたい場合に適しています。

モコモコゼミは、幼児向けの通信教育では最も難しいため、難易度を重視する場合は是非とも検討すべきです。

お子さんにエリートコースを進ませたい方などに推奨します。

なお、どちらも教材はかなり難しいので、資料請求を行ってレベルを確かめ、受講の是非を判断しましょう。

得意科目を持たせたい人

小学校で学習する科目のうち、どれか一つでも得意になってほしいという場合にも、先取り学習はおすすめです。

その場合は、RISUきっずを選択するのが良いでしょう。

無学年式の算数教材であるRISUきっずなら、ゲーム感覚で楽しく勉強しているうちに、他の通信教育とは比べ物にならないほどの先取りができます

なお、RISUでは算数のみを学ぶため、それ以外が学べる通信教育と併用するのもおすすめです。

失敗したくないが先取りをしたい人

自信を無くさないか心配であったり、忙しくて面倒を見てあげられなったりする場合でも、先取り学習に興味があるならチャレンジしてみましょう。

スマイルゼミなら、そのような場合でも、先取り学習を成功させることが可能です。

難易度が比較的低く、タブレット学習なので机に向かう習慣がなくても心配ないことから、多くの場合、無理なく続けることができます。

またスマイルゼミなら専用タブレットが丸つけや添削まで全てしてくれるため、基本的には子供一人で勉強することが可能です。

つきっきりで見てあげる必要がなく、親の負担が最も少ない幼児向けの通信教育だと言えるでしょう。

先取り学習で失敗したくないという方は、スマイルゼミを第一候補で考えてみてください。

幼児の先取りにおすすめの通信教育まとめ

幼児の先取りにおすすめの通信教育まとめ

  • スマイルゼミ
  • ポピー
  • Z会
  • こどもちゃれんじ思考力特化コース
  • RISUきっず

幼児の先取り学習におすすめの通信教育を紹介しました。

幼児向け通信教育の料金は、月額2,500〜3,000円程度が相場です。小学校以降でもお金はたくさんかかるので、これを目安に予算を決め、それに合う通信教育を選びましょう。

またお子さんに合った難易度や教材の種類、内容、雰囲気の通信教育を選ぶことも大切です。難易度に関しては、まずは簡単なものから始め、勉強を好きになってもらうことをおすすめします。

さらに口コミや評判、格付けなどを参考にするのも有意義です。

以上を参考に、気になる通信教育があれば、積極的に資料請求をしてみてください。