【一浪東大生が伝える】スタディサプリのみで浪人は危険?予備校の重要性と注意点を解説
「スタディサプリの勉強だけで浪人を乗り越えるのは危険?」
「やっぱり予備校も使うべきなの?」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
浪人生の中には、予備校を利用せずにスタディサプリだけで乗り越えようと考えている方もいるでしょう。
確かにスタディサプリも優れた学習ツールではありますが、人によっては予備校の利用も検討するのがおすすめです。
こちらの記事では、スタディサプリのみで浪人するのは危険なのかどうか、また予備校を利用するメリットなどについて詳しく解説していきます!
スタディサプリと浪人についてざっくり説明すると
- スタディサプリはコストパフォーマンスが非常に優れているので、利用がおすすめ
- 質問してすぐに疑問を解決できないというデメリットがある
- 予備校と併用するのがおすすめ
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浪人生がスタディサプリを使うのはあり?
こちらのトピックでは、スタディサプリを利用して浪人することによるメリット・デメリットについて紹介していきます。
そもそもスタディサプリとは
頻繁にテレビCMも流れているスタディサプリですが、以下のような特徴があります。
- スマホひとつで学習できる
- 値段が一般的な予備校と比べて圧倒的に安い
- 一流の講師の授業が全国どこでも見ることができる
- 東京大学や京都大学、早慶など難関大学への合格実績多数
- 大学別対策講座もあり、志望校に応じた勉強ができる
以上のように、安い費用でありながらも一流の講師の講義が見られるので、コストパフォーマンスは非常に優れています。
難関大学への合格実績も豊富にあるため、誰でも安心して利用できるコンテンツと言えるでしょう。
浪人生のスタディサプリの使い道
浪人生がスタディサプリを使う場合に考えられるのは、主に以下の2パターンです。
- 予備校に通いつつ、スタディサプリを補助教材として使う
- 宅浪して、スタディサプリだけで受験対策をする
前者の予備校とスタディサプリを併用する勉強法は効率もよく、不安になる方は少ないはずです。
一方で後者に関しては、宅浪しながらスタディサプリで勉強するだけで本当に大丈夫なのか、不安に感じる方は多くいるでしょう。
そこで、以下ではまずスタディサプリだけで浪人を乗り切ることができるのかを確認していきましょう。
スタディサプリだけで宅浪するメリット・デメリット
以下では、スタディサプリだけで宅浪するメリット・デメリットについて具体的に紹介していきます。なお、コース内容や料金は記事執筆時点のものです。
スタディサプリで宅浪するメリット
圧倒的なコストパフォーマンス
スタディサプリのコストパフォーマンスは非常に高く、月額1,815円(税込)ですべての講義が受け放題となります。
予備校を利用する場合は50万円ほどの費用がかかってしまう点を考えると、非常にリーズナブルと言えます。
なお、スタディサプリでは高校で学ぶ内容だけでなく中学校で習う内容も含まれているので、必要に応じて遡って復習することが可能です。
予備校ではここまで遡って復習する機会はほとんどないため、自分のペースで地道に頑張りたい方にはスタディサプリが向いています。
以下の方のように時間的にもコスパもどちらも良いと感じている方もいるでしょう。
多分他塾にとってこ良心的な値段で画期的なオンライン映像授業が気に食わないんでしょうか、星一を付けてるのはそいつらでしょう。他塾の授業料金を見るともはやヤクザがやってるんじゃないかと思わせる値段です。映像なんていう使い回すものに一講座数万円もするのはおかしいでしょう。それに比べてスタサプはコーチもつけて月一万で済みます。優劣は火を見るより明らかです。 App Store スタディサプリ 評価とレビュー
講師の質がいい
スタディサプリの講師には、全国でも有名な講師が揃っています。
そのため、講師の質は大手予備校よりも劣っているということは全くなく、むしろスタディサプリの方が優れている可能性すらあります。
以下の口コミのように実際にスタサプの講師の質の高さを絶賛する声も多いのです。
関先生の暗記だけに集中するのではなく、核をとらえて本質から理解していく授業や伊藤先生のワードセンス抜群の面白く頭に残りやすい授業をはじめとする各教科の先生の授業は最高です!! App Store スタディサプリ 評価とレビュー
個人的にこれは確かに神授業や…と初めに思ったのが関正生先生の英語の授業。映像授業って大抵眠気が襲ってくるのですが(自分だけ?)、全く無い。むしろ以前より英語が面白くなってきて楽しいです。学校で教えられていた"当たり前"(暗記)を根っこから直して貰った感があります。授業内でたまにリスニングのコツなども聞けますし、何より本当に的確で分かりやすい。何本もの授業の中でもっと早く知りたかった、と何度思ったことか。 App Store スタディサプリ 評価とレビュー
実際に利用者の口コミを見てみても「講義が分かりづらいと感じる講師がいない」ので、どの講義を受講しても効率的に勉強できます。
予備校を利用する場合、東京のトップ校舎などでなければ優れた講師陣には巡り合えないため、スタディサプリは非常におすすめなのです。
以下で、スタディサプリの優秀な講師陣を一部紹介していきます。
- 英語担当 関先生
受験のみならず英会話やTOEICなどにも精通している英語教育界のトップのひとり。英語の本質を分かりやすく解説してくれます。
以下の記事では関先生の授業の評判などについて詳しく確認できるので興味がある方ぜひ参考にしてみてください。
- 社会担当 鈴木先生
全国模試やテキスト作成など、地理に精通した実力派講師。全国の大手予備校でも講師を務めており実績は豊富。
以下の記事では鈴木先生の授業の評判などについて詳しく確認できるので興味がある方ぜひ参考にしてみてください。
- 生物担当 牧島先生
大手予備校の他に医療専門予備校でも講師を務める。理系学生のみならず文系学生にも人気があり、分かりやすい授業スタイルに定評があります。
以下の記事では牧島先生の授業の評判などについて詳しく確認できるので興味がある方ぜひ参考にしてみてください。
時間・場所を気にせず勉強できる
スタディサプリはスマホやタブレットを使った動画授業となります。
そのため、自分の都合の良い時間帯・場所で気が済むまで視聴することが可能です。
また、授業とは違いスマホさえあれば勉強ができるため、隙間時間も有効活用できます。
移動時間や外出時にかんたんに勉強ができる点は、時間が多くない浪人生にとって大きなメリットと言えるでしょう。
電車に乗っている時でも講義を見れるし、確認テストがあり、定着度も確認できて素晴らしいです。手軽に見れる為、苦痛を感じずに学ぶことが出来ます。 App Store スタディサプリ 評価とレビュー
講座レベル・科目を変えやすい
スタディサプリの各講座はレベルが3~4段階に分かれておいます。
一度レベルを選んだ後でも、途中で合わないと感じた場合は別のレベルに変更することが可能なので、自分のレベルに合わせて微調整することができます。
また、途中で他の科目にシフトしたい場合でも追加料金や時間を取られることなく変更できるため、柔軟性が非常に高いのです。
このように、自分にあった勉強スタイルで効率よく学ぶことができる点も魅力的と言えるでしょう。
スタディサプリで宅浪するデメリット
すぐに質問することができない
スタディサプリは通信講座なので、予備校のようにすぐ近くに講師がいるわけではありません。
つまり、疑問点や不明点があった場合でもすぐに質問して回答を得ることはできません。
なお、合格特訓コースの利用者は月額10,780円(税込)で専属のコーチがついて様々なサポートをしてくれます。
しかし、合格特訓コースでも質問の回答が届くまでに数時間かかることもあるほか、また月に質問できる回数も決まっているため、気軽にたくさん質問できないというデメリットがあります。
モチベーションが上がりづらい
スタディサプリは基本的に一人で学習を進めていくスタイルなので、周囲のライバルの学習状況・受験の最新情報・自分の立ち位置などを把握しづらいです。
また、目標を見失ってしまったときに正しく導いてくれる存在もいないため、孤独を感じることも多いでしょう。
勉強のアドバイスや相談に乗ってくれる人を見つけにくいことから、勉強のモチベーション管理が難しい点がデメリットと言えます。
孤独になりやすい
浪人中はストレスを感じやすく、精神的にきつくなる人も珍しくありません。
気持ちが折れそうになった時、予備校のように勉強仲間や講師とコミュニケーションをとる機会が無い点は大きなデメリットと言えるでしょう。
また、一人きりでずっと勉強していると気が滅入ってしまうこともあり、挫折してしまう恐れも考えられます。
そのため、特に孤独が苦手な人は注意が必要と言えるでしょう。
【浪人生目線】予備校の強み・弱み
こちらのトピックでは、浪人で予備校に通うことのメリット・デメリットについて紹介していきます。
予備校の魅力
友人やチューターがいる
予備校には「受験で志望校に合格する」という目標を持つ人が集まっているため、同じ目標を持つ仲間を作りやすいです。
仲間ができれば、互いに勉強のアドバイスをしたり辛いときに支え合ったりできるため、精神的にも安心できる効果があります。
また、悩みを相談できるチューターも在籍していることから、宅浪に比べて孤独になりづらく勉強に集中しやすいのです。
質問しやすい
予備校では講義後などに直接講師に質問できるため、疑問点や不明点をすぐに解決できます。
質問できる回数に制限もないため、自分が納得するまで質問できる点が予備校の強みと言えます。
また、小論文の添削指導など幅広いサポートをしている予備校が多いのも魅力であり、このように受講生のサポート体制が充実している点は非常に魅力的です。
生活リズムを崩しにくい
予備校ではカリキュラムが組まれており、学校と同じように毎日決まった時間に授業が行われます。
これにより、生活のリズムが整えることができ体調を崩しにくくなり、サボり癖を無くす効果が期待できます。
また、予備校の雰囲気は張り詰めているため、周りの状況から強制的に勉強しなければいけない環境に身を置くことができます。
つまり、自分に甘くなりがちな生徒でも勉強が続けられるのです。
モチベーションを保ちやすい
予備校には、自分と同じレベルの学力の学生や自分より学力が高い学生もいるので、ライバルを作りやすい環境です。
ライバルでありながらも、お互いに教え合ったり支え合ったりできる仲間がいることで、勉強のモチベーションを高めることが可能です。
また、模試を受ける機会が多くあるので、自分の学力レベルを客観的に把握しやすい点も魅力です。
さらに、予備校では宅浪では手に入れることが出来ない貴重な情報が得られるだけでなく、現役大学生チューターに様々な相談もできます。
以上のような観点から、予備校はスタディサプリを活用して宅浪するよりも、勉強に対するモチベーションを維持しやすい可能性があります。
予備校の弱点
授業料が非常に高い
一般的に予備校の授業料は非常に高いため、この点をネックに感じる方は多いでしょう。
一年間予備校に通うと50万~100万近い費用を払うことになるため、予算との折り合いは重要です。
さらに、医学部特化型の予備校や個別指導の予備校などに通う場合であれば、さらに多くの費用が掛かってしまうこともあるため、要注意です。
あまりお金を掛けられない学生や費用を工面するのが難しい学生の場合は大きな負担となるため、予算の面についても事前に相談すると良いでしょう。
カリキュラムに沿って勉強する必要がある
予備校の授業はカリキュラムに沿って進むため、自分のペースで勉強することができません。
そのため、分からない箇所があった場合は自分でしっかりと復習しないと授業についていけなくなってしまいます。
また、予備校では1年で高校3年間分の内容を勉強することになるため、授業のスピードが非常に早い特徴があります。
現役時代に志望校にギリギリで落ちてしまった方であれば既に理解している内容が多いため、予備校の授業内容が無駄になってしまうこともあるでしょう。
このように、勉強スケジュールに柔軟性が無い場合が多いことも、予備校のデメリットと言えます。
悪友ができてしまうことも
残念ながら、予備校には真面目に勉強しない生徒もいます。
このような生徒と関わってしまうと、自分の勉強のペースが乱されてしまい上に貴重な勉強時間を無駄にしてしまいます。
その結果合格が遠のいてしまうため、人間関係にも注意が必要と言えるでしょう。
実際に、浪人時代に悪友とつるんでしまい、現役時代よりも成績が下がってしまったケースもあるため、勉強に集中できるように心掛けましょう。
地方在住者は苦しい
予備校で教鞭を執っている有名講師は、一般的に東京や大阪などの大都市にしか在籍していません。
そのため、地方の学生が質の高い講義を受けるためには東京や大阪の予備校に通う必要があり、現実的ではありません。
とはいえ、都会に出ることを嫌って地方の予備校に通ってしまうと、大学生のアルバイトなどのレベルの低い講師の授業しか受けられないデメリットがあります。
費用との折り合いの都合にもよりますが、地方在住者にとっては苦しい面があることも留意しましょう。
以下のように、実際に地方の予備校は質問に答えてくれるチューターのレベルが十分ではないという声もあるようです。
結局スタディサプリで宅浪と予備校どっちがいいの?
結局のところ、スタディサプリで宅浪するのと、予備校に通って勉強するのはどちらが効率的なのでしょうか?
スタディサプリで宅浪するのはおすすめではない
浪人生が最も苦労するポイントは「適切なモチベーション管理ができるかどうか」です。
浪人生は学生生活とは異なり、約1年間に渡って自分の時間を勉強だけに費やすことになります。
そのため、SNSなどで大学生活を満喫している仲間を見ると劣等感を感じてしまい、悲しい気持ちになることもあるでしょう。
また、浪人後半になると本番までの残り日数が少なくなってしまい、現役生の学力が伸びてくるプレッシャーも感じることから、ストレスが蓄積して精神的に不安定になりやすいのです。
つまり、適切なモチベーションを管理するためには、宅浪ではなく予備校の利用が向いている可能性があります。
同じ目標を目指す仲間がたくさんいる環境に身を置いた方が勉強にも身が入るはずです。
スタディサプリで宅浪する際の注意点
金銭的な都合であったり、予備校を利用する必要ないといった理由からスタディサプリを使って宅浪するケースもあるでしょう。
宅浪しながらスタディサプリを活用する際に注意すべきポイントについて解説していきます。
ルールを決める
宅浪だと勉強の費用が安く済んだり、自分のペースで好きに勉強できるメリットがあります。
しかし、拘束力がなく、人によってはだらけてしまうデメリットもあります。
サボりぐせが身に着くと非常に問題なので、途中で勉強をサボらないようにするためにも自分でルールを作ると良いでしょう。
例えば、毎日朝7時に起きて英語の単語帳を10ページずつ行ったり、月~水曜日は図書館で8時~15時まで勉強するなど、生活習慣に落とし込むことがおすすめです。
ルールを作る際には、実現できないようなルールは絶対に立てず、また目標から逆算してルールを作ることを意識しましょう。
外部模試を積極的に受ける
スタディサプリを利用するだけでは模試を受けることができないので、外部が行っている模試に申し込みましょう。
模試を受けることで自分の学力レベルを把握でき、また全国順位を知ることで勉強のモチベーションを上げることができます。
また、志望校判定が出るため自分がやるべきことがハッキリして、今後の戦略や勉強スケジュールが立てやすくなります。
模試を受けることで様々なメリットを享受できるため、積極的に受験しましょう。
勉強仲間を作る
一人で1年間に渡って勉強を続けるのは非常に厳しく、モチベーションの維持も大変です。
同じ目標を持つ仲間を1人でも作ることで受験に関する情報を共有でき、またお互いに切磋琢磨することができます。
また、しんどい時やつらい時には励まし合えるため、精神的にも救われることがあるはずです。
なお、仲間を見つける手段としては勉強共有アプリ・高校時代の友達で浪人している人などが考えられるため、孤独で勉強するのが嫌な方は仲間を作りましょう。
以下の方のようにtwitterを利用して仲間を募集するのも良いでしょう。
合格特訓コースはほぼ必須
スタディサプリだけで浪人期を乗り切ろうとする場合、合格特訓コースの受講が欠かせません。
合格特訓コースでは専任のコーチがついて指導してくれるため、集中して勉強に着手できます。
また、勉強だけでなく受験に向けての不安や心配事がある場合は相談にも乗ってくれるため、非常に心強い存在なのです。
合格特訓コースには、前述してきた宅浪する際の注意点を乗り切るためのサポートが揃っているため、ぜひフル活用しましょう。
以下の口コミのように、合格特訓コースを利用することで計画的に宅浪生活を遅れるでしょう。
予備校とスタディサプリの併用が最もおすすめ!
こちらのトピックでは、予備校とスタディサプリを併用する場合のメリットを紹介していきます。
予備校とスタディサプリの併用をおすすめする理由
結論から言うと、予備校とスタディサプリの併用は非常におすすめです。
併用することで互いのメリットはそのまま享受でき、またデメリットを補完することができるためです。
予備校のデメリットに「費用が高い」という点がありましたが、予備校では受講する科目数を絞って出費を抑え、得意科目はスタディサプリを活用する方法が考えられます。
また、スタディサプリのデメリットに「モチベーション維持が難しい」という点がありましたが、予備校には同じ目標を持つ仲間やサポートしてくれる先生がいるので、一人だと不安な方は予備校も利用するのがおすすめです。
このように、予備校とスタディサプリの補完性は非常に高いため、合格を手繰り寄せるためにも併用すると良いでしょう。
具体的な併用方法
具体的な併用方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 予備校の授業で分からなかった問題をスタディサプリで復習する
- 非暗記系科目は予備校の授業を活用し、暗記系科目はスタディサプリで勉強
- 予備校の受講科目は少なくして出費を抑え、自習室を積極的に活用する
- スタディサプリで分からなかった問題について、予備校の先生に聞く
- 集中できる午前中はスタディサプリで独学し、睡魔や疲れで集中しづらくなる午後は授業を受ける
以上のように、自分の得意科目や苦手科目の兼ね合いなども考慮し、活用方法を考えていきましょう。
以下の口コミのように、実際に予備校の自習室を利用しながらスタサプをするなど、自分なりのやり方を見つけると良いでしょう。
上手に併用できれば合格を手繰り寄せることができるので、ぜひ自分にとってベストな形で利用してください。
スタディサプリと浪人まとめ
スタディサプリと浪人まとめ
- スタディサプリを利用する場合は、合格特訓コースを利用しよう
- モチベーションが維持できるかどうかをしっかりと判断しよう
- 苦手科目は予備校を活用してカバーするのがおすすめ
スタディサプリはコストパフォーマンスが非常に優れているので、積極的に利用すると良いでしょう。
とはいえ、スタディサプリではカバーしきれない範囲もあり、またモチベーションの維持や質問対応などをトータルで考えると、予備校との併用がおすすめです。
こちらの記事を参考にして、浪人期を乗り越えましょう!