算数の面白い問題4選!おもしろ問題や算数クイズに触れるメリットも解説!

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「算数の面白い問題ってある?」

「おもしろ問題やクイズに触れるメリットって?」

と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

算数が苦手な小学生は非常に多いです。しかし、面白い問題やクイズに出会えば、たちまち算数にハマる子供もいるでしょう。

算数の面白い問題やクイズの中には、大人でも頭を抱えるものもあるので、一度親子で取り組んでみることをおすすめします。

そこで今回は算数の面白い問題を4題紹介します。また、おもしろ問題やクイズに触れるメリットも合わせて紹介するので参考にしてください。

算数の面白い問題についてざっくり説明すると

  • 推理算は探偵になった気分で取り組める
  • 大人にとっても難しい問題も多い
  • 算数を楽しいものだと思えるようになれば理想的

小学生向けの算数の面白い問題は?

新聞を読む女

小学生の子供が算数を好きになってくれないとお悩みの方も多いでしょう。

また「何で算数をやる必要があるの?」と聞かれて、上手く答えられなかったという方もいるはずです。

算数でお困りの方には面白い問題のストックを持っておくことをおすすめします。面白い問題にはメリットが多いので、何かと役に立つでしょう。

面白い問題はどんなものがある?

小学生レベルの知識で解ける問題の中にも、面白いものはたくさんあります。例えば、推理算では数式ではなく、条件文の解読を中心に答えを導きます

まるで探偵になったような気分で取り組むことができるので、算数が苦手な小学生でも「ハマる」でしょう。

また一見簡単そうな速さの問題なのに、実はとても難しいというものもあるので、間違えたことが悔しくて算数にのめり込んでいく可能性もあります。

算数の面白い問題は実に多種多様ですが、学校の勉強には直接関係ないことが多いので、新鮮な気分で取り組めることも魅力です。

面白い問題は親子で一緒に楽しめる!

小学生レベルの知識で解けるはずなのに、考えてみると案外難しいという問題は多いです。

中学生や高校生にそれを見せても解けないどころか、大人でもほとんどの人が分からないというような問題もあります。しかし、それは小学生にも解けるチャンスのある問題です。

そのため、算数の面白い問題には親子でチャンレンジできるというメリットがあります。親が子供に教えるという構図ではなく、親子で頭を捻って考えるというやり方なら、子供にとっても刺激的です。

親よりも先に正解すれば、子供が算数に自信を持つ良いきっかけになります。

とはいえ、あまりにも難しすぎると全く手が付けられない可能性もあるので、まずは簡単な問題から始めて、徐々に問題の難易度を上げていくと良いでしょう。

算数のクイズやおもしろ問題に触れるメリット

腕を組む少年

算数のクイズや面白い問題に触れることには、以下のようなメリットがあります。

算数を楽しいものだと思えるようになる

面白い問題や「勉強感」のないクイズに取り組むことは、算数はつまらないというイメージを払拭するのに役立ちます

子供が算数の勉強に飽きてきたようなら、アクセントとして取り入れてみると良いでしょう。良い気分転換になるので、能率アップに繋がります。

また算数が嫌いな子供に対しても、試しに解かせてみましょう。算数にハマる良いきっかけになる可能性があります。

いろいろな考え方ができるようになる

一つの問題に対して多角的なアプローチができるようになることは、算数の学習においては重要です。

例えば図形問題では、問題によって与えられている条件や要素が異なるため、複数の面積の求め方を知っている方が問題を楽に攻略できます。

また応用問題は基本的な解き方を組み合わせて解かないといけないので、複数のアプローチを持っている方が有利です。

面白い問題やクイズには頭を使わないと解けないものがたくさんあります。ただ計算するだけで解ける問題は少なく、一風変わった発想が求められる場合が多いです。

そのため、問題を様々な観点から考える良い練習になるでしょう。

友達と一緒にやるとやる気がアップ

友達と遊び感覚で問題に取り組むのもおすすめです。一緒に解き方を話し合ったり、先に分かった方がヒントを出したりできるので、一人よりもやる気が持続するでしょう。

またそれぞれ感性が異なるため、新しい見方や考え方を発見する良いきっかけにもなります。

さらに解き方を説明することは自分の理解を深めることにもなるため、多面的な思考力や算数全般の力をブラッシュアップすることも可能です。

先に解けた方に点数が入るなどのルールを決め、ゲーム感覚で取り組むのも良いでしょう。

算数の面白い傑作問題4選

パソコンを見る二人

初級

九九の答えの和

九九の1の段の答えを全て足すと、その和は45になります。

つまり

1+2+3+4+5+6+7+8+9=45

です。

では、2の段の答えを全て足すといくつになるでしょう。

答え:90

もちろん、2+4+8+…と足算を続けても良いのですが、

この問題は既に与えられた条件をうまく使えるかがポイントです。

2の段の答えを全て足すというのは、すなわち

2×(1+2+…+8+9)=2×45=90

と考えられるのです。

九九の答えの和(続き)

同様に、5の段の答えを全て足すといくつになるでしょう。

答えはもちろん

5×(1+2+…+8+9)=5×45=225

となりますね。

中級

3人の好きな人は誰?(推理算)

松子さん、竹子さん、梅子さんの3人は、としお君、みつお君、ゆうじ君の中の誰かのことが好きです。3人の好みは全く違い、それぞれが異なる人を寄せています。

彼女らに好きな人を尋ねると以下のように答えました。ただし、3人のうち2人は恥ずかしがり屋なので、嘘をついています

  • 松子さん「私はゆうじ君のことが好き。みつお君のことは好きじゃないわ。」
  • 竹子さん「私の好きな人はゆうじ君ではありません。好きなのはとしお君。」
  • 梅子さん「私はとしお君が好きです。みつお君のことは好きではありません。」

さて、3人の好きな人はそれぞれ誰でしょうか。なお、嘘をついている二人は全く真実を語っていません。

答えは「松子さんはみつお君、竹子さんはゆうじ君、梅子さんはとしお君が好き」です。

この問題を解くには、まず本当のことを言っている人を仮定して、全体に矛盾が出ないかを検討すると良いでしょう。

上級

ろうそく問題

両端に火がつけられるろうそくがあります。

片側から火をつけると1時間で(どちらの端でも同じ)、両端から火をつけると両端から火をつけると30分で燃えつきます。

しかし、ろうそくが燃える速度は一定ではないので、ろうそくの長さで経過時間を判断することはできません。

このろうそくを使って45分間を計るにはどうすれば良いでしょうか。

答え

まず、このろうそくを2本用意します。それぞれろうそくA、ろうそくBとします。

Aには両端から、Bは片側だけ火をつけます。

Aが燃えつきたタイミングで、Bのもう一方の端にも火をつけます。

最初に火をつけてからBが燃えつきるまでの時間が45分となります。

つまり、

  • ろうそくAが燃え尽きるまでの時間は30分
  • ろうそくAが燃えつきた時、Bは残り30分だけ燃え続けることができる量だけ残っている
  • Bのもう片方に火をつけることで、15分で燃え尽きる

よって全てのろうそくが燃え尽きるのは30分+15分=45分となるのです。

面白い問題だけじゃない算数を好きになる方法は?

こちらを見る子供

以下のような方法でも小学生のお子さんが算数にハマる可能性があります。

楽しく学べる教材を使う

特に算数が苦手な場合には、イラストや図が豊富な参考書や計算ドリルを使うのが良いでしょう。

また通信教育でも楽しく勉強することができます。テキストにはイラストや図がふんだんに用いられているため、つまずきやすい単元でも問題なく理解できるでしょう。

最近はタブレット学習が主流であり、ゲーム感覚で学べる教材も多いです。タブレットなら動画での解説も見られるので、テキストよりも容易に理解できます。

1回15分程度で終わるように設計されているので、算数が苦手な子供でも無理なく続けられるでしょう。

さらに学期末には総復習の教材も届くので、確実に知識を定着させることができます。

以下の記事では小学生におすすめの通信教育について解説しています。算数教育におけるおすすめも紹介しています。

ゲームで算数する!

算数のゲームができるウェブサイトもいくつか存在します。算数嫌いの子供でもゲームならハマる可能性があるでしょう。

またカードゲームなども比較的リーズナブルな価格で入手できるのでおすすめです。

さらに算数は世界共通なので、海外のアプリを利用して学習することもできます。世界中でヒットしているアプリなら、世界レベルの算数学習が体験可能です。

低学年へのおすすめ

低学年の算数学習には、Learning Resourcesの「I sea 10!」というカードゲームがおすすめです。このゲームは1〜9の数字カード各10枚・計90枚とサメのカード10枚を使って遊びます。

ルールはとても簡単です。まず全てのカードを裏返して並べ、カードを1枚ずつめくっていきます。めくったカードの数字を足し合わせてぴったり10になれば、めくった全てのカードがもらえます

ただし、途中でサメのカードを引いてしまった場合はそれまでに獲得した全てのカードを返さなければいけません。

最終的にカードの枚数が一番多かった人の勝ちです。

このゲームでは楽しみながら足し算の練習ができるので小学校低学年向けのゲームと言えるでしょう。サメのカードがあることでスリル満点なので、大勢でワイワイ楽しむのもおすすめです。

ラーニング リソーシズラーニングリソーシズ 算数 足し算ゲーム 10探し カードゲーム LER1771 正規品LER 1771
1757円
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重要な九九の暗記にはこれがおすすめ

九九を楽しく学ばせたいという方には、「怪盗ねこぴー」という学習サイトにある「くくのうた」を利用するのがおすすめです。

このコンテンツでは歌とアニメーションで楽しく九九を覚えることができます。「にんじんが3つで2×3(にさん)が6」などの印象的なフレーズで九九の暗記を手助けしてくれます。

くくのうたの問題やカラオケもあるので、復習作業も捗るでしょう。幼児や小学1・2年生のお子さんにおすすめです。

トドさんすうは700万人が利用するアプリ

トドさんすうは世界20カ国のアプリストアで教育/子ども向けアプリの1位に選ばれています。ダウンロード数は700万を超えており、世界中の保護者から評価されているアプリです。

2,000種類以上のアクティビティで算数が楽しく学べるため、算数を好きになってもらうには最適の教材と言えるでしょう。

幼児から小学2年生までのカリキュラムが用意されているため、小学校低学年までのお子さんにおすすめです。最新版ではかけ算アクティビティもアップデートされているため、九九の練習にも役立ちます。

親子で勝負して上達する!

小学生は親と一緒なら意欲的に学習する場合が多いです。そのため、たまには子供と100マス計算などで対戦してみると良いでしょう。

子供が乗り気でない場合は、まずは両親やママ友などで対戦みると子供も乗ってくる場合があります。

特に小学生は親からの影響を非常に受けやすいので、親の態度一つで勉強へのやる気を出したり、逆にやる気を失ってしまうこともあるのです。

そのため、子供が算数へのモチベーションを高められるような振る舞いを意識しなければいけません。親自身が算数に対して積極的な姿勢を見せたり、問題を楽しむことが重要です。

算数の面白い問題まとめ

算数の面白い問題についてまとめ

  • 友達と一緒にやるのもおすすめ
  • 親子で勝負すれば上達には効果的
  • アプリの問題なども面白い

今回は算数の面白い問題を4題紹介しました。

算数の面白い問題やクイズには、算数を楽しいものだと思えるようになるというメリットがあります。算数にハマるきっかけになれば、その後は算数が得意になることもあるでしょう。

また思考力が鍛えられる問題が多いので、多角的な観点から考える練習になることも魅力です。

なお、面白い問題やクイズには友達と一緒に遊び感覚で取り組むのも良いでしょう。もちろん親子で挑戦するのもおすすめです。紹介した4題を活用して、算数を楽しみましょう。

ちなみにお子さんに算数を好きになって欲しいなら、アプリを使って遊び感覚で算数をさせたり、タブレットを用いた通信教育を活用するという選択肢もあります。そちらも合わせて検討してみてください。