チャレンジイングリッシュの評判・口コミは？実際に使用して学習効果・問題レベルを調査

進研ゼミのチャレンジイングリッシュは、小学講座・中学講座・高校講座に共通の英語教材です。

かつてはオプション教材でしたが、2019年4月からは通常の講座に組み込まれたので、追加料金なしで利用することができます。

チャレンジイングリッシュの特徴を箇条書きで列挙すると、以下の通りです。

• 2020年度からの新学習指導要領に対応
• 英会話塾と比べて、送迎時間や料金を抑えることができる
• 紙教材では難しい「話す・聞く」に特化した学習が可能で、英検対策にも有効
• 小学校1年生から先取り学習ができるなど、学年に関わらず自分の学習レベルに適したレベルで受講できる
• 基本レベルから英検準1級レベルにまで対応しており、教科書のレベルを越えた内容も学習可能
• 「チャレンジイングリッシュ」は進研ゼミの講座内に含まれるため追加料金不要
• 有料オプションで自宅にいながら外国人と対面のレッスンが可能

チャレンジイングリッシュでは、AIとの英会話が楽しめる「AI Speaking」など非常に学習効果の高い教材が揃っており、極めて多くの受講生から評判を集めています。

実際、ベネッセが2019年に実施したインターネット調査において、チャレンジイングリッシュは「小学生が家庭で英語を話す力を伸ばせると思う学習法No.1」に選ばれました。

英語学習の重要性はますます高まっている

2020年度から始まった新学習指導要領によって、小学校教育における英語学習が本格化します。これは日本において今後ますます英語の重要性が高まってくることを示しています。

そのため、現在はチャレンジイングリッシュを利用して英語力を強化するメリットが一層高まっていると言えるでしょう。

先述した通り、チャレンジイングリッシュは進研ゼミの基本サービスの一つです。

進研ゼミを受講していれば、誰でも追加料金なしでチャレンジイングリッシュを利用することができます。

ここではチャレンジイングリッシュを利用するために必要となる費用を確認していきましょう。※記事執筆時点のデータです

学年別の料金をチェック

上述のように、進研ゼミの小学講座・中学講座・高校講座のいずれかを受講すれば、チャレンジイングリッシュを利用することができます。

小学講座や中学講座では紙教材だけで学ぶコースか、専用タブレットを用いたコースかを選ぶことができますが、どちらを選んだ場合でも料金は同じです。

また進研ゼミでは入会金や再入会金、送料などは一切かかりません。

支払い方法は12ヶ月一括払いの場合が最も割安になりますが、6ヶ月一括払いや毎月払いも可能です。

進研ゼミの料金（12ヶ月一括払い）は以下の通りです。

高校生以上は受講する科目を教科別で選ぶことができますが、例えば5教科対応の場合は月額9,180円（高1の場合）となっています。また、チャレンジイングリッシュは1科目受講の方でも利用可能です。

半年間受講すればタブレット料金無料

タブレットありの学習スタイルを選択する場合、タブレット端末代金も上記の料金に含まれています。

また半年以上受講を継続すれば、追加のタブレット料金はかかりません。そのため、専用タブレットを実質無料で入手できることになります。

ただし、6ヶ月未満に退会やスタイル変更を行った場合は、追加のタブレット代金として9,900円（税込）が請求されるので注意しましょう。

英会話塾と比べて月謝も負担もかからない

小学生の場合は、通信教育か英会話塾に通わせるかを迷う方もいらっしゃるかと思います。

しかし小学生を英会話塾に通わせるとなると、月謝が5,000円から10,000円ほど費用がかかるのが一般的です。

さらに週に1、2回車で送迎しなければならない場合もあるので、親にとってはその点も少なからず負担になります。

それに対し、チャレンジタッチなら月額3,000円〜6,000円で英語のみならず、国語や算数など主要5教科やプログラミングも学べます。勉強は全て自宅で行えるため、送り迎えの手間もかかりません。

そのため、英会話塾に入れることを考えれば、ほとんど場合で進研ゼミの方が圧倒的にお得と言えるでしょう。

Z会・スマイルゼミと料金を比較

進研ゼミとよく比較されるサービスには、Z会やスマイルゼミが挙げられます。以下は、小学1年生がそれぞれの教材を利用した場合の料金比較です。

なお、Z会は小学生タブレットコース1年生の料金になります。

上記を見ると、3社の料金に大きな差はありませんが、タブレットを実質無料で購入できるのは進研ゼミだけです。

スマイルゼミは入会時にタブレット代金として9,980円（税込10,978円）が必要で、6ヶ月未満に退会すればさらに32,802円を追加で支払わなければいけません。

Z会のタブレットコースでは通常のiPadを用いるため、iPadがない場合は新規購入する必要があります。

このように、進研ゼミは他の通信教育と比較してもコスパが良いと言えるでしょう。

実際のチャレンジイングリッシュの利用者の口コミも以下で紹介しますので参考にしてくださいね。

料金は、ほかの英語教材とは違ってリーズナブルで始めやすいと思い受講してみました。2ヶ月に1度届くため、1ヶ月あたりで計算するととてもお手頃に感じました。 みんなの英語ひろばより抜粋

金額は安価で、好きな時にDVDで見ることができます。 一括支払いで支払いでも、途中退会すると差し引き月額分がかえってきたり システムとしても利用しやすいです。 みんなの英語ひろばより抜粋

チャレンジイングリッシュは進研ゼミの講座に含まれていますが、他の科目を受講せずにチャレンジイングリッシュだけを受講することも可能です。

チャレンジイングリッシュのみを利用したい場合は電話にて申し込みを行いましょう。

料金は月々3,248円になります。そのため、金額としては小学2年生までなら進研ゼミ小学講座を利用した方がむしろ安いです。

ちなみにチャレンジイングリッシュのみの受講では、月に1回のマンツーマントークが利用できます。一方で進研ゼミ小学講座の場合は、有料で「オンラインスピーキング」を付けることになります。

実際の口コミからも、進研ゼミ全体に対してはネガティブな印象は持っていてもチャレンジイングリッシュのみは受講しておきたいと考えるお子様もいらっしゃるようです。

進研ゼミはフル活用してもお得

上述のようにチャレンジイングリッシュは単体受講も可能ですが、基本的には進研ゼミの会員としてチャレンジイングリッシュを利用するのが良いでしょう。

進研ゼミなら英語を含む主要5科目に関する教科書準拠の学習ができるだけでなく、小学講座の場合は新学習指導要領に対応したプログラミングも学べます。

それらに加えてチャレンジイングリッシュも利用できるため、料金的にはかなりお得と言えるでしょう。

英語以外のサービスが不要だという場合は別ですが、主要科目の勉強もさせたいという場合は、チャレンジイングリッシュだけの単体受講ではなく進研ゼミの通常コースの受講を強くおすすめします。

チャレンジタッチを選べばタブレットが無料で手に入ることを考えても、チャレンジイングリッシュだけの受講は割高だと言えるでしょう。

チャレンジイングリッシュでは、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を全て鍛えることができます。

ここではチャレンジイングリッシュの英語学習がどのように効果的なのかを確認していきましょう。

英語4技能を丁寧にレベルアップ

チャレンジイングリッシュでは、英語の4技能を基礎から学ぶことができます。

小学1・2年生向けのレベル1なら、英単語をなぞるところから始まるので、英語が苦手な子供でも安心です。

レベルは全12段階あり、レベル4以降は中学生以上の内容になります。そのため、上のレベルに挑戦すれば、小学生の段階からかなりの先取り学習も可能です。

学習難易度の高い「話す」技能も伸ばせる

2020年から始まった新機能である「AIスピーキング」を使えば、AIキャラとの会話を通じて実践的な英会話力を磨くこともできます。

上の写真は実際に子供がAIスピーキングに取り組んでいるときにものです。

学校の授業やテストの対策にとどまらず、自宅で「話す」力を鍛えられるのは魅力的です。AIスピーキングは追加料金なしで利用できるので、費用面の心配はありません。

またオンラインスピーキングとは違い、AI相手の会話なので、照れることなく伸び伸びと英語を話すことができます。そのため、人見知りの子供でも英会話力を向上させることが可能です。

自分の発言内容によってAIキャラの反応が変わるため、日々学んでいる英語知識を楽しくアウトプットすることができるでしょう。

英語を使用する機会は英会話力に直結

「英語の学習経験が日本人の英会話力に及ぼす効果」という論文によると、学校教育以外での英語の学習経験は英会話力を向上させることが示されています。

さらに英語を使用する機会のある人ほど英語を学習する傾向にあることも示唆されています。

そのため、幼い頃よりチャレンジイングリッシュで英語を使用することで、将来的にも積極的に英語を学ぶようになることが期待されるでしょう。

楽しく学習に取り組める

先述した通り、チャレンジイングリッシュは12段階のレベル分けがあるため、レベルアップをモチベーションにすれば意欲的に英語学習に取り組めるでしょう。

また教材内のアニメーションやゲーム形式の問題には、このようにオリジナルキャラクターが多数登場するため、楽しく英語を学ぶことができます。

キャラクターとの会話形式でレッスンは進行するため、アニメを見るような感覚で勉強ができるでしょう。

ゲーム要素も取り入れられているため、「子供が進んで英語を学ぶようになった」と保護者の間でも評判です。

チャレンジイングリッシュで英検対策も可能

チャレンジイングリッシュでは、英検準1級までの対策が可能です。

英検では面接形式のスピーキングテストも実施されますが、チャレンジイングリッシュなら「AIスピーキング」や「オンラインスピーキング」があるので問題ありません。

英検を取得しておくと、中学受験や高校受験で有利になる場合もあるため、追加料金なしで英検対策が行えるのは魅力的です。

英語力がしっかり身についている

チャレンジイングリッシュは、学年に関わらず、自分のレベルに合わせた英語の学習が可能です。

また、チャレンジイングリッシュ内の成績が良ければ自分の学年よりも高いレベルの学習ができたり、英検に合格できるなど、成果が目に見えるとお子さんにも親御さんにも好評です。

教本を買って、どのように質問に答えたら良いのかを勉強したり、それをオンライン スピーキングで実践したりを繰り返して慣れました。英語でのやりとりに慣れるのに役立ちました！

Challenge English 先輩たちの体験談

キャラクターとのやりとりが楽しいそうで、日常生活で英語が出てくるようになりました。以前にも他の英語教材を利用していましたが、＜Challenge English＞のほうが効果を感じています。

Challenge English 先輩たちの体験談

英語を聞く力・話す力が身に付いた！

チャレンジイングリッシュを利用した方からは、実際に英語を使って会話をする力がついたという声が非常に多く寄せられていました。

特に英検などでは面接官とのスピーキング試験もあるので、英検対策にも非常に有効であることが伺えます。

英語の授業が好きになったことや、外国人の先生と話せるようになったこと、カタカナの単語を英語の発音で言うようになったこと、意欲的に英語の授業に参加し発言するようになったことなど、子どもの役に立っていると感じています。

Challenge English 先輩たちの体験談

Challenge Englishで動画を見て何度も流れを確認したり、オンライン スピーキングで英語で話す練習をしました。実際に声に出すことで、英語で話すことに慣れておくことができました。

Challenge English 先輩たちの体験談

進研ゼミを受講する場合は、教科書対応の基本レッスンに加え、チャレンジイングリッシュでそれぞれに適した英語学習を行うことになります。

ここではチャレンジイングリッシュの各レベルについて確認していきましょう。

レベルチェックテストで12段階で評価

チャレンジイングリッシュには、小学生レベルから高校生レベルまで全12段階の区分があります。

レベル分けは、学年ではなくそれぞれの英語力に基づいて行われるため、英語が得意なら先取り学習も可能です。

例えば、小学3年生が中学生レベルのレッスンを受ける可能性もあります。

最初に「聞く・話す・読む・書く」のレベルチェックテストが行われ、それぞれのレベルが判定されるため、自分の習熟度に合ったレベルから始めることが可能です。

レッスンは全部で2,600種類もあるため、それぞれに最適な学習ができるでしょう。

チャレンジイングリッシュの各レベルにおける内容は以下の通りです。

ちなみに、進研ゼミ小学講座ではレベル8まで受講することができます。

レベル9以上に関しては会員専用窓口に電話で申し込みを行えば、追加で配信してもらうことが可能です。

なお、レベル9以上はタブレットでは受講できないため、パソコンが必要になります。

レベルアップを目標に頑張れる

チャレンジイングリッシュの各レベルには12個のステップが存在し、各ステップには20〜30のレッスンがあります。

1レッスンは5分前後で受講でき、ステップアップテストに合格すれば、次のステップに進むことが可能です。またステップ12ではレベルアップテストが実施され、合格すると次のレベルに移行します。

そのため、ステップアップやレベルアップを目標にすれば、学習する上での良いモチベーションになるでしょう。

一方でテストに合格しない限りレベルアップはできないため、分からない状態で先に進んでしまう心配もありません。

レベル変更も柔軟に対応

レッスンを進める中で、本来の英語力と教材内容が合っていないと感じる場合もあるでしょう。その場合はレベルを変更することも可能です。

レベルを下げたい時は会員専用窓口に電話をすれば、2〜3営業日で程度で変更されます。

レベルを上げたい場合も同様の手順で変更できますが、ステップアップテストとレベルアップテストを連続で受講すれば自身でレベル上げを行うことも可能です。

ちなみにステップアップテストはレッスンの受講状況に関わらず、いつでも受けられます。

以下ではチャレンジイングリッシュが向いている人・向いていない人の特徴をそれぞれ紹介します。

チャレンジイングリッシュが向いていない人

先述した通り、チャレンジイングリッシュを利用するにはインターネット環境が必要です。そのため、Wi-Fiなどを準備するのが難しい方には向いていません。

また紙に書いて学習させたい方にも不向きな教材と言えます。ただし、小学講座で「チャレンジ」を選択すれば、テキスト学習とタブレット学習の併用が可能です。

通信教育では一人で自宅学習を行うのが基本になるため、対面での指導や集団授業を望む方は他のサービスを検討するのが良いでしょう。

チャレンジイングリッシュが向いている人

反対に、次のような人はチャレンジイングリッシュと非常に相性が良いと言えるでしょう。

• 受講費を英会話塾より安く済ませたい人

• 自宅で「話す」英語のレッスンを受けさせたい人

• 実践的な英会話能力を身に付けさせたい人

• 学年に縛られず自分のレベルでどんどん学習を進めたい人

• お子さんに楽しく進んで勉強の習慣をつけさせたい人

チャレンジイングリッシュを利用することで、レベルアップシステムやAIスピーキングなどにより、楽しく英語の勉強をすることができます。

そのため、現在英語に苦手意識を持っている子供でも、抵抗なく勉強を進めることができるでしょう。

また、学校の授業だけでは上達が難しい「スピーキング」や「リスニング」といった技能もバッチリ対策することができるので、実践的な英語力を身につけたい人にもぴったりの講座だと言えるでしょう。

チャレンジイングリッシュの評判・口コミについて解説しました。

チャレンジイングリッシュは、特に話す力の学習効果に定評のある教材です。

英会話塾の月謝よりも安い費用で受講でき、送迎などの負担もないため、親に優しい教材と言えるでしょう。

また「話す」を含めた英語の4技能を、それぞれのレベルに合ったレッスンで学べるのも魅力的です。子供の英語力向上を目指すなら、是非とも活用したい良質な教材だと言えるでしょう。