スマイルゼミ発展クラスの評判は?標準クラスとの違いや変更方法を実際の利用者が解説
スマイルゼミの発展クラスってどうなの?
標準クラスとの違いは?料金は変わる?
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
スマイルゼミには、教科書内容に準拠した標準クラスと教科書を超えた応用問題や難問にも挑戦する発展クラスがあります。
なお、ここに記載している情報については執筆時のものになりますので、最新の情報については公式サイトを参考にしてください。
今回はスマイルゼミ発展クラスの評判・口コミについて、 実際にスマイルゼミを利用した運営陣のsaekoが標準クラスとの違いや料金、変更方法などを解説します。
これを読めば、お子さんがスマイルゼミ発展クラスに向いているかどうかがよく分かるはずです。
スマイルゼミ発展クラスをざっくり紹介すると
- 学校の成績を伸ばしたい場合におすすめ
- 標準クラスよりも料金が高い
- 中学受験対策は難しいので注意
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スマイルゼミ発展クラスの特徴
スマイルゼミ小学生コースには、標準クラスと発展クラスの2種類がありますが、両者は大きく異なるわけではありません。
発展クラスは標準クラスにプラスαを加えたもので、通常よりも学習量が多くなっています。
また発展クラスでは教科書内容を超えた応用問題や難問も出題され、標準クラスでは身に付けることができない力を習得することも可能です。
ボリュームが増えるだけ!と思いきや細かな違いがたくさんあるのでコース選びを間違えないためにもぜひ最後までチェックしてくださいね!
学習量は1.5倍!
発展クラスでは、基礎学習及び授業の予習・復習という標準クラスの内容に、応用問題と中学入試過去問題がプラスされます。
また講座数は標準クラスの1.2倍になり、それによって学習量を1.5倍にすることが可能です。
さらに1講座あたりの学習時間は標準クラスよりも5分長くなる程度なので、無理なくレベルの高い内容が学べます。
読解力・思考力・解決力の強化
標準クラスでは学習習慣をつけ、基礎学力を向上させることを目指します。一方、発展クラスではそれに加え「文章の読解力・論理的思考力・問題解決力」が鍛えられます。
国語はもちろんのこと、問題文では何が問われているのかを把握する読解力は、あらゆる学習に必要です。
また物事を複数の観点から観察し、規則性を発見したり、筋道を立てて考える論理的思考力は、複雑な問題を解く上で重要になります。スマイルゼミではそれらの力を効果的に身に付けることが可能です。
さらに既存の知識を活用したり、資料やデータの分析を元に根拠を見つけ、それらから答えを導く練習をすることで、問題解決力を身に付けることができるでしょう。
スマイルゼミ標準クラスとの違い
発展クラスでは、標準クラスよりも講座数が増え、問題内容も高度になるため、月々の料金も若干上がります。
ちなみに標準クラスでは、教科書に準拠した内容で学校の予習・復習を行い、授業についていくことを目指します。
一方で発展クラスは、学校内容では物足りない場合や中学受験を見据えた勉強におすすめの講座です。
スマイルゼミ発展クラスの費用を比較
12ヶ月一括払いを選択した場合の、標準クラス・発展クラスそれぞれの月額料金と両者の差額は以下の通りです。なお、今回紹介する金額は全て税抜き表示になります。
学年 | 標準クラス | 発展クラス | 料金差額 |
---|---|---|---|
小学1年生 | 2,980円(税込3,278円) | 3,480円(税込 3,828円) | 500円 |
小学2年生 | 3,200円(税込 3,520円) | 4,000円(税込 4,400円) | 800円 |
小学3年生 | 3,800円(税込 4,180円) | 4,700円(税込 5,170円) | 900円 |
小学4年生 | 4,400円(税込 4,840円) | 5,300円(税込 5,830円) | 900円 |
小学5年生 | 5,200円(税込 5,720円) | 6,100円(税込 6,710円) | 900円 |
小学6年生 | 5,700円(税込 6,270円) | 6,600円(税込 7,260円) | 900円 |
このように、発展クラスと標準クラスの差額は最大でも月額1000円未満であることがわかります。
月に500円だけプラスして支払うことで、学習量を1.5倍にできるなんてとってもコスパが良いですよね!
発展クラスも12ヶ月一括払いがおすすめ
スマイルゼミでは12ヶ月一括払い・6ヶ月一括払い・毎月払いを選択することができますが、12ヶ月一括払いが最も割安になります。
またどの支払い方法を選ぶかによって、標準クラスと発展クラスの差額も変化します。詳細は以下の通りです。
学年 | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
---|---|---|---|
小1 | 500円 | 600円 | 700円 |
小2 | 800円 | 900円 | 1,000円 |
小3 | 900円 | 1,000円 | 1,100円 |
小4 | 900円 | 1,000円 | 1,100円 |
小5 | 900円 | 1,000円 | 1,100円 |
小6 | 900円 | 1,000円 | 1,100円 |
チャレンジタッチの方が費用は安い
上記で解説した通り、スマイルゼミでは標準クラスから発展クラスへ変更すると追加料金がかかります。
一方で進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチには、メインレッスン以外に実力アップレッスンが存在しますが、このレッスンは追加料金なしに設定することが可能です。
また紙教材のチャレンジにおいても、難易度別に2つのコースがありますが、両者の料金は変わりません。
チャレンジタッチのお値段は、ちょうどスマイルゼミの標準クラスくらいのお値段になりますね!チャレンジタッチとスマイルゼミの間に問題の難易度などで大きな違いはありません!
チャレンジタッチなどの料金
スマイルゼミ以外の通信教育の料金とも比較してみましょう。
チャレンジタッチというタブレット教材を提供している進研ゼミの「考える力・プラス中学受験講座」や、iPad学習ができるZ会の中学受験コースの料金は以下の通りです。(いずれも発展クラスレベル)
学年 | チャレンジタッチ | 考える力・プラス | Z会中学受験 |
---|---|---|---|
小学1年生 | 2,980円 | - | - |
小学2年生 | 2,980円 | - | - |
小学3年生 | 3,740円 | - | 13,464円 |
小学4年生 | 4,430円 | 7,312円 | 14,960円 |
小学5年生 | 5,320円 | 7,312円 | 18,700円 |
小学6年生 | 5,730円 | 7,312円 | 19,448円 |
なお、上記はいずれも12ヶ月一括払いを選択した場合のひと月あたりの料金になります。
実際に使用して発展クラスの教材と標準クラスを比較!
以下では発展クラスと標準クラスの教材内容を比較してみましょう。
標準クラスの概要
標準クラスでは学校の教科書・進度に合わせた講座で、基礎学力の向上と学習習慣の定着を目指します。
主要教科を満遍なく学べる
スマイルゼミの標準クラスでは、月に国語・算数が約10講座ずつ、理科・社会が約5講座ずつ配信されます。
つまり一日に1講座ずつやっていけば、1ヶ月で4教科の勉強がバランスよくできるという計算です。
またスマイルゼミでは英語の講座も標準配信されます。さらに追加料金なしでプログラミングの学習をすることも可能です。
解説やヒントの出し方が丁寧でわかりやすいので問題なく取り組めそうでした!好奇心旺盛なお子さんにはぜひお勧めしたいです
朝日小学生新聞の追加コンテンツの配信
スマイルゼミでは朝日小学生新聞のコンテンツが利用可能です。標準クラスでは「ニュースでじゃんけんぽん」と「ニュースであれこれ」が月に2回配信されます。
また発展クラスを受講すれば、「よみとき天声人語」と「都道府県ファイル」も利用可能です。
よみとき天声人語は、朝日新聞を象徴するコラムである天声人語を使って、中学受験にも活用できる読解力や思考力、文章力を培うことができます。
都道府県ファイルは、各都道府県に関する基本データや地理、産業、文化などが学べるコンテンツです。
いずれも子供の教養を深めるのに役立つコンテンツと言えるでしょう。
より丁寧な解説
発展クラスでは出題される問題の難易度が上がるため、それだけ理解するのも難しくなります。
しかし、発展クラスではチェックポイント式の解き方動画で丁寧な解説が受けられるため、子供一人でも難問を理解することが可能です。
動画や音声を用いながら、段階的に解き方のポイントを確認できるため、難しい内容でも集中力を切らさずに進められるでしょう。
問題がむずかしくなっても解答・解説でしっかりフォローしてくれるから安心ですよね!
新学習指導要領にも対応
2020年度から新学習指導要領「生きる力」がスタートしました。
新学習指導要領では、従来までの知識詰め込み型の勉強からの脱却が図られ、自分で考えることをより重視した教育がなされるようになります。
スマイルゼミの発展クラスはこの新学習指導要領に対応した教材です。新学習指導要領の三本柱の一つは「思考力・判断力・表現力」ですが、これは発展クラスのカリキュラムに通ずるものがあるでしょう。
スマイルゼミ標準クラスをすでに受講している人
ここからはスマイルゼミの標準クラスを利用している方が、発展クラスに変更することについてお伝えします。
標準クラスから発展クラスへの変更方法
発展クラスへの変更は、みまもるネットから行うことができます。「サービスの設定」から「ご契約内容の確認/変更」へと進み、「発展クラスのお申し込み」を行いましょう。
発展クラスに変更してみたものの、難易度が高過ぎるという場合は、再び標準クラスへ変更することも可能です。
ただし、この場合の手続きは電話でしか行えないので注意しましょう。
メールが届くこともある
標準クラスで一定以上の成績を収めると、標準クラスで発展クラスの問題が出題されることがあります。
その場合は、スマイルゼミから以下のようなメールが届くはずです。
「成績優秀者の条件を達成したので教科書のレベルを超えた応用的な解法を求める発展クラスの問題にチャレンジしてもらいました。」
このメールが届けば、発展クラスの問題も解けるレベルにあるということなので、クラス変更を検討しても良いでしょう。
切り替えのタイミングは?
標準クラスから発展クラスへの変更はいつでも行えます。ただし、変更が反映されるのは、クラス変更手続きを行った翌月からです。
料金に関しては、発展クラスを受講する月から標準クラスの差額を支払うことになります。
スマイルゼミ発展クラスの残念なポイント
スマイルゼミは学校の予習・復習や学習習慣をつけさせるのには適した教材です。
しかし、講座数がそれほど多くなく、学習内容の難易度もそこまで高くはないので、ハイレベルな学習にはあまり向いていません。
実際、スマイルゼミの発展クラスだけで中学受験対策を行うのは厳しいと言われています。
スマイルゼミ以外の勉強にも自主的に取り組める子供なら話は別ですが、それでも追加の教材は必要になるため、中学受験を目指すなら他の選択肢を考えるのも良いでしょう。
中学受験対策が難しい
スマイルゼミの発展クラスでは、中学受験対策にはやや不十分だと言えます。そのため、難関中学への合格を本気で目指すなら、スマイルゼミの発展クラスはあまりおすすめできません。
中学受験向きの教材を提供するサービスとしてはZ会が挙げられます。Z会は教材のレベルが高いことで有名なので、難関校対策には最適でしょう。
また進研ゼミ小学講座の「考える力・プラス中学受験講座」を利用するのも良いでしょう。
「中学受験」となるとZ会などに劣ってしまうのは否めません。
合格実績等も非公表
スマイルゼミでは、中学受験に関する合格実績などは一切公表されていません。また発展クラスでは「対象校」の設定もありません。
よって中学受験に関しては、Z会を利用するのが良いでしょう。Z会では合格実績が公表されており、名だたる難関校が対象校に指定されています。
また進研ゼミでも合格実績が公表されているため、「考える力・プラス講座」でも中学受験対策は可能です。
なお、スマイルゼミ中学生コースの特進クラスに関しては、合格実績は公表されています。そのため、高校受験ならスマイルゼミでも対応できる可能性があります。
Z会の中学受験コース
本格的な中学受験対策なら、Z会の中学受験コースがおすすめです。
Z会中学受験コースには二つのプランがありますが、スマイルゼミの代わりとして用いるなら「トータル指導プラン」が良いでしょう。
また通塾の補助教材としてZ会を活用する「塾併用要点学習プラン」もあります。
小学3〜6年生までを対象とした本科では、国語・算数・理科・社会の4教科を、添削指導や定期面談などを交えながら徹底的に対策することが可能です。
さらに6年生で受講できる専科では「頻出分野別演習」や「志望校別予想演習」が受講できます。
資料請求を行えばZ会の詳細な合格実績も確認できるので、中学受験を検討されている方はぜひ一度確認してみることをおすすめします。
Z会なら中学受験の志望校合格に特化した対策を行うことができます!
考える力・プラス中学受験講座
進研ゼミが提供する「考える力・プラス中学受験講座」は、私立・国立中学受験で実績のあるサービスです。
2019年度の私立・国立中学入試では、4,849名もの合格者を輩出しています。また考える力・プラス中学受験講座の志望校合格率は94.8%です。
考える力・プラス講座では、スモールステップ式の学習で段階を踏みながら進められるので、中学受験特有の単元も無理なく理解できます。
そのため、これから勉強を頑張りたいという場合にもおすすめです。
また「考える力・プラス講座」5・6年生では、公立中高一貫校受験の対策も行えるので、これらの中学を目指されている方はぜひチェックしてみると良いでしょう。
進研ゼミの考える力・プラス中学受験講座は実績もメキメキ出てきている注目の講座になっています!
スマイルゼミ発展クラスを利用するのがおすすめな人
以下ではスマイルゼミの発展クラスをおすすめできる人・できない人の特徴をそれぞれ紹介します。
スマイルゼミ発展クラスの利用がおすすめできない人
スマイルゼミを利用するには、前提として自宅などにインターネット環境がないといけません。そのため、Wi-Fi環境が整っていない場合は、ある程度の初期投資が必要になります。
また、発展クラスは教科書内容を超えて、応用問題や難問に挑戦する教材です。よって、教科書内容がまだ十分理解できていないという場合にはおすすめできません。
学校の予習・復習で手一杯という場合も同様で、それ以上学習量を増やすのは厳しいでしょう。
他にも、スマイルゼミでは自学自習が基本なので、一人でコツコツ勉強するのが苦手な子供には向いていないと言えます。
他の人がいる環境で学びたいというお子さんであれば、少々費用は嵩んでしまいますが、塾や家庭教師を検討されるのも良いでしょう。
スマイルゼミの発展クラスをうまく活用できるのは、勉強をやることに抵抗感がなく、学校の授業などもしっかりこなせる人に限られてしまうかもですね。
スマイルゼミ標準クラスの利用がオススメな人
子供に自宅で勉強する習慣をつけさせたいという場合は、まずはスマイルゼミの標準クラスから始めるのが良いでしょう。
また標準クラスは教科書内容や授業の進度に沿った教材なので、学校の予習・復習をさせたいという場合にも最適です。
さらに基礎をしっかり学ばせて学校のテストの点数を上げたいという場合にも、標準クラスをおすすめします。
背伸びして発展コースを受けても続かないことが多いので、自分にあったレベルからスタートしましょう!
スマイルゼミ発展クラスの利用をおすすめできる人
スマイルゼミの発展クラスは、すでに学習習慣はついており、標準クラスの学習量では物足りないという場合におすすめです。
また中学受験をしようかどうか迷っているという場合は、まずはスマイルゼミの発展クラスで様子を見るのも良いでしょう。
ただし本格的に中学受験対策をしたいのであれば、先述した通り、Z会や進研ゼミを利用するべきです。
発展クラスは質の高い問題が多いので、迷っている方はぜひ1回チャレンジしてみてください!
スマイルゼミ幼児コースの受講者もおすすめ
スマイルゼミ幼児コースから小学生コースに上がる場合は、発展クラスを選択するのが良いでしょう。
幼児コースでは小学生コースの基礎的な内容を学ぶことができるため、標準クラスではやや物足りなく感じるはずです。
実際、幼児コースから小学生コースに切り替える際はデフォルトが発展クラスになっているので、そのまま発展クラスを受講するのが良いでしょう。
デフォルトが発展クラスなことを知らないで困惑してるママさんも多そう…
スマイルゼミ発展クラスの評判・口コミ
スマイルゼミの発展クラスは実際に公式にも合格者のインタビューが載っているなど実績のある評判の講座と言えます。具体的には以下のような評判・口コミは見られます。
発展クラスは難易度の高いものもあり、「子供が苦戦するようになった」という声も多く見られました。同時に、確実に前よりも力がついたと実感される方も多いようです。
また、発展クラスは月単位での変更が可能なので、いったん標準クラスから発展クラスに変更して、難しすぎたと感じれば翌月からは標準クラスに戻すこといったことも可能です。
映像授業で難しい問題も理解できるので、ぜひ一度お試しされてみてはいかがでしょうか。
良問の多い講座なのでこの機会にぜひスマイルゼミを検討してみてください!
スマイルゼミ発展クラスまとめ
スマイルゼミ発展クラスまとめ
- 発展クラスへの変更はみまもるネットから行う
- 標準クラスの1.5倍の学習量
- 学校の成績アップや自宅学習の習慣づけにおすすめ
- 中学受験を目指すならZ会や進研ゼミの方が良い
スマイルゼミ発展クラスの特徴やみんなの口コミについてお伝えしました!
発展クラスを受講すると学習量を標準クラスの1.5倍にすることができます。また教科書内容を超えた応用問題や難問にも挑戦するため、標準クラスでは物足りない場合や学校の成績を伸ばしたという場合におすすめです。
ただし、発展クラスは中学受験向きではないため注意しましょう。中学受験を目指すならZ会や進研ゼミの方がおすすめです。
目標に合った通信教育を活用して、お子さんの学習を最大限サポートしていきましょう!