【最新版】政治経済おすすめ参考書ランキング15選!参考書の活用法も紹介!
「政治・経済の参考書ってどれがおすすめ?」
「選び方のポイントは?参考書はどのように活用すべき?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
政治・経済は歴史系科目ほど暗記事項は多くないものの、時事問題の出題があるため、やはり入念な対策が必要です。
今回はそんな政治・経済の勉強におすすめの参考書を15冊紹介します。
選び方のポイントや参考書の活用法なども合わせて解説するので参考にしてください。
政治経済のおすすめ参考書についてざっくり説明すると
- 初心者には講義形式の参考書がおすすめ
- 問題集は網羅性の高さに着目
- スキマ時間に使うなら持ち運びがしやすい方が良い
おすすめの政治経済参考書の選び方
まずは政治・経済の参考書の選び方について解説します。
自分の学力に合わせて選ぶ
現状の学力を考えて、それに見合う難易度の参考書を選ぶということは非常に重要です。
基礎レベル
政治・経済の学習をこれから始めるという場合は、解説がわかりやすい講義形式の入門書を活用するのが良いでしょう。
また政治・経済への興味関心を高めるために、マンガなど楽しんで読める教材を参考書代わりに用いるのもおすすめです。
センター試験レベル
基本的な知識を大方習得し、センター試験レベルの学習をする段階では、基礎知識を定着させるために問題集型の参考書を活用するのが良いでしょう。
まずは基本レベルの問題集から始め、徐々に教材の難易度を上げていけば、効率よくレベルアップが図れるのでおすすめです。
またこの段階では、時事問題の対策をするために、ニュースなどにも関心を持って触れておくようにしましょう。
難関大学レベル
基礎知識がきちんと定着し、難関大学レベルの学習で仕上げを行う段階に入ったら、ハイレベルな問題集で演習を行うのが良いでしょう。
また一問一答形式の問題集を用いて、知識を網羅的に復習したり、時事問題を深く掘り下げて学習するのもおすすめです。
なお、時事に関してはニュースや新聞で最新情報をチェックすることに加え、時事問題専用の参考書で、より高度な試験対策をするのも有意義だと言えます。
政治経済の種類別の参考書選び
政治・経済の参考書は、いくつかのタイプに分類することができるので、学習の目的に合わせて適切な種類の参考書を選ぶのが良いでしょう。
問題集型の参考書
問題集型の参考書を選ぶ際に着目すべきことは、必要な問題が網羅的に収録されているかどうかということと、解説が充実しているかということです。
また一問一答形式の問題集であれば、電車の中などでも手軽に学習することができるので、知識を復習するのに役立ちます。
なお、移動中に活用することを考えれば、持ち運びがしやすいコンパクトサイズのテキストを選ぶのがおすすめです。
時事についての参考書
時事に関する参考書を選ぶ際にも、やはり網羅性の高さに着目するのが良いでしょう。
入試に頻出の時事がもれなく収録されている参考書でなければ、試験で知らない時事問題が出てしまうので気をつけてください。
またそれぞれの時事に関する詳しい解説及び考察が載っているものであれば、より充実した学習ができるのでおすすめです。
講義型の参考書
初心者が活用するべき講義形式の参考書を選ぶ際は、テキストの見やすさや解説が自分にとってわかりやすいかどうかを重視するのが良いでしょう。
講義型の参考書を使うメリットは、わかりにくい内容や興味が湧きにくい分野の学習を、より楽しく、スムーズに行えることなので、上記2点は重要です。
また特にわかりやすさを大切にするのであれば、マンガで学べる参考書を使うのも有意義だと言えます。
共通テスト対応のものかどうか
2020年度からは一次試験がセンター試験から大学入学共通テストに変更されます。
共通テストになって、試験内容が大きく変わることはないですが、形式が若干変化したり、新しい分野が追加されることなどはあり得るので、共通テストの対策をしておくことも重要です。
よってセンターレベル以下の参考書を選ぶ際は、共通テストに対応しているかということにも注目すると良いでしょう。
参考書は最新のものを選ぶべき
政治・経済の参考書は最新のものを購入するようにしましょう。
政治・経済には時事問題が出題されるので、最新の社会情勢や経済の動向に合わせた学習をする必要があるからです。
また共通テストが最たる例ですが、入試における問題形式や出題傾向も時と共に変化していくものなので、その変化に対応した最新版のテキストの方が、より効率的な学習ができます。
政治経済おすすめ参考書15選
ここからは政治・経済におすすめの参考書を15冊紹介します。
よくわかる政治・経済問題集―授業の理解から入試対策まで
政治・経済の基礎事項を網羅的に学習することができる問題集型の参考書です。解説も非常に詳細なので、最初の問題集に選ぶのも良いでしょう。
特に基礎学習を済ませ、問題演習によってより理解を深めたいという方におすすめです。
なお、本書では最初に一問一答形式で基本的なキーワードを確認した上で、基本問題と発展問題で知識をさらに増やすことができます。
網羅性に優れており、応用的な学習もできるので、本書を1冊マスターすれば、政治・経済を入試における武器とすることも可能でしょう。
実際の利用者の口コミは?
一問一答でキーワードのチェックが出来るので、しっかり覚えているのか確認するのに便利です。単元ごとに少しずつ問題が載っているので取り組みやすいです。
解説は、誤文の選択肢についてもなぜ間違っているのかわかり易く書かれているので、解説を読み込むだけでもかなり復習になりました。 Amazonレビューより抜粋
基礎的な問題から入試の問題まで段階的な演習を通して、しっかりとした実力がつくという口コミが多く見られました。
問題数が少ないため何度も解き直すことで、基礎事項を完璧に身に付けることができるでしょう。
《新入試対応》共通テスト政治・経済集中講義 四訂
センター試験の出題傾向を徹底的に分析した上で作成され毎年受験生に人気を博していた講義型の参考書である「センター試験 政治・経済 集中講義 三訂版」の改訂版です。
センター試験での頻出問題や各分野でどのレベルまでの学習が必要かなどを元に、共通テストにおける政治経済の問題対策を重点的に行うことができます。
また50テーマについて各3題ずつ演習問題も収録されており、4回分のセンター試験に相当する問題演習をすることができるので、演習量の点でも非常に充実していると言えるでしょう。
なお、センター試験用の参考書ではありますが、共通テスト対策をはじめ、様々な入試対策にも活用することができます。
実際の利用者の口コミは?
この参考書はまだ発売されて間もないため口コミ数こそ少ないものの、全体としてわかりやすく、概要を把握するのに役立ったという感想が散見されました。
ただし地図などの資料が詳しく載っていないため、自分で勉強する時は資料集や地図帳を横に置いておくに越したことはなさそうです。
2021年入試用重大ニュース 時事問題に強くなる本
最新の時事問題をまとめたカラーの参考書です。中学入試・高校入試用ではありますが、大学入試にも十分活用することができます。
政治・経済をはじめとする5つのジャンルに関する時事問題に関するわかりやすい解説が掲載されているため、本書で学習すれば一気に時事に詳しくなることができるはずです。
また難解なニュースに関しても、平易な表現や図を用いて丁寧に説明されているので、時事問題が苦手という人でも無理なく理解することができるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
こちらもまだ発売されてから時間が経っていないため、口コミの数が少ないものの「わかりやすい」という趣旨のコメントが多く見られました。
また、中には「子供のために購入した。活用してほしい。」などのコメントもあり、中学受験や高校受験を控えた親御さんからの信頼も厚いことがうかがえます。
スピードマスター政治・経済問題集―20日完成
政治・経済の要点を短期間で効率よくマスターすることができる問題集型の参考書です。
具体的には20日で入試に頻出の26テーマを学習することができるので、入試の本番直前期に基礎知識を復習する際などに活用するのが良いでしょう。特に共通テストの直前期には重宝されます。
また政治・経済の基礎を短期間で固めたいという人にももちろんおすすめです。
なお、問題は空欄穴埋め形式となっているため、スキマ時間に気軽に利用するのにも向いています。
実際の利用者の口コミは?
要点がまとめられていて、わかりやすく毎日一単元ごとやればしっかり頭に入ります。 Amazonレビューより抜粋
高校生の娘に頼まれて、地元の本屋さんになかったのでamazonにて購入。 娘曰く、とても良いそうです。 Amazonレビューより抜粋
短期間で重要なポイントを総ざらいできるので使いやすいといった声が多く見受けられました。
ただし問題の設定が甘く解答にたどり着けなかったり、模範解答が誤っている箇所が確認されたりと不備を指摘する声も少なくないので、実際にこの参考書を使う場合は事実確認を行いながら使うのが肝要です。
政治経済一問一答 【完全版】2nd edition
暗記学習におすすめの一問一答形式の問題集です。
入試問題の過去問を抜粋して構成されており、基本事項に関する問題が網羅的に収録されているため、定期テストや共通テスト直前の復習に用いるのも良いでしょう。
入試の頻出事項がバッチリ収録されており、2014年のセンター試験ではカバー率100%という実績も残しているので、特に共通テストの対策には役立つはずです。
また持ち運びに便利なコンパクトサイズなので、電車での移動中などのスキマ時間を活用した学習にも向いています。
実際の利用者の口コミは?
日本史から政経にスライドして日本史の時にお世話になったので、政経版も買ってみました。買う前にAmazonで低評価が多かったので躊躇しましたが、使い方さえ間違えなければ、大いに役に立ちます。
①参考書で国際政治分野だったら国際政治分野だけをじっくりやる
②一問一答で国際政治分野を完全に暗記
③問題集で実力確認この手順を分野ごとに繰り返すだけです。
これでセンター8割越えは当たり前になります。 Amazonレビューより抜粋
「一問一答だからと言って軽い気持ちで手を付けない方が良い」「教科書の細かい知識を詰めるために使うもの」など本書のレベルの高さに関する口コミが多く見受けられました。
教科書などで一度概要を頭に入れた上で、知識の最終確認や出来事の背景なども含めたハイレベルな内容をインプットするために使うのがおすすめと言えるでしょう。
大学入試 マンガで政治・経済が面白いほどわかる本
政治の仕組みと経済理論についての要点がマンガで学べるという入門書です。これから政治・経済の学習を始める人や政治・経済が苦手な人などに良いでしょう。
理解しやすいマンガを大枠を捉えた後に、代ゼミ講師の詳しい解説を読むという流れで勉強するため、難しい内容であっても誰でもすんなり理解できるはずです。
マンガはカラーで、絵もかなり綺麗なので、スラスラ読み進めることができ、政治・経済への興味・関心を高めるという意味でもおすすめできます。
実際の利用者の口コミは?
重要判例は最後にまとめてあるだけですが、政治・経済に関する事項を一通り学ぶには最適です。これを読んで教科書を読むと理解が進むでしょう。マンガを使った恋愛ストーリー仕立ての構成も秀逸です。 Amazonレビューより抜粋
漫画仕立てなので、初学の場合でも理解しやすく、難しい内容もすんなり頭に入ってくるという口コミが散見されました。
また、漫画のストーリーと学習内容がリンクするためイメージとして記憶に残りやすいという口コミも多数聞かれました。
政治・経済 標準問題精講 四訂版
難関大学志望者向けのハイレベルな問題集です。国公立二次・難関私大入試を突破するために必要な80題の良問が収録されています。
よって「標準」とあるものの、実際の難易度はかなり高めなので、センター試験レベルの基礎がしっかり固まってから使うのが良いでしょう。
また最新の改訂によって論述問題・思考力問題の充実度が増しているため、最新の入試傾向に合わせた良書だと言えます。
本書で仕上げの問題演習を行えば、盤石の実力を持って入試本番を迎えられるはずです。
実際の利用者の口コミは?
精講のまとめはよくまとまっていて詳しいです。有名な裁判の概要もきちんと書いてくれているので、いちいち資料集で調べなくてもいいほど。精講だけを別冊にしたら参考書が出来上がるのではないかと思います。 Amazonレビューより抜粋
問題の難易度構成の良さや関連したポイントをまとめてくれている解答解説の素晴らしさを称える口コミが多く見られました。
難関大学入試に必須の内容が詳しく丁寧に解説されているため、早慶の基本問題レベルであればこの1冊で対応することができるでしょう。
2021共通テスト総合問題集 政治・経済
共通テストの模擬問題が豊富に収録されている問題集型の参考書です。
具体的には河合塾の共通テスト関連の模試2つと2018年度試行調査の過去問に加え、独自の予想問題が掲載されています。
問題数はかなり豊富なので、実践的な共通テスト対策を行うには最適の教材だと言えるでしょう。
本書で繰り返しシミュレーションを行い、共通テストの問題形式や出題傾向に慣れておけば、余裕を持って本番に臨めるはずです。
実際の利用者の口コミは?
こちらの参考書は出版からまだ日数が経っていないため、口コミを発見することはできませんでした。
とはいえ河合塾が毎年出している、いわゆる「黒本」シリーズの中の政経版なので受験生からの信頼や完成度が高いことは間違い無いでしょう。
武器になる! 世界の時事問題~背景がわかればニュースがわかる
テレビ番組などで有名な池上彰氏が執筆した時事問題に関する参考書です。
世界の時事問題に関して、それぞれの出来事が起こった背景を含めて詳しく解説されています。
2020年3月に出版された書籍であり、トランプ大統領の誕生やイギリスのEU離脱など、比較的新しい時事問題が扱われており、2020年度の入試対策にも役立つでしょう。
ただし、こちらは大学受験用の対策本ではないため、時事問題の演習をすることはできないので注意が必要です。
実際の利用者の口コミは?
非常にサクサク読めます。いまニュースになっている話題について解説しています。一つの話題に対して深く掘り下げてはいないので、あくまで問題となっている箇所を簡単に知ることができるという本です。
もっと知りたい時は個別で調べる必要があります。そういった興味を持たせてくれます。 Amazonレビューより抜粋
全体として池上彰先生の解説のわかりやすさ、親しみやすさに関する口コミが多く見つかりました。
関西学院大学で実際に行われた講義の内容が基本となって執筆されているものの、高校生レベルでもしっかり理解できる易しさだと評判です。
マーク式基礎問題集政治・経済
センター試験の過去問を再構成して作成された基礎レベルの問題集です。
単元ごとの基礎理解が試されるStep1と各単元についてのより本格的な実戦問題に挑戦するStep2の2段階構成になっており、段階的にレベルアップを図ることができます。
センター試験をベースにしていることもあり、共通テストレベルの頻出事項が網羅的に収録されているので、共通テスト対策として政治・経済の基礎力を仕上げるのに良いでしょう。
また解説も非常にわかりやすいので、復習もしやすい優れた問題集だと言えます。
実際の利用者の口コミは?
【よかった点】
・過去問から構成されている問題集なので、安心して取り組める。
・間違えてはいけないような基本問題を抑えているのでニガテ探しもしやすい。
・一問一問、選択肢ごとに解説がきちんとついているため、ピンポイントでどこが分からないのか見つけられる。 Amazonレビューより抜粋
センター形式を踏襲して作られた問題集なので受験勉強の際に安心して取り組めると言った評判や、基本問題が中心なので取り組みやすいという評判が多数見つかりました。
共通テストでも政経はマーク式が引き継がれるので、本参考書が活躍すること間違いなしですね。
一目でわかる新政経ハンドブック 2017→2019―大学受験
受験生からの人気が非常に高い講義形式の参考書です。特に入試レベルの基礎をしっかりと固めたいという受験生には良いでしょう。
入試に頻出の基礎事項が時事テーマを含めて網羅的に収録されているため、これ1冊で政治・経済の基礎力を完成されることができます。
また図解も充実しており、視覚的にも理解することができるので、見やすさやわかりやすさの点でも非常に優れた良書です。
さらに出題頻度に関する3段階の重要度表示があるというのも、重要なものから優先的・効率的に学習していけるという意味で魅力的だと言えます。
実際の利用者の口コミは?
図表とフルカラーでビジュアル的な理解がしやすい本書だが、爽快講義や蔭山の面白いほどわかる本と比べると、説明が一番簡素で初学者には取りつきにくい。 Amazonレビューより抜粋
全体として図表の多さやわかりやすさに関する肯定的な感想が多く見受けられました。
一方でボリュームが多いため、やるべきところや覚える箇所を取捨選択して活用することが重要だという意見も少なからず見受けられました。
そのためこの参考書を使うときは、無理して全部覚えようとせず着実に重要ポイントの暗記を重ねて行くことが大切といえます。
大学入学共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本
共通テストを攻略するための講義形式の参考書です。共通テストの分析を元に、頻出の出題パターンや必須知識などがまとめられており、効率的・効果的な共通テスト対策をしたいという方におすすめできます。
基本的な内容の暗記及び理解の仕方として、論理的な考え方を取り入れており、無理なく確固たる知識力を身に付けることができるはずです。
また図解や表が豊富に掲載されており、難しい内容も視覚的なイメージとともに自然と理解できるというのも魅力的だと言えます。
実際の利用者の口コミは?
教科書を読まずにこの本に入ってはいけない。記述が細かいので、初心者は挫折すること間違いない!政経は畠山の爽快講義をお薦めする。 Amazonレビューより抜粋
語り口調の軽やかな文体で読みやすいという声が多い一方で、電話帳のような分厚さで持ち運びにくいという声が多く見られました。
また、内容が細かいため初学者には理解が難しく、一度教科書を通読してから読むのが効果的といえます。
用語集政治・経済 新訂第7版
政治・経済の用語を約5,600語解説した参考書です。
政治・経済には日常生活では使わないような専門的な用語が様々登場するため、学習していると理解できない言葉に出会うことも多いでしょう。
そんな時にこの用語集があれば、調べ学習によって新たな知識を蓄え、理解を深めることができるので、政治・経済を選択する受験生にはぜひとも持っておいて欲しいテキストです。
網羅性が非常に高く、年度毎に改訂が行われているということも魅力的だと言えるでしょう。
例えば、2020年9月に出版された最新版には「新型コロナウイルス」や「パンデミック」、「ロックダウン」などの言葉も追加されています。
実際の利用者の口コミは?
今回、購入した用語集 政治、経済 新訂第5版は、学校の授業で専門的な言葉が出てきた理解できない時に詳しく掲載されているので助かります。 Amazonレビューより抜粋
全般的にその内容の詳しさに対するポジティブな口コミが目立ちました。
最新の用語にも対応しているため、時事問題などが出題される私大の受験生は受験勉強の過程でこの用語集が役に立つこと間違いなしです。
2020-2021年版 日本と世界の時事キーワード
2019年に起きた大きな事件や出来事をまとめた時事に関する参考書です。それぞれの事象が、その背景やその以後のことを含めて詳しく解説されています。
また本書はオールカラーで、図や写真や豊富に掲載されているので、時事問題に詳しくない方でも無理なく理解できるでしょう。
さらに幅広いジャンルに関する様々な事柄が取り上げられており、網羅性も非常に高いので、本書1冊を十分に読み込めば、かなりの時事通になれるはずです。
実際の利用者の口コミは?
こちらの参考書はまだ発売から間も無いため、口コミを見つけることはできませんでした。
カラー構成で執筆されており、大学入試だけではなく資格試験や面接などの対策にも使うことができる珠玉の一冊となっています。
改訂第3版 大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本
政治・経済を学び始めたばかりの人におすすめできる講義形式の参考書です。
代ゼミの実力派講師である蔭山克秀氏の授業を書籍化したテキストであり、政治・経済の基礎を体系的に学ぶことができます。
また2020年に行われた大幅な改訂により、最新の時事情報が網羅的に収録されているというのも魅力的です。
なお、本書には所々初心者には難しい内容が含まれていますが、そのような部分については十分な実力がついてから再び見直すと良いでしょう。
実際の利用者の口コミは?
畠山の爽快講義より情報量が多いので時間があるならこっちやっておいた方が確実に高得点狙えます。主にポイント整理を読んで勉強していく形になりますが、ほとんど図説で文章が少ないので、その図が何を意味しているか考えられない人が使いこなすのは難しいです。 Amazonレビューより抜粋
この参考書は内容の詳しさについての口コミが特に目立っており、中には「一般社会人の教養レベル」と評する口コミも見つかりました。
一方で、難しい用語が多く登場したり扱う内容も高度であったりなど使う人を選ぶ参考書であることは間違いありません。
おすすめ政治経済の参考書比較表
参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
よくわかる政治・経済問題集―授業の理解から入試対策まで | 990円 | 基礎事項を網羅的に学習できる問題集 |
センター試験政治・経済集中講義 三訂版 | 1,320円 | センターレベルの講義型の参考書 |
2021年入試用重大ニュース 時事問題に強くなる本 | 1,650円 | 最新の時事をわかりやすくまとめた参考書 |
スピードマスター政治・経済問題集―20日完成 | 737円 | 20日で入試に頻出の26テーマを学習することができる |
政治経済一問一答 【完全版】2nd edition | 1,100円 | 基本事項を網羅的に復習するのに有用な問題集 |
大学入試 マンガで政治・経済が面白いほどわかる本 | 1,540円 | 政治の仕組みと経済理論の要点がマンガで学べる |
政治・経済 標準問題精講 四訂版 | 1,595円 | 難関大学志望者向けのレベルの高い参考書 |
2021共通テスト総合問題集 政治・経済 | 1,210円 | 共通テストの模擬問題が豊富に収録された問題集 |
武器になる! 世界の時事問題~背景がわかればニュースがわかる | 1,650円 | 池上彰氏が世界の時事問題を解説 |
マーク式基礎問題集政治・経済 | 1,100円 | 共通テストレベルの頻出事項を網羅的に収録した問題集 |
一目でわかる新政経ハンドブック 2017→2019―大学受験 | 1,430円 | 入試レベルの基礎を盤石にできる講義形式の参考書 |
大学入学共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本 | 1,760円 | 共通テストを徹底的に攻略するための参考書 |
用語集政治・経済 新訂第7版 | 979円 | 政治経済の用語を約5,600語収録 |
2020-2021年版 日本と世界の時事キーワード | 1,320円 | 2019年の重要な時事問題が網羅的にまとめられている |
改訂第3版 大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本 | 1,760円 | 基礎を体系的に学べる講義形式の参考書 |
政治経済のおすすめ勉強法
ここからはおすすめできる政治・経済の勉強法について解説します。
基本知識をしっかりと抑える
まずは講義型の参考書や教科書などを用いて、基本的な知識を習得していきましょう。
ちなみに政治・経済は、世界史や日本史に比べると覚えるべき基礎知識はそれほど多くありません。そのため、基礎学習は比較的しやすいと言えるでしょう。
ただし、政治・経済では教科書内容に加えて、時事問題の対策をしなければならないので、基礎学習と並行して時事の勉強も進めておくのがおすすめです。
暗記は効率的にする
歴史系科目に比べれば、暗記事項は少ないものの、やはり政治・経済の勉強においても暗記学習は非常に重要です。
以下ではそんな暗記学習を効率的に行うための方法について解説します。
すきま時間の活用
暗記学習の効率性を高めるには、第一にスキマ時間を有効活用するということが必要不可欠です。
電車での移動時間や授業と授業の合間など、ちょっとした空き時間を見つけては、政治・経済の暗記学習をするのが良いでしょう。
なお、スキマ時間に暗記をする際は、一問一答形式の問題集など手軽に取り組める教材を用いるのがおすすめです。
声に出して覚える
暗記の効率性を高めるための方法としては、声に出して覚えるというのもおすすめです。
ただ見るだけでなく、見ることに何か行動をプラスすることによって、複数の感覚が刺激されるため、より記憶に定着しやすくなります。
声に出すと視覚だけでなく、聴覚も使うことができるので、暗記の精度を高めることが可能です。
時事問題対策をする
政治・経済に特有の事柄としては、時事問題が出題されるということが挙げられます。
最新の社会情勢や経済動向などに関する問題が入試で出されるため、時事の勉強をしなければ、試験で好成績を収めることはできません。
よって、以下では時事問題の対策の具体的な方法をいくつか紹介します。
ニュースや新聞に毎日触れる
もうすぐ高3になるという時期になったら、少しずつ時事への関心を高めていくのが良いでしょう。
具体的には毎日5〜10分、ニュースや新聞をチェックし、世の中でどんなことが起きているのかについての情報収集を行ってください。
それを習慣づけて、日々勉強を積み重ねていけば、入試本番になる頃にはかなり時事に詳しくなっているはずです。
時事についての参考書をつかう
高3で本格的に受験対策を行う時期になったら、時事問題に特化した参考書を使った対策も始めるのが良いでしょう。
ニュースや新聞で情報を集めることも大切ですが、参考書で入試のにおける頻出テーマや内容、それに対する考察などを学ぶことが、効率よく得点力を磨く上では重要です。
もちろん参考書を併用することによって、より理解も深まるでしょう。
問題集で知識を固める
参考書で知識をインプットしたら、勉強の仕上げとして問題集を使って演習で知識を固めるということが大切です。
また時事問題に関しても問題集は出版されているので、入試の直前期には時事についても入念に問題演習をしておくのが良いでしょう。
なお、問題を解いたら、わからない箇所や曖昧な部分が出てくるはずなので、そのような場合は参考書に戻ってきちんと復習を行うべきです。
政治経済の勉強計画立て方
続いては政治・経済の学習計画を学年ごとに解説します。
高1は政経の基本知識の定着を中心に
政治・経済の学習を高1から始める人も多いでしょうが、高1ではまずは基本的な知識を覚えるということに専念するのが良いでしょう。
高1のうちに基礎を盤石にしておけば、高2・高3での学習が効率よく進められるのでおすすめです。
なお、余裕があるなら新聞やニュースをなんとなく見ておくというのも有意義だと言えます。
高2は問題演習を始める時期
高1から学習を始められば、高2になる頃には基礎知識がある程度身に付いてきているはずなので、続いてはその知識を問題集で固める作業を行うのがおすすめです。
具体的には基本的な内容が網羅的に収録されている問題集で演習を行い、知識の定着率を高めていくのが良いでしょう。
また冬ごろになったら、ニュースや新聞などを意識的に見るようにするというのも有意義です。
高3は時事を意識しつつ入試問題を解く
上記の通りに勉強していれば、高3になる頃には基礎知識は盤石となっているでしょう。よってより本格的な問題演習を行うのがおすすめです。
しかし、いきなりハイレベルな問題集や過去問を使うのではなく、まずは基本レベルの問題集で基礎知識を網羅的に復習するのが良いでしょう。
その上で過去問演習などに進む方が無理なく得点力を高めることができます。
また時事に関しては、意識的にニュースや新聞に触れるようにし、原因や背景なども考察しながら日本や世界で起こる事象を追っていきましょう。
加えて時事問題に関する参考書での学習も行い、それぞれの出来事を客観的に分析できるような力を付けておくべきです。
目標を持ち続けることが肝要
政治・経済の学習をする際は、明確な目標を定め、それを常に意識しながら勉強していくのが良いでしょう。
目標がなければ、勉強を続ける意義が不透明であり、モチベーションの維持が難しくなるからです。
特に成績が伸び悩んだ時は、目標によって自分を奮い立たせることができないと挫折してしまう恐れがあるので、必ず目標は設定してください。
なお、具体的な目標の立て方としては、まず大きな長期目標を決め、それを達成するために必要な1週間や1ヶ月単位の短期目標も合わせて定めるのがおすすめです。
政治経済のおすすめ参考書と併せて、日本史や世界史の参考書について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
政治経済のおすすめ参考書まとめ
政治経済のおすすめ参考書まとめ
- 最初はマンガで基礎学習をするのも良い
- 時事の参考書も網羅性の高さに着目するべき
- 共通テストに対応しているかにも注目
- 最新版を購入するべき
政治・経済の勉強におすすめの参考書を紹介しました。
参考書を選ぶ際は、自分のレベルにふさわしい難易度のものを手に取るということが重要です。初心者であれば、講義型の参考書やマンガで学べる入門書などを選ぶのが良いでしょう。
また問題集や時事に関する参考書に関しては網羅性の高さに着目するのがおすすめです。
さらに共通テストに対応しているかや、最新版であるかなどにも気を配りましょう。
以上を参考にご自身にぴったりの参考書を探してみてください。