【現役東大生が解説】総合英語Forest(フォレスト)の使い方は?おすすめ勉強法を紹介
「総合英語Forestのおすすめの使い方について知りたい!」
「総合英語Forestはどのような人向けなの?」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
総合英語Forestは英語の基本的な文法について掲載されている参考書であり、英語が苦手な方や初心者の方におすすめです。
着実に英語の文法を理解することができるので、多くの高校生にオススメできる参考書です。
こちらのトピックでは、総合英語Forestのおすすめの使い方や勉強法について詳しく解説していきます!
総合英語Forestの勉強法についてざっくり説明すると
- 文法についてじっくり学ぶことができる
- ボリュームたっぷりなので、計画をしっかり立てて取り組むのがおすすめ
- 受験対策としても活用できる
総合英語Forestの概要
まず、そもそも「総合英語Forest(フォレスト)」とはどのような参考書なのかを解説していきます。
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文法を解説してくれる参考書
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内容は中学・高校レベル(センターレベルにも対応)
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出版社は桐原書店
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石黒昭博監修
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ページ数は655ページ
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Part1~Part3までの3段階構成
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例文付きで分かりやすく解説
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定価3,980円
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英語の初学者・中級者におすすめ
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基礎事項の確認が出来るため、受験生にもおすすめ
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大学受験教材としての人気も高く、総合英語Forestを使っている学校も多い
総合英語Forestは基本的な文法事項を確認することができるため、初学者~中級者向けの教材となっています。
全部で655ページありボリュームがあるため、じっくりと取り組むことで英語力を鍛えることができるでしょう。
評判も高い参考書なので、じっくりと英文法の基礎を叩き込みたい方におすすめです。
現在では書店で売られていない?
出版社であった桐原書店からは総合英語Forestは現在売られていない可能性が高いため、入手するのは困難です。
そのため、入手するためには中古やAmazon、メルカリなどのツールを使う必要があります。
総合英語Forestは書店では買えないものの、総合英語Forestとほぼ同じ内容の「総合英語総合英語Evergreen」は書店にで売られているため、こちらも活用すると良いでしょう。
以下では、総合英語総合英語Evergreenについて紹介していきます。
総合英語Evergreenの特徴
「総合英語Evergreen」の特徴は、以下のようになっています。
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総合英語Evergeenは英文法を学べる文法参考書
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定価は1,520円
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総合英語Forestの内容を引き継ぐ内容となっている
このように、総合英語Forestの内容を引き継いでいるため、基本的な内容を理解したい方向けとなっています。
アプリにも対応しているため、今どきの中学生や高校生ならば問題なく使いこなすことができるでしょう。
総合英語Forestの構成
総合英語ForestはPart1〜Part3までのPart構成になっており、各パートで学ぶ内容は以下のようになっています。
- Part1
「これが基本」では文法の本質・意味を学ぶことができる
- Part2
「理解する」では文法の基本ルールを学ぶことができる
- Part3
「深く知る」では引っかかりやすい文法事項などを含めて、さらに細かい文法知識を学ぶことができる
このように、Part1から順番に取り組むことにより文法の理解を深めることができ、受験対策も可能です。
フルカラーかつイラスト豊富で分かりやすい
総合英語Forestは全ページがカラー刷りになっており、イラストも豊富に用いられています。
そのため、字面しかない無機質な参考書と比べると圧倒的に見やすく、また勉強のモチベーションを維持しやすい構成になっています。
また、文法を視覚的に捉えて理解することができるイラストや概念図も豊富に取り入れているため、英語の文法を理解できていない方でも楽しく勉強できるでしょう。
英語の文法を理解するためには、日本語との違いを理解して英語に慣れていく必要があります。
総合英語Forestを活用すれば徐々に英語の文法に慣れることができるので、コツコツと地道に取り組むことを進めします。
総合英語Forestのメリットとデメリット
こちらのトピックでは、総合英語Forestのメリットとデメリットに関して紹介していきます。
総合英語Forestのデメリット
まずは、総合英語Forestと総合英語Evergreenの惜しい点・デメリットに関して解説します。
ページ数が600ページ以上あるため、ボリュームが多すぎる
総合英語Forest勉強するのには全部で655ページもあるため、勉強するのに時間がかかってしまうデメリットがあります。
ボリュームがあるためじっくりと学ぶことができるメリットがある反面、途中で飽きてしまい勉強している途中で挫折してしまう可能性もあります。
そのため、総合英語Forestに取り組む際には学習計画を立ててコツコツと時間をかけて勉強する意思を持ちましょう。
上級者には物足りない
総合英語Forestは初心者~中級者向けの教材となっているので、上級者を目指している方には物足りない可能性があります。
そのため、難関大学を目指している方やレベルの高い問題演習に取り組みたいと考えている方は総合英語Forestよりもハイレベルな教材を求めると良いでしょう。
総合英語Forestのメリット
次に、総合英語Forest・総合英語Evergreenのメリットを紹介していきます。
内容が基礎的で分かりやすい
総合英語Forestでは基本的な文法のルールからじっくりと学ぶことができるため、英語に対する苦手意識を持たずに勉強を進めることができます。
いきなり問題演習からはじめると全然わからずに挫折してしまう危険もあるため、初学者にとっては魅力的な教材と言えます。
文章が分かりやすい
総合英語総合Forestは、同じく人気のある文法書の「ロイヤル英文法」などと比べると平易な日本語で書いてあるため、理解しやすいと評判です。
つまり、諸々が分かりやすい構成になっているので、集中力を保ったまま勉強することが可能です。
TOEICの勉強にも役立つ
文法の基礎知識をしっかりと身に着けておくことで、TOEICの文法問題を解く際にも有利になります。
加えて、長文は英文法を使って出来た短文がたくさん集まったものなので、受験やTOEICでも必ず出題される長文を読む上でも文法学習は効果的なのです。
なお、若い内からTOEICの勉強をしていると将来的にグローバルに活躍できる人材になることができるので、ぜひ積極的にTOEICの勉強をすると良いでしょう。
着実に英語力を鍛えることができる
総合英語ForestはPart「これが基本」→Part2「理解する」→Part3「深く知る」といったように、難易度が徐々に上がっていく構成になっています。
そのため、着実に英語力を鍛えることができ、勉強しやすいメリットがあります。
段階的にステップを踏んで勉強することで知識が脳に定着していくため、非常に効率的な学習が可能なのです。
総合英語Forestの使い方を紹介!
自習の際におすすめの勉強方法
こちらのトピックでは、自分で英文法を勉強する際におすすめの総合英語Forestの使い方を紹介していきます。
文法書として繰り返し使う
総合英語Forestの基本的な使い方は文法書としての活用法であり、問題を繰り返し解くことで文法のルールを脳に定着させることができます。
また、問題を解いた後に解説をじっくりと読むことで文法項目の基本事項を理解することが可能です。
基本的な勉強の流れとしては、総合英語Forestで学んだのと同じテーマの問題を解き、完全に理解出来たか確認するのがおすすめです。
その上で間違えた箇所はじっくりと見直して復習し、出来るようにまで解くことが重要です。
間違えた問題を放置しても分かるようにはならないので、早い段階で見直して理解するように努めましょう。
辞書代わりとして活用
また、総合英語Forestは辞書の代わりとして代用することも可能です。
そのため、他の参考書の問題を解いていて分からないこと問題が出てきたときに役立つ可能性があります。
総合英語Forestは中学高校英語の基本事項が掲載さているため「仮定法が分からない」といった場合に、巻末に載っている索引から文法事項を調べることも可能です。
このように、英語の勉強を助けてくれるツールがたくさん詰め込まれているので、様々な活用方法が可能なのです。
アプリを使って隙間時間を有効に使おう
総合英語Forestにはアプリも出ており、アプリを使うことにより隙間時間を有効活用することができます。
高校生や受験生は寸暇を惜しんで勉強しなければならないため、アプリを使うことで移動時間などの隙間時間を活用できるようになります。
とはいえ、勉強方法は人によって相性が合う・合わないがあるため、あくまで参考程度にしておくと良いでしょう。
学校で総合英語Forestを使う際の勉強方法
学校のサブ教材として用いる
学校で総合英語Forestを活用する場合は、英語の予習と復習を行うというのも良い勉強方法です。
例えば、授業の前にこれから授業で扱うテーマの文法事項を予習しておくことで理解度を深めることができます。
授業の内容を理解できればモチベーションが増し、より授業に意欲的に取り組めるという好循環を生み出すことができます。
また、ある程度理解ができたところで復習することにより、前に勉強した内容の理解を深めることができます。
また、復習の際には文法を完全に覚えるよう意識することで、より効果的な勉強となります。
例文を丸暗記して英文法への理解を深めよう
総合英語Forestに掲載されている例文を丸暗記し、英文法を覚えるのもおすすめです。
このように、実際に使われている文章をチェックすることで文法の意味やイメージを掴みやすくなるメリットがあります。
また、英作文を書く際にも活用でき、自分自身で書いてみることでより理解を深めることができるでしょう。
さらに、単語やイディオムにも慣れることができるため、まさに様々な活用法が可能なのです。
演習問題で英文法をマスターしよう
問題を解き慣れていく内に、文法を意識しなくても自然と文法が使えるようになるので、参考書を一通り読み終えたら同じシリーズの文法問題集を解くのがおすすめです。
なお、おすすめの問題集は「総合英語Forest[7th Edition]解いてトレーニング」です。
収録されている演習問題は基礎問題395問・応用問題177問・発展問題228問の計800問と、非常に充実しています。
多くの問題を解くことで文法項目を確実に理解することができ、また弱点の発見と克服に繋げることができます。
試験や受験の問題を解くためにも、たくさんの問題演習を積み実践的な対応力を鍛えていきましょう。
総合英語Forestを使えば定期テストもバッチリ
学習の進度に合わせて総合英語Forestを使うことで、授業にも遅れずに付いていけるでしょう。
しっかりと授業の内容を理解をしておくことで、定期テスト前に文法が分からなくて焦らずに済みます。
定期テストの勉強をしっかりと積み重ねることが受験の成功につながるので、日ごろの勉強で手を抜かずに総合英語Forestを使って定期テスト対策をしていきましょう。
早慶などの高レベルな英語の勉強法や、参考書に関する情報が知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
総合英語Forestを使う際の注意点
繰り返し解くことで内容を覚えよう
1周目で完璧に覚えようとすると無理が生じてしまうので、1周目の読み込みの際にはまずはどんな内容が載っているのかを意識しつつ、各項目の重要事項だけを大まかに把握するようにしましょう。
このように1周目は気を張りすぎずに取り組むことで、プレッシャーをかけずに勉強することができます。
解説を読み直して間違えないようにしよう
繰り返し解いても間違えてしまう問題があれば、解説をしっかり読み込み次から間違えないようにすることが大切です。
本番で同じ間違いをしないためにも理解できるまで何度も解説を読んで、知識から抜けている文法事項をしっかりと確認するようにしましょう。
日にやる量を決めてテキストを終わらせよう
総合英語Forestのページ量は多いため、全部終わらせたい人は1日に取り組むべき量を事前に決めておくのがおすすめです。
また、計画を立てても不測の事態が起きたりして当初の計画通り進めることがでいるとは限りません。
そのため、予定通り進まなかった時の備えとして予備日を設けておくことをおすすめします。
予備日を設けておくことでもし勉強に遅れが出てしまってもリカバリーすることができ、余裕を持って勉強できるようになるのです。
マーカーは引きすぎない
需要なポイントにマーカーを引いたりして強調することは大切ですが、強調しすぎると大事なポイントがぶれてしまいます。
つまり、マーカーをたくさん引いたところで、引いた内容を覚えていなければ結局意味がないので要注意です。
テキストや問題集の解説にマーキングする習慣がある方は多いと思いますが、本当に大切だと思うところだけにマーカーを引くように意識すると良いでしょう。
総合英語Forestと総合英語Evergreenの違い
こちらのトピックでは、総合英語Forestとその改訂版とも言える総合英語Evergreenの違いについて解説していきます。
なお、Step1〜Step3で構成されている点は共通しています。
確認問題で復習が可能に
総合英語総合英語Evergreenは総合英語Forestを引き継いだものであるため、内容はほとんど同じです。
ただし、Evergeenでは全24章のうちの10章に「Part4」という新たな項目が追加されており、Part4はPart1〜3の内容のまとめと確認問題のような位置づけになっています。
例文は総合英語Forestの方が多かったのですが、総合英語Evergreenではイラストも掲載されているため、分かりやすい内容になったと言われています。
このような工夫が加えられたため、飽きずに勉強ができるようになりました。
音声を聞いて英語に慣れよう
総合英語Evergreenは、総合英語Forestでは別売りだった音声のダウンロードが無料で利用できるようになりました。
アプリでは例文を聞いた後に自分の音声を録音することができるため、正しい発音で話せているかを確認できます。
人間の脳は、目で学ぶ内容よりも耳から得た情報の方が記憶に残りやすい構造になっています。
つまり、アプリを有効活用することで発音の練習ができ、また英語を耳で聞くことで学習効率を高めることができるのです。
総合英語Forestに向いていない人・向いている人
総合英語Forestに向いていない人
まず、総合英語Forestが向いていない人の特徴を列挙していきます。
- 英語上級者
- 英文法の応用事項をたくさん学びたい人
- 問題をたくさん解きたい人
- 英語に苦手意識がある人
総合英語Forestは英語初学者・中級者向けであるため、センターレベルの英語力が身に着いていたり、大学受験に受かった人などには物足りない内容です。
ただし、発展問題でつまずいて基本事項を確認したい場合には、総合英語Forestを読み返すことで有意義な復習となります。
なお、英語に苦手意識のある人は、ボリュームがある総合英語Forest・総合英語Evergreenよりもページ数が少ない教材を選ぶのがおすすめです。
総合英語Forestが向いている人
次に、総合英語Forestが向いている人の特徴を列挙していきます。
- 英文法の基礎知識を一通り学びたい人
- 丁寧な解説を読みたい人
- 文法問題も学びたい人
- 試験を控えた中高生
- 受験生
総合英語Forestでは英文法の基礎事項を学ぶことができるため、受験対策で文法の基本事項をしっかりと押さえておきたい人にはぴったりの教材です。
問題集の問題は「選択・空所補充・並び替え・語形変化」などがあり、センター試験の問題も掲載されているので高校生にもおすすめです。
文法のルールがいまいち理解できない方は、ぜひ総合英語Forestを活用すると良いでしょう。
総合英語Forestを実際に利用している人の口コミは?
ここでは実際に総合英語Forestを利用している方の口コミをいくつか紹介します。
7th edition準拠の「解いてトレーニング」問題集を先に終了し、分からないところを参考書で読もうとしましたが、持っていたのが4th editionだった為、改めて7th editionの参考書の方も購入しました。分かりやすくて良い本です。中高生におすすめです。さらにToeic 900位、準1級程度以上の人なら、抜けている知識の穴埋め復習に使えると思います。 Amazonレビューより抜粋
全くの英語初心者ですが、とても分かりやすい。 英文法のルールが事細かく書いてあり、英文法のなぜこうなるのか、という疑問が一つ一つ解説されている。 最後の方のページでも文法のまとめや、コミュニケーションをとる際の言い回しなどが載っていて、これも分かりやすい。 Amazonレビューより抜粋
英文法の初歩から勉強し直すのに購入しました。非常にわかりやすく、重宝してます。 Amazonレビューより抜粋
口コミからは、この総合英語Forestは幅広い方のニーズに合った誰にでもおすすめできる参考書であることがわかります。
英語の学び直しにも最適な参考書といえますし、高い英語力を身につけようと考えている人にも対応した充実の参考書であるといえます。
教科書の補助教材としても、わかりやすく文法などがまとめられていますので非常に役立つことでしょう。
ここまで、英語の基礎的な知識を1冊で体系的に身に付けることのできる参考書はなかなかないと言えるので、1冊持っておいて損をすることはありません。
大学共通テストの英語の勉強法や、リスニング・リーディングのコツが知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
総合英語Forestの勉強法まとめ
総合英語Forestの勉強法まとめ
- 解説も分かりやすく、効率の良い学習が可能
- デメリットとデメリットがあるので、しっかりと把握しておこう
- 文法書としてだけでなく、辞書代わりとしても活用できる
総合英語Forestは英語の文法についてじっくりと学ぶことができるので、定期テスト対策の受験対策にも活用できます。
英語初心者~中級者にはぴったりの教材なので、ぜひ自分のレベルに合わせて活用してください。
また、自分に合うかどうかを確認した上で購入するかどうかを決めると良いでしょう。