小学生の家庭学習の取り組み方とは?おすすめ通信教育からやる気アップの方法まで紹介
「小学生の家庭学習で、親は子供とどう関わるべき?」
「共働きの場合におすすめの勉強法は?一緒に勉強する際の注意点はある?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
小学校のうちは、塾に通わず、家庭で学習するという生徒も多いです。
そのため、子供に順調に成績を伸ばしてもらうには、自宅での親のサポートの仕方が重要になります。
そこで今回は小学生の家庭学習における親の関わり方について、共働きの場合の勉強法や一緒に学習する際の注意点などを含めて解説するので、参考にしてください。
家庭学習での親と小学生の関わり方についてざっくり説明すると
- まずは学習習慣をつけることから
- 勉強時間は短めに設定
- 徐々にサポートを減らしていって自立を促す
- 通信教育を活用するのもおすすめ
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小学生の家庭学習では目標設定が大事
小学生の段階では、とにかく毎日の家庭学習を習慣化することが重要です。そのためには、「なぜ学習をするのか」「何のために学習をするのか」という目標をしっかり設定することが必須でしょう。
そもそも「毎日勉強することを習慣づける」を目標にしても良いですし、「次のテストで100点を取れるようになる」などでも良いです。また、中学受験を考えている人は当然「志望校合格」でしょう。
また、立てた目標に応じて日々行うべき勉強の量も変わってきます。
中学受験を考えている人は毎日数時間単位で勉強することが必要ですが、そもそも習慣化を目標にしていたり、小学校の定期テストで高い点数をとることが目標であれば、毎日数十分の勉強でもOKでしょう。
加えて、勉強を楽しいと思わせてあげて学習習慣を身につける、という目的であれば難しい内容を勉強する必要もありません。
そこそこの難易度の教材で、問題が解けた達成感を味わせることも、家庭学習の習慣化には重要な要素です。
小学生の家庭学習で親が知っておくべきこと
小学生のお子さんに家庭学習をさせる親御さんは、以下の内容を知っておくべきです。
小学生の家庭学習の時間
小学生の家庭学習の時間は、学年×10分もしくはそれ+10分が望ましいと言われることが多いです。しかし、それだけでは足りないとの主張もあります。
ちなみに学研教育総合研究所が発表している『小学生白書Web版』によると、小学生の家庭学習の平均時間は1時間程度です。
なお、この場合の「家庭学習」とは、塾を含めた学校外の学習のうち、宿題を除いたものを指します。
小学生は30分〜2時間勉強する生徒が大半
以下のように、小学生の多くは、30分以上2時間未満の家庭学習をしています。
30分〜1時間未満 | 1時間〜2時間未満 | |
---|---|---|
1年生 | 69.0% | 27.5% |
2年生 | 60.0% | 34.5% |
3年生 | 58.0% | 36.0% |
4年生 | 50.0% | 44.0% |
5年生 | 39.0% | 51.0% |
6年生 | 40.5% | 49.0% |
※参考:『小学生白書Web版』
上記の通り、小学校低学年・中学年では、30分〜1時間未満の割合が大きいですが、高学年になると1時間〜2時間未満が多数派になります。
学習習慣の重要性
当然と言えば当然ですが、学習時間と学力は比例の関係にあり、たくさん勉強するとその分、学力も高まることが多いです。
そのため、学習時間をいかにして伸ばすかが重要になるわけですが、それを成し得るには学習習慣を作ることが大切だと考えられます。
机に向かって毎日勉強する習慣があれば、無理なく学習時間を増やすことができ、自然と学力も伸びていきます。
一方で学習が習慣化されないと、机に向かうのも一苦労なので、勉強時間を増加させるのは難しくなりがちです。
以上より、成績を伸ばすには、まずは学習の習慣を作ることが最重要だと言えます。
いつから学習習慣を身に着けるべき?
学習習慣をつけさせるタイミングは、早ければ早いほど良いです。
しかし、小学校低学年までは、勉強以上に学校に慣れたり、遊んだりすることが重要だと言えます。
そのため、低学年のうちから習慣的に学習させていくのはおすすめですが、勉強ばかりにならないように、スケジュールや時間を工夫しましょう。
勉強のモチベーションをあげる方法
毎日机に向かう習慣はあっても、本人にやる気がなければ、十分な学習効果は得られません。
そのため、親の工夫によって、子供のモチベーションを高めてあげることが重要です。
モチベーションの上げ方としては、例えば、以下のような方法がおすすめできます。
- 得意教科から取り組ませる
- 勉強の重要性をきちんと伝える
- 目標を決めてあげる
- ご褒美を用意する
小学生の家庭学習教材の選び方
子供のための教材を選ぶ際には、以下のようなポイントを特に意識しましょう。
難易度が高すぎない教材を選ぶ
家庭学習で用いる教材には、子供が無理なく取り組めるレベルのものを選ぶのがおすすめです。
具体的には自力で8割程度解けるくらいの難易度のものを選びましょう。
あまり難しすぎるものを選んでしまうと、達成が得られず返って子供のやる気をそいでしまいかねません。
学習方式や教材のクオリティをチェック
小学生向けの教材には様々な種類があります。どのような学習方式がお子さんに合っているかや、十分なクオリティを誇る教材であるかどうかをしっかりとチェックしましょう。
なお、子供に合う教材を親御さん自身で教材を選ぶのが難しい場合は、通信教育を活用してみてください。
通信教育なら、毎月良質な教材が届けられ、学校の授業に合わせた勉強ができるので楽ちんです。
費用も忘れずに確認する
子供に最適と思われる教材が見つかっても、家計が厳しいほどの費用がかかるものは選ぶべきではありません。
金銭的に厳しく、途中でやめなければいけないという際、子供が気に入っている教材だとモチベーション低下につながりかねないからです。
子供との相性やクオリティも大事ですが、料金もしっかりと比較するようにしましょう。
タブレット学習の通信教育が特におすすめ
通信教育の中でもタブレット学習ができるものが特におすすめです。
タブレット学習なら、手軽に何度も解き直しをすることができ、学習状況によって難易度の変更も自動でなされるので、効率的・効果的な勉強ができます。
またゲーム感覚で取り組めることから、紙教材よりも勉強を始めるハードルが低く、学習習慣もつけやすいことも魅力的です。
小学生におすすめのタブレット教材について詳しくはこちら
小学生の家庭学習におすすめな通信教育
小学生向け通信教育の中でも、特におすすめの6つをご紹介します。
Z会
Z会は他の通信教育よりも難易度が高めで、ハイレベルを目指すお子様には最適な通信教育です。
「学校での学習は簡単すぎて物足りない」と感じている子供に特におすすめと言えるでしょう。
難易度が高い一方で、お子様が基礎から段階的にステップアップをできるよう工夫がなされた教材でもあります。
進研ゼミ小学講座
進研ゼミは、小学生向け通信教育の中でも利用者数が最も多くオーソドックスな教材といえるでしょう。
難易度は教科書準拠の標準的なものとなっており、通信教育として求められる要素がバランスよく高水準である点が魅力的です。
ポピー
ポピーも教科書に準拠した、標準的なレベルの通信教育です。
また、付録がついていない非常にシンプルな収録内容であり、その分受講費用が比較的安い点も大きな魅力です。学校の勉強の延長として、同じように気軽に使い始めることができます。
付録は来たときはテンションが上がるものの、時間が経つと部屋の片付けや処分が面倒になってしまいがちです。「正直付録いらないな」と思っている方には非常におすすめとなっています。
ワンダーボックス
ワンダーボックスは特に低学年のお子様におすすめです。子供の思考力を鍛えることに重点を置いているため、子供の地頭をよくすることができます。
子供が自分の想像力を働かせて、楽しく夢中になって取り組めるような教材内容となっているので、「今の学年での勉強は大丈夫だな」というお子さんの+αの勉強に非常に適しています。
中学・高校の勉強だけでなく、将来様々な場面で役立つ能力を楽しく鍛えることができる教材です。
スタディサプリ
スタディサプリは、人気の講師が解説を行うわかりやすい講義動画が人気を博す通信教育です。
また、スタディサプリは小4〜高3までの教材を全て利用することができるため、先取り学習もしやすいです。
また、他の通信教育よりも月額費用が安い点も特徴です。
コナンゼミ
コナンゼミは、学びwithがリニューアルされて2021年春にできた教材です。
謎を解きながら思考力を鍛えることができる教材となっており、教科書準拠の内容を学習するわけではありませんが、楽しく基礎的な学力を高めることができます。
ホームページで無料体験をすることができるため、実際に教材を使ってみるのも良いでしょう。無料体験でも、非常に楽しく取り組めることがわかると思います。
小学生の家庭学習で親が気を付けるポイント
小学生の子供の家庭学習を成功させるには、親は以下のポイントを意識するのがおすすめです。
学習時間は短めに設定
子供の集中力は長持ちしないため、勉強時間が長いのはよろしくありません。
特に低学年の場合は、だらだら長く勉強させても成果を得にくいことから、なるだけ短時間で勉強してもらうようにしましょう。
学習させたい内容がたくさんある場合は、短い勉強時間を複数回設けて、集中が切れない環境を作るのがおすすめです。
無理に長時間の勉強を強いると、それが原因で勉強嫌いになってしまう恐れもあるので注意してください。
子供をたくさん褒めよう
子供のモチベーションを高めるには、たくさん褒めてあげるのがおすすめです。
褒められると勉強が楽しくなってどんどん取り組むようになり、その結果成績が良くなる、そしてより一層勉強するようになるという好循環が生まれます。
テストの点が悪かった場合でも、それを指摘するのではなく、まずは正解できている部分をしっかり認めてあげてください。
親は子供のサポートに徹しよう
低学年のうちは、勉強を手取り足取り教えても構いませんが、中学年以降はある程度子供に任せることも大切です。
高学年になる頃には自分一人で勉強できるように、徐々にサポートの度合いを下げて、自立させていきましょう。
いつまでも甲斐甲斐しく手伝い過ぎることには、以下のような弊害もあるので注意してください。
一緒に勉強をしすぎた際のデメリット
親が教官のように子供に勉強を強制させると、それが原因で勉強嫌いになるだけでなく、親子関係が悪くなってしまう恐れがあります。
また勉強の専門家ではない親が、我流のノウハウを押し付けても、うまくいくとは限りません。
さらに何でもすぐに教えてしまうと、自分で調べたり、考えたりする能動的な態度が身に付かなくなってしまいます。
そうなれば、苦労するのは子供本人なので、特に小学校中学年・高学年のお節介は禁物です。
共働きの親の子供の関わり方
共働きの場合は、親子で一緒に過ごす時間が少ないので、勉強よりもまずは愛情を十分に注いであげることが大切です。
「勉強しなさい」と言い過ぎて、親子関係を悪化させてしまうことは避けましょう。
家庭学習での関わり方としては、例えば、その日に学校で習ったことを質問してあげるのがおすすめです。
学習した内容を思い出そうとするだけでも、良い復習になります。さらにそれを会話の中で深掘りしてあげれば、立派な家庭学習です。
また一人で勉強する際に、わからなかった部分に付箋を貼っておいてもらい、その部分を親御さんが帰った後に説明してあげるという方法も良いでしょう。
たくさん子供の夢を聞いてあげよう
小学生になると将来の夢を持ち始める子供も多いです。そのため、その話をたくさん聞いてあげるようにすると、親子の距離をうまく縮められます。
またその際は、夢を叶えるために勉強が必要であることを上手に教えてあげましょう。
そうすれば、子供は勉強に対するモチベーションを無理なく高められます。
共働きの家庭にも通信教育はおすすめ
仕事が忙しくて子供の勉強を見てあげられない場合は、通信教育を活用するのもおすすめです。
小学生向けの通信教育、特にタブレット通信教育は、基本的に子供一人でも勉強が進められるように設計されています。
そのため、お子さんが一人で勉強しなければならない状況でも、学習習慣を作り、順調に成績を伸ばしていくことが可能です。
親ができる具体的なサポートは?
小学生の子供が家庭学習をするときは、以下のようサポートをしてあげるのがおすすめです。
1日単位のスケジュールを一緒に立ててあげる
小学生の子供が効率的な学習スケジュールを作成するのは難しいです。そのため、親が手伝って、一緒にスケジュールを立ててあげましょう。
具体的には1日単位で勉強すべき内容を決めてあげるのがおすすめです。そのように目標を明確にしてあげると、子供が無理なく頑張れます。
なお、目標を意識して日々を過ごしてもらうためにも、スケジュールを作るのは朝や週初めにしましょう。
低学年の親は学習習慣を付けながら勉強法を教える
小学校低学年の場合、まだ勉強する習慣がついていないことが多いです。そのため、まずは学習習慣をつけることに注力しましょう。
先ほど、家庭学習で親が介入し過ぎてはいけないと解説しましたが、低学年に関しては例外です。
まだ勉強法や学習すべきことがわからない状態なので、手取り足取り教えてあげてください。
そして、徐々にサポートを減らしていって、自主的に勉強できるようになってもらいましょう。
答え合わせ・解説を行う
勉強に慣れてきたら、まずは一人で勉強してもらい、その後で親が採点や解説を行うというスタイルがおすすめです。
それなら親が干渉し過ぎることなく、適度にサポートすることができます。
解説の際は、第一にできている部分をしっかりと褒めて、次にできていない箇所を丁寧に教えてあげましょう。
また答え合わせを子供にやらせる場合は、いい加減に済ませないようにきちんと指導してあげるべきです。
解き直しや復習によって成績は伸びていくので、より良い仕方を伝えましょう。
学習環境を整えてあげる
無理なく学習を始め、集中して一定の効果を得るには、学習環境を整えることが必要です。
子供が自分で環境づくりをするのは難しいので、親が代わりにしてあげましょう。
具体的には以下のような工夫をするのがおすすめです。
- 学習中はテレビを切る
- 親は子供の気が散る行動をしないように気をつける
- ゲームやおもちゃなど誘惑の原因になるものを片付ける
- 勉強する机やテーブルを整頓する
小学生の学習内容と学習のポイント
小学生の家庭学習の主な内容は以下の通りです。
- 学校の宿題
- 授業の予習・復習
- 漢字や計算などの反復学習
- 問題演習と間違えた問題の解き直し
- 上記の内容に関連する調べ学習
以下では学年ごとの学習内容や勉強法について解説します。
小学校低学年(1・2年生)
繰り返しになりますが、小学校低学年の家庭学習では、学習習慣をつけることが何よりも大切です。
また学習内容に関しては、読み書きと計算を中心にするのことをおすすめします。
それぞれの勉強法ですが、読み書きに関しては、教科書本文の書き写しや、ひらがな・カタカナ・漢字の練習などを毎日行いましょう。読書をするのも効果的です。
計算練習については、ワークや通信教育などを活用し、こちらも毎日実践しましょう。
小学校中学年(3・4年生)
小学校中学年になると、わからないことを辞書で調べたり、調べた内容を自分でまとめたりができるようになります。
そのため、勉強法としてはそうした調べ学習を積極的に取り入れていくのがおすすめです。
自主的に調べることによって、理解が深まることはもちろん、知的好奇心も高められるので、以後の勉強に好影響が期待できるでしょう。
また中学年ではそろそろ得意教科と苦手教科がはっきりしてきますが、家庭学習ではまずは得意教科から取り組むようにしましょう。
小学校高学年(5・6年生)
小学校高学年になると、学習内容が難しくなり、覚えるべきことも増えます。
そのため、家庭学習では学校の復習をメインに行い、基礎を盤石にして中学校入学に備えるのがおすすめです。
また中学生になる準備として、自分一人で勉強できる力もつけてもらいましょう。
具体的には自分で目標やスケジュールを考えたり、勉強すべき内容を決めたりする練習をさせるのが有効です。
そのような習慣をつけることで、自身の勉強を客観視できるようになり、中学生になっても順調に成績を伸ばせることが期待できます。
ちなみに中学受験をする場合は、小学5・6年生の時期は受験勉強の佳境です。進学塾に通って志望校対策を行う子供もたくさんいます。
小学生の勉強に関する興味深いデータを紹介
国立教育政策研究所が実施している「全国学力・学習状況調査」では、以下のような面白いデータが出ています。
お子さんの家庭学習の方法やあり方を考える上での参考にしてください。
なお、これから参照する情報は、全て平成31年度(令和元年度)の調査結果に基づいています。
家庭学習の時間と成績は比例する
学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師に教わっている時間も含む)
平成31年度 全国学力・学習状況調査より
上記の質問に対する回答と、国語・算数の平均正答率の関係は以下の通りです。
選択肢 | 国語の平均正答率 | 算数の平均正答率 |
---|---|---|
3時間以上 | 73.6% | 76.0% |
2時間以上・3時間より少ない | 66.8% | 68.5% |
1時間以上・2時間より少ない | 65.5% | 67.5% |
30分以上・1時間より少ない | 60.1% | 63.7% |
30分より少ない | 52.0% | 57.8% |
全くしない | 44.3% | 51.4% |
上記を見ると、家庭学習の時間が長い生徒ほど、国語と算数の成績が良いことがわかります。
勉強が好きな生徒ほど成績が良い
「国語の勉強は好きか」「算数の勉強は好きか」という質問の回答結果と、平均正答率の関係は以下の通りです。
選択肢 | 国語の平均正答率 | 算数の平均正答率 |
---|---|---|
当てはまる | 70.6% | 73.8% |
どちらかといえば当てはまる | 65.2% | 66.2% |
どちらかといえば当てはまらない | 60.3% | 61.1% |
当てはまらない | 52.4% | 53.5% |
上記より、国語や算数の勉強が好きな生徒のほうが、テストでは良い結果が得やすいと言えます。
家庭学習での親と小学生の関わり方まとめ
家庭学習での親と小学生の関わり方まとめ
- 1日単位のスケジュールを立ててあげる
- たくさん褒めることを意識
- 共働きの場合は親子の対話を大切にする
- タブレット通信教育が便利
小学生の家庭学習における、親と子供の関わり方について解説しました。
家庭学習で何よりも重要なのは、学習習慣をつけることです。よって最初のうちは、親が手取り足取りサポートしてあげましょう。
しかし、最終的には自立してもらうのが目標なので、徐々にサポートを減らしていき、自主的に勉強させるようにするのがおすすめです。
また集中力は長持ちしないので、勉強時間は短めに設定しましょう。モチベーションを維持してもらうためには、たくさん褒めてあげることも大切です。
なお、親御さん自身で教材や勉強法を選択するのが難しかったり、面倒を見てあげる時間がなかったりする場合は、通信教育の活用も検討してみてください。