オール5の成績を取る中学生・高校生の特徴は?オール5を取る方法や親にできる事を解説
「オール5を取りたいけど、何をすればいいのかわからない!」
「子供にオール5を取ってもらいたいけど、親ができることはある?」
オール5を取りたい中学生・高校生は多いでしょう。しかし、オール5を取るにはさまざまな努力をすることが必要であり、簡単なことではありません。
そこで、今回はオール5を取る生徒の特徴や、オール5を取るための具体的な方法をご紹介します。
また、お子さんがオール5を取るために親御さんができるサポートの仕方についても解説します。
オール5を取りたい!と思っている中学生・高校生、またその親御さんはぜひ参考にしてみてください。
オール5の目指し方をざっくり説明すると
- 中学生も高校生も成績の評価項目は同じ
- オール5を取るにはテストの点数、授業中の態度、提出物の3つが高評価になる必要がある
- 親御さんは、子供の成績がよくても悪くても、頑張りを褒めるようにしよう
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オール5を取るためにはどうしたら良い?
オール5を取りたい中学生・高校生は多いですが、オール5を取るのは実際なかなか難しいものです。
そこで、今回は実際に中学生時代にオール5を取っていた筆者が、中学生・高校生がオール5を取るにはどうしたらいいのか解説します!
中学生・高校生でも成績の取り方は同じ
成績は、以下の3つの評価項目によってつけられています。
- テストの点数(実技科目の実技点も同様)
- 授業態度
- 提出物
この3つ全てにおいて好成績でないと、オール5は取れません。
ですから、テストの点数がよくても、授業態度や提出物に問題があると成績が悪くなるということも起こり得るのです。
しかしこの3つの評価項目の中で難しいのはテストの点数だけであり、他の2項目はしっかりしようと思えばできるものです。
ですから、オール5を取る上で大切なのは「オール5を目指す気持ち」だと言えます。
オール5を取るのはかなり難しい
オール5を取るのは実際のところ極めて難易度が高いです。
筆者は東大に進学する程度には勉強が得意でしたが、それでもオール5を取ったのは中学の時に1度きりです。
やはり、定期テストなど多くの科目がある中で1科目でも大きなミスをしたら終わりので、かなり気合を入れて目指さないとなかなか達成できないでしょう。
また、体育や家庭科といった実技系の科目でも結果を残す必要があるので、勉強だけが得意でもなかなかオール5には届かないというのも難しさに拍車をかけています。
他の生徒より少し差別化することが大切
成績を付けるのは先生です。そのため、オール5を取るには、全ての教科の先生からの評価を勝ち取ることが大切になります。
先生から見て、他の生徒と比べて少しでも差別化が出来れば、成績はよくなります。
しかし、他の生徒との差別化を露骨にしてしまうのは、友達関係に支障をきたしてしまうのでよくありません。
無理がない程度で、他の生徒と差がつくように頑張りましょう。
そのためには、
- 最低限のテストの点数
- 人よりもよい授業態度
- 人よりもプラスαがある提出物
この3点を心がけましょう。
課題を範囲以上に解く
「課題は面倒くさいから、余分なところを解く必要はない」と思ってしまう人は多いです。
しかし、オール5を取る人は、日ごろから学習量が多いため、テストで点を取ることができています。
ですから、課題ではいつもより少し多く、5問程度でもよいですので問題を多めに解き、先生にアピールしましょう。
また、宿題になりそうな範囲を先にこなしておくことも、課題をする上で負担にならないのでよいと言えます。
また、せっかく課題を解いたのですから、提出物の出し忘れはしないようにしましょう。
オール5を取る上で、提出物の出し忘れは避けなければなりません。
せっかく勉強したものを忘れてこないよう、学校に行く前に提出物が鞄に入っているか確認しましょう。
人より良い授業態度とは
中学生・高校生がオール5を取るには授業態度も重要ですが、よい授業態度だと評価されるには、人よりも目立つことが大切です。
具体的には、
- 誰も答えられない問題を発表する
- 資格に挑戦する
- 授業後に授業内容を先生に質問する
このようなことを実践してみましょう。
いつもたくさん発表すると、成績を上げたいという意図があからさまになってしまいますが、誰もわからないときに発表できると好印象です。
また、授業後に先生に質問をしに行き「授業を聞いていました」というアピールをするのも効果的です。
このように、他の人ができないこと、やらないことを行うだけで、先生からすると他の生徒とは差別化されます。
テストの点数は100点を取らなくても良い
テストの点数が成績に反映される基準は、5の場合だいたい80点後半以上です。
100点ばかり取ることが必要だと勘違いする人が多いですが、そんなことはありません。
ですから、テスト勉強を極めて全て100点を取る必要はなく、最低限のテスト勉強をして、まんべんなく80点後半以上を取ることが大切なのです。
このように考えると、オール5は現実的に感じられるのではないでしょうか。
最も大切なのは最低限の事を当たり前にすること
オール5を取る人の中には、目標が明確にあり、その目標を達成しようと努力している人もいます。
そんな人は、苦手な教科や単元があっても、努力して苦手を克服しながらオール5を取っているのでしょう。
しかし、オール5を取る上で最も大切なのは「当たり前のことを当たり前にする」ということです。
具体的には、以下のようなことです。
- 当たり前のように提出物を期限内に提出する
- 当たり前のように試験範囲の勉強を全て行う
- 当たり前のように復習を行う
- 当たり前のように授業に積極的に参加する
これさえできれば、オール5を取れる可能性が非常に高まります。
オール5を取りたい子供のために親ができること
ここまでは、オール5を取りたいと思っている人のために、オール5を取る人の特徴を説明しました。
ここまでで説明したことができるようになれば、オール5を取るのも難しいことではありません。
それでは、オール5を取りたいと思っているお子さんのために、親御さんができることはあるのでしょうか。
固定概念を取り払ってあげよう
特に中学生男子で多い考え方が「真面目=ダサい」「不真面目=かっこいい」というものです。
もしお子さんがこのような考え方をしている場合、親御さんはまずこの考え方を払拭してあげる必要があります。
そうしないと、真面目に学校の授業に取り組めず、成績が上がらないことはもちろん、先生から悪印象を持たれてしまいます。
固定概念があると自分ではなかなか考え方が変えられません。
親御さんが「真面目なことはいいこと、かっこいいこと」だというように、積極的に考え方を変えてあげましょう。
身なりを整えてあげよう
「人は見た目が9割の印象を占める」と言われます。先生から評価を得たいのなら、まずは見た目から入ることも方法の一つです。
絶対評価の学校がほとんどの昨今、生徒を相対的に評価することはなく、見た目で順位を付けることももちろんありません。
しかし、先生も人間ですので、生徒を平等な目で見られない先生もいるかもしれません。
そのような先生の場合、清潔でない生徒に対しては、日頃の評価に影響が出ないとは言い切れないのです。
例えば、清潔でない生徒に対しては「だらしがない」といった印象を持ち、授業態度なども好意的には評価しないかもしれません。
シャツなどの制服にはしっかりとアイロンをかけてあげたり、クリーニングに定期的に出してあげたりして、制服の清潔感を保つようにしましょう。
また、髪の寝癖があったら直してあげるなど、身だしなみのチェックをしてあげることは大切です。
優等生のレッテルは大切
日頃から優等生で成績のよい生徒がテストで失敗しても、先生がおまけで5をくれることがあるとのことです。
いずれにせよ、日頃から優等生というよいイメージを持たれるに越したことはありません。
ただ「頭がよい」というだけでなく「優等生」というイメージを持たれることが大切です。
つまり、テストの点数がいつもよいだけでなく「身だしなみがよい」「当たり前のことを当たり前にする」という生徒が優等生であると言えます。
子供の頑張りをしっかり褒めよう
お子さんがオール5を取りたいと頑張った結果、オール5が取れても取れなくても、しっかり褒めてあげましょう。
褒めることで、たとえオール5が取れていなかった場合でもモチベーション維持に繋がります。
オール5が取れていなくても、勉強を頑張ったことや、提出物を忘れないよう頑張ったことなど、お子さんの頑張りをしっかり褒めてあげることが大切です。
反対に、オール5を取っても親御さんの反応が薄いとモチベーションが下がり、成績が下がってしまうこともあります。
お子さんのモチベーションのために、たくさん褒めてあげるようにしましょう。
オール5を取るための具体的な方法は?
ここからは、オール5を取るため、さらに具体的な方法を解説していきます。
提出物はさぼらないで取り組む
提出物には必ず取り組むようにしてください。提出物は、面倒くさくてサボりたくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、提出物を出さないと成績が下がるだけになってしまいます。
おすすめは、家庭教師の先生など、個別に勉強の面倒を見てくれる人に頼ることです。
そうすれば、その人から嫌でも課題を行うことを促され、面倒くさく感じても課題を行うことができます。
また、プラスの要素として、課題の解説をしてくれながら取り組めますので、勉強のサポートをしてくれる人を作ることはおすすめです。
テスト範囲は必ずすべて学習しきる
テスト範囲の学習内容に抜けがあると、それだけで5が取れる点数には至らないでしょう。
テスト範囲を全てしっかり学習することにより、最低限の内容が頭に入ります。
そこから到達点に行くため、復習をしたり弱点を克服したりしていき、穴を埋めていくのです。そうすることで、学習内容に抜けがなくなります。
部活などで勉強する時間がない場合は、学習効率を上げるか、隙間時間にも勉強するなど、学習時間をなんとか増やすようにしましょう。
また、テスト週間前から提出物に取り組むのもよいと言えます。
小さな目標を積み立てよう
大きな目標を達成するためには、小さな目標を積み立てることが大切です。
例えば、テストの点が70点以下が通常の生徒が、次の学期にオール5を目指したからといっていきなりオール5が取れるかというと、難しいと言えます。
まずは「オール4を目指す」「5を○個以上取る」といった達成できそうな目標を立てましょう。
そして、それが達成できたら次の学期はさらに上の目標を立てるといったように、目標を積み立てていきましょう。
そうすると、次第に成績は上がり、オール5が近づくはずです。
わからないことは積極的に質問しよう
授業を受けたときや、自宅で宿題をしたときなど、普段の勉強でわからないことがあれば、積極的に先生に質問するようにしましょう。
問題が解決するだけなく、先生にも「この生徒は勉強を頑張っているんだな」という印象を与えることができます。
行動しないまま終わってしまうのが最もよくないことです。
わからない問題はわからないままになりテストの点数に響きますし、学習意欲も評価されません。
先生に質問するのが恥ずかしいという方もいるかもしれません。
しかし、わからないことを質問することは勉強に熱心な証拠であり、素晴らしいことですので、恥ずかしがることはありません。
もし、他の生徒の前で質問するのが恥ずかしければ、職員室に訪ねて行って、先生の時間があるときに個別に時間を取って教えてもらうのもよいでしょう。
通信教育の利用もおすすめ
学習効率を上げるためには、よい教材を使うことが重要です。
また、普段からよい教材で学習しておくことによって、テスト週間の負担も減ります。
通信教育は学校の授業の進度に合わせて良質な教材が届きます。
通常は日々の復習をしながら、テスト週間の時期は定期テスト対策が行える教材も多くあります。
通信教育を利用して、成績評価項目の中で最も難しい、テストでよい点を取るという項目を達成しましょう。
オール5についてまとめ
オール5を目指す方法まとめ
- 成績を上げるためには、提出物をしっかり出すようにしよう
- オール5を取るためには、わからないところを先生に積極的に質問することも大切
- まずは小さな目標から頑張ろう
中学生・高校生がオール5を取るための方法は、テストの点数がよいだけではなく、提出物をしっかり出すこと、授業中の態度をよくすることも必須です。
しかし、いきなり完璧にやろうとしても難しいでしょう。
まずは、確実に達成できそうな小さな目標を立て、それをいくつも積み重ねていくことがオール5への近道です。
例えば、提出物を忘れがちな人は毎回必ず忘れないようにする、授業でわからないところがある人は先生に質問しに行くなど、出来ることからやってみましょう。