進研ゼミ高校講座の料金は高い?各学年の月額や受講費を通信教育他社と比較しつつ紹介
「進研ゼミ高校講座の料金は高くないか?」
「各学年の月額や受講料はどのくらいなのか?」
大学受験を目指して進研ゼミ高校講座を受講したいが、料金についてこんな疑問・心配を持っている方もいらっしゃると思います。
進研ゼミ高校講座の特徴や受講料が塾とどのように違うのか、詳しく分からないとなかなか決心がつかないという方も多いでしょう。
そこで今回は進研ゼミ高校講座の料金について、高1・高2など各学年の月額や特徴を詳しく紹介します。
この記事をご覧になれば、進研ゼミ高校講座の料金体系や特徴がよく分かるでしょう。
※この記事に記載されている料金は、全て税込表示です。また、記載の数値は執筆時点のものです。
進研ゼミ高校講座の料金についてざっくり説明すると
- 進研ゼミ高校講座の料金はやや安め
- 学年ごとに多様なコース・プランがある
- コースの特徴を見て向いているコースを選択できる
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進研ゼミ高校講座の受講料金は高い?
画像出典:進研ゼミ公式サイト
結論から言うと、進研ゼミ高校講座の料金は塾・予備校よりは圧倒的に安いです。詳細は以下で説明しますが、他の通信教育と比べても、内容面も考慮するとかなり安めと言えます。
受講料金は、学年や受講科目数によって変わりますが、例えば1科目受講・毎月払いの場合は以下のような月額です。
- 高校1年生 7,000円/月
- 高校2年生 7,220円/月
- 高校3年生 10,860円/月
(全て税込料金)
注目したいのは、進研ゼミ高校講座は、受講科目数が増加するほど、他の通信教育と比較してお得に受講できることです。加えて講座内容の充実と高い合格実績という実質的なレベルの高さがあり、極めてコスパに優れた魅力的な講座と言えます。
入会金・再入会も無料
進研ゼミ高校講座は、入会や再入会の際に受講料以外に費用が必要になることはありません。
他の通信教育や塾・予備校では受講料だけでなく、入塾の際に入会金などが必要なことが多いです。また、塾を退会して再度入会するときに再入会金が必要となることも多々あります。
このような入会金や再入会金がなく、受講料以外は無料というのは大きなメリットです。
学年ごとに多様なコース・プランが存在
進研ゼミ高校講座は、以下のとおり受講者の学年やレベルに応じて様々なコース・プランが設定されています。しかも、月額料金はほぼ同様で自分に合ったコースを選択できるのもうれしいポイントです。
<高校1年生>
- 標準コース
- 難関コース
- 最難関コース
<高校2年生>
- 授業対策重点プラン
- 大学進学総合プラン
- 難関大挑戦プラン
- 最難関大突破プラン
<高校3年生>
- 受験ベーシック
- 私大スタンダード
- 難関私大
- 早慶上智
- 国公立スタンダード
- 難関国公立
- 東大・京大
スマホを利用したオンライン教材も充実
画像出典:進研ゼミ公式サイト
進研ゼミの高校講座は、一般的な紙媒体のテキストだけではありません。予習復習や暗記を効率的に行えるスマホのオンライン教材などのデジタルサービスやサポートも受けられます。
充実したラインナップをお好みに合わせて自在に活用できるのは、魅力的です。例えば、志望大学のレベル別のライブ授業を視聴でき、しかも通学などの隙間時間に合わせてオンラインで自習・復習をしたり、質問にも答えてくれます。
自分の状況・タイミングで効果的に学習できるので、意欲の高い向上心の強い学生にメリットの大きい教材です。
高い合格実績も魅力の一つ
進研ゼミの高校講座は、例年難関国公立・私立大学受験で高い合格実績を誇る講座です。
通信講座なので、「単に定期テストなどで良い点を取るための教材、簡単で基礎的な学習をするもの」というイメージを持たれるかもしれませんが、決してそうではありません。
現に次のような合格実績を上げています。
【2020年度 高校生向け講座 合格実績】
- 東大・京大 163人
- 旧帝大 856人
- 早慶上理 1,046人
- GMARCH 2,407人
この実績は他の通信教育や塾・予備校と比べるまでもなく納得のできる魅力的な数字で、進研ゼミの信頼性の高さを示すもです。
途中退会の返金制度も備える
進研ゼミを途中退会した場合の一括払いの受講料の返金制度も、有り難い安心できる制度です。
受講料は毎月払いのほかに、お得な12ヶ月と6ヶ月の一括払もあります。しかし、事情があって途中月で退会する場合、一括払いして大丈夫かと心配になることもあるでしょう。
進研ゼミなら、毎月の退会締切日までに連絡すれば残りの受講料を精算して返金してもらえるのです。ですから、気軽にお試し受講もできます。
塾・予備校より80万円以上お得
進研ゼミ高校講座は説明してきたように講座内容も合格実績も申し分なく、数多くのメリットがあります。それに加えて有り難いことは、受講料の安さです。
例えば3年間続けて塾や予備校に通うとすると、通常であれば合計117万円程度と結構高額な費用がかかります(ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」)。しかし、進研ゼミなら3科目受講の場合必要な費用はおよそ36万円と大幅に低く抑えることができるのです。
塾や予備校の平均的な費用より3年間で約81万円、1年平均で約27万円も安価に受講できることは、受講生や保護者にとってとても魅力的なことです。
他の通信教育と受講費用を比較すると
進研ゼミ高校講座の受講料は塾や予備校より大幅に安いとしても、他の通信教育と比べてどのようなレベルなのかも気になるところでしょう。
実際のところ1教科だけ受講する場合は、進研ゼミが他の通信教育より特にお得というほどの違いではありません。しかし、受講料進研ゼミの場合、複数教科を受講する場合の費用は大きく抑えられておりコスパのよい仕組みになっています。
以下では、進研ゼミで3教科(5教科対応)を受講する場合の費用と他社の複数教科選択時の費用を比較して、どのような違いがあるのか詳しく見ていきます。
Z会との学年別料金比較
最初に、3教科の受講費用を12ヶ月分一括払する場合の月当たりの費用について、通信教育大手のZ会と各学年ごとに比べてみましょう。
学年 | 進研ゼミ(3教科) | Z会(3教科) |
---|---|---|
1年生 | 9,180円/月 | 12,690円/月 |
年生 | 9,380円/月 | 12,690円/月 |
3年生 | 11,180円/月 ※最大8教科まで受講可 |
受験希望大学によって異なる |
(いずれも3教科・12ヶ月分一括払いの費用)
Z会の費用は英数国セットのテキストスタイルの場合で、iPadスタイルの場合は100円程度安くなります。いずれにしても、どの学年も進研ゼミの方がかなりお得です。
最難関レベル大学受験対策という点ではZ会に充実度・優位性があると言えますが、進研ゼミも十分な合格実績をあげています。特に地方国公立やMARCH・上理(上智大学・東京理科大学)志望の場合は、合格実績も高く優位性は顕著です。
スタディサプリとの学年別料金比較
次に、同じく3教科の受講費用について、低費用が売りのスタディサプリと各学年ごとに比べてみましょう。
学年 | 進研ゼミ(3教科) | スタディサプリ ベーシックコース | スタディサプリ 合格特訓コース |
---|---|---|---|
1年生 | 9,180円/月 | 1,980円/月 | 9,800円/月 |
2年生 | 9,380円/月 | 1,980円/月 | 9,800円/月 |
3年生 | 11,180円/月 ※最大8教科まで受講可 |
1,980円/月 | 9,800円/月 |
(いずれも3教科・12ヶ月分一括払いの費用)
スタディサプリのベーシックコースは、各学年とも一律月額1,980円と群を抜いた低廉な費用です。スマホやタブレット・PCで動画を活用した授業は親しみやすさもあります。
ただ、学習プランアドバイスや質問対応サービスなどの内容を充実したスタディサプリの合格特訓コースになると、各学年とも月額9,800円です。高1・高2では進研ゼミをやや上回る料金になります。
進研ゼミの場合、スタディサプリの合格特訓コースで付加されるような学習サポートはもともと付随しているため、総合的に見て大差ない料金設定です。
進研ゼミ高校1年生講座の受講料金
画像出典:進研ゼミ公式サイト
それでは、進研ゼミ高1講座の料金体系やコース別の特徴について具体的に詳しく見ていきましょう。
進研ゼミ高校1年生講座のコースと特徴
進研ゼミ高校1年生講座には、以下でご説明する標準・難関・最難関の3コースがあります。どのコースを選択しても月額料金に変わりはありませんので、費用を気にすることなく各コースの特徴を見て自分に向いているコースを選択して活用することがポイントです。
標準コース
標準コースは、教科書の基礎的なレベルから確実に力をつけ、苦手も克服しながら応用レベルまでしっかりと積み上げていきたい方に向いているコースです。
ですから、志望進路の目安としては、一般的な国公立・私立大学志望の方をはじめ、短大・専門学校志望の方や大学進学を迷っている方を含めて、幅広くおすすめできるコースになっています。
難関コース
難関コースの特徴は、基礎はもちろんしっかりと押さえた上で、高校の教科書の応用レベルだけでなく教科書レベルを大きく超える発展レベルまでの学習を進められることです。
難関大学への挑戦を考えている方向けのコースになります。
具体的には、東京大学などの最難関大学は別としてそれ以外の難関国公立大学・旧帝大、早慶上智、GMARCH、関関同立、私立大医学部などのレベルを目指す学生におすすめできるコースです。
最難関コース
もちろん最難関レベルの大学に進学を目指す人向けのコースです。出題の半分が超難問で、難度の高い問題に取り組もうという意欲の高い方向けのコースで最難関レベルの大学に通用する実力を伸ばせます。
高1年の時期から東京大学・京都大学や国公立大医学部などの最難関レベルの大学を目指そうというハイレベルの学生に特におすすめです。
高1講座の支払い方法と月額費用一覧
それでは気になる高1講座の支払い方法と月額料金について、以下に一覧表にまとめておきましょう。
お支払い方法 | 合計1教科 | 合計2教科 | 合計3教科 |
---|---|---|---|
12ヶ月分一括払い | 6,180円/月 合計 74,160円 |
8,180円/月 合計 98,160円 |
9,180円/月 合計 110,160円 |
6ヶ月分一括払い | 6,700円/月 合計 40,200円 |
8,870円/月 合計 53,220円 |
9,960円/月 合計 59,760円 |
毎月払い | 7,000円/月 | 9,270円/月 | 10,410円/月 |
支払方法は毎月払い・6ヶ月一括払い・12ヶ月一括払いの3パターンがあります。月額費用は合計受講教科数が増えるほどお得になります。つまり、3科目受講で12ヶ月一括払いが最も割安です。
進研ゼミ高校2年生講座の受講料金
画像出典:進研ゼミ公式サイト
次に、進研ゼミ高校2年生講座についてコース別の特徴や料金体系を詳しく見ていきます。
進研ゼミ高校2年生講座のコースと特徴
進研ゼミ高校2年生講座には、以下の4つのプランがあります。
各プランの特徴は次のとおりです。高校1年生講座と同じようにどのコースを選択しても月額料金に変わりはありません。
授業対策重点プラン
授業対策重点プランは、授業の理解に重点を置くプランです。授業だけでは分かり難くつまずきやすいポイントをスモールステップで理解を進め、基礎知識を着実に定着させます。定期テストで高得点をめざすことも可能になります。
志望先としては、小樽商科大学・弘前大学などの地方の一般国公立大学や成城大学・明治学院大学などの一般私立大学が目標という方におすすめのプランです。
また、最初から受験対策を目指すのでなく、まずは授業・定期テスト対策に集中したい方や、短大、専門学校志望の方、大学に進学するかどうか迷っている方にも向いているプランです。
大学進学総合プラン
大学進学総合プランの特徴は、教科書の基礎レベルから応用レベルまで着実に力を積み上げることです。これによりつまずきやニガテを解消して、入試に対応できる基礎力を高め土台をしっかり固めていきます。
目標到達レベルは偏差値45~65くらいです。志望大学の目安は、授業対策重点プランと同様に地方の一般国公立大学や一般私立大学などになります。
難関大挑戦プラン
難関大挑戦プランは、通常の授業内容や基礎力を確実に押えるだけでなく、さらに難関大対策として必須の思考力・判断力・表現力を養成するプランです。
模試・入試で差を付けられる要点を着実に身につけ、入試レベルの問題を的確に解けることを目指します。目標偏差値は60~75です。
志望進路の目安は、北海道大学・東北大学などの旧帝大クラスの国公立大学や早慶上智などです。
最難関大学突破プラン
最難関大学突破プランは、必要とされる問題を読み解く力や解答方針をまとめて確実に記述する力を養うプランです。入試レベルの難度の高い応用問題の演習を繰り返し、受験勉強をスムーズに進められるようにしっかり準備をします。
目標到達レベルは、偏差値75~と超ハイレベルです。東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学、それに国公立大学の医学部のような最難関大学を目指す人に間違いなくおすすめです。
高2講座の支払い方法と月額費用一覧
高1講座と同様に高2講座の支払い方法と月額料金を一覧表にして以下の表にまとめておきます。
お支払い方法 | 合計1教科 | 合計2教科 | 合計3教科 |
---|---|---|---|
12ヶ月分一括払い | 6,380円/月 合計 76,560円 |
8,380円/月 合計 100,560円 |
9,380円/月 合計 112,560円 |
6ヶ月分一括払い | 6,910円/月 合計 41,460円 |
9,080円/月 合計 54,480円 |
10,160円/月<br合計 >60,960円 |
毎月払い | 7,220円/月 | 9,490円/月 | 10,620円/月 |
高2講座の支払い方法と月額料金は高1講座と同様の仕組みです。
進研ゼミ高校3年生(大学受験)講座の受講料金
画像出典:進研ゼミ公式サイト
ここでは、進研ゼミ高校3年生(大学受験)講座についてコース別の特徴や料金体系を詳しく見ていきます。
進研ゼミ高校3年生講座のコースと特徴
進研ゼミ高校3年生講座には、志望大レベル別7つの合格プランがあります。各プランの特徴は以下のとおりです。
受験ベーシック合格プラン
受験ベーシック合格プランは、国公立大学向けの対策をベースにしており、どの大学受験でも必要とされる基礎力を養成することのできるプランです。
ですから、一般的な国公立大学・私立大学の合格を目標とする人はもちろん、まだ志望大学が決まっていない人を含めて幅広い方々が利用できるプランと言えます。
私大スタンダード合格プラン
私大スタンダード合格プランは、基礎から無理なく始めてしっかり定着させていきます。頻出形式やテーマの演習によって得点力を確実に身につけることのできるプランです。
北海学園大学や駒沢大学・東洋大学のような私立大学を目標とする人に向いています。
難関私大合格プラン
難関私大合格プランは、基礎力を盤石に固めていきながら、入試で必要とされる得点を確実に取れるように実力UPを目指します。
青山学院大学・学習院大学・東京理科大学・中央大学・成蹊大学といった中堅大学やMARCHレベルを目指す人におすすめです。
早慶上智合格プラン
早慶上智合格プランは、難関私立大学の入試傾向に合わせて的確に対策し、総合力を確実に積み上げていきます。
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・国際基督教大学などのトップレベルの私立大学を目指す人におすすめです。
国公立スタンダード合格プラン
国公立スタンダード合格プランは、共通テスト頻出分野の整理・理解と対策に重点をおいて、確実な得点力を身につけていくコースになっています。
弘前大学・岩手大学・新潟大学などの一般的な地方国公立大学を目指す人におすすめです。
難関国公立合格プラン
難関国公立合格プランは、共通テスト8割突破の実力を確実に身に付けるとともに、本番の2次試験で必須の高得点を確実に達成するための記述力をしっかり養成していきます。
対象大学は、北海道大学などの旧帝大や筑波大学・千葉大学のような難関国公立大学を志望する方におすすめです。
東大・京大合格プラン
東大・京大合格プランは、プラン名の通り日本最高学府への合格を目指すコースです。共通テストで9割以上の高い得点力と2次試験でのハイレベルの思考力・記述力を養うことを目的としています。
東京大学・京都大学・東京工業大学・一橋大学・国公立大医学部などの最難関大学を目標とする人におすすめです。
高3講座の支払い方法と月額費用一覧
高3講座の支払い方法と月額料金を一覧表にして以下の表にまとめておきます。
受講する科目数 | 12ヶ月分一括払い | 6ヶ月分一括払い | 毎月払い |
---|---|---|---|
1科目受講 | 9,480円/月 合計 113,760円 |
10,200円/月 合計 61,200円 |
10,860円/月 |
2科目受講 | 10,380円/月 合計 124,560円 |
11,170円/月 合計 67,020円 |
11,890円/月 |
3科目受講 | 11,180円/月 合計 134,160円 |
12,030円/月 合計 72,180円 |
12,800円/月 |
4科目受講 | 11,880円/月 合計 142,560円 |
12,780円/月 合計 76,680円 |
13,610円/月 |
5科目受講 | 12,480円/月 合計 149,760円 |
13,430円/月 合計 80,580円 |
14,290円/月 |
6科目受講 | 13,080円/月 合計 156,960円 |
14,080円/月 合計 84,480円 |
14,970円/月 |
7科目受講 | 13,680円/月 合計 164,160円 |
14,730円/月 合計 88,380円 |
15,650円/月 |
8科目受講 | 14,280円/月 合計 171,360円 |
15,380円/月 合計 92,280円 |
16,330円/月 |
合格への100題 ライブなし | 8,480円/月 合計 101,760円 |
9,130円/月 合計 54,780円 |
9,710円/月 |
進研ゼミ高校講座の受講料金についてまとめ
進研ゼミ高校講座の受講料金についてまとめ
- 進研ゼミ高校講座の料金は受講科目数が増加するほど他の通信教育と比較してお得
- 東大・京大を始め難関国公立・私立大学受験で高い合格実績を誇る
- 途中退会の返金制度もある
進研ゼミ高校講座の受講料金は、受講科目数が増加するほどお得で、難関国公立・私立大学受験でも高い合格実績を誇っています。
この記事を参考にして受講するメリットの多い進研ゼミ高校講座のコース・プランからご自分に合ったプラン・コースを選んで受講されることをおすすめします。