N高等学校の評判がヤバイってホント?偏差値や学費・口コミから見えた実態を徹底解説

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「N高等学校の評判や口コミについて知りたい!」

「インターネット上でヤバイって声を目にするけど、実際はどうなの?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

近年注目度を高めているN高ことN高等学校ですが、その全貌を知らない方は多いでしょう。

2chなどのインターネット上で「N高はヤバイ」という声も散見されるため、興味があるのに躊躇している方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、N高等学校の評判が「ヤバイ」という口コミの真偽、また偏差値や学費などの実態について詳しく解説していきます!

N高等学校の評判や特徴についてざっくり説明すると

  • 学力試験は行わないため、偏差値という概念がない
  • ICTなどを専門的に学ぶことができ、次世代に活躍出来る人材を育成している
  • 登校する機会は少なく、自宅でネット学習していくスタイルが中心
  • 学費は高く無いため、安心して利用できる

※記載の情報は記事執筆時点のものです

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N高等学校の特徴とポイント

N高の画像

引用:N高公式サイト

N高等学校とは、大手企業のKADOKAWAとドワンゴが2016年に開校した、新しい形の高校です。

まだまだ認知度はそこまで高くないので、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。

現在、N高等学校は私立通信制高校の入学者数が2位と人気が高まりつつあるため、今後ますます注目を浴びていくでしょう。

その理由としては、従来の高校教育とは一線を画しているサービスを提供している点が挙げられます。

なお、N高等学校の特徴を列挙すると、以下のようになります。

  • ICTや課外活動や専門分野の教育に力を入れている
  • 有名人も通い、進学就職実績もしっかりしている
  • 開校5年で生徒数が10倍になるほど人気である
  • 生徒は4つのコースから自分の生活スタイルに合わせて勉強方法を選べる
  • プログラミングコースも提供され、インターン実績も良い
  • 進路サポート・スクールサポートも充実している
  • 魅力的な部活やサポートが多数あること
  • 学費は通信コースなら高くないこと
  • 入学の条件は厳しくない
  • 学びたいことや将来の夢が明確な人にお勧めできる

以上のどれかに魅力を感じた場合は、入校を検討する価値があるでしょう。

当初は2chなどで悪いイメージを持たれていましたが、現在では好意的な意見や評判が多いです。

ネットと通信制高校制度を活用した新しい学校

冒頭でも触れましたが、N高等学校は大手企業のKADOKAWAとドワンゴが2016年に開校した、ネット社会とマッチさせた新しい形の高校です。

母体がKADOKAWAとドワンゴである影響もあり、dwangoのプログラミングやKADOKAWAの文芸小説創作授業などのオリジナルの授業を展開している点も特徴的です。

また、全日制の高校よりも短い授業時間で卒業することも可能なので、無駄が無く質の高い学びをしたい学生にはピッタリと言えるでしょう。

ネット学習のメリットを活用して、生徒の特徴や好みに合わせた多様な独自プログラムを提供しているため、その存在感は高まりつつあります。

ICT教育や課外活動に力を入れ次世代の人材を育成

N高等学校では、大学や専門学校への進学、技術職への就職などの進路相談も丁寧に行っています。

生徒の希望を把握した上でインターネットやICTを用いてサポートしてくれるため、心強い存在と言えるでしょう。

なお、教育方針として「IT×グローバル社会を生き抜く”総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げており、「思考力・実践力・教養」の3つを学ぶことに力を入れています。

この教育方針に則って生徒が「好きな時に、好きな場所で学習できる」環境が整えられているため、生徒が自ら学びたいことに自発的に取り組めるのです。

また、在学中に職業体験や留学プログラムなどの将来に繋がる貴重な体験を得ることもできるため、その結果として次世代の人材の育成が実現しています。

以下の口コミから実際にN高等学校の生徒は大学生のように課外活動に励んでいることがわかります。

さらに、実際課外活動ができるように環境がしっかりと整っていることが、以下をはじめとして多数の口コミから見られました。

多様な授業内容がよいと話題に

N高等学校では、必修授業の他にも大学受験用のカリキュラムやプログラミングやゲームクリエイターなどといった専門分野の講義を受けることができます。

また、Webデザインやイラストレーターなどデザイン系の授業も展開しているため、自分の得意分野や興味のある分野を専門的に学ぶことができるのです。

授業では、各業界で活躍している一流の講師陣が教鞭を執るため、質の高い授業をいつでもどこでも受けることが可能となっています。

多様な授業を揃えていることで生徒の可能性を広げてくれるため、この点を高く評価する声も多いです。

以下のように受験以外にも様々な勉強に取り組んでいくということに魅力を感じている方も多いようです。

N高等学校のコース・カリキュラム一覧

N高のコースについての画像

引用元:N高公式サイト

こちらのトピックでは、N高等学校にはどのようなコースが開講しているのかを紹介していきます。

コース一覧

N高では、4つのコースの中から自分の生活スタイルに合わせて自由にコースを選ぶことができます。

通学は年5回からで良いため、昼夜逆転している生徒や家からほとんど出られない生徒でも無理なく学習できます。

また、ネット学習で授業を進めるため、外部からの影響を受けづらく自分のペースで学習しやすい点も魅力と言えるでしょう。

通学コース

通学コースでは、生徒のライフスタイルに合わせて学習スタイルを選び、全国のいずれかのキャンパスに登校して学習していきます。

幅広いスキルや知識を習得し、総合力を身に着けるアクティブ・ラーニングを実践している点が特徴です。

また、通学コースは週の通学日数を5日・3日・1日から選択でき、自分のライフスタイルに合わせて学習プランを組み立てることができます。

目標に合わせた学習制度も提供しており、自由度が高いアクティブラーナーや難関大学対策が可能な特進専攻の制度など、幅広い科目が揃っています。

ネットコース

ネットコースはプレミアムとスタンダードの2種類があり、インターネット上で必修授業や将来につながる課外授業を履修することができます。

ネットコースでは時間の自由度が高く、効率よく高校卒業の資格を目指すことが可能です。

また、自由時間では自分が学びたいことに注力することも可能なので、得意分野や興味のある分野の学びを深めることができます。

通学は年5回程度のスクーリングで済むため、通学の手間を省略することができる点も魅力的です。

さらに、大学進学・プログラミング・海外進学の目標に合わせて担当コーチが様々なサポートをしてくれるため、オンライン上でも深い学びを行うことができるのです。

オンライン通学コース

オンライン通学コースでは、ライフスタイルに合わせて学習スタイルと学習の時間帯が選ぶことができます。

ICTツールを活用して好きな場所からインターネット上の学び場に集い、対面形式のグループワークを繰り返していくスタイルとなっています。

主体性や行動力・課題解決力を身に着けることを目的としており、オンラインと通学のメリットをハイブリッドしたコースと言えるでしょう。

インターネット上に生徒が集い対面形式のグループワークで学習を行うことで多様な価値観を知り、 豊かなコミュニケーションスキルと協調性などを培うことができます。

また、アウトプット型のグループワークなどを通して他者の考えを知ることができ、その結果として自分の視野が広がり社会性を高めて個性・主体性を身に着けることができるのです。

通学プログラミングコース

通学プログラミングコースは、主体的に問題を解決できるプログラマーになることを目的としたコースです。

このコースは代々木キャンパスと江坂キャンパスで開講されており、コースの生徒専用の部屋で必修授業や制作を展開します。

現役エンジニアがコーチとなって授業を展開し、また企業側の採用担当者の目線に立って進路サポートを行ってくれるため、非常に有意義です。

また、AO入試や就職活動を行う上でも進学先や企業が求めているポイントを熟知している強みもあるため、安心して進路相談ができるでしょう。

オンラインコーチングも実施

N高ではオンラインコーチングを実施しており、これを活用すれば自分が学びたい学習について、ネットで担当コーチからサポートが受けることができます。

また、担当コーチがカリキュラムの作成や勉強の進捗管理を行ってくれるため、サポート体制も整っています。

利用するためには別途で申し込みが必要となりますが、大学進学やプログラミング・海外進学を目指している生徒には特におすすめです。

担当コーチと一緒に目標を設定して実践していく力を磨き、また自分の課題を振り返ることで目標達成能力などを養うことができます。

継続的な学習スタイルをPDCAサイクル用いて築くことができるため、学習を習慣化できる点も魅力的です。

カリキュラム一覧

次に、N高のカリキュラムについて見てみましょう。

N高は必修授業・課外授業で構成されており、希望すれば様々なプログラムに挑戦できます。

また、N高では毎年新たなコースや学校が作られており、時代に合わせて生まれ変わり続けている革新的な高校なのです。

必修授業

必修授業は高校卒業資格の取得に必要な学習のことで、N高・S高の生徒は所属コースにかかわらず必修授業を履修しなければなりません。

なお、必修授業では日常的なネット学習、スクーリング、テストから構成されています。

以下の要件を満たせば単位を取得できるため、心に留めておくと良いでしょう。

  • 科目ごとに必要なレポートを期日までに全て提出している

  • スクーリングの必要時間数を満たしている

  • テストで合格基準点以上をとっている

  • 評定(成績評価)が2以上である

  • 必要な提出物を全て提出している

課外授業

N高では選択制のAdvanced Programを受けることができ、多くの課外授業が展開されています。

例えば、大学受験対策や中学復習対策、プログラミングや機械学習などの勉強系からIT系の授業まで展開しており、幅広いスキルを磨くことができます。

また、酪農体験や農業・漁師体験などのフィールドに出る授業もあるため、第一次産業に興味がある生徒の将来もサポートしてくれます。

PBLという課題解決型学習を導入しており、これにより思考力やコミュニケーション能力・創造力なども鍛えることができるカリキュラムとなっています。

普通科プレミアムが2021年4月からはじまる

2021年4月からは、VR空間で学習ができる「普通科プレミアム」が開講します。

普通科プレミアムでは、日々の学習を映像授業だけでなくVR学習でも行うことができます。

VRは近年メディアにも多く取り上げられているため、ご存知の方も多いでしょう。

VR学習は世界が注目する次世代の体感型学習であり、普通科プレミアムの生徒には無料でVRゴーグルが提供され、生徒はそれを活用して授業に臨むことが可能です。

N高のほかS高も新設予定

2021年4月からは、新たにS高が新設されます。

S高とN高で学ぶ内容は一緒ではあるものの、教室で勉強するスクーリングの場所が異なるという違いがあります。

N高は沖縄、S校はつくばでスクーリング授業が行われるため、アクセスに関してはしっかりと調べておく必要があります。

また、スクーリングの内容も異なるため、自分の希望を入学前に確認してミスマッチを防ぎましょう。

N高等学校のサポート体制の充実度は?

N高のサポート体制に関する画像

引用元:N高公式サイト

こちらのトピックでは、N高のサポート体制などについて紹介していきます。

内容や特徴をしっかりと把握して、より学校生活を充実させましょう。

Slack(チャットアプリ)を用いて授業や友だちと繋がれる

N高ではコミュニケーションもデジタル化しており、生徒一人一人にオンライン上で担任がつきます。

また、Slackや電話・メールで質問することも可能なので、気軽にコミュニケーションが取れるのです。

このようなツールを用いることで、遠い場所に住んでいる生徒とも繋がりを持つことができるメリットがあります。

さらに、チャット形式のネット運動会やネット遠足のイベントで友達が作れるだけでなく、リアルのスクーリングや文化祭などでも実際に友達を作ることが可能です。

つまり、ネット上でもリアルでも友達と交流を持つことができるため、双方のコミュニケーションを学ぶことができるのです。

また以下の口コミから、slackを快適に利用するために様々な工夫がなされていることがわかります。

最先端のICTツールの活用

N高では、チャットアプリのSlack、AR・VRを用いた入学式、ドラクエⅩを用いたネット遠足など、様々な場面でICTツールを用いています。

つまり、N高に通うことで幅広いICTスキルの活用力を習得でき、社会人になってからも役立つスキルを身に着けることができるのです。

また、Slackを用いてボランティアを募る機会もあるため、実際の活用を通じて実践的なスキルが身に着きます。

以下の口コミのように、VRを学校行事で利用することを聞き、N高に興味を持った方も多いでしょう。

進路サポートも充実

N高とS高では、進路の可能性を広げるためにネットを活用した進路指導とキャリア教育を行っています。

生徒に合わせた個別指導を通して進路の実現をサポートしており、充実の進路サポートを提供してくれます。

なお、ネットコースでは1年次から卒業後の進路を考える授業やコンテンツを提供し、様々な課外授業の中から自分が学びたい分野を履修して将来に繋げることが可能です。

オンラインの進学・就職相談会やインターンシップ制度なども充実しているため、これらのサポートをフル活用すると良いでしょう。

スクールサポートにも対応

所属コースに関係なく、N高の生徒には担任の先生がつき、コミュニケーションツールやビデオ会議システムを用いて学習やスクールライフに関するサポートを受けることができます。

また、定期的に個人面談を行い、学習・生活・進路などの悩みがちな点に関して相談することが可能です。

さらに、高校の卒業資格を取得するために必要となるネット学習では、担任は生徒と学習状況を共有しながら進捗を確認してくれるので安心です。

専門のカウンセラーが在籍して、生徒の心身のケアを行ってくれる点も魅力的と言えるでしょう。

以下の口コミように、実際に通っている生徒の意見からはN高のサポートが手厚いことが伺えます。

プロが指導する部活が大評判

N高では、ネットでの活動を中心に行う「ネット部活」を提供しています。

イベントなどリアルの場で活動することもありますが、基本的にはインターネット上でオンラインの部活を行っています。

オンラインの部活と聞いてもピンと来ないかもしれませんが、部員同士の交流や特別顧問による直接指導を行う本格的な活動です。

eスポーツ部や企業部、投資部など現代で求められるスキルを高めるための新しい部活があるため、興味がある部活があれば積極的に参加しましょう。

なお、35種類以上の同好会も活動を行っているため、そこで友達を作ることも可能です。

またオンライン上の部活では友達ができないのではないかと思う方もいるでしょう。しかし、以下の口コミのように友達が沢山できたという声も見られます。

多数の魅力的なコンテンツを導入

N高では、4期生から全ての生徒が無料でAdobeのコンテンツを利用できようになりました。

これにより創造性を培うことができ、また実践の場でスキルを発揮できる機会が増えたのです。

また、BBT大学(ビジネス・ブレイクスルー大学)からは経営に関連する動画講義が提供されており、経営のノウハウについても学ぶことができます。

これら以外にも留学プログラムや職業体験などの将来に繋がる学びも提供しているため、自分の好きなジャンルを磨くことが可能となっています。

N高の学費は高いの?

N高の授業を受ける様子

引用元:N高公式サイト

こちらのトピックでは、N高の費用について解説していきます。

相場より高いのか低いのかを他社と比較していくので、参考にしてください。

学費一覧

N高の学費は、他の高校に比べてリーズナブルです。

3年間で必要な単位数は75単位で、普通科スタンダードの場合は1年間で253,000円の納入金が必要となります。

なお、世帯年収が590万円程度未満で就学支援金を利用する場合は、1年間の実質負担額は6~7万円となり、3年間の実質費負担額は20,6200円となります。

項目 費用
入学金 10,000円
授業料(スタンダード) 7,200円(1単位あたり)×履修単位数
授業料(プレミアム) 12,000円(1単位あたり)×履修単位数
施設設備 50,000円(年間)
教育関連費 13,000円(年間)

なお、必要となる支出の項目をまとめると以上の表のようになります。

通信制コースは他の通信制高校よりも安い!

通信制コースに関しても他社の通信制高校よりも安く、こちらもリーズナブルな授業料となっています。

他の私立通信制の高校で、年3~5日程度の登校をする場合の平均学費は年20~30万であるため、N高は平均よりも安いことが分かります。

しかし、プログラミングコースや通学コースは他の通信制高校よりも高くなってしまうため、注意しましょう。

高等学校等学習支援金や教育ローンや奨学金制度も整っているため、金銭面でのハードルは低いと言えます。

N高の就職実績や卒業生の進路先は?

N高卒の著名人の画像

引用元:N高公式サイト

こちらのトピックで、N高の卒業生の進路実績を紹介していきます。

自分の将来に繋げるためにも、進路実績は知っておきましょう。

有名人も多数通う!進学実績もばっちり

N高卒業者は毎年偏差値の高い難関国公・私立大学への進学、大手企業への就職などの進路実績があります。

OBの中には著名人も含まれており、フィギュアスケータ―の紀平梨花さんやみちょぱさんなど、幅広く活躍していることが分かります。

つまり、芸能人やアスリートなど、一般人とは違うイレギュラーなスケジュールの中で通う方々もいるため、自分がきちんと学習できるか不安な方でも安心して入校できるでしょう。

就職実績

N高の卒業生の約30%が就職しており、多くの卒業生が大手企業や自分の希望の就職先に就職しています。

また、プログラムインターンでも有名企業への合格者が数多くいるため、就職実績も豊富であることが分かります。

生徒の希望に合った就職ができるように学校側もサポートしてくれるため、進路に悩んだら遠慮なく相談すると良いでしょう。

なお、具体的な就職実績は以下のようになっています。

2019年就職実績
ANA JTBエンタテインメント
株式会社レイ・カズン グリー株式会社
公務員(東京都特別採用枠) 株式会社ホテル日航大阪
株式会社コナミデジタルエンタテインメント 株式会社星野リゾート
株式会社神鋼エンジニアリング&メンテナンス 航空自衛隊 自衛官候補生
2019年プログラミングクラスインターン実績
株式会社メルカリ クックパッド株式会社
ユカイ工業株式会社 JRCエンジニアリング株式会社
ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社 Planetway Japan 株式会社

以上のように、公務員を含めて様々な業界へ就職していることが分かります。

また、インターンの実績も豊富にあるため、社会に出ても活躍できるような有意義な経験を積むことができるでしょう。

進学実績

N高の卒業生の約18%が大学進学、37.5%が専門学校などに進学しており、毎年のように超難関国公・私立大学に合格者を輩出しています。

ここで、進学実績について詳しく見てみましょう。

<2020年国立大学進学実績>

大学名 総合格者数 現役合格者数
東京大学 1名 0名
京都大学 3名 1名
筑波大学 4名 4名
東京学芸大学 1名 1名
千葉大学 1名 1名
新潟大学 1名 1名
高知大学 1名 1名
横浜市立大学 1名 1名
東海大学医学部 1名 1名
富山大学 1名 1名

<2020年私立大学進学実績>

大学名 総合格者数 現役合格者数
慶應義塾大学 13名 10名
早稲田大学 8名 4名
東京理科大学 6名 4名
立教大学 7名 7名
明治大学 7名 7名
中央大学 14名 12名
同志社大学 3名 1名
立命館大学 14名 8名
日本大学 12名 12名
南山大学 3名 3名

以上のように、進学実績に関してもかなり優れていることが分かります。

革新的な教育法を実践していながらも結果をきちんと残していることが分かるので、この点は非常に安心できるポイントと言えます。

以下のように実績を称賛している声も相次いでいるようです。

入試は難しい?出願条件や偏差値は?

N高出願に関する画像

引用元:N高公式サイト

続いて、N高の入試情報や偏差値について紹介していきます。

出願条件などをチェックしておき、受験対策を練りましょう。

偏差値のない高校!学力試験なし

N高は学力試験を実施しておらず、願書や調査書などの出願書類による選考・面接試験・課題作文で入学試験を行っています。

つまり、偏差値という概念が無いので一般的な尺度で難易度を測ることができません。

学力に不安がない学生でもチャレンジできる点が魅力で、新入学生を対象に4・7・10・1月の年に4回の入学月を設けています。

偏差値が無い高校というのは革新的で、門戸が広いことが分かります。

面接と作文と調査書で全てが決まる

N高の作文や面接ではレポート作成などの基本的な能力が試されますが、中学程度の学力があれば問題なく合格できるレベルとなっています。

「限られた時間内に文章を完成させられるかどうか」「質問に対して自分の考えを伝えられるかどうか」が重要であり、この点をクリアできていれば合格できるはずです。

以下の口コミからも合格はそれほどは難しくないということがわかるでしょう。

N高入試の対策について実際の声を集めてみた

N高は一般的な入試とは違うため、どのような対策をするべきか気になりますよね。

実際に受験者の声を見てみると

「なぜN高等学校に入学したいのか」をしっかり説明できるように準備しておくことが推奨されています。

また、「次の文章を読んで自分の考えを述べなさい」「自分の夢と将来について」という類の質問に対して、自分の考えやビジョンをしっかり書けるように対策しておくと良いでしょう。

面接対策としては

  • 志望動機
  • 高校でやりたいこと
  • 中学でがんばったこと
  • 長所や短所

以上のような頻出の質問に対して、しっかりと答えることができるように準備しておきましょう。

以下は現在実際にN高に通っている方の口コミなので受験を検討されている方は是非参考にしてみてください。

N高等学校のデメリット

N高の制服を着た男女の画像

引用元:N高公式サイト

これまで、N高の長所や特徴を中心にお伝えしてきましたが、こちらのトピックで、N高の短所や残念なポイントを見てみましょう。

短所についてもしっかりと把握しておくことで、ミスマッチを防ぎ充実した学生生活を送れるようになります。

普通高よりも生徒の自主性が試される

ここまで読んできた方なら分かると思いますが、N校では生徒の自主性を非常に重んじています。

自分で勉強時間を確保して自ら学習に取り組む姿勢が求められるため、自発的に勉強する習慣が無いと何年も在学してしまうこともあり得ます。

また、年に5回の登校で済んでしまうため、人によっては同級生と切磋琢磨できないことで学ぶモチベーションを失ってしまうこともあるでしょう。

そのため、自宅において主体的な学習ができない学生であれば、通学ありのコースを選択すると良いでしょう。

自分から動かないと何も始まらない

N校では投稿する頻度が少ないため、自発的にイベントや部活に参加しなければ人と接する機会を得ることができません。

そのため、引っ込み思案で消極的な学生、指示待ち傾向の学生は楽しい学校生活を送れずに苦労する可能性が高いと言えるでしょう。

また、一般的な高校と違って修学旅行などが無いため、高校生特有のイベントが制限されてしまう点もデメリットと言えます。

以下のように人と関わるのが少ないことをデメリットとして強く感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

新設校で親世代の不安大

世間には「通学制の高校が当たり前」という考えを持つ人も多く、通信制の高校に通う事を恥ずかしいと思う方もいるでしょう。

また、N高は歴史が浅くこれまでの一般的な高校とは違う特徴が多いため、身構えてしまう大人も多いです。

そのため、世間体を気にしがちなご両親を相手に説得するのが難しいなどの点も、N校のデメリットと言えるでしょう。

以下の口コミのように、親御さんの中には入学を反対される方もいるでしょう。

N高等学校に向いている人を現役東大生が分析

N高のイベントに参加する人の画像

引用元:N高公式サイト

続いて、N高に向いている学生と向いていない学生について解説していきます。

学校の特性や自分の個性を客観的に評価して、自分の適性を冷静に見極めましょう。

N高に向いていない人

N校に向いていない可能性がある人の特徴としては、以下のような特徴が挙げられます。

  • 学習意欲や向上心がない方

  • 他人と競争しつつ、学力を向上させたい方

  • 日々の生活で自己管理が苦手な方

前述したように、N校では自主性が重んじられており、自発的に勉強できる学生でなければ成長することも友達を作ることもできない恐れがあります。

また、従来の学校に通って学力を向上させたいと考えている学生も、N校のスタイルが馴染まない可能性が高いと言えるでしょう。

N高に向いている人

一方で、N校に向いていると考えられる人の特徴としては、以下のような特徴が挙げられます。

  • 学びたい分野が明確な人や将来のビジョンがはっきりしている方

  • 仕事やスポーツに注力しつつ、高校卒業認定資格がほしい方

  • これから様々な分野の勉強をしつつ、将来の目標を見つけたい方、自分の可能性を広げたい方

  • 一度学校をリタイアしたが、もう一度高校に挑戦したい方、青春したい方

  • 学費を押さえて通学のないネット授業だけで卒業したい方

N校ではこれまでの高校教育と比較すると革新的な部分が多くあります。

学びたい分野がしっかりと決まっている学生や専門性を磨きたい学生など、将来のビジョンがある程度決まっていればN高のスタイルはマッチするでしょう。

また、そこまで将来のビジョンは決まっていなくても、自分の可能性を広げたいと考えている自主性の高い学生も、N高で学べるものは大きいはずです。

「N高はヤバイ」はホント?評判を調べてみた

話し合っている男女の画像

最後に、N高の開校当初のマイナスの口コミと現在の口コミを紹介していきます。

2chのまとめサイト記事がはじまり

N高が開講される前の評判が2chのまとめサイトに取り上げられたことがあり、校風や教育方針が斬新すぎて「ヤバイ」と賛否両論の議論を巻き起こしました。

具体的にはVRを利用した入学式やドラクエⅩネット遠足が話題となり、当初はマイナスな感想や口コミが目立ち、プラスイメージを持つ方が少なかったのです。

実従来の高校とは一線を画している異例な高校であるのは確かで、独特のイベントを催している点やPRの仕方が、2chでなどのネット上で「ヤバイ」と言われた原因です。

現在は「ヤバイ」よりも好意的な評判が多数

現在では開校して5年が経ち、実績が伴い始めたことで評価が見直されています。

実際にマイナスな評判や口コミは減り、「時代の流れを上手に捉えている」などの好意的な意見も増えているのです。

現在では通信制高校の中でも上位の評価を得ていることからも、高く評価する方々が増えていることも分かります。

事実5年間で生徒数は約10倍に急増!

2016年の開校当初は生徒が1,500人程度でしたが、2020年には約15,000人へと急増しました。

5年間で生徒数が10倍になったことで、知名度も比例して高まっています。

時代の変化とともに新しい授業やカリキュラムを提供するN高のスタイルは今どきの学生の価値観にマッチし、支持されているのです。

当初は2chなどで「ヤバイ」などと否定的に捉えられていたN高ですが、今では評判も高くなり多くの生徒を迎えているため、興味がある方はぜひ資料請求などをしてみてください。

N高等学校の評判や特徴まとめ

N高等学校の評判や特徴まとめ

  • 進学実績や就職実績も豊富にあるので、保護者の方も安心
  • 自発的に行動でき、学習意欲が高い生徒はN校に向いている
  • 友達と対面して会えないなどのデメリットもあるので、自分が向くかどうかはしっかりと確認しておこう
  • 5年間で生徒数は10倍に増えていることから、評価は高まっている

N高はこれまでの高校教育とは様々な違いがあるため、向く人と向かない人に分かれるでしょう。

しかし、学ぶ内容は非常に密度が濃く、社会人になっても使える知識やスキルを習得できるため、学習意欲が高い学生にはマッチするはずです。

難色を示す保護者の方でも、進学実績や就職実績が豊富にあることで安心して入校させてあげることができるでしょう。

こちらの記事を参考にして、ぜひN高等学校の入校を検討してみてください!