学研プライムゼミとスタディサプリの違いは?料金やサポート体制・評判まで徹底比較

「学研プライムゼミとスタディサプリの違いについて知りたい!」

「学研プライムゼミの評判を詳しく知りたい!」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

学研プライムゼミもスタディサプリも、ともにオンラインで学習することができるツールです。

テレビCMも頻繁に流れているためご存じの方も多いと思いますが、費用や評判などについては詳しく知らない方も多いでしょう。

こちらの記事では、学研プライムゼミとスタディサプリの違いや、料金・評判などについて、詳しく解説していきます!

学研プライムゼミとスタディサプリの違いをざっくり説明すると

  • 学研プライムゼミは難関大学受験対策に特化している
  • スタディサプリの方が受講費用は安い
  • 学研プライムゼミの方が講義のレベルは高い
  • 両方の講座とも評判は高く、安心して利用できる

学研プライムゼミとスタディサプリの特徴を比較

学研プライムゼミとスタディサプリ

画像出典:学研プライムゼミ,スタディサプリ

学研プライムゼミとスタディサプリの2つは、共に最近話題になっている動画視聴の学習ツールです。

「人気予備校講師の授業をリーズナブルな価格でオンラインで受けられる」というコンセプトを持つ講座であるため、多くの学生に人気があります。

講座には共通点が多く「違いがよく分からない」と言う方も多いので、こちらのトピックで費用や教材・サポート体制・口コミについて特徴を比較していきます。

学研プライムゼミとスタディサプリの違い

まずは、学研プライムゼミとスタディサプリの違いについて確認してみましょう。

項目 学研プライムゼミ スタディサプリ
対象学年 大学受験生 小学4年生〜大学受験生
対象科目 5教科(11科目)+小論文など 5教科(18科目)
学習形態 動画講義(添削付) 動画講義(添削付)
中学受験 対策できない 対策可能(専用講座を開講)
定期テスト対策 対策可能 対策可能
紙教材 あり あり
学習量 少な目 普通
教材難易度 高い 普通
コースの種類 普通 豊富
料金 約2000円/回 1,980円で見放題
質問対応 なし なし
無料資料請求 あり あり
運営会社 学研 リクルート

以上のように、対象学年や科目に違いがあるため、自分に合う方を選ぶと良いでしょう。

なお、料金含む各項目の情報は、記事執筆時点のものです。

学研プライムゼミの特徴

学研プライムゼミの特徴

画像出典:学研プライムゼミ

学研プライムゼミは「難関大学向けの講座内容」と「推薦やAO入試にも対応した講座設計」になっている点が最大の特徴です。

つまり、大学受験に特化している講座なので、その道の対策に関してはプロフェッショナルと言えるでしょう。

学研プライムゼミは、コースが大学別講座であれば東大のみ、受験対策講座であれば「超難関大基礎力完成セット」「難関大基礎力完成セット」など、難関大学の受験者を対象にしています。

また、学研プライムゼミにはメールによる質問対応サービスがあったり、大学受験に関する悩みを相談できるサービスがあるため心強い体制が整っています。

スタディサプリの特徴

スタディサプリで学ぶ人

画像出典:スタディサプリ

スタディサプリの特徴として真っ先に挙げられるのが「授業のリーズナブルさ」です。なんとわずか月額1,980円ですべての講義が見放題となります。

講義の種類は4万本以上にも上り、この豊富な講義が月額1,980円で見放題になるため、コストパフォーマンスは優れているといえます。

自分のレベルに合った動画を見ることで効果的な学習も可能になるので、学習効果も高いです。

学研プライムゼミよりも幅広い層をカバーしている点が、スタディサプリの強みとも言えます。

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一番の違いは難易度

学研プライムゼミとスタディサプリの大きな違いは、ターゲットとしている学生の学力レベルです。

前述したように、学研プライムゼミは難関大学を狙っているレベルが高い学力層の大学受験生を対象としています。

一方で、スタディサプリは広範な学力層を対象としており、対象学年も小学4年生〜大学受験生と幅広い特徴があります。

つまり、自分の年齢や求めているレベルに応じて、どちらを利用するべきか判断することが大切です。

学研プライムゼミとスタディサプリの料金を比較

こちらのトピックでは、学研プライムゼミとスタディサプリの料金を比較しつつ、費用対効果の良し悪しについて解説していきます。

学研プライムゼミの費用は2000円/回

まずは、学研プライムゼミの費用について見てみましょう。

学研プライムゼミでは入会金や年会費は一切かからず、受講費用のみの負担になります。

なお、受講費用の料金体系はユニット制度を導入しています。

なお、以下で紹介する受講費用については全て税込み価格であり、テキスト代金も含んでいます。

なお、学研プライムゼミでは予備校の世界において非常に評価が高い優れた講師を迎えて講義を行っているため、相場と比較するとやや高めの受講費用となっています。

ユニットあたりの映像授業の構成 受講費用 受講可能期間
45分×5回 8,250円 90日間
60分×5回 10,780円 90日間
90分×4回 12,870円 90日間
90分×5回 15,950円 90日間
90分×5回(添削あり) 19,250円 90日間

次に、古文対策の受講費用について見てみましょう。

ユニットあたりの映像授業の構成 受講費用 受講可能期間
はじめての古文ゼミ(90分×5回) 5,500円 45日間
90分×5回 15,950円 45日間
源氏物語集中ゼミ(90分×4回) 15,950円 45日間
90分×10回 31,900円

このように、マドンナ古文の作者である荻野先生のみ授業料が高くなっています。

セット割引で少しリーズナブルに

学研プライムゼミの受講費用は相場よりもやや高めなので、全ての講座を受講すると予備校と同じくらいの出費になってしまいます。

しかし、学研ゼミでは講座をセット販売しているため、セットで買うことで10~20%程度お得に受講することができます。

例えばセット講座には「難関大基礎完成セット」「難関大実戦力完成セット」「共通テスト対策セット」などがあります。

「難関大基礎力完成セット」では対象別・科目別に幅広い分野の対策を行うことができ、「難関大実戦力完成セット」では入試本番で高得点を狙うためのトレーニングを行います。

「共通テスト対策セット」では共通テストの傾向を分析して効率的な対策を練ることができます。

この他にもセット商品があるので、ホームページをチェックしてみてください。

スタディサプリは月1,980円

次に、スタディサプリの費用について見てみましょう。

ベーシックコース 合格特訓コース
月額料金 1,980円/月 9,800円/月
視聴期限 無期限 無期限
質問回答 なし あり
コーチの個別指導 なし あり

以上のように、スタディサプリでは毎月1,980円の負担で動画講義が無期限で見放題となっています。

つまり、自分の好きなタイミングで好きな講義を見ることができるので、隙間時間を有効活用しやすいのです。

また、担当コーチがついて個別指導や質問対応を行い、志望校別の対策ができる「合格特訓コース」については、毎月9,800円となります。

一気に跳ね上がりますが、個別指導を受けることで適宜質問対応をしてくれる上に疑問や不安を相談できるメリットがあります。

サポートを受けながら安心して勉強したい方であれば、合格特訓コースを選ぶと良いでしょう。

テキストの費用は別途購入

スタディサプリでは、講座ごとにオリジナルの教材を使って学習を進めていきます。

まお、講義で使う教材はタブレットで見るかPDFでダウンロードして印刷する場合は無料ですが、テキストとして手元に欲しい場合は別途1200円を支払う必要があります。

別料金でお金がかかってしまうデメリットはありますが、手元にテキストを置くことで

  • 見たいところを見ることができる
  • 自由に書き込みができる
  • 愛着がわいて、勉強のやる気がでる

以上のようなメリットも享受できます。

書き込みをしながら理解を深めたい方や紙媒体で勉強したい方は、テキストを購入するのがおすすめです。

費用面はスタディサプリに軍配

2社の費用面を比較してみると、費用面についてはスタディサプリの方がコストパフォーマンスが優れていることが分かります。

実際に、学研プライムゼミで1つのユニットを受講するのと同じ程度の金額で、スタディサプリでは合格特訓コースの受講+テキストの購入が可能です。

つまり、トータルで考えると、担当コーチによる丁寧な指導や志望校別の対策なども行える「スタディサプリ」を受講する方が安く学べると言えるでしょう。

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学研プライムゼミとスタディサプリの教材を比較

こちらのトピックでは、学研プライムゼミとスタディサプリの教材を比較しながら解説していきます。

学研プライムゼミ教材のメリットとポイント

学研プライムゼミの教材の特徴は「有名な講師陣が監修」「対面授業」「テキストの質の高さ」の3点が挙げられます。

有名な講師陣による映像授業

学研プライムゼミの講師陣

画像出典:学研プライムゼミ公式サイト

学研プライムゼミでは「荻野文子先生」や「竹岡広信先生」などの、予備校界で豊富な実績を誇る講師を迎えています。

つまり、指導実績と経験が豊富で多くの受講生から高い評価を受けている重鎮を採用しているので、講義の質は非常に高いといえます。

また、以上で挙げた先生の他にも、学研プライムゼミでは駿台や東進などの超有名予備校の第一線で活躍していた先生方が多く出演しています。

そのため、どの科目の授業内容も非常に分かりやすく、ついつい聞き入ってしまうような面白さが魅力なのです。

映像だけでなく対面授業も開講

学研プライムゼミの対面授業

画像出典:学研プライムゼミ公式サイト

学研プライムゼミでは、映像授業の他にも対面のLIVE授業も行っており、過去には日本史予備校講師の野島博之先生による「野島の日本史 東大教室」が開講されました。

この時は受講生から57人もの東大合格者を出した実績があるため、対面授業も積極的に参加すると良いでしょう。

なお、この対面授業は東京や大阪などの大都市圏で夏休みや冬休みなどの長期休暇中に行われるため、参加しやすくなっています。

今年度は新型コロナウィルスのの影響で開催中止ですが、野島先生の東大教室は新宿や横浜・中之島で開催されるため、都合が合う生徒は参加してみてください。

スタディサプリではLIVE配信授業はあるものの対面授業は存在しないため、この点は学研プライムゼミならではのアドバンテージと言えるでしょう。

テキストの質の高さも超一流

学研プライムゼミのテキスト

画像出典:学研プライムゼミ公式サイト

学研プライムゼミのテキストは有名講師陣が監修・作成しているので、非常に良質な教材となっています。

質が高いのはもちろんのこと、問題の難易度設定やデザイン・レイアウトに至るまで優れた講師がこだわって執筆・作成しているので、受講生にとって非常に分かりやすい内容となっています。

また、高校生向けの参考書を長年に渡って何冊も出版している「学研」が出しているテキストなので、信頼性も抜群に高いです。

スタディサプリのメリットとポイント

スタディサプリの講義風景

画像出典:スタディサプリ

スタディサプリの教材のメリットは「難易度別の幅広い講座展開」「短時間授業だから集中力が続く」「志望大学別の対策が可能」の3点が挙げられます。

難易度別の幅広い充実のコンテンツ

スタディサプリは多くの受講生を対象にしていることから、難易度別で幅広いレベル・目的の講座を幅広く展開している点が特徴的です。

スタディサプリの講座はベーシックレベル・スタンダードレベル・ハイレベル・トップレベルに分かれており、自分の学力に合わせてピッタリなコースを選ぶことで効果的な学習が可能となります。

例えば、ベーシックでは偏差値50前後の学生を対象としたコースであり、定期テストで良い点を取れなかった受験生でも理解できるように作られています。

一方で、ハイレベルやトップレベルは偏差値63以上の生徒を対象にしている講座であり、受験を意識したかなり難易度の高い問題を扱っています。

このように、コンテンツが充実しており幅広いレベルの学生に対応している点がスタディサプリの強みです。

短時間授業だから集中力が続く

学研プライムゼミの講座は45~90分程で一般的な授業のような長さであるのに対し、スタディサプリの授業は15分間とコンパクトにまとめられています。

15分間という短い時間設定なので、通学時間や寝る前・休み時間などの隙間時間を有効活用しやすいポイントは魅力的と言えます。

コンパクトにまとまっている動画を見ることで集中力を維持しやすく、復習したい単元や予習しておきたいポイントを集中的に学ぶことができます。

短時間で効率の良い勉強が向いている学生にとっては、スタディサプリの方が向いていると言えるでしょう。

志望大学別の対策が可能

学研プライムゼミでは志望校別の対策講座は東大用と明大・青学・近大用のパックしか用意されていませんが、スタディサプリでは東京大学から南山大学まで11大学に特化したコースが存在します。

つまり、ピンポイントで志望大学向けの対策を行うことができるので、幅広いニーズに対応していることが分かります。

また、これらの他にも関関同立やGMARCHを対象としたコースも用意されているため、志望校別対策講座の数は学研プライムゼミよりも充実している点が強みと言えます。

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学研プライムゼミとスタディサプリのサポートを比較

勉強を進めるためには、教材の内容だけでなく緻密なサポート体制も重要なポイントです。

こちらのトピックでは、学研プライムゼミとスタディサプリのサポート体制を比較し、解説していきます。

学研プライムゼミのサポートの特徴

学研プライムゼミのサポート体制の特徴は「質問回答サービス」と「受験生のお悩み解決動画」の2点が挙げられます。

質問回答サービス

学研プライムゼミでは、授業内容や講座の内容で分からないことがあった際に気軽に質問できる環境が整備されています。

マイページにある「質問する」という機能を用いることでスタッフに質問できるため、疑問や不安がある場合は積極的に活用しましょう。

スタディサプリにもこの機能はありますが、料金が毎月9,800円の合格特訓コースを選んでいる受講生でなければ利用できません。

この質問回答サービスですが、質問の回答が返ってくるまでには1週間程度時間がかかるため、その点には留意しておきましょう。

受験生のお悩み解決動画

学研プライムゼミには「学研プライム教務室」というページがあり、講師や進学アドバイザーが受験における悩みについて解説してくれています。

受験が近づいてくるとストレスが増し、様々な不安を抱えがちになるので、このような受験生に寄り添ったサポートは非常に魅力的と言えます。

例えば「受験生として1学期の勉強戦略はどうするか」などの疑問や悩みに関して、現代文の池上先生が丁寧に解説してくれていたりするので、こちらのサービスも上手に活用すると良いでしょう。

このように、勉強計画やモチベーション維持などに資するコンテンツを提供している通信教育は多くないため、この点は学研プライムゼミの大きな強みと言えます。

スタディサプリのサポートの特徴

スタディサプリの毎月1.980円で受講できるベーシックコースについては、サポートサービスが存在しません。

そのため、こちらのトピックでは毎月9,800円の合格特訓コース利用者が受けられるサポート体制について紹介していきます。

なお、スタディサプリのサポート体制の特徴は「コーチによる学習ペース管理」と「科目サポーターによる質問回答」の2点が挙げられます。

コーチによる学習ペース管理

スタディサプリ合格特訓コース

画像出典:スタディサプリ公式サイト

スタディサプリの合格特訓コースでは、専属コーチによる学習のヒアリングや学習プランの設定、勉強の進捗管理と毎週のペース管理などが行われます。

また、模試を受けた際にはその結果のチェックと今後の勉強方針に関する有益なアドバイスを授けてくれます。

コーチは東大や京大などの難関大出身者が受講生の志望校に応じてついてくれるため、頼れる存在として上手に活用しましょう。

勉強のペースの管理やスケジュールの立案は一人ではなかなか難しいので、些細な疑問であっても遠慮なく相談すると良いでしょう。

科目サポーターによる質問回答

科目サポーターによる質問回答

画像出典:スタディサプリ公式サイト

スタディサプリの合格特訓コースでは、英語・数学・物理・化学の4教科に対して質問回答サービスが設けられています。

受講生が学感じやすい疑問・質問について、各科目に精通しているサポーターが図を用いながら優しく丁寧に解説してくれるため、勉強の助けになるはずです。

疑問点や不明点を放置するとそのまま放置されてしまい、後々復習する際に手間がかかってしまう恐れがあるので、質問回答サービスは上手に活用してスムーズに勉強を進めていきましょう。

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学研プライムゼミとスタディサプリのデメリットを比較

学研プライムゼミとスタディサプリの双方にデメリットと言えるものは存在します。

こちらのトピックでは、それぞれのデメリットについて比較し、解説していきます。

メリットだけでなくデメリットも併せて把握しておくことで、ミスマッチを防ぐことができます。

学研プライムゼミのデメリット

学研プライムゼミのデメリットとしては「高校1〜2年生向けの講座が充実していない」「質問対応のスピードが遅い」という2点が挙げられます。

高校1〜2年生向けの講座が充実していない

学研プライムゼミは大学受験生向けに作られた講座であるため、高校1年生や高校2年生向けのコンテンツが少ないです。

つまり、高校生で早い段階から受験対策に着手しようとしても、ふさわしい講座が少ないの可能性があるのです。

例えば、高校3年生向けに24講座開講されている「数学」ですが、高校2年生ではわずか6講座しかなく、1年生に至っては1講座しか用意されていません。

そのため、高校1年生や2年生の段階で受験を意識したい学生であれば、スタディサプリも併せて使うという手段も視野に入れておくと良いでしょう。

質問対応のスピードが遅い

学研プライムゼミでは質問対応サービスを行っていますが、質問から返答までに最長でも1週間かかってしまう場合があります。

そのため、「せっかく分からないところを質問したにもかかわらず即座に解決できない」とのいう声があるのも事実です。

1週間後に返答が返ってきたとしても「何が分からなくて質問したんだっけ?」という状況に陥ってしまうこともあり得るので、この点は注意が必要です。

ただし、スタディサプリのベーシックコースでは質問対応サービスを行っていないため、学研プライムゼミは質問対応をしているだけでもありがたいと言えます。

「質問の返答までにタイムラグがある」という点は意識して、自分の中でしっかり整理しておきましょう。

スタディサプリのデメリット

スタディサプリのデメリットとして「講義時間が短くて深く学べない」と「サポートを受けるのに課金が必要」の2点が挙げられます。

講義時間が短くて深く学べない

先ほど、スタディサプリの講義は1回15分という非常にコンパクトにまとまっていると紹介しましたが、この「短い講義」についてはデメリットにもなり得ます。

具体的には、短い講義時間にすることで内容を凝縮されてしまい、全体像を把握して理解することができない恐れがあるのです。

学研プライムゼミの場合は長い1コマの講義の中で体系的な知識を身に着けることができるため、勉強の全体像や理解しておくべき重要なエッセンスを着実に身に学ぶことができます。

つまり、スタディサプリだと重要なポイントを断片的に伝えるだけで全体像の理解に繋がらない可能性があるので、「学びの深さ」に関しては学研プライムゼミに劣るのは否めません。

さらに、難関大受験者に特化している学研プライムゼミと比べるとスタディサプリは多様な範囲をカバーしているので、1つの講座の内容が万人向けになっています。

この点も学びが浅くなってしまう理由の一つと言えるでしょう。

サポートを受けるのに課金が必要

スタディサプリでは、質問回答サポート・学習管理サポートを受けるためには課金が必要になります。

この点のサポートの薄さに関しては、学研プライムゼミと比較するとどうしてもデメリットに感じやすいです。

特に、スタディサプリでは用意している講座が多すぎるため「どの講座を受講すれば良いのか」「いつ・どんなペースで受講すればいいのか」という悩みを抱える利用者もいます。

自分にぴったりの講座はどれなのか、というアドバイスを欲している受講生も多いですが、有益なアドバイスを得るためには合格特訓プランを受講する必要があります。

月額9,800円の費用が発生してしまいますが、専属コーチから様々なアドバイスを求めている場合は出費を惜しまず合格特訓コースを選びましょう。

学研とスタサプの実際の口コミ

実際に講座を受講している方による口コミは大変参考になるものです。

ここでは学研プライムゼミとスタディサプリそれぞれの受講生による口コミや評判を確認していきましょう。

学研プライムゼミの評判・口コミ

学研プライムゼミは、講師陣の充実度や分かりやすい講義が口コミで評判でした

ほとんどの受講生が学研プライムゼミの講義の良さについて言及しており、クオリティの高さが伺えました。

一方で映像環境など学習システムについては、一部ネガティブな口コミも散見されました。

スタディサプリの評判・口コミ

スタディサプリは、大手予備校にも劣らぬクオリティの講義・テキストだと口コミで評判でした

また、極めて低価格で受験対策ができる点も大変好評でした。

私はS予備学校に通っていて受験で必要な数学と英語と物理を受講しているのですが、お金の関係で化学の授業を取ることができませんでした。そこでスタディサプリの坂田先生の『高3トップ&ハイレベル化学(理論編)』の講義を受けることにしました。テキストの問題も予備校のものに劣らないレベルであり、とても気に入っています。国公立志望のわたしにも丁度いいレベルであり、こんなに手軽に質の良い授業が受けられるというのは本当に素晴らしいと思います。 AppStore スタディサプリ 評価とレビュー

僕は、大手予備校、塾と、どちらも経験してますが、はっきり言わせてもらうと、すたサプが1番です。何が1番かって言うと、まず授業のクオリティーとテキストの充実度。素晴らしい。全然大手予備校に負けてない。いやむしろ買ってしまっている笑笑。それに動画授業だから、いつでもどこでも何回も、自分の弱点だけをみることができる。

また、なんといっても、値段!!!月千円程度で、年間に換算すると、10000〜20000円くらいで、スタサプを見ることができる。

すたサプだけで、難関大学はどこでも受かる。

予備校ですら効率が悪いと感じてしまう。

スタサプ広まって欲しいけど、広めたくないって言う矛盾に陥ってしまうくらいです。 AppStore スタディサプリ 評価とレビュー

口コミの中には「予備校よりも良い」といった意見も見られるなど、スタディサプリを非常に高く評価している受講生が多いことが分かります。

まだスタサプを使ったことのない方は、ぜひ一度スタサプの「神授業」を体験してみてはいかがでしょうか。

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学研プライムゼミ向きの人・スタディサプリ向きの人

続いて、学研プライムゼミを受講すべき方とスタディサプリを受講すべき方について確認してみましょう。

学研プライムゼミ向きの人

まずは、学研プライムゼミに向いていると考えられる方々の特徴を紹介していきます。

  • 難関大学を目指している
  • 予備校にはいけないが予備校のような授業を受けたい
  • 学習ペースは自分で管理できる
  • 質問は周りに聞ける人がいる

学研プライムゼミは難関大学に特化したコースを多く揃えているので、東大や京大をはじめとした難関大学の受験を考えている方には非常におすすめです。

なお、予備校のような本格的な講義を行っているため、一流講師の講義を受けて学力をしっかりと伸ばしたいと考えている方にも合うはずです。

気を付けるべき点としては、学習のペース管理などのサービスが存在しないため、勉強のスケジュールなどの自己管理が求められることが挙げられます。

また、質問をしても回答が返ってくるまでにタイムラグがあるため、周りに質問できる人がいるとより安心でしょう。

以上のどれかに該当する場合は、学研プライムゼミの利用を前向きに検討すると良いでしょう。

スタディサプリ向きの人

一方で、スタディサプリに向いていると思われるのは以下のような方々です。

  • なるべく安く授業を受けたい
  • 隙間時間で勉強したい人
  • 今は偏差値60ないが学力をレベルアップしたい人
  • 現役の大学生にサポートして欲しい

スタディサプリは月額1,980円というリーズナブルな価格で多くの講座を視聴できるため、とにかく安く多くの講義を受講したいと考えている方におすすめです。

また、スタディサプリの講義は1回15分というコンパクトな時間にまとまっているため、休み時間や通学時間などの隙間時間を有効活用して勉強したい方にも向いています。

さらに、非常に幅広いコースを用意しているので、受講する当初は学力が伸びずに悩んでおり、自分のペースで少しずつ自分の学力をレベルアップさせたい方もスタディサプリはぴったりです。

現役の大学生が寄り添いながらサポートしてくれるサービスもあるため、自身の受験経験を踏まえながら経験を還元してくれる頼れる存在と一緒に頑張りたい方にもおすすめです。

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まずは無料体験から

学研プライムゼミにもスタディサプリにも、それぞれ強みと弱みがあります。

結局のところ、どちらの講座が自分にとって良いのかは実際に使ってみて試してみなければ分からないため、不安や疑問がある場合は資料請求などを行いましょう。

また、どちらの講座も無料の講座体験を行っているので、迷っている場合はどちらも利用してみて、実際に受講した際の雰囲気や講義の分かりやすさを比べてみてください。

学研プライムゼミでは、無料の会員登録をすることで100以上の講座の中からおすすめの講義を無料体験でき、実際に使うテキストの閲覧も可能です。

スタディサプリでは無料会員登録をすることで、14日間の体験受講が可能です。

ベーシックコースでも合格特訓コースでも無料体験することが可能なので、ぜひ実際に試してみて自分に合うかどうかをチェックしてください。

学研プライムゼミとスタディサプリまとめ

学研プライムゼミとスタディサプリまとめ

  • 学研プライムゼミの講師は経験豊富な重鎮が講義を行っており、レベルが高い
  • スタディサプリは1回15分という短い時間で効率よく学べる点が魅力
  • 受講生のサポートは学研プライムゼミの方が手厚い
  • 各講座とも評判は高いが、メリット・デメリットはきちんと把握しておこう

学研プライムゼミとスタディサプリは似た特徴を持つ通信教育ですが、様々な違いがあります。

学研プライムゼミは大学受験生を対象としているのに対して、スタディサプリは小学4年生から受講対象となっています。

共に優れた講座なので、自分の目指しているレベルや相性をしっかりと確認して、自分にとってベターな選択をしてください。