中学生向けおすすめ英語アプリ8選|無料・有料の違いや単語・文法対策用アプリも紹介
「中学生向けの英語アプリにはどんなものがあるの?」
「有料と無料はどう違う?英語アプリはどのように活用するべき?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
リスニングや発音を鍛えたいという中学生には、英語アプリの活用をおすすめします。また英語が苦手なら、まずはアプリを使って英語の慣れ親しむことから始めるのも良いでしょう。
今回は単語・文法対策用アプリなど、中学生におすすめの英語アプリを8つ紹介します。有料と無料の違いなど選び方についても解説するので参考にしてください。
中学生向けおすすめ英語アプリについてざっくり説明すると
- 目的や英語力に応じて適切なアプリを選ぶべき
- 有料の方がやはりクオリティは高い
- スタディサプリなら最短3分でリスニング学習ができる
中学生は英語アプリを利用すべき?
中学生以降は文法学習が本格化するため、基本的には参考書などを使った学習が必要になります。しかし、英語に慣れ親しむという意味では英語アプリも有用です。
たいていの英語アプリではネイティブの音声が聞けるので、英語の正しい発音やリズムに慣れれば、文法学習への意欲も高まるでしょう。
アプリであれば、スマホさえあればいつでもどこでも英語学習ができるので、部活や生徒会活動などで何かと忙しい中学生でも無理なく勉強を続けることができます。
また昨今は英語の読み書きに加え、リスニングやスピーキングも重視されるようになってきているので、それらの訓練のために英語アプリを活用するというのも良いでしょう。
特にリスニングは共通テストでの重要なので、中学生のうちから練習しておくことは有意義です。
中学生向け英語アプリの選び方
ここからは中学生向け英語アプリの選び方を解説します。
目的・スキルに合ったアプリを選ぶ
英語アプリにも様々な種類があり、単語や文法を学ぶためのものもあれば、リスニング学習に便利なものもあります。
そのため、自分の苦手分野やさらに強化した分野を考慮してアプリを選ぶと良いでしょう。
中1・中2は英語を楽しもう
リスニングやスピーキングには慣れが必要なので、できるだけ多くの経験を積むことが重要です。よって中1・中2の段階からたくさんの英語を聞くようにすると良いでしょう。
もちろん文法学習も必要ですが、高校受験が間近に控えているわけではない中1・中2のうちは、英語を楽しむことも忘れてはいけません。
ストイックに取り組み過ぎると疲れてしまうこともあるので、ペース配分には気をつけましょう。
高校受験なら復習を重視
高校受験の勉強では、まず基礎を固めることを重視するべきです。中1・中2で習ったことを総復習し、知識を万全にしておきましょう。特に単語に関してはしっかりと定着させておくべきです。
中3になると限られた時間の中で高校入試に合格できるレベルまで仕上げないといけないので、遊びの要素は減らし、得点力アップに直結するような学習へとシフトしましょう。
ゲーム感覚なら取り組みやすい
英語アプリの最大の魅力は、ゲーム感覚で楽しく勉強できることです。英語に苦手意識がある場合でも、ゲームなら無理なく取り組めるでしょう。
英語学習は高校以降も続くので、英語への抵抗感があると長年苦労することになります。そのため、まずは英語アプリを使って、英語に慣れることから始めましょう。英語が好きになれるなら理想的です。
なお、最近はクイズ形式やRPG形式など様々なアプリが開発されているので、それぞれの好みに合うアプリが見つかるでしょう。
有料か無料かどうかも大切
無料でも良質な英語アプリは存在します。しかし、無料アプリは機能が制限されていたり、広告が入ったり、有料アプリよりは劣るのが一般的です。
またインストールは無料でも内部課金が発生するアプリもあります。
内部課金をするよりも初めから有料アプリを使った方がコスパが良いというケースもあるので、レビューなどを参考によく見極めるべきです。
おすすめの無料・英単語アプリ3選
以下では中学生におすすめの無料英単語アプリを3つ紹介します。
英単語アプリ mikan
mikanでは10,000の英単語を無料で閲覧することができます。1分に10単語のペースでサクサク暗記学習ができるので、忙しい中学生にもぴったりです。
またアプリ内のテスト結果に基づき、苦手な英語を自動判定してくれるので、それを参考にすれば効率よく知識を定着させることができます。
さらに大学入試やTOEIC、TOEFLにも対応しているため、中学の学習範囲を超えた先取り学習も可能です。より多くの単語を覚えることで、定期テストや高校入試に余裕を持って臨むことができるでしょう。
中学生の英単語2000
「中学生の英単語2000」には、中学生レベルの基本的な英単語が2,000語収録されています。全ての単語の音声を確認することができるので、リスニングの対策にもなるでしょう。
日常生活でよく用いられる基本単語や定期テストに必要な単語、高校受験で頻出の単語など、ジャンル別・レベル別の分類になっているため、それぞれの目的や英語力に合った暗記学習が可能です。
カウボーイをモチーフにしたキャラクターや背景が登場するので、単調な暗記学習にも楽しい気分で取り組めるでしょう。
英語学習 iKnow!
iKnow!は脳科学にベースにした英語学習サービスです。記憶の定着に最適なタイミングで繰り返し出題がなされるため、知識を効果的に習得することができます。
英会話マスター4000というコースでは、4,000単語800フレーズを習得できるため、中学生が利用すれば周囲よりも大きくリードすることができるでしょう。
また他にもTOEICコースやビジネス英語コースなど、様々なコースがあります。
さらにDMM英会話とも提携しているため、iKnow!でインプットした知識を、DMM英会話でアウトプットするというのもおすすめです。
おすすめの英文法アプリ4選
続いて英文法を学ぶのにおすすめの英語アプリを4つ紹介します。
Duolingo
Duolingoは59言語に対応した世界的な英語学習アプリです。初心者レベルからじっくりを英語を学ぶことができます。
英文法に関しては中学の教科書に登場するような単元を順番に学べるため、授業の予習・復習にはぴったりです。
各単元には学習テストが複数用意されているため、特定の単元だけをピンポイントで鍛えるのも良いでしょう。
ちなみにDuolingoでは、リスニングやスピーキング、英作文の練習もできます。
早打ち英文法
「早打ち英文法」は先ほど紹介した「中学生の英単語2000」と同じシリーズの英語アプリです。中学及び高校の英文法を網羅的に学習することができます。
単語の並び替えや空欄補充、スペル入力など、定期テストや高校入試で同様の形式で英文法に関する問題が出題されます。
問題に解答することで制限時間内に全ての風船を打ち落とさないといけないというルールがあるため、スリルを感じながら楽しく取り組むことができるでしょう。頭の回転を早めたいという方にもおすすめです。
どんどん話すための瞬間英作文
ベストセラーになった書籍の公式アプリです。日本語の文章を瞬間的に簡単な英文に置き換えるという練習をすることで、英語が話せるようになることを目指します。
アプリでは日本語の文章が画面に表示されてから一定時間の後に正解の英文が表示されるので、手が塞がっていても取り組むことが可能です。
また音声再生機能もあるので、移動中などに耳で聞いて学習するのも良いでしょう。
日本語を即座に英訳するという方法は、論理的思考力が十分に発達した中学生にとっては非常に有意義な勉強法です。
スタディサプリ
英文法を学習したいという人には、スタディサプリの活用もおすすめです。
利用者数は110万人を超え、プロ講師による授業が見放題である点が最大の魅力になります。
中学一年生であればアルファベットの講義・高校三年生であれば、分詞構文などの難しめの英文法まで、幅広く学習することが可能です。
さらにこのアプリでは、英語のみならず他の教科も網羅的に学習することができるのでコスパは非常に良いと言えるでしょう。
現在7日間の無料体験も実施しておりますので、気軽に受講してみることをおすすめします。
人気のリスニング・発音アプリ2選
以下では中学生におすすめのリスニング・発音アプリを2つ紹介します。
発音博士
発音博士はネイティブのような発音を身に付けたいという方におすすめのアプリです。中学・高校で習う英単語の発音を学年別に学習することができます。
ネイティブの発音と利用者自身の発音を音素単位に分解して視覚化し、二つを見比べることで両者の違いを知ることができるというのがこのアプリの魅力です。
ネイティブっぽく発音するにはどこをどのように直せば良いのかが具体的に分かるため、スピーキングのスキルは格段に向上するでしょう。
英会話、英語リスニング - スタディサプリENGLISH
スタディサプリ ENGLISHを利用すれば、スマホアプリを使って、スキマ時間に気軽に英語を学べます。
リスニングは最短3分でレッスンが受けられるので、忙しい中学生でも無理なく継続することができるでしょう。
また「なりきりスピーキング」という発音チェックの機能では、スマホの音声認識機能を使って発音を修正することができます。この機能は特に恥ずかしがり屋の方におすすめです。
人間相手では恥じらいもあるでしょうが、AI相手なら臆することなく発音できるでしょう。
さらにオリジナルドラマで日常表現が学べる機能もあるので、楽しく英語を学びたいという方にもおすすめです。
元来リスニングやスピーキングは一人では学習が難しいものでしたが、スタディサプリ ENGLISHを利用すれば一人でも良質な学習が可能になります。
読み書きの学習ももちろんできるので、特に忙しい方には非常におすすめです。
スキマ時間で効率よく英語学習ができるスタディサプリ中学講座に関する情報は、以下の記事を参考にしてください。
中学生向けおすすめ英語アプリ比較表
今回紹介した中学生向けのおすすめ英語アプリを、一覧で振り返ってみましょう。
英単語アプリ
無料の英単語アプリは以下の4つをおすすめしました。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
英単語アプリ mikan | 無料 | 効率よく英単語を暗記 |
中学生の英単語2000 | 無料 | 中学レベルの英単語2,000語を楽しく暗記 |
英語学習 iKnow! | 無料 | 脳科学をベースにした効率的な暗記学習ができる |
英文法アプリ
英文法の学習なら、以下3つのアプリがおすすめです。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
Duolingo | 無料 | 教科書の各単元を順番に学べる |
早打ち英文法 | 無料 | 中学及び高校の英文法を網羅的に学習 |
どんどん話すための瞬間英作文 | 1,220円 | 日本語の文章を瞬間的に英訳する練習を行う |
スタディサプリ | 980円〜 | 人気カリスマ講師の授業が見放題 |
リスニング・発音アプリ
リスニングや発音を鍛えるには、以下2つの人気アプリをおすすめします。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
発音博士 | 一部無料 | 発音を音素単位の分析で視覚化できる |
スタディサプリENGLISH | 1,980円〜 | 最短3分でリスニング学習ができる |
なお、スタディサプリENGLISHは今回「リスニング・発音アプリ」としてご紹介しましたが、実際には単語や文法・リスニング・スピーキングの全てが学べるので、これ一つあればアレコレ複数のアプリに手を出す必要はないでしょう。
英語学習アプリの効果的な使い方
中学生は副教材として英語アプリを活用するのが良いでしょう。まずは学校の教材などきちんと勉強し、アプリで追加の学習をするのがおすすめです。
英語アプリならスマホがあれば時間や場所を選ばずに学習できるので、スキマ時間を有効活用すれば、部活などで忙しくても効果的に英語力を高めることができます。
また英語アプリにはゲームに近い感覚で取り組めるものも多いので、普段の勉強の息抜きとして用いるのも良いでしょう。
さらに英語アプリならネイティブの音声が聞けるので、リスニングやスピーキングの学習に関してはメインの教材として使うこともできます。
特にリスニングは新大学入試制度でもかなり重視されるようになっているので、中学生のうちからきちんと練習を積んでおくべきです。
中学生向けの勉強アプリについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
中学生向けおすすめ英語アプリまとめ
中学生向けおすすめ英語アプリまとめ
- 副教材として用いるのがおすすめ
- 中1・中2のうちはゲーム感覚で楽しく取り組むのも良い
- 高校受験対策として語彙力を強化するのにアプリは有用
中学生向けおすすめ英語アプリを8つ紹介しました。
中学生は英語アプリを副教材として用いるのが良いでしょう。アプリならスマホさえあればいつでもどこでも学習が可能なので、忙しい中学生でも効率よく英語力を高めることができます。
例えばスタディサプリ ENGLISHであれば、最短3分でリスニング学習ができるので、非常におすすめです。特にリスニングは中学生のうちから練習しておくのが良いでしょう。
また高校受験対策として、アプリを使って語彙力を強化するというも有意義です。アプリならゲーム感覚で学べるので、良い息抜きにもなるでしょう。
以上を参考にご自身にぴったりの英語アプリを見つけてください。