勉強に最適なシャーペンおすすめ21選!疲れないペンの持ち方まで徹底解説
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「自分に合ったシャーペンがどういうものなのかよくわからない」
「勉強がはかどるような疲れないシャーペンを見つけたい」
このような悩みを抱えた中学生はいませんか?
シャーペンは勉強のマストアイテムですが、自分に合ったシャーペンを使っていると、勉強に力を入れやすくなったりモチベーションが上がったりする経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、勉強用や受験生向けのシャーペンの選び方や持ち方について解説しています。
お気に入りのシャーペンを見つけて、ぜひ勉強の効率アップに役立てて下さいね!
「勉強に最適なシャーペンの選び方」についてざっくり説明すると
- シャーペンは重さや機能性などに着目しよう
- 0.5ミリが標準的だが、教科や学習シーン別に利用しやすい太さの芯もある
- 使いやすいシャーペンを選ぶと、学習もはかどる
勉強に最適なシャーペンの選び方
「勉強に適したシャーペンを選ぼう」と思っても、何を基準に合わせて選んだら良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
まずは、勉強に適したシャーペンの選び方の基準について解説しましょう。
勉強時間に合わせてグリップと重さを選ぼう
勉強用のシャーペンは長時間使い続けることが多いですよね。したがって、まずは「グリップ部分」に着目しましょう。
グリップ部分
グリップ部分は、ハードタイプとソフトタイプに大別できます。
ハードタイプは指の力が伝わりやすいので、文字を丁寧に書く場合や細い線を書くのに適しています。ただし、硬いので疲れやすいのが欠点でしょう。
ソフトタイプは、柔らかいのでペンだこなどもできにくく、疲れにくいのが長所です。ですがその反面ブレが大きいので、正確な作図など細かい作業には不向きです。
重さ
シャーペンの安定具合は、重さにも左右されます。
重量感があるタイプはペン先が安定するので、書きやすいと感じる人が多いでしょう。特に、重心がペン先に近いものが好まれています。
ただしあまり重すぎると疲れて動作が遅くなるので、長時間の学習や作文などの短時間で文字を大量に書くようなシーンには、不向きと言えます。
一方ABS樹脂製など軽いタイプは、素早く動かしやすいのが長所です。ただし安定はしにくいので、寝かせ気味にして書き流すタイプの人などにおすすめです。
勉強の内容に応じて芯の太さを選ぼう
最近は、シャーペンの芯もさまざまな太さが選択できるようになりました。
店頭で見かける芯の太さは0.2~2.0ミリまでとかなりバリエーションも増え、それに合わせてシャープペンも使い分けている人も多いかもしれませんね。
ですがどの太さを選ぶべきか迷ったら、どのような場面でも使いやすい0.5ミリを選ぶのがおすすめです。学校の先生の中にはあまり細すぎるシャーペンを使っていると、「文字が見にくい」と嫌う先生もいるからです。
同じように「書く」作業でも、教科によって適した太さがあります。それぞれの教科に合わせて、使い分けてみるのも良いでしょう。
細いタイプ
0.2~0.4ミリの細いタイプは、細かい文字を書くのにぴったりです。したがって、複雑な漢字を書く機会の多い「国語」や「社会」などの板書などで、書きやすさを感じるでしょう。
ただし、細いために芯が折れやすいので、芯を出す長さや筆圧などには注意が必要です。文字が見にくければ、文字色が濃い芯を利用してみましょう。
太いタイプ
0.7ミリ以上の太いタイプは文字が潰れやすく、漢字や細い罫線のノートへの書き込みには適していません。反面、数学や英語などで図形の輪郭をはっきり描きたかったり、文字が単純な教科には適していると言えるでしょう。
特に、図形の作図はつい力が入りやすくなるので、太いタイプのシャーペンでの作図がおすすめです。
シャーペンの素材も要チェック
ここからはシャーペンの素材についても見ていきましょう。素材の選び方は、シャーペンの重さや握りやすさにも関連してきます。
プラスチック
最近はABS樹脂製という表記をよく見かけますが、これもプラスチックの一種です。軽く比較的安価な商品が多く、流通量やバリエーションも多いので中学生でも選びやすいですが、やや耐久性に欠けます。
また、材料の性質上濡れていると滑りやすいので、ラバーグリップ付きなど滑り止めがしっかりしたものを選ぶのがおすすめです。特に手に汗を書きやすい人は、テストの際にうっかり落としたりしないように、指に馴染みやすいものを選んでみましょう。
金属製
金属製ボディのシャーペンは、重量感があるので安定しやすいのが特徴です。細かい作業に適している反面、重さがあるため、長時間学習に利用していると手が疲れてくる人も多いでしょう。
金属が当たる部分は握っているうちに痛くなってくることも多いので、衝撃吸収のゲルグリップを施した商品などを選ぶと、長時間使用しても疲れにくくなります。普段から、ノートに細かい書き込みをしたい人などには、製図用など金属製のシャーペンがおすすめです。
木製
見た目のナチュラルさや美しさにこだわる人におすすめなのは、「木製」のシャーペンです。天然素材であるため手に馴染みやすく、また、使い込むほど味わいが出てくるので「自分だけの1本にこだわりたい人」に、おすすめの素材だと言えるでしょう。
ただし、そもそも流通量や販売している種類は限られています。また、素材の性質上加工がしにくいので特別な機能は期待できませんから、モチベーションを上げる目的で使用するのも良いでしょう。
特殊機能でより勉強の負担を減らそう
シャーペンによっては、メーカーごとにさまざまな独自機能が搭載されているものも多いです。
クルトガエンジン
三菱鉛筆の「クルトガ」シリーズに搭載されており、歯車を回転させてシャーペンの芯も回転させて均等に削られるシステムです。このため、シャーペン本体を回転させる必要がなく、シャープな筆跡が維持できるのが特徴です。
振り子式
「フレフレ機構」「フリシャ機能」などメーカーにより名称は様々ですが、シャーペン本体を振ると、ノックすることなく芯が自動的に出てくるシステムもよく見られます。振る際の音がやや目立つため気にする人もいますが、持ち替える必要がないので、日常での学習場面ではこの機能を利用している人も多いでしょう。
芯折れ防止機能
こちらも各メーカーが工夫を凝らしていますが、ぺんてるの「オレンズ」が代表的でしょう。超極細新タイプのシャーペンであっても、芯が減るのに合わせてパイプがスライドし、そのパイプが芯を保護してくれるので折れにくいシステムです。
これらの他にも消しゴムを繰り出す機能や、先端を収納するロック機能が搭載されているシャーペンなども販売されています。どのシャーペンも、従来のシャーペン使用時の悩みを解消する工夫が凝らされているので、「書きやすい」と感じて勉強に集中する手助けになるでしょう。
勉強用のシャーペンのおすすめ21選!
ここからは、中学生におすすめのシャーペンを紹介していきます。自分にぴったりなシャーペンを見つける手助けにしてください。
Uni Alpha-Gel クルトガシャープペンシル 0.5mm
おすすめな人:長時間学習が習慣になっており、学習時の疲労を軽減したい人
特徴:独自システムの「クルドガエンジン」を搭載していることで、芯が回転しながら繰り出されて削られていくため、シャープな筆跡が長時間確保され芯が丸まっていくストレスから開放してくれます。
また、人間工学に基づいた別シリーズの「ユニ アルファゲルグリップ」を採用しているため、指とグリップがしっかりフィットして疲れにくい構造です。
芯も0.5mmと汎用性が高く、重量も20.6gと適度な重さがあるので、持つ際のバランスが取りやすく、女性でも使いやすいタイプのシャーペンです。
実際の利用者の口コミは?
大学受験で、毎日勉強している息子のお気に入りのシャーペンです。普通のシャーペンと使いやすさが違うようですね。 amazon カスタマーレビューより
普段使用しているシャーペンだと長時間筆記を行っていると指が痛くなるので、試しに購入してみました。指痛は解消された上、クルトガ機能搭載なので、字がきれいになったと錯覚してしまいました。 amazon カスタマーレビューより
クルトガエンジンが搭載されているのでシャープな筆跡が維持できる点と、アルファゲルのグリップが指への負担を軽減しており、字もきれいに書けるとの評判です。
従来のクルトガシリーズに加えて長時間使っている負担を軽減したいと悩んでいた人に、非常に人気があると言えるでしょう。
ぺんてる スマッシュ
おすすめな人:長時間利用していて、シャーペンの自体のガタつきなどのストレスから開放されたい人
特徴:先金とグリップが一体の構造になっているため、長時間利用しているうちに先金が緩んでくることに悩まされていた人におすすめの1本です。
また製図用シャーペンでよく使用されている「金属チャック」を採用しているので、芯が引っ込みにくく書いている際のストレスも軽減されます。
また、重心は低めですが比較的軽めの設計なので、長時間利用していても疲れにくいと言えるでしょう。ユーチューブで取り上げられて、特に男子学生に人気があります。
実際の利用者の口コミは?
シャーペン中のシャーペン、キングオブシャーペンです。飽きの来ないデザイン。華美すぎず、しかしチープではない。学生や社会人でも使え、大人でも恥ずかしくない。 amazon カスタマーレビューより
私が学生の頃からずっと愛用しているシャープペンシルです。持ちやすくちょうどよい重さ。すべり止めの感触も好きです。 amazon カスタマーレビューより
重さやデザインについては概ね高評価です。 ただし、使い手によってはパイプ部分が歪みやすく耐久性に欠けるという意見も見られました。
また、0.5ミリと0.3ミリで使い心地が異なるなど、太さの違いでもレビュー評価が別れる商品です。
ぺんてる シャープペン グラフペンシル 0.5mm
おすすめな人:長時間の筆記でできる限り負担を減らしたい人
特徴:長年愛されているモデルで、重さが10gにも満たない製図用ペンを模したモデルです。重心が真ん中にあり軽く、手にしっくりくるデザインになっているので長時間の使用をしても手が疲れにくいです。
デザイン面でもシンプルで細身のボディーがかっこいいのと、機能面が充実していることもあり発売から40年以上たっていますが、 絶賛愛用中の人が数多くいるベストセラー商品です。
実際の利用者の口コミは?
私が中学校のころ、約20年前に使用していました。 当時は何も考えなく使っていましたが、書きやすく受験勉強の友でした。 今回、資格の勉強をする為にいろいろと文具を探して見ていた所、本製品を発見してびっくりしたと同時に懐かしい気持ちになりました。 なぜ驚いたかというと20年前と何も形が変わらず売られていて、いまだに根強い人気があることに驚きました。 当然、書き心地も最高です。 amazon カスタマーレビューより
誰が何と言おうと、これはシャープペンシルの名作です。 これだけはずっと作り続けてほしい世界に誇れる名品です。 amazon カスタマーレビューより
オールドファンのユーザも多く、デザインが変わらない点を高く評価する声も多数見られる一方で、「替芯の補充に手間がかかる」「消しゴムがついていない」など、クラシックスタイルが裏目に出ているレビューもあります。
ですが、ファンにはその点も含めて愛されている商品だと言えるでしょう。
ゼブラ シャープペン ニュースパイラルCC
おすすめな人:シャーペンのデザインに特に強いこだわりを持ちたい人
特徴:商品名にも取り入れられている「ねじれ」の効いた部分が印象的なシャーペンです。独自のフォームは産学協同プロジェクトで人間工学に基づいて計算されたものであり、手や指との接触部分を増やすことで筆記の安定性を向上させます。
また、グリップ部分には三角形の周りを円で囲んだような「三角ラウンド形状グリップ」が採用されており、ペンを握る際に余分な力が入りにくい構造です。長時間使用にも耐えうる負担の少ない1本に仕上がっていると言えるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
安くて、変わったデザインで、疑いながらも購入しましたが使いやすかったです。太目が好きな人には満足して頂けるかと。 amazon カスタマーレビューより
書いていくうちに自然に人差し指の根元のちょっと上くらいに当ててあげれば楽だなと分かってきてずっと書いていても本当に疲れて来ないので感動しました! amazon カスタマーレビューより
スパイラルという独特の形状に加えて太めの設計の商品のため、その点がユーザーによっては評価が分かれます。フィット感の良さは認めつつも、回転させながら使用する人には使いづらいという意見や、グリップ部分の耐久性に疑問を持つレビューも見られました。
慣れればデザインがしっくり馴染む人もいるので、疲れにくいシャーペンを重視する人には好まれると言えるでしょう。
パイロット シャープペン ドクターグリップ CL プレイボーダー、0.5mm
おすすめな人:自分だけのオリジナリティ溢れるシャープペンにこだわりたい人
特徴:シャーペンのボディデザインに着目し、「自分だけの1本」を求めたい人にピッタリの商品です。ドクターグリップシリーズの「人間工学に基づいた軸径やラバーグリップ」「振るだけで心が出てくるフレフレ機構」も健在です。
黒を貴重としたツートンカラー、柔らかな色合いのパステルタイプ、明るいビビットカラーの3タイプが用意されているので、性別を問わず幅広い組み合わせが楽しめるでしょう。
組み合わせ方も、
-
口金を外す
-
外グリップを外す
-
内グリップを組み替える
-
外グリップを再度はめ込む
-
内部機構と口金をはめ込む
というように、中学生でも比較的簡単に取り組みやすい手順で、学習時のテンションを上げてくれるようなオリジナルの1本を生み出すことができるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
ドクターグリップは握りやすさと書き心地がとても良くて、長時間の筆記も疲れずに快適に使えます。 amazon カスタマーレビューより
プレイボーダーモデルは色合いがポップで気持ちも明るくなります。色違いを持っているので、内グリップをいろいろ組み合わせて雰囲気変えて楽しむことも出来ます。amazon カスタマーレビューより
初心者ユーザーには握り心地の良さを好まれますが、以前からの愛用者にはグリップ部分の軟化に不満を持つ人もいます。
握り心地の良さは概ね認められているので、耐久性やデザインについては、好みが分かれるところでしょう。
パイロット コーポレーション S5(エスファイブ)
おすすめな人:製図用シャーペンに近い書き心地で、もっと手にフィットしやすいシャーペンを探している人
特徴:ラバーグリップを採用しているメーカーは多いのですが、S5シリーズはラバー部分が長めなのが特徴です。0.3~0.9まで5タイプの幅広いラインナップなので、何種類か揃えておくと勉強以外の場面でも活躍してくれるでしょう。
ラバー部分はそれほど厚みがないので「プニプニ」した触り心地の感触を求める人には、やや不向きかもしれません。
低重心設計のため書いている際にも安定しやすいので、長時間連続で使用するのにも適しています。
実際の利用者の口コミは?
長めのゴムのグリップ、重さ。一番合っています。 amazon カスタマーレビューより
重心が下部にあるので、重さを感じさせないのに安定感がありとても気に入っています。 amazon カスタマーレビューより
握った感じは抜群に相性が良く、文字、図形を書いても違和感なくかけます。芯も折れにくいです。 amazon カスタマーレビューより
機能全般については概ね高評価を受けています。適度な重さがある一方で、ラバー部分がやや硬いと感じる人もいるなど、難色を示すレビューも見られました。
また、Amazonの写真と実際の写真で違う印象を受けた人もいますから、シャープペンの色にもこだわりたい人は、実店舗で探してみるのも良いでしょう。
ゼブラ シャープペン デルガード 0.5
おすすめな人:「芯が折れやすい」「芯づまり」に悩まされていた人や筆圧が強めの人におすすめです。
特徴:ダブルのスプリングを備えているので、あらゆる方向からの圧力に対応しており、芯折れを防いでいます。また先端部分の特殊金属部分が芯をカバーする構造なので、芯が出てくる途中で折れてしまうことによる「芯づまり」からも開放してくれるでしょう。
ただし、カラー芯や2B以上の柔らかさの芯を使用すると、折れやすくなるとメーカー側の公式ホームページにあります。ソフトタイプの芯には不向きなシャーペンなので、普段2B以上の芯を好んで利用している人には、商品の利点が活かせないこともあるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
まず、軽い。軽いため、長く使っていても疲れを感じることはありませんでした。 また、芯が折れないという売り込み通り、折れません。筆圧が強くなる際に、先端のバネなどで進を保護するようで、書いていて安心感があります。 amazon カスタマーレビューより
TVで紹介されていた通り、筆圧が強い私たちが使っても大変折れにくい構造になっています。 amazon カスタマーレビューより
「評判通り折れない」という評価と、「実際には簡単に折れやすい商品だった」と、評価が真っ二つに別れています。
個々のレビューを見る限りでは、メーカーの公式ページでアナウンスされている注意点以外に、ノックのしすぎや筆圧の強さなど、特定の条件が揃うと折れやすい商品と言えるでしょう。
三菱鉛筆 シャープペン ユニアルファゲル スリム 0.5
おすすめな人:細身のシャーペンが好みだが、ゲルグリップの心地よさも捨てがたい人
特徴:細身のシャーペンはハードグリップの場合が多いのですが、これはソフトグリップを取り入れています。適度な重さがあるので重心が安定しやすく、細かい書き込みでも疲れにくいのが特徴でしょう。
細身であることに加えてソフトグリップを採用しているので、ずっと握っていても疲れにくく、長時間の学習に適しています。ただし、ボディが金属製であるため「濡れると錆びてしまう」という意見もあり、湿気の多い環境下での勉強を避けるなど、使用環境にはやや注意が必要でしょう。
実際の利用者の口コミは?
グリップは程よく柔らかいですが、重さがちょうど良いのでグリップの柔らかさでふにゃっと揺れることはありません。 amazon カスタマーレビューより
製図用シャープペンシルに比べると軸の安定感は劣りますが、比較的長時間シャーペンを握り、細めのシャーペンが好みの方には、筆箱に一本これを入れておくことをお勧めします。 amazon カスタマーレビューより
肯定的なレビューの理由として、「握り心地の良さ」を支持する声が非常に多いと言えるでしょう。また、細身の商品ですので特に女性など小さめの手を持つ人にも好評です。
ただし、否定的なレビューの中には「芯が折れやすい」という意見が散見され、折れる原因が気になるところです。
ぺんてる オレンズネロ
おすすめな人:何回もシャーペンをノックさせるのが煩わしい人
特徴:「オレンズネロ」の最大の特徴は、最初に1回ノックするだけで後は自動で芯が出てくる「自動芯出し機構」です。通常のシャーペンは、書いていると自ずと芯が短くなるので、学習中に何度もノックをしなければなりませんが、オレンズネロの場合はその手間を省いてくれるでしょう。
また、同社の他のシャーペンの良さを随所に取り入れた「フラッグシップモデル」として扱われており、12角形軸なので転がりにくいなど中学生でも使いやすい1本です。
ただし、耐久度が弱いと言う意見も見られます。値段もシャーペンとしては比較的高額なため、中学生の普段使いには別のシャーペンの方が適しているという意見もあります。
実際の利用者の口コミは?
普通のシャーペンではありきたりな、芯が減って紙がパイプでかすれるということを全く気にせず使えています。オレンズネロは普通のシャーペンが持っている「芯が折れる」、「ノックする必要がある」という弱点を完璧に解決した、革命的な一品だと思います。 amazon カスタマーレビューより
オレンズシリーズのヒット要因となった「芯の折れなさ」を評価する声は、やはりこの商品でも多いと言えるでしょう。さらに芯を出すのにノックする必要もないので、その点を評価する声も非常に多いです。
一方、口金部分の耐久性に難があるという指摘があり、これが短期間で芯が詰まったり折れたりする原因と考える人もいます。
メーカー側も口金部分のみの交換に応じているようですが、その際の対応についても懐疑的な意見が見られるのが、気になるところでしょう。
コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeM ラバーグリップ 0.7mm
おすすめな人:太めの筆跡を好む人や重めのボディを好む人
特徴:よく利用されるシャーペンよりも太い芯を使用するので、鉛筆に近い書き心地なのが特徴です。ラバーグリップを採用したMタイプは、グリップ先端が握りやすい六角形、後ろ側がゆったり持ちやすい円形の形状をしているので、手にフィットしやすい構造と言えるでしょう。
ただし太字で書くことを前提としているので、複雑な漢字を書き込む国語や社会の学習には適していません。逆に、マークシート式の試験や作図が必要な数学の学習シーンなどで、強みを発揮するでしょう。
実際の利用者の口コミは?
マークシート用に購入。今までステッドラーの蜂みたいなカラーリングの商品を使っていましたが、こちらの見た目に惹かれて購入。適度な重さで書きやすく、ビジネスでも使えるデザインでとても満足しています。 amazon カスタマーレビューより
多少重さはありますが、私自身結構本体を強く?掴んでしまう方なので丈夫そうで良いと思います。 amazon カスタマーレビューより
太軸シャーペンに着目した人の中では、その重さや重心について好意的に受け止めているレビューが目立ちました。また、通常の0.5ミリのシャーペンユーザーにも、「マークシートで使える」など好評です。
一方、「ボディが金属製で滑りやすいのに、その欠点をカバーしていない」という不満の声も見られました。また、芯が1センチほど残る仕様であり、この点に難色を示す人もいます。
総論として、太いシャーペンを求めていた人には高評価を得ていると言えるでしょう。
クルトガ アドバンス シャープペン 0.5mm
おすすめな人:従来のクルトガの良さを認めつつ、「芯が折れやすい」「ペン先がダメになりやすい」不満があった人
特徴:クルトガは「クルトガエンジン」を搭載して芯を回転させることで、芯が斜めに偏る「偏減り」を防止していましたが、この性能を2倍に強化した「Wスピードエンジン」が搭載されました。
またクルトガ愛用者の中には、「ペン先が痛みやすい」「芯が折れやすい」という不満を持つ人もいました。アドバンスではこれらの欠点を解消するために、「ペン先収納」や「芯折れ防止機構」を搭載している点が、従来品とは大きく異なります。
実際の利用者の口コミは?
今までの不満点が刷新された、クルトガの完成形だと言える。さらさらと流れるように書き続けられる、素晴らしい文房具である。 amazon カスタマーレビューより
芯を出さずに筆記できるため集中した筆記ができるようになりました。しかし非常に描きやすい商品である一方で、回転速度が2倍になったことでペン先のブレが気になるようになり星−1です。 amazon カスタマーレビューより
従来のクルトガを利用しつつ不満を持っていた人からは、ある程度「従来の欠点が改良された」という評価をされていると言えるでしょう。またペン先の収納など従来品にはなかった機能についても、好意的な意見が多いです。
ただし、従来の「ペン先が沈む」「ぐらつく感覚」に不満のあった人からは、期待はずれとの声も聞かれます。
構造的な問題として一定の理解を示しつつも、完成形を望む声も多いと言えるでしょう。
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ 0.5
おすすめな人:シャープな書き味をずっと継続させて学習したい人
特徴: 紹介したように、独自の「クルトガエンジン」で芯を回転させ、芯を均一に摩耗させることで先の細さを保つのが最大の特徴です。さらに、外側が柔らかく中心部が硬い「クルトガ替芯」を組み合わせることで、よりクルトガの利点を引き出すことができるでしょう。
ただし、クルトガで文字を書く際に「沈む」感覚が気になる人もいるようです。上位モデルである「アドバンス」シリーズでも指摘されているので、従来のシャープペンの感覚に慣れていると、好みが分かれるでしょう。
また、一画ごとにエンジンが回転するシステムなので、書き流すくせがあるとうまく回転せず、普通のシャーペンと同じような使い心地になることもあります。
実際の利用者の口コミは?
細かい字で小さな欄に数字をたくさん当てはめる際とても安定して字を書くことができるのです。 amazon カスタマーレビューより
流し書きではなく、一字一字丁寧に書かないと、回転せず芯がつぶれる場合があります。 amazon カスタマーレビューより
クルトガの機能性と手頃な価格に着目した人から、非常に多くの指示を集めています。
一方否定的なレビューの理由として目立つのは、「芯が回る時にペン先がぐらつく」という意見です。これが芯が折れる原因と考えるユーザーも多いのですが、総論としては、メーカーの説明にやや不満を持ちつつも利用している人が多い商品と言えるでしょう。
ぺんてる グラフギア1000
おすすめな人:製図用のシャーペンの使い心地が好きな人
特徴:製図用のシャーペンとしてプロ仕様の仕上げが施されており、グリップ部分の金属に細かな刻みを入れる「ローレット加工」にラバーグリップを合わせることで、「滑りにくさ」と「疲れにくさ」を実現させています。また、先端の収納がワンタッチでできるので、持ち運びにも便利な1本と言えるでしょう。
細身なので筆記時に線や文字を確認しやすく、4mmガイドパイプを採用しているので定規を当ててもスムーズに製図ができます。芯径も0.3~0.9まで幅広いラインナップが揃っており、好みや用途に応じて使い分けをするのもおすすめです。
実際の利用者の口コミは?
普段、胸ポケットのペン刺しに入れています。ペン先が収納でき、クリップが大きく開くので、胸ポケットに入れやすくてとても気に入っています。amazon カスタマーレビューより
ペン先は全くブレず、非常に細いので見やすい。定規や三角スケールにも相性が良く、グリップも全面ゴムではないため回しながら線を引きやすいです。amazon カスタマーレビューより
挙動の良さや重さについて、高評価が目立ちました。元々製図用シャーペンにこだわりを持っていた人からのレビューが多く、図面を書くときの書きやすさや安定性について好意的な意見が多いです。
ただし、否定的なレビューの中には重さについての不満の他に、「力みすぎて先端が折れてしまった」「替芯が出てこない」など、使いにくさを訴える意見も見られるので、力いっぱい書きなぐりたい人には不向きと言えるでしょう。
トンボ鉛筆 シャープペン MONO モノグラフ ラバーグリップ付
おすすめな人:シャーペン付属の消しゴムをよく利用していて、ラバーグリップタイプのシャーペンを好む人
特徴:他のシャーペンとの大きな違いは、シャーペン付属の消しゴムは長さがあり、繰り出し式で長く使える点でしょう。使い切っても別売りのリフィルがあり、品質は消しゴムのロングセラーである「MONO」とほぼ変わりがありません。
「モノグラフ」と同系列の商品ですが、ラバーグリップがついているので、こちらのほうが滑りにくいでしょう。
また、シャーペン本体も振って芯を出す「フレノック」、ペンケース内での誤ノックなどを防ぐ「クリップノック」などのマルチ機能が備えられています。使い慣れないうちは、「この機能を活用するにはどこをノックすればいいんだっけ?」と混乱することもあるようですが、使いこなせると非常に便利な1本です。
実際の利用者の口コミは?
書きながら消しゴムをよく使うのでこの回して少しずつ出せる消しゴムが使いやすく結構長持ちしキレイに消える。 amazon カスタマーレビューより
いつも、シャーペンの頭についてる消しゴムを使いやすいと思っていましたが、すぐ無くなるし詰め替えあったら良いのに…と言う私の野望が、一気に解決! amazon カスタマーレビューより
従来の商品にラバーグリップを装備した点や芯を入れる構造について、改良を施した点を評価する意見が見られました。
また、消しゴムとシャーペンいずれについても替芯機能が搭載されているので、オールインワンとしての価値を評価する人も多いです。
ただし、替芯の補充が4本以内とやや少なめの仕様なので、そうした点が気になる人もいるようです。さらに、フレフレ機能については別の商品を推奨する声もありました。
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレット 0.5 ガンメタリック
おすすめな人:クルトガを利用してみたいが、よりスタイリッシュなデザインを追求したい人
特徴:スタンダードモデルと比較した場合に、金属製のボディであるため高級感を感じさせるデザインです。販売元でも「ハイグレードタイプ」に位置づけられており、ボディ自体もやや細身です。
名称にもあるように「ローレット加工」が施されているので、クルトガの軽さを活かしながら滑りにくい工夫がされているのが特徴と言えるでしょう。また、クルトガエンジンを備えている点は他のクルトガと同様ですが、ギアを外観からは見えないように設計してあるため、他の人とは一味違うモデルを使ってみたい人にもおすすめです。
実際の利用者の口コミは?
軽すぎない適度な重量とバランス、グリップの良さ、ゴツ過ぎないデザイン、大好きです。amazon カスタマーレビューより
グリップ部のザラザラ面にどうしても汚れがたまりやすいのと、中指が痛くなるのが不満ですが、それでもこれが一番好きです。amazon カスタマーレビューより
クルトガ全般に言えることですが、筆圧が強い方は合わないかも。amazon カスタマーレビューより
通常のクルトガと異なり金属製のボディなので、その点を評価する人が多いと言えるでしょう。スタンダードタイプのプラスチックの感触が苦手な人にも好評です。
否定的なレビューについては、パイプスライド機能がないなど他のクルトガシリーズとの違いを気にする意見も見られました。
ロットリング シャープペンシル 800シリーズ 0.5mmシャープ
おすすめな人:高級感のあるシャーペンを利用してみたい人
特徴:ドイツの老舗メーカーが販売しており、世界的にも製図用に適したシャーペンとして知名度のある製品です。ペン先口金が細く4mmパイプを採用しているので、数学の作図の際などにも視野が確保しやすいでしょう。また、高級感のあるデザインなので、贈答用としても利用されています。
ただし、フルメタルボディのためか「重たさ」を感じて、長時間の使用には適さないという人も多いです。ノック部の回転により口金とペン先を収納できる「リトラクタブル」式を採用していますが、ぐらつきを気にする人も多いので、長時間学習にはやや不向きと言えるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
リトラクタブル式の芯のガタつきですが、軸を回しながら書いてみると一定の回転位置になるとガタつきが僅かながら出ます。あと紙面と軸の角度でも若干でます。 amazon カスタマーレビューより
本体は結構重ためで、安定してしっかりとした書き心地です。しかし、長時間筆記には向かないと思います。 amazon カスタマーレビューより
重さを重視するユーザーに概ね好評であり、重量感があるので安定しやすさを感じる人も多いと言えるでしょう。ただし、重いので長時間使っている際に疲れを感じる人も多く、否定派からはその点を欠点として指摘されています。
また、装備する芯の硬度によって使い心地が変わるという意見も見られました。
プラルトアニメストア 鬼滅の刃 シャープペン
おすすめな人:鬼滅の刃のキャラクターを見て、モチベーションアップにつなげたい人
特徴:樹脂製のシャーペンで、特に書くことよりもデザイン重視の商品です。勉強中に「鬼滅の刃」のキャラクターに励まされたい人であれば、1本所持していても良い商品でしょう。
ただし、シャーペンとしての機能には疑問を呈する人が多く見られます。また、「2本で1セット」のように見えるにも関わらず実際には1本だったり、「届いてみたら実価格より高額な値段で購入した」という意見が散見されます。
これらの意見を踏まえるなら、購入する際はネットよりも店舗で確認した上での購入がおすすめです。
実際の利用者の口コミは?
子供が欲しくて買ってあげましたが、ただ、デザインや人気で考えるなら良いですが、大変書きにくい商品でした。amazon カスタマーレビューより
送られてきたものに¥500と書かれていてガックリきました。amazon カスタマーレビューより
品質があまり良くないです。使う2日目は芯が詰まりました。自分で修理して正常に使いましたが、二日後、再び使えなくなりました。amazon カスタマーレビューより
流行の要素を取り入れた商品ですが、好意的なレビューはその点の評価のみにとどまっています。
好意的な意見より、機能が不十分な点や、Amazonでの広告と実際に手元に届いた際の値段の違いに苦言を呈する意見が、かなり多く見受けられました。
LAMY(ラミー) サファリ ペンシル
おすすめな人:軽めが好みで、握っていても負担がかからないシャーペンを探している人
特徴:ドイツの大手の文具メーカーが制作しているシャーペンであり、ヨーロッパでは若者の2人に1人が使用していると言われています。グリップ部分が三角形状になっていて安定しやすい形状なので、握りやすいのも人気の秘密でしょう。
またABS樹脂製で非常に軽いため、胸ポケットなどに入れていても負担がかかりにくく、大型のワイヤークリップもデニム生地などを挟める強度を誇ります。サファリシリーズはカラーバリエーションもポップな色合いが多いので、友人同士でもプレゼントとして人気があると言われている商品です。
実際の利用者の口コミは?
少ない力で確実にトラクションをかけられるので、硬い芯が使い易く感じます。私は普段2Bを使っているのですが、Bでも負担にならない感じです。 amazon カスタマーレビューより
グリップは三角形でしっかりした持ち方もできます。友達への誕生日プレゼントなどにもいいと思います! amazon カスタマーレビューより
好意的なレビューでは、形状が三角形と特殊な形状に魅力を感じて購入したという意見や、軽さを評価する意見が多いです。また、ヨーロッパの文具ブランドに詳しい人からも好評だと言えるでしょう。
ただし、それほど海外の文具ブラントの知識がない人や、日本製品との特色の違いについて理解できない人からは、不評です。
また、芯の太さが要望と合っていない商品が届いたとのレビューも散見されるので、その点も要注意だと言えるでしょう。
ぺんてる GRAPH1000 LIMITED EDITION
おすすめな人:「限定品」にこだわりのある人
特徴:誰でも使いやすいグラフ1000(フォープロ)の限定バージョンとして海外や時期限定で販売されているのが、「GRAPH1000 LIMITED EDITION」です。
通常のグラフ1000シリーズはABS樹脂製の軽いボディを活かしつつ低重心の設計です。これにグリップ部分やクリップ部分に真鍮部分のパーツを取り付けた限定商品が、「GRAPH1000 LIMITED EDITION」と言っていいでしょう。
レビューにはこのデザインの美しさを評価した声も多く見られ、海外で販売された際にも高い評価を得ています。
実際の利用者の口コミは?
思ったより描きやすいし、軽いので疲れない。amazon カスタマーレビューより
かなり軸が細いですが、意外と持ちやすいです。手が大きい人は少し持ちづらさを感じるかもしれません。デザイン性も高いので機能性とデザイン性の両立ができている素晴らしい商品だと思います。amazon カスタマーレビューより
限定品という点やデザインの美しさに魅力を感じて購入したという意見が目立ちます。ロフト限定などの国内向けの限定品においても、特に否定的なレビューは見られません。
通常バージョンの商品においても高い評価を得ていますから、機能性よりもプラスアルファの価値を求める人に好まれていると言えるでしょう。
トンボ鉛筆 シャープペンシル モノグラフ ネオンホワイト
おすすめな人:消しゴムを別途用意するのが、煩わしい人
特徴:「モノグラフ ラバーグリップ付」と同様に、繰り出し式の消しゴムや、「フレノック」「クリップノック」などの機能が備わっています。
ただし、ラバーグリップがついておらず、樹脂製なのでやや滑りやすく感じる人もいます。反面、5種類あるうちの「モノグラフ」シリーズの中では、カラーバリエーションが一番多いので、色違いを楽しみたい人などにはこちらがおすすめでしょう。
おなじみの青・白・黒の3色の消しゴムのパッケージを彷彿とさせるデザインから、パステル系やネオン系など全26種類の豊富なカラーバリエーションは、このシリーズならではと言えます。
実際の利用者の口コミは?
消しゴムを別に持たずに、ペンをひっくり返せば消せるオールインワンな所があまりに便利で、しかも低価格。シャープペンと消しゴムを同じぐらいの比率で力を入れた、こういった商品を他メーカーさんもどんどん開発して欲しいところです。amazon カスタマーレビューより
好意的なレビューが多く、特にカラーに魅力を感じて購入している人が多いと言えるでしょう。また、海外のユーザーからもデザインや機能性について高く評価されています。
反面、ボディが滑りやすいだけでなくロック機能についても短期間で機能しなくなるという指摘もありました。
プリコ kaweco スペシャルペンシル
おすすめな人:日本では見られない特殊な形状のシャープペンに興味がある人
特徴:八角形の細身ボディをしており、1930年代の事務用ペンをイメージしたデザインです。八角形という形状は国産メーカーでは見かけないため、一時期ユーチューブでも絶賛されていました。
ただし、人によってかなり「合う」「合わない」の意見が分かれる形状なので、購入するのは一度手にしてみてからでも良いでしょう。ラバーグリップ部分がないので滑りやすく、手に負担がかかる可能性もあります。
値段も決して安くはないですから、中学生が普段使いをするにはやや難がある商品と言えるでしょう。
実際の利用者の口コミは?
デザインはシャーペンのなかでもトップクラスのカッコ良さだと思います。また素材もきちんと金属が使われていて高級感はたしかにあります。しかしこの8角形という半端な形と真ん中らへんにある重心、そしてその重心に対して重さが比較的重いため書いていてとても疲れました。amazon カスタマーレビューより
機能そのものについては、「ガタつきがないしっかりしたシャープペンシル」という好意的な声もありますが、形状については評価が二分されます。
また、否定的な意見の中には「値段ほどの価値を感じられない」という意見が散見されました。海外の商品のため、国内品でもっと高性能の商品もあるという指摘もされており、YouTube上の評判とのギャップを感じる人もいる商品と言えます。
勉強に最適なシャーペンのおすすめ比較表
それでは、改めて勉強に最適なシャーペンのおすすめを、価格や特徴と共に確認してみましょう。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
Uni Alpha-Gel クルトガシャープペンシル 0.5mm | ¥630 | 中学生に人気のクルトガに長時間の使用に耐えるゲルグリップをプラス |
ぺんてる スマッシュ | ¥508 | 先金とグリップが一体になって先端のガタツキから開放される |
ペンテル エルゴノミクス・0.5・シャープ | ¥1,980 | 第4の支点となる「ウィンググリップ」を搭載 |
ゼブラ シャープペン ニュースパイラルCC | ¥660 | 本体上部に「スパイラル」を入れて疲れやすさを軽減させる |
パイロット シャープペン ドクターグリップ CL プレイボーダー 0.5mm | ¥594 | 柔らかなグリップと自分だけのシャーペンを作る楽しさを取り入れている |
パイロット コーポレーション S5(エスファイブ) | ¥663 | 長いラバーグリップが印象的 |
ゼブラ シャープペン デルガード 0.5 | ¥562 | 様々な圧力に強いシャーペン |
三菱鉛筆 シャープペン ユニアルファゲル スリム 0.5 | ¥594 | 細身でありながら、適度な重心とゲルグリップがあるため長時間学習向き |
ぺんてる オレンズネロ | ¥1,927 | ぺんてるのフラッグシップモデルに位置づけられており、自動芯出し機構も搭載 |
コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeM ラバーグリップ 0.7mm | ¥492 | 鉛筆に近い書き心地なので、マークシート式などに最適 |
クルトガ アドバンス シャープペン 0.5mm | ¥400 | 従来のクルトガの良さを残しつつ、性能をアップさせた一品 |
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ 0.5 | ¥329 | 中学生にも人気があるが、書き方次第でうまく機能が活用されないこともある |
ぺんてる グラフギア1000 | ¥561 | 製図用のシャーペンでありながら、一部ラバーグリップも取り入れてフィット感をアップさせている |
トンボ鉛筆 シャープペン MONO モノグラフ ラバーグリップ付 | ¥495 | 消しゴムが繰り出し式で長く使えるだけでなく各種ノック機能を搭載した使いやすい商品 |
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレット 0.5 ガンメタリック | ¥1,100 | 機能はクルトガの良さを保ちつつ、ハイグレードタイプとしてスタイリッシュなデザインに仕上がっている |
ロットリング シャープペンシル 800シリーズ 0.5mmシャープ | ¥9,340 | 世界的に広く知られている製図用のシャーペン |
プラルトアニメストア 鬼滅の刃 シャープペン | ¥850 | 流行している鬼滅の刃のキャラクターを全面的にあしらったデザイン |
LAMY(ラミー) サファリ ペンシル | ¥1,880 | グリップ部分の三角形が特徴的であり、軽いシャーペンを好む人におすすめ |
ぺんてる GRAPH1000 LIMITED EDITION | ¥2,200 | 通常の1000(フォープロ)より高級感を感じさせるデザイン |
トンボ鉛筆 シャープペンシル モノグラフ ネオンホワイト | ¥385 | 多機能でありながら、カラーバリエーションが多く価格も手頃 |
プリコ kaweco スペシャルペンシル | ¥5,500 | 八角形のボディが印象的だが、合う人と合わない人が別れる |
中学生の場合、普段の授業中だけでなく塾や自宅での学習時間も長時間シャーペンを使用しますから、芯のシャープさが保ちやすい「クルトガ」シリーズが人気であると言えます。
また、「ゲルグリップ」や「芯が折れにくい」など、使用時のストレスを少なくする機能も注目するべき点であり、新たに選ぶ指標にしても良いでしょう
疲れないシャーペンの正しい持ち方は?
ここまで、長時間使用していても疲れにくいシャーペンを中心に紹介してきました。ですが、疲れる原因は「シャーペンの持ち方」にあることも多いのです。
シャーペンの正しい持ち方を、ここで改めて振り返ってみましょう。
受験生はお気に入りのシャーペンを見つけよう
受験生になると、必然的に机に向かう時間は長くなります。当然シャーペンに触れている時間も増えますから、その際に自分の手にフィットして書きやすいシャーペンで勉強すれば、学習効率も上がるのは想像できますね。
シャーペンの芯折れなど筆記時のストレスが集中力を欠く原因になるのは、ゼブラ株式会社の実験でも証明されています。
<参考>ゼブラ株式会社|シャープペンの芯折れによる集中力への影響
逆に言えば、自分の指や体に合ったシャーペンを選ぶと集中力がアップして学習に専念しやすくなるので、結果的に学力アップにもつながるということです。ぜひ、お気に入りのシャーペンを見つけて合格を勝ち取ってください。
正しくない持ち方とその影響は?
それでは、誤った持ち方はどのような種類があるでしょうか。次は、ペンの間違った持ち方の例と影響について解説します。
垂直持ち
ペンと机が垂直になるような持ち方を指します。肩に力が入りやすくなるので疲労が2倍になるとも言われており、さらに体全体に無駄な力が入るため姿勢が歪んだ状態で書く人もいます。
そのため、癖字になる傾向が強いと言われており、入試では採点で不利になるケースも考えられます。また、ペン先に力がかかるためペン先が傷みやすくなるデメリットもあるので、この癖がある人は早めに矯正したほうが良いでしょう。
親指くるみ持ち
親指が人差し指に掛かるように持つ持ち方で、人差し指と中指でバランスを取っています。一見きれいな持ち方に見えますが、正しい持ち方に比べてやや不安定になるので、これも癖字になりやすいと言われています。
ただし比較的矯正しやすいとも言われているので、自覚のある人は意識的に親指の位置をずらすなどして修正しましょう。
中指外掛け持ち
正しい持ち方では中指はシャーペンを支える役割をしますが、中指を人差し指の外側に賭ける持ち方が、中指外掛け持ちです。
中指が不自然な形で人差し指やシャーペンを抑え込むので、人差し指にも負担がかかりやすく、見た目も悪くなります。本人はバランスが取れているつもりでも、実際には余分な圧力が掛かるので、これも癖字や乱字を招くと言われています。
シャーペンの正しい持ち方(卵持ち)
シャーペンや鉛筆などのペン類の正しい持ち方は、「卵持ち」と言われることが多いです。ここで、改めて正しいペンの持ち方を確認してみましょう。
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親指・人差し指・中指の3本で三角形を作る。その三角形の中にシャーペンを通す。
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ペンの先端から3cmくらいの位置を親指と人差指でつまむようにし、中指は下からシャーペンを支えるようにそっと添える。
ペン類で練習しても感覚がつかみにくい人は、ピンポン玉をふんわりと握るようにすると、正しい握り方がつかみやすくなります。
シャーペンの持ち方と学力は相関関係にある?
かつて太田あや氏の『東大合格性のノートはどうして美しいのか』という著書の中で、東大生の8割が正しい鉛筆の持ち方をマスターしていることが紹介され、話題になりました。
どうやら、学力と正しい鉛筆の持ち方については相関関係があると推測できそうですね。詳しく見ていきましょう。
シャーペンを正しく持つことで学習効果UP?
東大生の8割が正しい鉛筆の持ち方を実践していたということは、どのような学習効果があったのでしょうか。学力との関係で考えられるのは、次のような効果です。
手が疲れにくい
正しい持ち方をしていると余分な力を入れずに文字を書けるので、疲れにくくなります。それだけでなく、適度な筆圧で素早く筆を進めることができるので正しい姿勢をキープし続け、集中力も維持しやすいと言えるでしょう。
文字が整っているので、自学の場合も読み取りやすい
誤った持ち方は癖字になりやすいことは、既に述べました。癖字があると、自分で書いた字であっても、見直しなどでも時間がかかったり、読み方を間違えたりしやすいものです。
また、正しい持ち方をしていると多少筆記スピードを上げても文字が乱れにくいので、大量の文字を書いても読みやすさが維持されやすいと言えます。
こうした効果は、テストなどでも点数アップにつながるでしょう。
文字をきれいに書ける
シャーペンを正しく持つと、文字を美しく書けるようになります。日本語の文字を正しく書く上で大切なとめ・はね、はらいなども自然な筆記の流れで書けるようになりますから、漢字の書き取り問題で重要な要素を丁寧に押さえることができます。
また、入試では「字がきれいな方が、評価が高くなる」という意見もあります。きれいな字は一朝一夕で身につくものではありませんから、正しい持ち方を身に付けて、日頃より美しい文字を素早く書けるようにしておきたいものです。
勉強のモチベーションアップにも繋がる
ノートも自ずと洗練された仕上がりになります。見た目も美しいノートは勉強の効率も上がり、ノートに書く作業自体が楽しくなってきますから、それが成績アップにつながるのは太田あや氏の著書などでもたびたび紹介されています。
中学生でも、成績の良い生徒は文字のバランスが取れていて読みやすい傾向があります。良い筆記用具を利用することで無駄な力みがなくなり、学習時の姿勢も良くなって疲れにくくなるのは既に述べた通りです。
多感な時期にはお気に入りのステーショナリーを使うだけで「やる気」も大いに刺激されます。現在のシャーペンに不満を感じていたら、現在のシャーペンが自分に合っているか見直してみましょう。
「勉強に最適なシャーペンの選び方」についてまとめ
「勉強に最適なシャーペンの選び方」についてまとめ
- 学習に適したシャーペンを選ぶことで疲れにくく長時間の学習にも集中しやすくなる
- 適切なシャーペンを使用すると美しい文字を書くことにもつながる
- 文字の美しさと学力は関連性がある
「たかがシャーペン」と思われるかもしれませんが、中学生にとっては学習に欠かせない道具の一つです。大人でも仕事に臨む際には、できる限り良い道具を選ぼうとしますよね。子供にとってもそれは同じことなのです。
この記事を読んだら、できる限り自分が納得できる1本を選んで、学力の向上やモチベーションアップに役立ててください!