【無料】小学生向けの算数パズルおすすめ3選!パズルに挑戦するメリットや効果も解説

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「算数のパズルが小学生の子供の発達に役立つと聞いたけど、どこで手に入るのかな?」

「まずは算数パズルを手軽に試してみたいけど、良いサイトはないかな?」

このように小学生の子供のために算数パズルを探している人はいませんか?

この記事では算数パズルの入手方法だけでなく、算数パズルをするメリットも分かりやすく紹介します。

算数のパズルを利用すれば、遊んでいる感覚で思考力を鍛えたり、計算力が身についたりします。ぜひ算数パズルを活用してみましょう!

小学生向けおすすめ算数パズルについてざっくり説明すると

  • 小学生の算数パズルの問題は多種多様で、幅広い
  • 算数パズルをすれば思考力や計算力などを鍛えることができる
  • ネット上には無料で算数パズルのプリントやプログラミングのゲームができるものもある

小学生が楽しめる算数パズルとは

スマイルマークを指さす手

「小学生の子供に算数を好きになってほしい」と願う親は少なくないでしょう。しかしドリルなどを与えても進んで勉強する子供は少ないですよね。

「勉強している感覚を与えずに、遊び感覚で算数をやらせる方法はないものか」などと考えて、算数パズルに興味を持つ方も多いです。

算数パズルにはどんなものがある?

一言で算数パズルと言っても、その種類は実に様々です。学校で勉強することの応用のような図形問題や、確率問題もあれば、状況を整理しながら解答を導き出す推理算と呼ばれるものもあります。

また脳を若返らせる効果が期待できることで大人の間でも流行っている脳トレのような問題もあって、子供と一緒に大人も楽しめるものもあります。

小学生向けの算数パズルなら、学年ごとに分かれていたり、小学校の学習内容に対応したものもあるため、子供の年齢や学びたい内容によって問題を選べるようになっているものも多いです。

子供の好みや学びたい内容などで問題を選ぶのもおすすめです。

プログラミング系のパズルも人気

小学校では2020年からプログラミングの授業が必修化されました。

プログラミングの必修化は、プログラミング的思考や論理的思考力を鍛えることを目的としています。言い換えれば、物事を順序立てて考える能力が求められているためと言えます。

これらの能力は算数パズルでも身につきますが、基礎的なプログラミングソフトでも養えます。子供はゲームのように遊んでいる感覚で、算数の知識を学んだり考え方を身につけたりできるため、とてもおすすめです。

プログラミング系の算数パズルを活用すると、算数とプログラミングの両方を同時に学べるというメリットもあります。

ゲームなので友達とも楽しめる!

算数パズルはプリントなどを使って、友達とどちらが早く解けるかを競い合って楽しむこともできます。さらに難しい問題に出会ったときに、友達と解説し合ったり解釈を話し合ったりすれば、新しい見方や考え方の発見になることもあります。

パズルでも算数でも、広い視野で見て様々な解き方や考え方を身につけるのは非常に役立つため、自分以外の意見を聞くことは大切です。

また友達に問題を解説することで、自分の中の考えを整理したり新たな気づきがあったりすることもあるため、小学生の脳の発達につながります。

友達とよりよいコミュニケーションを築くのにもおすすめです。

算数パズルをするメリットは?

ジャンプする子供

上記でも少し触れていますが、ここからは算数パズルをするメリットについて詳しく解説していきます。

思考力を鍛えることができる

算数パズルの中でも特にパズル系の問題は解き方が一つではない問題が多いため、1つの問題に対して様々なアプローチを測ることができます。

似たような問題だと思っても、問題数をこなしたり少しレベルの高い問題を解いたりすることで、いくつかの解き方が存在することに気づくでしょう。

こうしたことを重ねていく内に、新しい問題に出会ったときに「どの解き方を使おうかな」と考えるようになります。

解くのに苦戦する難問でも、基礎的な解法を組み合わせて答えを導き出すのが一般的です。いかに自分のストックから解法を引き出せるかが重要になります。

計算力や多角的なモノの見方も身に付く

算数パズルのような問題は学校のテストに出てくるわけではないため、受験などをしない限り具体的に必要となる場面はほとんどありません。大学受験ですら本当にレベルの高い難問が出題されることは少ないです。

しかし算数パズルを解くことで、思考力や根性、計算スピードの向上が期待できます。 これらは算数の問題を解くために必要な能力であるため、養うことができれば非常に大きなプラスになります。

中学受験で有利になることも

算数パズルは受験を考えているならより役立つ可能性があります。特に毎年変わった問題を出題する傾向がある学校を受験する場合、パズルを使って遊ぶことで変わった考え方が学べるため、一つの対策になります。

入試頻出の比や図形などの問題は学校などでも学ぶ機会もあるでしょう。しかし学校で習う以外の変わった問題が解けるようになるためには、どんな能力や経験を経れば良いのか考える必要があります。

自分で対策方法を考えれば、逆算的にやるべきことを見つけるヒントになるかもしれません。

算数パズルのおすすめ3選!

並んだハート

魔方陣

魔方陣は、おそらく子どもが最初に触れる算数パズルの一つです。

nマス×nマスの正方形があり、それぞれのマスには数字が入るのですが、以下の画像のようにいくつかのマスは空欄となっています。

魔方陣

この空欄全てに数字を埋めれば良いのですが、

  • 縦・横・斜め(対角線)それぞれの線上に同じ数字を入れてはならない
  • それぞれの列の数字の和が全て同じになるようにする

というルールがあります。

なお、魔方陣は最も初歩的な算数パズルですが、難問は本当に難しいので、子どもに出題してみるときは難易度に注意するようにしましょう。

ナンプレ(ナンバープレース)

ナンプレは最も有名な算数パズルの一つであり、海外でも「sudoku」として親しまれています。

ルールは魔方陣と似ていますが、少しだけ複雑になっています。

nマス×nマスの数字が入れられた正方形が用意されており、以下の画像のようにいくつか空欄が用意されています。

ナンプレ

こちらの空欄全てに数字を埋めることができればクリアなのですが、以下の規則に従わなければなりません。

  • 入る数字は1から9までのいずれか1つ。
  • それぞれの行・列および、太線で囲われた3マス×3マスのブロックには同じ数字を入れてはいけない。

というものです。

例えば、上の画像では赤で囲われたところに「5」が入ることがわかりますよね。

ぜひ皆さんも試してみてください。

図形問題

算数のパズル的思考が求めれる問題は、魔方陣やナンプレといった数字ベースのものだけでなく、図形を使ったものも存在します。

例えば、次のような問題が有名です。

三角形の数

上の図形に正三角形はいくつ含まれているでしょうか

この問題を考えるためには、三角形を大きさ毎に区別する必要があります。

仮に最も小さな正三角形のいっぺんの長さが1cmとすると、正三角形は1辺の長さが1cm、2cm、3cm、4cm、5cmの5種類存在することがわかります

また、正三角形の向き(上向きか下向きか)も整理して考えると良いでしょう。

ちなみにこの問題の答えは次のようになります。

上下 1辺の長さ 個数
1cm 15個
2cm 10個
3cm 6個
4cm 3個
5cm 1個
1cm 10個
2cm 3個

よって合計48個

算数パズルの入手先は?

勉強する少女たち

算数パズルの本やサイトはたくさんあるため、簡単に問題を手に入れることができます。

パズル本を使う!

パズル本は数多く出版されていますが、ここでは特におすすめの2冊を紹介します。

大人に役立つ!頭のいい小学生が解いているパズル

大人に役立つ!頭のいい小学生が解いているパズル (扶桑社文庫)
814円
大人に役立つ!頭のいい小学生が解いているパズル (扶桑社文庫)
814円

カリスマ家庭教師であり、ベストセラーの「男の子を伸ばす母親は、ここが違う!」の著者でもある松永暢史氏とパズルの第一人者でパズル博士の星野孝博氏による本です。

頭の働きを分類して解説しているため、初めのうちは解けなくても練習を重ねることで少しずつ算数ができる頭に近づけます。

強育パズル 空間把握力と着眼力が伸びる! ビルディングパズル 【小学校全学年用 算数】 (考える力を育てる)

強育パズル 空間把握力と着眼力が伸びる! ビルディングパズル 【小学校全学年用 算数】 (考える力を育てる)
1100円
強育パズル 空間把握力と着眼力が伸びる! ビルディングパズル 【小学校全学年用 算数】 (考える力を育てる)
1100円

最終在籍生徒の80%以上が首都圏の最難関校に進学するという実績を持つ「宮本算数教室」で使われている「強育パズル」を大公開している本です。

シリーズで出版されているため、難易度や伸ばしたい力によって本を選べます。本書では特に空間把握力と着眼力を伸ばすことに重きを置いているため、立方図形の問題を解くときに必要な力が身につきます。

ネット上のプリントも豊富

算数パズルの問題は、検索すればインターネットなどのオンラインで無料で手に入れることもできます。

以下のサイトは面白い問題や、一見簡単そうだけどつまずきやすい問題が載っていて特におすすめです。チェックしてみてくださいね。

算数数学が苦手な子専門のプロ家庭教師みかん先生

東京23区を中心に活動している家庭教師の方のサイトです。「たし算ボックス」や「点をつなぐ」など様々な種類のパズルがレベルごとに用意されているため、挑戦しやすいです。

そのパズルを解くことで主に身につく力や対象となる年齢も記載されているため、問題を選びやすいのもポイントです。

パズル算数クイズ

中学校の入試で出題された問題が多く載っています。問題とその答えだけでなく丁寧な解説がついているため、解けなかったとしても解説を読むことで理解を深めて先に進むことができます。

中学受験でどのような問題が出題されるのか覗いてみたい人にもおすすめです。

プログラミングソフトでパズルできる!

プログラミングのゲームができる無料サイトもインターネット上にたくさんありますが、サイトによって学び方や学べる内容が異なります。

ここでは子供向けで遊びながらプログラミング的思考や、算数の考え方が学べる無料サイトの中から特におすすめのサイトを紹介します。

Google Blockly

パズルや迷路など短時間で取り組めるゲームが8種類用意されています。日本語化されていないゲームも含まれていますが、直感的に分かりやすいビジュアルになっているため取り組みやすいです。

簡単なものから、より難しい問題へと段階的に難易度を上げていけるため、レベルアップしやすいです。

Scratch

多くの学校で使われているプログラミングツールの一つで、利用事例も多いです。MITメディアが提供する体験型教材で、キーボードを使わずにマウスで学ぶため、プログラミング初心者やパソコンに不慣れな子も学びやすいです。

用意されている命令ブロックを組み合わせることで簡単にプログラムを作成でき、プログラミングに必要な論理的な思考力を学べます。

viscuit

独自の仕組みを用いることで直感的にプログラムが作れるようになっています。他のプログラミングサイトよりも直感的に操作できるため、文字が読めない年齢の子でも始められます。

「コンピューターに何をさせるか」を考える能力を鍛えることを目的に作られていて、アニメーションを動かしたり、ゲームを作ったりして遊ぶこともできます。

code.org

短時間で取り組めてゲーム感覚でできるコンテンツが用意されているため、体験的に取り組むのにもおすすめです。

アナと雪の女王やスター・ウォーズなど、子供にも人気があるキャラクターと学べるようになっているため、子供の興味を引きやすいのもポイントです。

パズルには通信教育もおすすめ!

最近では通信教育でも算数のパズルゲームで遊んだりできるものがあります。

中にはシンプルな算数パズルだけではなく、算数とプログラミングを組み合わせた算数パズルを取り扱うところもあり、学習の形はますます多様化しています。

子供に合わせて学習法を選ぶことで、より楽しく学ぶことができます。色々な選択肢から検討してみましょう。

小学生におすすめの通信教育についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

小学生向けおすすめ算数パズルについてまとめ

小学生向けおすすめ算数パズルについてまとめ

  • 算数パズルなら遊んでいる感覚で算数に必要な力を身につけられる
  • 中学受験やプログラミングの授業に生かせることもある
  • 算数パズルを取り入れた通信教育もおすすめ

算数パズルを活用すれば、楽しみながら算数に必要な思考力や計算力、さらにはプログラミングにも必要な論理的思考力を身につけられます。

紹介したサイトや本では物足りなくなったり、算数パズルを本格的に学びたいと思ったら通信教育も利用してみてくださいね。