進研ゼミの赤ペン先生の評判は?実際に使用したチャレンジの実態や添削指導体制も解説!
「進研ゼミの赤ペン先生ってどんな指導をしてくれるの?」
「ベネッセのサポート内容が詳しくわかれば受講を検討したい!」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
ベネッセが提供する進研ゼミ、いわゆる「チャレンジ」は、昔から赤ペン先生による指導が有名ですよね。でも、通信教育でどのくらい子供をサポートできるのか、気になる親御さんも多いと思います。
そこでこの記事では進研ゼミの赤ペン先生について、受講者の評判やサポートの内容、どのような人に向いているかなどを実際に赤ペン先生の添削指導を受けたことのある編集部が詳しく解説します。
読み終わった頃には進研ゼミがお子さんに合っているかどうか、しっかりわかるようになっているはずです!
進研ゼミの赤ペン先生についてざっくり説明すると
- 進研ゼミの赤ペン先生は、丁寧で人間味のある添削をしてくれると評判
- 小学講座は担任制なので赤ペン先生をより身近に感じることができる
- 家庭からの要望にも応えてくれるので安心
- 塾に比べるとかなり安い費用で学習することができる
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進研ゼミの赤ペン先生の特徴とポイント
進研ゼミといえば、テレビCMなどでも「赤ペン先生」による指導があることを積極的にアピールしていますよね。
「赤ペン先生」は、進研ゼミの添削サービスをしてくれる「添削官」の愛称です。赤ペン先生はどのような添削をしてくれるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
人間味のある採点指導
進研ゼミは、基本的に自宅で各自学習を進め、毎月末に添削課題を送付して採点や指導をするという形を取っています。
進研ゼミの「赤ペン先生」については、「人間味がある指導が嬉しい」という口コミが多く見られます。心がこもったフィードバックには昔から定評があります。
赤ペン先生は、子供の書いた答案にじっくり目を通した上で、採点をします。
どのような部分を間違えたか、次に間違えないようにするにはどうすれば良いかなど、子供の目線に立って優しいメッセージをつけてくれるので、モチベーションも上がりやすいでしょう。
ネットから提出も可能
進研ゼミでは、少し前までは全ての課題において、毎回封筒に切手を貼って岡山県にあるベネッセ本社(進研ゼミの運営母体)まで郵送しなければなりませんでした。
しかし最近はインターネットが普及したこともあり、特定の講座(4年生~6年生など)に限ってですが、答案の写真をネットで提出することもできるようになっています。
ネットで提出したほう郵送料がかかりませんし、約3日で返却されるなど短期間で採点してもらえます。早く答えを知りたい人にとっては便利でしょう。
担任制で子供を継続して見てくれる
進研ゼミの小学生コースでは「担任制」を導入しています。
一人の会員(子供)に対して一人の添削官が1年間ずっと担当してくれますので、学校と同じような感覚で勉強できます。子供にとっても親近感がわくでしょう。
赤ペン先生は、現在全国に1万人前後いると言われています。その多くは在宅で仕事をしているママさんです。
ママさんは子育て経験がありますので、どういう褒め方をすれば子供が喜ぶかある程度わかっています。それでいて適度な距離感がありますので、子供側としても必要以上に負担を感じることもないでしょう。
赤ペン先生自身にとっても子供が成長する過程がみられますから、やりがいがあります。お互いにポジティブな感覚で学習を進められますので、親御さんにとっても安心できますね。
中学からは教科ごとの受け持ちになる
進研ゼミの中学講座になると、担任制の内容が変わります。
全科目を一人の担当が指導するのではなく、教科ごとの専門の先生が学習指導を行ってくれるようになります。
ここでもそれぞれの教科に特化した先生が担当しますので、専門的で深い添削を受けることができるでしょう。
進研ゼミの通信講座の費用
いくら丁寧な添削が受けられたとしても、気になるのが費用面です。
進研ゼミの通信講座は、どういった価格設定になっているのでしょうか。
進研ゼミの小学生・中学生講座の費用は相場通り
進研ゼミでは、赤ペン先生の添削料金は年会費用に全て含まれています。
特に小学生の講座については、「入会金」「再入会金」「送料」が無料なので、総合的な料金を考えた場合はかなりリーズナブルだと言えるでしょう。
なお、タブレットを使ったコースも紙の添削コースと基本料金は同じです。以下に小学講座と中学講座の12ヶ月払いの場合の料金をまとめましたので、ご覧ください。
<小学講座の料金>
学年 | ひと月当たりの料金(税込) | 年間の支払い合計(税込) |
---|---|---|
1年生 | 2,980円 | 35,760円 |
2年生 | 3,180円 | 38,160円 |
3年生 | 3,740円 | 44,880円 |
4年生 | 4,430円 | 53,160円 |
5年生 | 5,320円 | 63.840円 |
6年生 | 5,730円 | 68,760円 |
<中学講座の料金>
学年 | ひと月当たりの料金(税込) | 年間の支払い合計(税込) |
---|---|---|
1年生 | 6,570円 | 78,840円 |
2年生 | 6,110円 | 73,320円 |
3年生 | 6,890円 | 82,680円 |
ちなみに進研ゼミの金額は、小中学生向けの通信講座の相場と同等、もしくはややリーズナブルとなっています。
塾と比べるとかなり安い
一般的な学習塾では、中学生が3年通ったとして約90万円が必要と言われています。
これに対して、進研ゼミの中学講座は3年間利用したとしても約23万円です。塾に通うことと比較すると、破格の安さであると言えるでしょう。
小学生の場合は学年により講座費用が変わりますが、一例として小学一年生として考えてみます。
進研ゼミ小学講座(1年生)が「2,980円/月」であるのに対して、学習塾や教室の平均月謝は平均すると約「5,708円/月」です。
1ヵ月あたり約2,728円、年間で32,736円もお得になります。
学習塾を利用する場合に比べて、かなり低価格で学習することができるのがわかりますね。
実際に赤ペン先生の添削指導を使ってみた!
進研ゼミの人気が続いている要素の一つが、「赤ペン先生による添削指導」です。赤ペン先生の指導にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
添削の提出から返却までは2~3週間
まずは、赤ペン先生の指導にどのくらいの時間がかかるのかを知っておきましょう。
進研ゼミでは、基本的に添削課題は切手代を自己負担の上、岡山県にあるベネッセ本社まで郵送する必要があります。毎月でも構いませんし、何ヵ月分かまとめて郵送してもOKです。
郵送での添削の場合、提出から返却までは2~3週間程度かかります。
添削課題をネットで提出できる講座も増えてきてはいますが、今のところは郵送での添削も行われています。
短時間で終わらせられる問題量
進研ゼミは「毎日の学習習慣を定着させること」を主な目的としていますので、「基本問題の網羅」に力を入れています。
例えば小学生の講座では、1日の勉強量は1教科あたり15分~20分程度で終わる内容です。
添削課題も難問が多いわけではなく、普段と同じように30分~1時間程度机に迎えば解ける内容や量です。試験ではありませんから、あまり気張りすぎず、スキマ時間にこなせるのはメリットと言えるでしょう。
「褒めて伸ばす」ことを重視した丁寧な指導
赤ペン先生の添削は、一人ひとりに合わせた臨機応変な対応が魅力です。
間違った問題に対しても、ただバツをつけるのではなく、どのように考えれば正解が導き出せるのかを順番に丁寧に説明してくれます。
もちろん正解したところはしっかり褒めてくれるので、モチベーションアップにもつながるでしょう。
中学講座のタブレットコースでは、学習状況を見守りながら勉強計画を立てる手助けをしてくれることもあります。
場合によっては課題とは関係ない勉強の進め方の質問にも応じてくれますので、非常に親身になって対応してくれると感じている受講者が多いです。
勉強以外にも良い循環ができる
赤ペン先生がしっかり見てくれていると意識することで、子供も添削課題を丁寧に解くようになります。そのため字が綺麗になったり、今までより勉強を頑張るなど、良い変化が出るケースも多く見られます。
赤ペン先生に良い報告をしたいということでスポーツや習い事を頑張るようになるなど、勉強以外にも良い循環が生まれることが増えるでしょう。
赤ペン先生通信で復習可能
進研ゼミの小学講座では、会員向けの「赤ペン先生通信」というサイトが用意されています。
赤ペン先生通信では添削問題の復習ができますので、課題が返却されたらぜひ取り組んでみてください。
ちなみに、復習問題で100点を取ると応用問題に進むことができます。頑張ればもう一段階上に進めるというのは子供の意欲アップにもつながりますので、ぜひ有効に活用しましょう。
実力テストなども存在
進研ゼミの小学講座・中学講座では、毎月の添削課題に加えて、全国レベルの実力をチェックするための「実力テスト」が定期的に開催されます。
普段の添削課題とは異なり、全国での自分の順位を知ることができるというのは頑張るためのモチベーションを上げるにはもってこいでしょう。
仮に結果が振るわなくても、自分の苦手分野を知ることは学習継続には欠かせません。同時に得意分野もわかりますので、そういった部分は親御さんもしっかり褒めてあげてください。
赤ペン先生による添削サポートの充実度をチェック
進研ゼミの赤ペン先生による添削サポートについて、学習面以外の部分の充実度も見ていきましょう。
家庭とコミュニケーションをとってくれる
赤ペン先生の指導は子供に対してだけだと思っている人もいるかもしれませんが、家庭とのコミュニケーションもしっかりとってくれます。
入会時や学年が上がった時など、色々な機会で赤ペン先生から保護者に連絡が取られます。
その際、「お子さまの名前の呼び方」「チャレンジの入会時期」「赤ペン先生からの指導への要望」など、色々な項目について意見を言うことが可能です。
子供と赤ペン先生のコミュニケーションも
進研ゼミでは当然ながら、お子さんと赤ペン先生もお互いにコミュニケーションを取ります。
子供側自身から赤ペン先生に質問することも可能です。勉強の内容はもちろんのこと、先生の誕生月や好きな色、好きな動物なども、課題の提出を重ねることで知ることができます。
顔を合わせなくても直接指導を受けているくらい身近にお互いを感じることができるようになりますから、勉強にも前向きに取り組むことができるでしょう。
添削を出せば景品と交換してもらえる
進研ゼミは、添削課題を出すことで「努力賞ポイント」が溜まります。
貯めたポイントは点数に応じて色々な景品と交換できます。景品の内容はかなり豪華なので、どんどん添削課題を出そうというモチベーションにつながるでしょう。
添削ポイントで交換できる景品の一例は以下です。
- スティック型MP3プレーヤ(小学講座)
- デジタルウォッチ(小学講座)
- アウトドアバッグ(小学講座)
- ポータブルDVDプレーヤー(中学講座)
- コードレスLEDデスクライト(中学講座)
また、期間限定で匂い付き消しゴムや特別なシールなどがもらえるイベントも実施されます。こうした楽しみをモチベーションにして頑張るのも良いですね。
親御さんにとっても嬉しい
進研ゼミの努力賞ポイントの景品は、小中学生が欲しいと思えるようなものがたくさんあります。
例えばデジタルウォッチなどは、男の子を中心に欲しがる子が多いですよね。しかし子供からおねだりされても、色々な事情ですぐに買ってあげることが難しいこともあるでしょう。
進研ゼミの努力賞ポイントで子供の欲しいものがもらえるならば、親御さんにとっても負担が軽くなります。
子供にとっても、仮にポイント目当てで添削課題をやったとしてもその分学力は必ず上がります。親子ともに嬉しいシステムになっていると言えるでしょう。
添削の受付期間が長い
進研ゼミの添削課題は、基本的な提出目標日が設定されています。
ただし期限までに提出できなくても、1年以上待ってもらえる場合が多いです。
例えば中学講座では、中1や中2の添削課題であっても、中学卒業後の6月末日までに提出すれば採点や添削を受けることができます。景品をもらうための「努力賞ポイント」ももらえますので、添削課題が無駄になりません。
仮に進研ゼミを退会してしまっても、3ヵ月以内に提出すれ採点や添削指導を受けて返却してもらえます。
ここまで手厚いサポートはなかなかありませんよね。お子さんのやる気を削がないための配慮がしっかりされていることがわかります。
赤ペン先生による添削の残念なポイント
進研ゼミの赤ペン先生の指導は良い所ばかりに感じられますが、いくつか問題点もあります。
アドバイスがわからなかったときに不安
進研ゼミの添削課題は、あくまで通信での指導になります。
塾のように直接的な指導が受けられるわけではありませんので、返却された答案に記入されたアドバイスの内容を理解できない可能性など、不安に感じることもあるかもしれません。
ただ、進研ゼミの口コミを見ると「返却された添削内容が理解できない」という内容は見られません。赤ペン先生の指導は非常に丁寧なのが売りですので、ほとんど心配いらないでしょう。
また進研ゼミ小4~中3の講座では、「Webひろば」という専用サイトで添削内容について質問することができます。どうしてもわからない部分はこちらで解決することができますよ。
これからはタブレットを使った授業も
進研ゼミでは、子供の学習効率を向上させるための模索を常に続けています。
その一環として、2020年4月からタブレットを使った授業に力を入れるという発表がありました。
タブレットを使えば双方向からコミュニケーションが取れるようになりますので、進研ゼミはこれからさらに使いやすくなることでしょう。
本人任せの部分が多い
通信講座で一番難しいのが、モチべーションの維持、そして、自分で自分を律して添削課題に取り組むことです。
進研ゼミでもここが一番のネックで、赤ペン先生の指導があっても、点数だけ見て安心してしまったり、なかなか添削課題に取り組めない子供も多いです。
とは言えここまでご紹介してきたように、進研ゼミでは子供のモチベーション維持に関する工夫を多く実施しています。
努力賞ポイントの景品など、類似した他社の通信教育と比べてもかなり豊富なプログラムが用意されています。ご家庭でもお子さんのやる気を維持できるように声掛けをしてみてください。
赤ペン先生の添削に向いている子・向いていない子
進研ゼミの赤ペン先生の添削は、多方面から非常に高評価を受けています。しかし子供の性格によっては、赤ペン先生の指導を受けるのに向き、不向きがある場合も考えられます。
この段落では、赤ペン先生の指導に向いている子、向いていない子の特徴をご紹介します。
赤ペン先生の添削に向いている子
赤ペン先生の添削指導に向いているのは、以下のような子だと考えられます。
- 自分で計画的に課題に取り組むことができる子
- 返却された答案をしっかり見直して、次につなげられる子
- 先生と文字でコミュニケーションをとるのが好きな子
進研ゼミはあくまで通信教育です。赤ペン先生とも文字を介したやり取りになりますので、ある程度自分で勉強を進められる子のほうが向いているでしょう。
姿は見えなくても赤ペン先生の存在を意識しながら、文通をするような感覚でやり取りができる子供には、進研ゼミの受講をかなりおすすめできます。
赤ペン先生の添削に向いていない子
赤ペン先生による添削指導が向いていない可能性があるのは、以下のような特徴の子です。
- 自分で計画を立てて課題に取り組めない子
- 対面で指導してもらわないとダラけてしまう子
- 文字を通したやりとりを苦手とする子
赤ペン先生は、対面での指導はできません。今後タブレットによる授業が始まったとしても、学校の教室や塾のように目の前に先生がいるわけではありません。
誰かに対面で指導してもらわないと勉強に取り組むのが難しい子は、進研ゼミはあまりおすすめできないかもしれません。
また、文字を介してのやり取りを極端に面倒だと感じてしまう子にも、残念ながらおすすめできない恐れがあります。
向いていなさそうでも一度は試してみたい
上記のような特徴があるお子さんの場合でも、最初からあきらめずに一度は進研ゼミを試してみてください。
親御さんの指導では勉強できない子供でも、進研ゼミのように親以外の人からのアドバイスがもらえる通信講座は、意外に続けられる場合があります。
数ヵ月続けてみてダメだった場合はすぐに退会できますし、塾などと比べて費用は安いです。お子さんの可能性を探る意味で、一度試してみる価値はあるでしょう。
赤ペン先生を使ってみた方の口コミ・評判
ここでは、実際に進研ゼミを活用して勉強していた方による、赤ペン先生の添削のリアルな口コミを一部抜粋してご紹介します。
自分からは学習しない子ですが、赤ペン先生に提出するのがとても楽しみのようで、日々の学習もそれを目標に頑張っています。目標を持って取り組めるようになったのがとても嬉しいです。
進研ゼミ 体験談
赤ペン先生のコメントには感謝です。良かったことを褒めて、やる気にさせる励まし…親から声掛けのネタが無くなると、100点とったら先生がほめてくれるから、テキストやっちゃおうと言います。
進研ゼミ 体験談
実際に赤ペン先生の指導を受けていた方からは、温かく丁寧な指導に対する感謝の声を多く確認することができました。
また、添削を通じてレベルアップできたという口コミも多く、赤ペン先生が実力向上に大変効果的であることが伺えます。
進研ゼミの赤ペン先生の評判まとめ
進研ゼミの赤ペン先生まとめ
- 赤ペン先生による丁寧な添削指導は評判が高い
- 課題を提出してポイントを貯めると色々な景品がもらえるので、モチベーション維持に効果的
- 自分で学習を進めていける子には、進研ゼミの赤ペン先生はかなりおすすめ
- 通信教育が合っていないと思われる子供でも、一度は試してみるのが良い
進研ゼミは長い歴史を持つ通信講座です。親御さんの中にも子供時代に受講した方は多いのではないでしょうか。
進研ゼミは昔よりもさらに進化を遂げており、タブレット授業なども導入し、より学習しやすい環境が整っています。
ぜひ進研ゼミの受講を検討して、お子さんに毎日の継続的な学習習慣を身につけさせてあげてくださいね。