スマイルゼミ漢検ドリルの評判は？教材内容や試験の結果・合格率まで実体験を元に解説

まずはスマイルゼミ漢検ドリルの概要からお伝えします。

追加料金はかからない

漢検ドリルは、スマイルゼミの受講者なら誰でも利用できる基本サービスの一つです。そのため、追加料金は一切かかりません。

専用タブレットを用いて、漢字の読み書きや書き順などを学びます。

タブレットペンで実際に漢字を書きながら勉強できるため、字を綺麗に書く習慣を身に付けることも可能です。

またスマイルゼミのタブレットは大きいので、画面に手をつきながら書くこともできます。これは他社にはないスマイルゼミならではの特徴です。

教材内容の例

例えば、小学1年生向けの漢検ドリル10級には以下のようなコンテンツが収録されています。

• かん字のよみ（1）〜（3）

• ひつじゅん

• かくすう

• かん字のかきとり（1）〜（2）

• まとめテスト

それぞれの項目で点数が付けられ、全て終えると漢検チャレンジに挑戦することができます。

先取り学習も可能

漢検ドリルは、スマイルゼミの通常の国語教材とは独立しており、自由に漢字検定向けの学習を行うことができます。

2012年度以降の漢検における新基準に準拠した教材で、漢検10級（小学1年生修了程度）から2級（高校卒業・大学・一般程度）までの対策が可能です。

最初は学年に対応する級から始まりますが、ドリル内の合格基準を満たすことで次の級に挑戦することができます。そのため、学年より上の先取りも可能です。

またこれまで習った漢字の復習をするのにも良いでしょう。

スマイルゼミの講座では基本的には先取り学習はできないため、どんどん次の学年へ進める漢検ゼミは魅力的です。

学年を超えた漢字の読み書きに関する能力や文章力は、普段の勉強をはじめ様々な場面で役立つでしょう。

漢検各級のレベル・合格点

漢検ドリルで対策できる漢検10級から2級までのレベルは以下の通りです。

また漢検各級における合格基準は以下の通りです。

先述した通り、漢検ドリルはスマイルゼミの受講者なら追加料金なしで利用することができます。

漢検無料受験キャンペーン

スマイルゼミには「漢検に挑戦！応援キャンペーン」というものが存在します。時期にもよりますが、漢検を無料で受験することが可能です。

また合格すれば限定のマイキャラパーツや満点の場合は証書ファイルなども貰えます。

このキャンペーンは年に1回開催され、例年6月の漢検に合わせて行われます。そのため、申し込みは4月頃になるので、それまでに以下で紹介する応募条件を満たさなくてはなりません。

キャンペーンの応募条件についての詳細

スマイルゼミの漢検無料受験キャンペーンを利用するには以下の条件を満たす必要があります。

• 受験当日にスマイルゼミ小学生コースもしくは中学生コースを受講している

• 漢検ドリルにおいて、申し込む級の漢検チャレンジに1回以上合格している

• 申し込む級は受験時の学年の一つ下か学年以上の級である

このキャンペーンを利用する場合は原則団体受験扱いになるため、受験の申し込みや結果通知、合格証書の受け渡しなどは全てスマイルゼミ経由で行われることになります。

なお、当キャンペーンを利用して過去に受験した級を再受験することはできません。

キャンペーンの申し込み方法

漢検チャレンジに合格すれば、その級の申し込み資格を得られます。

受験したい級の漢検チャレンジに合格したら、みまもるネットから申し込みを行いましょう。「サービスの設定」に「漢検・英検のお申し込み」という項目があるため、そこから申し込みができます。

フォームに必要情報を入力するだけなので、簡単に申し込みが可能です。

申し込みが完了したら、受験票の送付を待ち、当日は受験票に指定されている会場にて受験することになります。

ここからは漢検ドリルの教材内容を、スマイルゼミと他社の比較も踏まえて解説します。

高感度なタブレットのタッチペン

スマイルゼミでは、ソフトウェアメーカーが開発した高感度のタブレットを採用しています。

専用のデジタイザーペンのペン先にのみ反応するようになっているため、誤作動が少ないことが特徴です。

滑らかな書き心地にも定評があり、漢字の書き取りや読み方を書く問題をストレスフリーで進めることができます。

「とめ」「はね」「はらい」なども身につく

漢検ドリルでは、雑に書かれた漢字に対しては正解の判定は出ません。そのため、子供は「とめ」「はね」「はらい」などに意識を配るようになるでしょう。

細密な採点機能があるため、ノートに漢字を写して書くよりも、正確に漢字を覚えることが可能です。

書き順についても覚えられる！

漢検ゼミでは書き順（筆順）に関する問題も出題されるので、書き順も含めて漢字を正確に記憶することができます。

また新しい漢字を習得する際には、書き順を映像で確認することも可能です。常に良いお手本が見られるので、漢字を学習するにはこの上ない環境と言えるでしょう。

画面に手をついて書けるのはスマイルゼミだけ

スマイルゼミのタブレットは、画面に手をついて文字を書くことができます。これは高機能のタブレットを採用しているスマイルゼミならではの特徴です。

例えば、進研ゼミのチャレンジタッチでも同じように専用タブレットを用いて学習しますが、チャレンジタッチでは画面に手をつくと誤作動を起こしてしまう可能性があります。

全額返金制度もある（まだスマイルゼミに入会検討中の人へ）

漢検ドリルをはじめ、スマイルゼミの教材に興味はあるけど続けられるか不安だという方もいるでしょう。

スマイルゼミには「全額返金保証」という制度があるため、約2週間ならタブレット学習を無料で体験することが可能です。

万が一教材が気に入らなかった場合は、全額返金保証期間内に退会すれば、入会時に支払った費用が全額返金されます。入会手続きはスマホから簡単に行えるので、気軽に入会してみましょう。

お試し期間内には漢検ドリルを含む全ての教材を利用することができます。全国学力診断テストも受験できるので、お試し期間の最後の成績の変化を確認してみましょう。

教材に満足した場合はそのまま継続利用することができます。一方で自分の子供に合わないと感じたら、電話で退会及び返金を申請しましょう。

なお、入会手続きからタブレット発送までには2週間ほど時間がかかることがあるようです。

全額返金保証はスマイルゼミだけ

全額返金保証の魅力は、スマイルゼミの教材を全て体験できることです。そのため、教材内容を詳しく知ることができます。

他社でここまでの対応をしているところはなかなかないと言えるでしょう。

スマイルゼミは漢検において高い合格実績を誇ります。

驚異の合格率95.7%

2019年度第1回漢字検定において、スマイルゼミ会員受験者の合格率は95.7％でした。一般の小学生平均は88.2％なので、かなり高い合格実績であることが分かります。

この結果は漢検ドリルが漢検対策に有効であることを示していると言えるでしょう。

合格率は95％以上なので、漢検チャレンジに合格した状態で受験すれば、ほぼ間違いなく漢検にも合格できるということです。

日本漢字能力検定団体の部激励賞受賞

スマイルゼミは平成29年度の「日本漢字能力検定 団体の部 奨励賞」を受賞しています。

「日本漢字能力検定 団体の部 奨励賞」は、小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門で、全級の合格率順上位50団体に贈られる賞です。

スマイルゼミの受賞は4年連続であり、安定して多数の合格者を輩出しているということが分かります。

以下ではスマイルゼミ漢検ドリルのメリット・デメリットを解説します。

中学入学前に漢検受検できる

模試などを受ける機会が少ない小学生にとっては、漢字検定を公開会場で受験すること自体が良い経験になるでしょう。

特に中学受験を考えている場合は、試験慣れをしておくという意味でも、漢検を無料で受験できるのは魅力的です。

定期テストや英検受検と日程が被る可能性がある

漢検と英検は日程が被りがちです。私立中学校の場合は英検を学校内で受験できることも多いので、英検はその機会に取得すると良いでしょう。

学校で準会場受験する方が費用も安く済むのでおすすめです。

また公立中学校の場合は、漢検と定期テストの日程が被ることも多々あります。さらに週末は部活で忙しくなる場合も多いので、中々漢検を受験する暇はなくなるでしょう。

そのため、時間に余裕のある小学生のうちに漢検を受験しておくことをおすすめします。

漢検ドリル特有の注意点

スマイルゼミには「今日のミッション」という機能があり、保護者がその日にやってほしい課題を指定することができます。

通常の講座であれば、取り組みが遅い教科などを指定して学習のペースをコントロールできるのですが、漢検ドリルは「今日のミッション」に指定することができません。

そのため、知らず知らずのうちに漢検ドリルの課題が溜まってしまう恐れがあります。そうならないように、漢検ドリルの進捗を適宜確認するようにしましょう。

特に無料受験キャンペーンを利用するなら、申し込みまでに漢検チャレンジに合格しなければならないので注意が必要です。

ここからはスマイルゼミ漢検ドリルがおすすめできる人・できない人の特徴をそれぞれ紹介します。

スマイルゼミ漢検ドリルの利用がおすすめできない人

スマイルゼミの専用タブレットを使用するには、インターネット環境が必要になります。そのため、自宅にネット環境がない場合には利用をおすすめできません。

新たにWi-Fiなどを整備するなら、それなりの初期費用が必要になるからです。

また一人でコツコツ勉強するのが苦手な子供にも、スマイルゼミはおすすめできません。誰かと競い合いながらの方が良い場合は、塾などを利用するのが良いでしょう。

スマイルゼミがおすすめできる人

スマイルゼミ漢検ドリルは以下のような場合におすすめです。

一定時間を確保できるお子様

漢検ドリルを用いた漢字のインプットには、一定の勉強期間が必要です。毎日短い時間コツコツと勉強することによって、徐々に漢検に合格できるだけの知識が備わっていきます。

よって、ある程度余裕を持って勉強させられるという場合に漢検ドリルをおすすめします。

一方で短期間で漢検合格に必要な力を身に付けさせたいという場合は、紙教材を用いる方が良いでしょう。

タブレット学習だと、指示を待つ時間や次の問題へ移行する際のロード時間などがあるため、急いでいる場合には煩わしく感じることもあるはずです。

漢字に苦手意識のある人

スマイルゼミ漢検ドリルなら、漢字を書き順から楽しく学べるため、漢字が苦手という子供にもおすすめです。

特に漢字にネガティブな印象を持つ小さい子供には、淡白な紙教材を与えるよりも、ゲーム要素も取り入れたタブレット学習の方が良いでしょう。

以下の口コミのように、ゲーム感覚で取り組む受講生も多いでしょう。

スマイルゼミの漢検ドリルに対する口コミには、先取り学習ができる点や高い合格実績を出している点が高評価になっているようです。

また、学校のテストで良い点が取れるようになったという声や、子どもが自分から進んで取り組んでくれるという喜びの声も多く確認されました。

以下の口コミのように漢検ドリルを称賛する声が相次いでいます。

毎月の漢字テストが高得点です。 スマイルゼミ利用者の声

漢字の書取りで採点されるのが楽しいようで、何度も綺麗に書けるまで時間を忘れてやっていることがあります。ノートに書かせようとしてもなかなか書かず、書いても嫌々いい加減に書くのでこちらがイライラしていましたが、一人で夢中になってやってくれるのがすごくありがたいです。 スマイルゼミ利用者の声

この他にも多くの高評価をしている口コミが見られました。

追加料金も一切かからずに受講できるということで、お得感もあり、受講生はもちろん親からの評判も良いようです。

スマイルゼミ漢検ドリルの評判について解説しました。

スマイルゼミ漢検ドリルは漢検対策に有用な教材だと言えます。2019年度の漢検において、スマイルゼミ会員の合格率は95.7％という驚異の合格実績があるからです。

漢検チャレンジに合格すれば、無料で漢検が受験できるチャンスもあるので、小学生のうちに漢検に合格させたいという方におすすめできます。一定時間コツコツ勉強すれば、確実に結果は出るでしょう。

また漢検ドリルなら「とめ」「はね」や書き順を含めて楽しく学べるため、漢字が苦手な子供にもおすすめです。

「全額返金保証」もあるので、興味のある方はぜひ一度体験してみましょう。