受験生がネットカフェで勉強するメリットは?自習におすすめのネカフェ7選を紹介!
更新
「受験生がネットカフェで勉強するメリットって?」
「自習するならどのネットカフェがおすすめ?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
最近は自習にネットカフェや漫画喫茶を利用する大学受験生が増えてきています。確かにネットカフェは静かですし、電源やWi-Fi、ドリンクバーなどが使えるので、自習には便利でしょう。
今回は受験生がネットカフェで勉強するメリットについて解説し、自習におすすめのネカフェを7つ紹介します。
これを読んで、ご自身にぴったりな自習場所を見つけてください。
受験生がネットカフェで勉強するメリットをざっくり説明すると
- 料金を支払うので堂々と長居できる
- ドリンクが飲み放題
- 完全防音の個室なら勉強に没頭することができる
- 一番のおすすめは快活クラブ
ネットカフェや漫画喫茶で勉強するメリット・デメリット
カフェやファミレスで勉強する高校生や浪人生は昔からいましたが、最近はネットカフェで勉強しようとする人も増えています。
危険・タバコ臭いなどの悪いイメージもあるネットカフェや漫画喫茶ですが、本当に自習をする場所としては適しているのでしょうか。
ネカフェ・漫画喫茶で自習するメリット
ネカフェや漫画喫茶での自習には以下のようなメリットがあります。
長居しても問題ない
昨今はカフェやファミレスでは自習をしていると注意を受けることがあり、なかなか長居することはできません。店舗によってはそもそも勉強が禁止されているところもあります。
一方でネットカフェや漫画喫茶なら料金さえ支払えば基本的には何をするにも自由なので、安心して長居することができます。
ドリンク飲み放題
ネットカフェだとドリンクバーやソフトクリームバーなどが利用できることが多いので、水分補給や疲れた時の糖分補給に便利です。
また食べ物を持ち込むことができる店なら、勉強の合間に軽食をとることもできるので、時間を効率的に使えるでしょう。
塾の自習室では飲食禁止のところが多いので、こうした環境はありがたいと言えます。
椅子がフカフカ
ネカフェや漫喫では、部屋のグレードによって料金が異なります。ハイグレードな部屋を選べば、フットレストも付いたフカフカのリクライニングシートで勉強することも可能です。
自習室の椅子は簡易的で座り心地が良くないことも多いため、長時間の勉強だと疲れてしまうこともあるでしょう。
その点、ネカフェや漫喫なら書斎さながらの個室で、フカフカの椅子に座って学べるので長時間の自習も捗るはずです。
完全防音個室で気が散らない
ネットカフェや漫画喫茶では、半個室か個室を選ぶことができますが、個室の中でも完全防音の部屋を選べば、勉強に没頭することができます。
自習室はたいていの場合、仕切りやパーテションで区切られているだけなので、隣の音や背後を通る人の気配などに集中力を削がれることが多いです。
しかし、ネカフェの完全防音個室なら、そのような心配はありません。
深夜も勉強できる
ネカフェや漫画喫茶は24時間営業の店舗も多いため、深夜にも勉強することができます。受験生は徹夜で勉強したい日もあるでしょうから、ネカフェや漫画喫茶は良い環境です。
勉強に疲れたら、ジュースやソフトクリームを飲み食いしたり、好きな漫画を読むなどしてリフレッシュすることもできます。
電源やWi-Fiが確保されている
ネカフェでは各個室に電源が用意されており、Wi-Fiにも接続できるので、スマホを充電したり、持ち込みのPCを使うことも可能です。
自習室には電源がないことが多く、Wi-Fiが使えない塾も珍しくないので、現代人にとっては良い環境と言えるでしょう。
息抜きに漫画を読める
ネカフェや漫画喫茶では、漫画や雑誌が読み放題なので、勉強の息抜きとして好きな作品を読んでリラックスするのも良いでしょう。
またネカフェでは備え付けのPCで映画を観ることもできます。休み過ぎは禁物ですが、リフレッシュする道具が身近にあることは、自習室にはない魅力です。
ネカフェ・漫画喫茶で勉強するデメリット
一方でネカフェや漫画喫茶で勉強することには、以下のようなデメリットもあります。
利用料金が高い
図書館や自習室とは違い、ネットカフェや漫画喫茶を利用するにはお金を払わなければいけません。
パックやプランにもよりますが、大体1時間で150〜300円程度かかることが多いでしょう。よって、1日中利用するなら数千円の費用が必要になります。
しかし、お金を払っているということが、良いモチベーションになることもあるため、一概にデメリットとも言い切れません。
勉強する雰囲気ではない
ネットカフェや漫画喫茶は、本来勉強するために設計されている施設ではないため、内装や雰囲気は勉強向きとは言えません。
休日の息抜きとして利用している人なども多いため、周囲のムードに流されてだらけてしまうこともあるでしょう。
ただし、完全防音個室であれば、部屋から出なければ自分の世界に没頭することができます。
娯楽が多い
上記の内容とも関連しますが、ネットカフェや漫画喫茶には、漫画や雑誌が大量にあり、各個室には備え付けのPCもあるため、勉強したい方からすると誘惑の多い環境です。
そのため、誘惑に負けてしまうと、時間もお金も無駄にすることになるでしょう。
また先述した通り、椅子はフカフカで、甘いジュースやソフトクリームは飲み放題・食べ放題なので、寝落ちの危険も十分にあります。
治安が悪いところもある
治安が悪い地域なら、ネットカフェや漫画喫茶がホームレスや不良の溜まり場となっていることがあります。
そのような店舗だと何かトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、自習は避けた方が良いでしょう。特に女子学生の深夜利用はおすすめできません。
タバコ臭い店もある
ネカフェや漫画喫茶の利用者には、喫煙者が多いです。最近は条例によって分煙や禁煙も進んできていますが、店舗のよってはタバコ臭かったり、煙たかったりすることがあるでしょう。
そのため、タバコが苦手な場合は禁煙スペースのある店舗を選ぶのがおすすめです。
退店不可能なお店も
ネカフェや漫喫の中には、途中外出が出来ない店もあります。外の空気を吸いたくなったり、他の店で昼食をとりたくなることもあるはずなので、外出できないのは不便です。
お腹が空いたら、店舗内でカップラーメンやカレーなどを注文することになるので、余計な費用がかかってしまいます。
自習におすすめのネットカフェ5選
ここからは受験生の自習におすすめのネットカフェを5つ紹介します。
快活クラブ
快活クラブは特におすすめのネットカフェです。コミックは最大5万冊、雑誌は100タイトル以上を取り揃えており、国内外の様々な映画やドラマ、アニメも無料で視聴することができます。
もちろんWi-Fi・電源も完備なので、ネットも使い放題、スマホも自由に充電することが可能です。
また店舗によってはダーツやビリヤード、カラオケなども使えるので、勉強の息抜きのバリエーションも豊富です。
ドリンクやソフトクリームも飲み放題・食べ放題なので、水分補給・糖分補給にも困りません。
さらに食事の持ち込み・外出もOKなので、お弁当を持ち込むこともできれば、途中で外出してランチに出かけることも可能です。
店内でもカレーやうどんなどを注文できます。
快活クラブの料金
快活クラブ・新宿駅西口店の料金は以下の通りです。
時間 | 1名あたりの料金(平日) |
---|---|
最初の30分 | 346円+税 |
以降10分ごと | 110円+税 |
3時間パック | 1,291円+税 |
6時間パック | 2,337円+税 |
9時間パック | 3,119円+税 |
12時間パック | 3,773円+税 |
15時間パック | 4,700円+税 |
18時間パック | 5,446円+税 |
21時間パック | 6,073円+税 |
24時間パック | 6,255円+税 |
ナイト8時間パック(PM6時〜AM6時までの入店から8時間) | 1,637円+税 |
※週末(金・祝前日・土日・祝日)はパック料金に+300円+税が加算
※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください
なお、初回時のみ入会金337円+税が必要になります。また快活クラブでは自動でお得なパックに切り替わるので、常に最安値でサービスを利用することが可能です。
自遊空間
自遊空間は全国に店舗を構える有名なネットカフェです。駅前の店舗が多いため、アクセスが良く、ネットカフェの中でも個室が広いという魅力があります。
またスープや味噌汁なども飲めるドリンクバーを揃えており、フードメニューの種類も豊富です。ミニ丼やポテトなど300円台の格安メニューもあるため、小腹が空いた時には良いでしょう。
さらに店舗によってはゲーミングPC導入席や卓球、カラオケなども使えるので、こちらも娯楽は充実しています。
自遊空間の料金
自遊空間・NEXT神田北口店の料金は以下の通りです。
時間 | 通常ブース(税抜) | 完全個室(税抜) |
---|---|---|
最初の60分 | 462円 | 564円 |
以降10分ごと | 82円 | 82円 |
3時間パック | 1,082円 | 1,319円 |
6時間パック | 1,600円 | 1,837円 |
9時間パック | 2,128円 | 2,364円 |
12時間パック | 2,691円 | 2,928円 |
6時間ナイトパック | 1,264円 | - |
8時間ナイトパック | 1,555円 | - |
12時間ナイトパック | 2,028円 | - |
※ナイトパックの販売時間は19時〜翌5時まで
※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください
なお、初回時には入会金337円(税抜)が必要になります。
aprecio(アプレシオ)
アプレシオは昔からある老舗のコミック&インターネットカフェ(マンガ喫茶)です。こちらでは施設内分煙が実施されているため、タバコが嫌な方でも安心して利用できます。
また店舗によっては女性専用エリアもあるので、女子学生一人でも利用も問題ありません。
さらにダーツやビリヤードに加え、マッサージチェアが使えるマッサージ席もあるので、息抜きの要素も充実しています。
aprecio(アプレシオ)の料金
アプレシオ・新宿ハイジア店の料金は以下の通りです。
プラン | 料金(税抜) |
---|---|
入会金 | 無料 |
30分(オープン席) | 191円 |
30分(ブース席) | 291円 |
延長料金 10分ごと | 91円 |
1Day ※期間限定 | 1,000円 |
3時間パック | 平日955円 土日祝1,491円 |
※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください
なお、18歳未満の場合は個室は利用できないので、オープン席で勉強することになります。よって、主に浪人生におすすめのネットカフェと言えるでしょう。
メディアカフェポパイ
メディアカフェポパイは、鍵付きの個室や女性専用エリアなど、安心できる空間づくりに力を入れているネットカフェです。
またオンラインゲームを数多く取り揃えているため、ゲーム好きにはたまらないと言えますが、受験生にとっては誘惑になってしまう可能性もあります。
王様のリクライニング席やマッサージ席、極上フラット席など、座席の種類が豊富であることも特徴です。
メディアカフェポパイの料金
メディアカフェポパイ荻窪店の料金(税抜)は以下の通りです。
時間 | カフェテリア席 | オープン席 | ビジネス席 | 王様のリクライニング席 | マッサージ席・ベンチ席・極上フラット席・フラットL席 |
---|---|---|---|---|---|
最初の30分 | 141円 | 196円 | 214円 | 269円 | 269円 |
以後10分ごと | 64円 | 64円 | 73円 | 82円 | 82円 |
3時間パック | 764円 | 819円 | 910円 | 1,182円 | 1,182円 |
6時間パック | 1,155円 | 1,182円 | 1,373円 | 1,810円 | 1,837円 |
5時間ナイトパック | 819円 | 910円 | 1,000円 | 1,282円 | 1,373円 |
12時間パック | 1,182円 | 1,373円 | 1,646円 | 2,019円 | 2,200円 |
※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください
マンボープラス
マンボープラスは完全個室のネットカフェで、鍵付き防音の個室で快適に過ごすことができます。
またレディースエリアやパウダールームもあるため、女性一人でも安心して利用することが可能です。
さらに途中外出や飲食物の持ち込みも自由なので、長時間滞在する上でも不便はありません。なお、フード販売機ではカップヌードルなども購入できます。
マンボープラスの料金
マンボープラス池袋北口店の料金(税抜)は以下の通りです。
時間 | スタンダード(平日) | デラックス(平日) |
---|---|---|
基本料金 | 400円 | 500円 |
3時間パック | 1,100円 | 1,200円 |
5時間パック | 1,400円 | 1,600円 |
8時間パック | 1,700円 | 1,900円 |
12時間パック | 2,400円 | 2,700円 |
24時間パック | 3,900円 | 5,000円 |
DAYフリー | 1,650円 | - |
ナイト5時間パック | 1,100円 | 1,300円 |
ナイト8時間パック | 1,500円 | 1,700円 |
※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください
なお、スタンダードとデラックスでは個室の広さが違います。
ネットカフェや漫画喫茶を勉強に利用する時の注意点
ネットカフェや漫画喫茶で勉強する場合は、以下の内容に注意してください。
ネットカフェ・漫画喫茶の雰囲気
ネットカフェや漫画喫茶は、薄暗い店内に落ち着いたBGMがかかっているような雰囲気の店舗が多いです。
基本的に店内は静かで、利用者同士が喋っているようなこともないでしょう。
ただし、立地条件によって利用する客層も違うため、同じ会社でも店舗によって若干雰囲気は異なるはずです。そのため、自分に合った雰囲気の店舗を選ぶのが良いでしょう。
気分転換のために使うのはアリ
ネカフェや漫喫は基本的に静かなので、ファミレスなどの騒がしい環境よりも勉強には適してきます。
ただし、長時間利用するとそれなりにお金がかかるので頻繁に通うことはできないでしょう。またネットカフェには漫画やゲームなどの誘惑が多いため、理想的な環境とは言えません。
しかし、気分転換として行く分には十分おすすめできます。休憩がてら思い切って漫画やゲームを楽しみに行くのも良いでしょう。
図書室で勉強できるなら図書室で
ネカフェで勉強するメリットは、ファミレスやカフェよりも静かであり、堂々と長居できるということですが、長時間いると数千円の料金がかかるため、コスパはあまり良くありません。
そのため、静かな環境を望むなら図書室を利用するのが良いでしょう。図書室なら無料で利用できますし、もちろん長時間いることもできます。
なお、公立の図書館を利用するのも良いですが、図書館によっては閲覧席でも勉強が禁止されているところもあるので気を付けましょう。
また最近は有料のレンタル自習室もあるため、そちらを利用するのも良いでしょう。
レンタル自習室の料金
例えば「東京レンタル自習室」なら、月額9,000円(税込)〜で自由に自習室を利用することができます。専用ロッカーやWi-Fiも完備してあるので便利です。
また女性専用フロアもあり、セキュリティカメラもついているので、女性でも安心して利用することができます。
自習室だけで9,000円は高いと思われる方もいるでしょうが、毎日ネットカフェに通うことを考えれば十分安いと言えるでしょう。
学校・自宅・図書館以外の勉強場所として、ファミレスが挙げられます。以下の記事ではファミレスについて解説しているので、併せてご覧ください。
受験生がネットカフェで勉強するメリットまとめ
受験生がネットカフェで勉強するメリットまとめ
- 電源やWi-Fiが使えるので便利
- 利用料金が高いことがデメリット
- 図書室やレンタル自習室でも勉強もおすすめ
受験生がネットカフェで勉強するメリットについて解説しました。
ネットカフェだと料金を支払うため、堂々と長居することができます。またドリンクバーが付いており、電源やWi-Fiも使えるので快適です。
さらに完全防音個室なら、周囲の雑音を気にすることなく、勉強に没頭することができます。
しかし、ネットカフェでは漫画やゲームが数多く取り揃えられているので、勉強するには誘惑の多い環境です。またそれなりにお金がかかるので、頻繁に利用することはできません。
よって図書室やレンタル自習室で勉強するのもおすすめです。
以上を参考に、ご自身にぴったりの自習場所を見つけてください。